[5042] 熊本へ その5(9/29) 2014-10-01 (Wed)7時半起き。ニュースを見る。
御嶽山の事故では亡くなられた4名の身元判明。
朝の連続ドラマは「まっさん」がスタート。
エリー役の女性がうまい。今年の紅白に絶対出てくるんだろうな。
泉ピン子はもはや泉・嫁いびり・ピン子という役名にしか思えず。
こういうのをやらせたら天下一品、かなうものなし。
これぞ芸というものか。
10時を過ぎて泊めてもらったおばあちゃんの家を後にする。
この日は車に乗ってお墓参りなど。
最初大きなスーパーに寄って備える花などを買う。
梨を買って青森に送る。
前回ゴールデンウィークに来た時に帰りの空港で買っておいしかった
大阿蘇牛乳キャラメルとくまモンがパッケージに写っている塩飴を買う。
一軒目の墓参り。市内の北側、見下ろす高台にあった。
遠くに熊本城が見えた。
市の浄水場の斜面真下。ここで汲み上げた水を市内に行き渡らせるという。
12時半、車に乗って市の外れにある「かつ美食堂」に入る。
ホルモン定食で有名な店。
お父さんに勧められて「大大」(ホルモン大、ごはん大)にする。
1,380円とけっこうするが…、こんなおいしいモツ煮を食べたのは初めて!
臭みが全くなく、モツがとろっと柔らかい。
味付けの味噌が濃厚なのにクリーミーで優しい。
本当は馬焼肉の店で、14時からの馬のホルモンや心臓やホルモンが本業であるらしい。
次に熊本に来たら夜来よう、と心に誓った。
もう一軒の墓参り。
午前のは古くて小さかったけど、午後のは新しくて大きかった。
ペットボトルを担当して、
花を活ける台をゆすいで新しい水を注いだり、墓石にかけたりする。
お母さんに「結婚の報告をしなさい」と言われて、そのようにする。
おばあちゃんのお姉さんの家を訪れてお土産を渡し、
名前はと聞かれて紙に書く。
15時を過ぎて実家に戻るんだけど疲れ切っている。
1時間、2階で寝かせてもらう。
日が当たって暑くなっていた部屋で、扇風機をつけると心地よい。
短い間に夢を見た。
起こされて下に降りるとメロンが切られている。
昨日の杉ようかんも一口食べてみる。
母に電話をする用事があって、ついでに送ったかまぼこや梨のことを話す。
空港へ。16時半過ぎに到着する。お土産屋を見て回る。
「風雅巻き」の詰め合わせをもらう。
「くまフォト」というアプリを入れると特定のスポットでは
くまモンと記念撮影ができるというのでダウンロードしてみる。
なんらかの AR の効果で確かにレンズの向こうにくまモンがいた。
保安検査場をギリギリで通過し、機内に乗り込む。
夕暮れどきのオレンジと青の入り混じった空を、翼が反射する。
そのうちに夜になった。
17:20 阿蘇くまもと空港発、予定通りに 19:00 羽田着。
いや、もう少し早く着いたか。
平日夕方のフライトは空席が多かった。
地下の PRONT で引っ越しのことを相談して、京急に乗って帰ってくる。
荷物を片付けたり、洗濯をしたり。
疲れ切っている。午前0時過ぎに眠る。
熊本はいいところだ。そんなことを思いながら布団に潜り込む。
[5041] 熊本へ その4(9/28) 2014-09-30 (Tue)ぐるっと海岸線を回りきって東へ。
天草をダイジェスト、ということで崎津天守堂を目指す。
地図を見ていると大江天主堂、天草コレジヨ館、天草ロザリオ館、天草キリシタン館
などとたくさんのキリシタン由来の建物がある。世界遺産の登録を目指しているとのこと。
崎津はこれまでにもいくつか訪れてきた鄙びた漁師町。
家も小さく路地の間隔が狭く、痩せた猫をあちこちで見かける。
お手製のミュージアムがあったり、家の前の猫の額ほどの空き地を1日単位で貸し出していたり。
こじんまりとした少し不思議な観光地。
教会の中へ。白い壁に囲まれた礼拝堂があってキリストやマリアの肖像画が飾られている。
パッと見はメキシコやスペインで見学した教会と何も変わらない。
なのに会衆席が畳敷きにパイプ椅子。こういう和洋折衷もあるのか。
庭の池も錦鯉が泳いでいる側にキリスト像に祈りを捧げるマリア象。
がっしりした体つきの元気なお年寄りの方が聖水入れと共に入ってくる。
隠れキリシタンだった時代から何代も何百年もキリスト教信者であり続けて、
今はようやく普通に信仰の生活を送ることができるようになったか。
敷地内で見かけた何人かの40代・50代人たちは黒地にカラフルな絵が描かれたTシャツを着ていて、
一見メタル系バンドのツアーTシャツのようでいてキリストを描いたものだった。
キリスト教が弾圧されていた頃、これらの教会はどのようにして保存されてきたのか。
建物として新しいので最近になって建て直したのだろうか?
天草の家の多くで夏だというのに玄関に注連縄をしていた。
これは「うちはキリシタンではありません」という意思表示とのこと。
教会の裏に港というか船着場がある。
古びた産直の店で塩を売っている。
日曜だからか50代ぐらいの男性たちが3人ブラブラと店の前に座って
鮮やかな青い塩をビニール袋に詰めていて、買っていかないかと声をかける。
天然だと言うけれどここまできれいな色は食紅か何かだろう。
狭い路地を歩いていると「南風屋」(はいや)という名前の古い民家が。
中に座っていたおばあちゃんたちが中に入ってお茶を飲んでいけと賑やかに。
手作りの「杉ようかん」を売る店なんだけど、今日は完売。
壁という壁がテレビの取材のレポートや芸能人の色紙や
全国からのお礼の手紙で埋め尽くされている。
へえーと思ったところでは脚本家の倉本聰のがあった。あと、世界のサンタたち。
昨日天草空港で見たポスターや資料館でもらったパンフレットには
世界のサンタたちが集まるサミットが天草で開催されたとあった。
(サンタの一人がくまモンと写っている)
そんな中、よく喋るおばあちゃんふたりが次のテレビ放送の話をしたり、パンを薦めたり。
このあたりで昼を食べるにはどこがいいですか、と聞いたら
この辺はどこもたいしたことない、牛深がいいと。
それもそうかと車に戻って牛深へ。
島の真ん中を国道が貫く。
入り江が入り組んでいて山の中を走ったかと思うと海辺が出てきて、
田んぼが広がったかと思うとまた堤防と共に海辺が。
埋め立てたのか一直線に島が伸びて草で覆われ、その上に電線が伸びている。
のんびりとした風景。
内海に近い環境のため波は穏やか。琵琶湖を思い出す。
海上コテージがあった。
ああいうのって高いのかなと調べてみたらそうでもなかった。
いつか泊まってみたい。
そのうちにまた郊外のロードサイドの店が現れて、牛深市街地へ。
「彩海館」という産直ショップの近くにあった
「紅蘭」という中華料理の店に入る。
「天草 Sea x Oh! 南蛮ちゃんぽん」というイベントに参加していて、
そのチャンポンを食べてみる。
7つのこだわりがあるという。
1.スープは透明なものとする。
2.天草の塩を使用する。
3.天草のこだわり食材(車エビ、たこ、天草ブランド産豚)の
どれかがメイン食材として入る。
4.オリーブオイルで炒める。
5.すり身を入れる(魚とは限らない)。
6.オリジナルの後付ソースを別皿で提供する。
7.天草陶器の器を使用する。
チャンポンが運ばれてくる。
わかめ、つみれ、甘い味付けのチャーシュー、
タイピーエンのような揚げ玉子が入っている。
ほのかな塩味の中に深みがあって
昨日のみよし食堂の優しい甘さとはまた別のおいしさ。
「うしぶか海彩館」に入る。牛深ハイヤ大橋の袂にあって眺めがいい。
http://www.usibuka.jp/kaisai/index.html
1階は大きな円形の生簀。あかかます、まあじ、まだいなど。
伊勢えびがウジャウジャと網に張り付いていた生簀もあった。、
今日生簀に入っている魚介類が出勤、欠勤と「出勤表」という形で表示されている。
2階には漁に使われていた舟が十艘以上あっただろうか、いっぱいに並んでいた。
1階のお土産屋のひとつが牛深のかまぼこ屋4軒の商品を扱っているところで、
それぞれの店の写真入で紹介をしている。夫婦や親子など、どこも家族でやっている。
そのうち2軒の詰め合わせを買って青森に送る。
チーズの入った揚げ物を食べてみる。
隣接した港には海上保安庁の巡視船が停泊している。密漁を取り締まるのか。
近隣と往復するフェリーは近年廃止されたという。
広い駐車場にはバイカーたちがごついバイクを停めていた。
その中にはいかつい夫婦とその娘がブルンブルンとマフラーを震わせていた。
僕らも車に乗って、茂串の海水浴場へ。
数年前の宮本武蔵の大河ドラマで巌流島の撮影に使われたという。
撮影スポットを紹介する案内板が置かれていた。
砂浜への入口には門のように石柱が立っていて、
それぞれに宮本武蔵と佐々木小次郎の小さな像が乗っていた。
下りていくと真っ黒い石畳の磯辺が広がってその間に海水がたまっている。
海水浴場はそこから歩いて10分ほど歩くようだ。
水面がキラキラと輝いている。
この日の最高気温は30℃で泳ごうとしたらまだまだ泳げるだろう。
子供連れの家族が何組か来ていたが磯で遊ぶだけ、誰も泳いでいなかった。
シャワー室には40代後半ぐらいの男性がひとり体を洗っていて
サーファーのように真っ黒に日焼けしている。
バイクに茶色のプードルを乗せて全く同じ色になっていた。
その体を洗ってあげていたから、犬と一緒に海に入ったのか。
14時を過ぎて、帰り道につく。
牛深市街から離れ少し山の中を進んで
途中「牛深温泉センター やすらぎの湯」に寄っていく。
昨日の「ユメール」同様、水質は透明で匂いもない。入りやすい温泉。
青空の下、露天風呂に入る。
15時を過ぎて車に乗って熊本市に戻る。
旅に疲れが温泉で癒されて眠くてしょうがない。
後半は気が付いたらずっと寝ていた。
熊本市に近づいて、ようやく目が覚める。
カーナビでNHKの大相撲中継。
白鳳が勝って優勝。千代の富士に並ぶ。話題の逸ノ城は優勝ならず。
土井たか子元社会党党首、元衆議院議長が20日に亡くなっていたことを知る。
家に入る前に夕食を、と熊本市内で人気の「彩炉」という焼肉屋に入る。
カルビ、ロース、ハラミなどの合間に馬刺しを食べる。
津軽リンゴサワーがあった。
帰ってきてニュースを見る。
アジア大会は福島千里が100mで銀、サッカー日本は韓国に負ける。
吉田沙保里が4大会連続の金。
しばらく起きているつもりが、眠さに負けて23時過ぎに眠る。
[5040] 熊本へ その3(9/28) 2014-09-29 (Mon)何度か目を覚まし、夢を見る。
明け方寒いかと思いきやそんなことはなく。
今日の最高気温は31℃らしい。
7時半、朝食。海苔、みりん干し、生卵などの民宿らしいもの。
昨晩残した刺身が醤油漬けになっている。
これを卵かけごはんと共に食べるとおいしかった。
昨晩わざわざ無理してたくさん食べなくなってもよかった。
窓の向こう、遠くの沖合いに漁船が固まっている。
魚がいるのか。
食べ終えて玄関の壁を見ていると
K-1の武蔵が釣り上げたという大きな魚拓が。
チヌ。お母さんがこの島の出身とのこと。
御嶽山の噴火は犠牲者が30人以上に増えていると聞いた。
8時半。宿を出て、海辺まで歩いていく。
朝7時には引いていたという潮がだいぶ満ちてきて
堤防から階段で下りていくとすぐ足元まで波が来る。
向こうを見ると海の色が違う。深さが違うのか。
民宿に戻って、車に乗って坂をひとつ上っていく。
「五和歴史民族資料館」へ。
高台から島を見下ろす。全長4kmの小さな島。1時間もあればぐるっと回れそう。
がっしりとした白い橋が結んでいる。
こちら側も向こう側も小さな漁師の町。
産業としては塩を作ったり、牡蠣の養殖なども行っているか。
漁船や釣り客を乗せた舟がゆっくりと水面を切っている。
空は雲ひとつなく、海もまた鮮やかに邪念のない青。
無人の神社があってお参りをする。大漁祈願のためのものか。
祭壇には戦時中の砲弾が備えられている。
資料館の中に入る。朝8時半から開館している。
係りの女性の方が出迎えてくれるが、訪れる人が少なく暇そうだ。
ここもまた本渡の民族資料館同様、テッドのぬいぐるみの写真が飾られている。
入館無料。天草は観光客に優しいな。収支はどうなっているのだろう。
ここで獲れる貝や釣りの疑似餌が廊下や展示室のあちこちに飾られていた。
正直民俗資料そのものよりも興味深い。
この通詞島二江地区が日本のふるさと百選に選ばれたというポスターが
誇らしげに何箇所か貼られている。
イルカの見える展望室にはバンドウイルカの骨格標本。
海に潜ってあわびを獲る原始人の人形は
熊本を代表するローカルタレント:英太郎が「ほんだくん」と命名。
などなど。大漁旗は魚が上下反転していた。
なんらかのジンクスなのだろうか。
車に戻って、富岡町の富岡城へ。
海岸線沿いに西へと進む。真っ青な海がキラキラと眩しい。
天草市から苓北町に入る。
平成の大合併でもここは天草市に編入されず、苓北町のままであり続けた。
火力発電所があって独自の経済運営能力を持っているからか。
その発電所が遠くからも見える。
「味千ラーメン」の店舗はあるが、「ひらい」はない。
自転車に乗って本格的にツーリングをしている若者たち3人組。
交互に先頭に立って風を避ける。
富岡半島に入る。細長い砂州が島を結んでいる。
両端を海に囲まれ、砂州にも家が建つ。
しかしこの苓北町は漁師町特有のせせこましさはなく、道路が広く家々も新しい。
ゆったりしている。天草全体としても概してそうだ。隙間が多い。
丘の上に富岡城があって、円を描くように車道を上っていく。
お堀の水が抹茶のようにトロッとした緑色に染まっている。
城の建物は10年前に復元されたばかりで、今も資料館など工事中。
階段となった坂道をゆったりと一段ずつ。椎の実が落ちている。
石垣が灰色ではなく、黄色っぽい茶色やオレンジ色の岩を使っているのが特徴的。
スペインの城のようだった。
見晴らし台に出て半島を見下ろす。
狭い砂州に家々が立ち並ぶ。津波が来たら逃れられないな、ということを思う。
櫓がビジターセンターになっている。やはりここも無料。
3Dで海中公園の映像を上映している。
海底の植物たちが突き出し、魚たちがこちらに向かって泳いでくる。
見終わった後の3Dメガネを係りの初老の男性がさっそく拭いていた。暇なのだろう…
その他、この辺りの貝殻や甲殻類の殻を使って作った龍の飾りなど。
資料室には漂着物というか注射針などの廃棄物を展示して注意を喚起したり、
海草の標本を分類して並べたり。
天草観光に関する俳句の募集を求めたりして、なんだか全体的に趣味性が高かった。
係員の特性によるものなのだろうか。
車に戻って反時計回りに島を南下する。
火力発電所は見学可能だったが中には入らず。駐車場から全貌を望むだけ。ほんと大きかった。
海を眺めるのに眺めのいいスポットがあって停車する。
周りにも何台か停まっていて、海を見るのではなく波打ち際まで下りて釣りをしていた。
[5039] 熊本へ その2(9/27) 2014-09-28 (Sun)14時。天草ちゃんぽんのおいしい店があると聞いて「みよし食堂亀川店」に入る。
特上ちゃんぽんにする。海老、イカ、アサリ、分厚いチャーシューの細切れなど。
具がたくさん、スープに甘みがあってとてもおいしかった。
しかし、天草ちゃんぽんは長崎のちゃんぽんとどう違うのだろう。
15時近く。通詞島の民宿までまだ時間があると本渡を見て回る。
まずは第一映劇へ。小さな映画館だけど、フィルムの上映にこだわっている。
http://daiichieigeki.iinaa.net/
支配人は東京からこの映画館を継ぐために天草に戻ってきたのだとか。
手作り感溢れる、昭和の匂いのする名画座。
上映されていたのは『永遠の0』
その他最近上映していた『ロボコップ』『草原の椅子』などで
これらの作品は水曜限定で3名以上で貸切可能?
上映時間を好きに指定して上映できるようだ。すごいサービス。1回やってみたい。
「みうらじゅん映画祭」を10/31〜11/04で開催。
『アイデン&ティティ』『色即ぜねれいしょん』そして『マタンゴ』を上映。
なんとみうらじゅんが来るらしい。来熊というのか。
これからもがんばってほしい。
次に向かうは近くの「天草市役所 本渡歴史民族資料館」にて
企画展「宮本常一と天草 −“離島”を旅する−」を見る。
http://hp.amakusa-web.jp/a0798/MyHp/Pub/
市の施設だからか、入場無料だった。素晴らしい。
建物の外には往年の郵便ポストや釣り舟の浮きを黒く塗ってくまモンにしたもの。
(これはその後、天草の海辺のあちこちで見かけた)
目の前はすぐ海で、堤防には天草名産の陶石をタイルにして
子供たちが絵を描いたものが貼られていた。
中に入る。なぜかテッドのぬいぐるみがお出迎え。
一階は常設展なのか天草の古代から戦後まで。
やはり中心に来るのは天草五人集に代表されるキリスト教改修と弾圧。
明治時代に入って福沢諭吉の書簡の写しであるとか。
戦中は日の丸に皆で描いた寄せ書きや戦意高揚のためのカルタなど。
2階に上がって、古い民具の数々。
碾き臼や機織機や据えランプ、千石通しなど。
少年使節が持ち帰ったという印刷機など(ここにあるのは19世紀の別物)。
半分は宮本常一の撮った天草の写真たち。
ほんと宮本常一の写真はいい。そこらの写真家よりも撮るべきものを撮っている。
被写体を捉えること、その重みが違う。
写っている人たちの生活そのままの表情。その背景に焼き付けられた時代性。
学術的目的とはいえ、昭和をあるがままに写した写真としては最高峰だろう。
自分へのお土産に天草バラモン凧を買っていく。
小さいのを1,000円。くまモンが描かれたもの。
他には龍や七福神を描いたものがあった。
16時。日が暮れ始めて天草空港へ。
熊本、福岡とを一日二往復結ぶ小さな空港。
滑走路もこじんまりとまとまっている。よく整備されて美しい。
会社へのお土産に海老煎餅とくまモンのおみくじクッキーを買う。
2階の小さな見送りラウンジに出て滑走路を見下ろす。
「天草最高!」「バイバーイ」といった大きなボードが見送り客用に用意されていた。
これを手にもって記念撮影をする。
ここ天草空港では「滑走路ウォーキング」というイベントが20日に開催されたとのこと。
小さいなりに小回りの効いた試みをあれこれしてて好感を持った。
http://www.amx.co.jp/
さらに10分ほど乗って、通詞島へ。
島の真ん中の高台に上ると「ユメール」という日帰り温泉施設があって、
その向かいに民宿が並んでいた。
そのうちのひとつへ。荷物を置いてさっそく「ユメール」へ。
屋上は展望台になっていて、イルカが泳いでいるのを観察できるとあった。
大浴場へ。露天風呂はないもののお湯の温度がよく、なかなか居心地のいい温泉だった。
電気風呂があった。両側が壁になっていて噴出口があり、腕を近づけるとビリビリした。
温泉から出て缶ビールを買って部屋に戻って飲む。
テレビでは長野県御嶽山の噴火のニュースをずっとやっていた。
19時に食事。島を挙げてのあわび尽くしというイベントの真っ最中で
http://www.t-island.jp/p/event/detail/1196
あわびの刺身、肝(初めて食べた)、炭火焼(これも初めて)、天ぷら。
他にもツブ貝、海老の塩焼き、鯛の刺身、煮物や焼き物もひたすら海鮮。
そうじゃないのは茶碗蒸しとたくあんとデザートのオレンジだけという。
アジア大会のバドミントン女子ダブルス決勝はインドネシアに負ける。
女子100m予選は福島千里がダントツで通過。
その後女子レスリング。
食べ終えて再度「ユメール」へ。
21時の閉館前に駆け込みで。他に客はなくて貸切。
戻ってきてまた缶ビールを飲みながらテレビを見る。
芸能人が得意技で「テッペン」を目指すという王者と挑戦者のバトル。
ピアノ、クレーンゲーム、剣道、ボウリング。
どれも真剣勝負で思わず見入ってしまった。
寝たのは午前0時前。
[5038] 熊本へ その1(9/26, 9/27) 2014-09-27 (Sat)ご両親に改めてご挨拶。熊本へ。
9/26(金)
定時少し前にリュックサックを背負い、荷物を抱えて外に出る。
17時半。秋分の日を過ぎて空は既に暗い。
三田線に乗って日比谷へ。有楽町で乗り換えて浜松町からモノレールに乗る。
オフィスにいる間もそうだったけど、ふくしまの件などあちこちにメールを送る。
各駅停車。18時半に着く。荷物を預けてすぐ保安検査場へ。
ちょうど搭乗開始の頃。
乗り込んで「るるぶ」の熊本を読み返し、『映画欠席裁判』の続きを。
21時前に阿蘇くまもと空港に到着。
向こうのご両親が車で迎えに来てくれている。
熊本市外へ。居酒屋に入って秋刀魚の刺身やむかごの唐揚などを食べる。
今日はおばあちゃんの家に泊めてもらう。
風呂に入らせてもらって寝たのは午前0時半。
虫の音が聞こえる。
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9/27(土)
7時起き。朝晩は冷え込む。
練成の返答をと思ってノートPCを立ち上げるが、出題も指南もメールは1通も届かず。
休みの日だから日中に届くのか。
昨日の結婚報告から、facebook にメッセージがいくつか届く。
ありがたいものです。
朝食。「花子とアン」が最終回。
来週からの新しいドラマが初めての日本人ではないヒロイン。
このニュースをずっと前に聞いたとき、
「花子とアン」にアン役ないしは作者のモンゴメリー役で出るのかと思っていた。
青森に帰ったときなどたまに見てていつ出てくるのだろう? とずっと不思議だった。
おばあちゃんから宮崎県のマンゴー餅と鹿児島の兵六餅をもらう。
9時半、車に乗って江津湖へ。駐車場に停める。
大学の体育会だろうか。揃いのジャージを着て一列になって筋力トレーニングをしている。
劇団員が河童のようなかぶりものをして、もうひとりは農民の格好をして稽古している。
犬の散歩をする人たち、ランニングをする人たち。
空はほどよく晴れていて青空が覗いている。心地のよい土曜の朝。
錬成のメールが届いて、iPhone で返事を作成して返す。
家に戻って一息ついて、お土産を渡す。
「よろしくお願いします」と挨拶をする。
ものものしくはなく、お互いさっくりと。
11時半、車に乗って天草へ。
途中で「ひらい」に寄って
「ちくわサラダ」(ちくわの中にポテトサラダを詰めた天ぷら)を買う。
カレー味やチーズを詰めて大葉を巻いたのとかいくつか種類があった。
ドライブは楽しいとサツマイモの天ぷらやフランクフルト、うずらの卵のフライなども。
缶ビールも飲む。どれもまだ温かくておいしかった。
イートインコーナーもきれいでカツ丼が500円と安く、メニューも豊富。
以前お土産にもらって食べた「山ちゃんラーメン」もおいしかった。
東京に進出すればいいのになあという話をする。
その「ひらい」が国道を走っていると数百メートルおきに右に左に出てくる。
どこも駐車場がいっぱいで賑わっている。
「味千ラーメン」や「every one」というコンビニも多い。
南へ。宇土市に入って西へ。
国道に沿って単線が走っていて、最近では「A列車」と呼ばれて人気らしい。
たまたま通りがかるとレトロなさつま芋色の車両が2両、ゴトゴトと進んでいった。
海辺に出る。
三角西港で休憩。長崎が近いからか白い洋館のようなきれいな建物が並ぶ。
土産物屋に入るとくまモングッズと並んで
手毬やタコ飯の素、コーヒーの袋をカウボーイハットなど何種類かに仕立てた帽子が。
塩キャラメルがおいしそうだったので買う。
海辺に出ると休日を過ごす家族や釣り人たち。
目の前には有明海に浮かぶ島が広がり、橋が結んでいる。
車に戻ってその橋を渡る。天草五橋のうちの1号橋。
瀬戸内海のように小さな島が点在する。
海辺の小さな町。しかし寂れているわけではなく、淡々とした生活の力を感じる。
島特有の、何かが仮そめのまま根付いて時間の流れがゆっくりとなったような感覚がある。
国道沿いのロードサイドが立ち並ぶ。
2号橋・3号橋・4号橋・5号橋と渡って、有明へ。
そのうちに缶ビールを飲んだこともあってウトウト。
目が覚めると本渡に渡っている。
[5037] 報告 '2014 2014-09-26 (Fri)突然で恐縮ですが、この度結婚することになりました。
中学高校大学社会人と「どっか変わってる人」だった僕は
結婚なんてしないんだろうなーと思っていたのですが、
40を前にして素敵な人、ここ10年で最も面白い人と出会い、
この人とならこれから先の人生が楽しく過ごせそうだなと。
察しのいい方はなんとなく気づいていたんじゃないかと思いますが、
このところ引越し先を探していたのはまさにそのためです。
8月に那須塩原旅行に行ったり、
その前はゴールデンウィークに青森に帰ったあと熊本を訪れるというのもそうです。
今日はこれから仕事の後に羽田から熊本へ。
向こうのご両親に改めてご挨拶となります。
シナリオを担当した「NAZO」が3年ごしでようやくリリースされたりで
今年はほんと転機の年となりました。
来年からの10年が前向きに始まりそうです。
新居が二子玉川に見つかって、来月末には引っ越します。
15年間住んでいた、この人生でどこよりも長く住んだ荻窪を離れます。
落ち着いた頃に入籍します。
それ以上のことは具体的に決まっていません。
二人が住むための家を借りるというだけで今、いっぱいいっぱいです。
(二子玉川に住むので来年は身の回りの人たちを集めて
多摩川河川敷でBBQをやりたいというのは考えています)
そんなところです。
ほんと突然ですいません。
今後も引き続きよろしくお願いします。
PS. プロポーズの言葉は「結婚しよう」です。
基本的に僕は普通の人なのだと思います。
[5036] 神保町ランチマップ '2013 その28 2014-09-25 (Thu)329〜338軒目
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■日本橋ふくしま館-MIDETTE
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http://midette.com/
ジャンル?:郷土料理
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:☆☆☆☆☆
大盛り??:★☆☆☆☆
値段の安さ:★★☆☆☆
・三越と神田駅の間にある。福島県のアンテナショップ。
中央通りは他に島根、三重、奈良、新潟も店を出している。
銀座や新宿と並んで激戦区?
・入るとかなり活気がある。店員が何人も立って
ゆべしやみそ漬けなど一生懸命福島の特産品を紹介している。
飯田橋の青森県のアンテナショップとは偉い違いだ、と思う。
・奥の方にイートインのコーナーがあり、
福島県で話題のラーメン屋などが期間限定で出店している。
僕が訪れた時は「めでたいや」
肉中華そばを食べる。太いちぢれ麺。
あっさりしたしょうゆスープとやわらかいチャーシューがいい。
この店はソースかつ丼も看板メニューのようだ。
・喜多方ラーメンの店が来たりすることもあるのだろう。
福島県の懐かしい味を東京で手軽に楽しむにはいいかな。
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■なかおちの店 千代
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http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13033886/
ジャンル?:居酒屋
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:★☆☆☆☆
大盛り??:★☆☆☆☆
値段の安さ:★★★☆☆
・小川町と美土代町の交差点の間。路地に入るのでちょっと分かりにくい。
「なかおちの店」と大きく看板に出ているが、正式名称は「千代」
ランチの看板メニュー、なかおちが有名になりすぎたのか。
・昼はそのなかおちと、鯖の味噌煮、鯖の塩焼き定食の850円。
海苔、玉子、納豆が選べる。
たったそれだけの居酒屋ランチメニューとしては確かにレベルが高い。
なかおちもそれなりの店に行ったら1,000円を余裕で超える。
近くにあったら通ってもいいけど、片道10分超えたらまあないと思う。
・夜はコロッケやアジフライといった定番メニューが人気らしいけど。
ほんと普通の夫婦でやってる居酒屋。
昼も夜も多くを求めるといけないのかもしれない。
一回ぐらいは訪れてみたい。
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■レグーミ
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http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13103313/
ジャンル?:イタリアン
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★★☆☆☆
神保町名物:★☆☆☆☆
大盛り??:★☆☆☆☆
値段の安さ:★★★☆☆
・神保町駅A2出口の裏通りにあるイタリアン。
サラダ、デザート、ドリンク付きで800円〜1,000円と手頃な値段で
昼はOLで満席になる。ほぼ女性客のみ。
店内禁煙というのも大きいのだろう。
・ランチは定期的に変わっているみたい。
僕が訪れたときのメニュー:
@ツナと黒オリーブのトマトパスタ
A明太子と水菜のペペロンチーノ
B生ハムとルッコラのチーズリゾット
Cチキンソテー(シーザーソース)
Dハンバーグ(デミグラスソース)
Eカルボナーラ
F野菜のジェノバパスタ
Gポルチーニのリゾット ※柔らかいリゾットも可
・デザートはバニラアイス、ストロベリームース、パンナコッタ。
ドリンクはコーヒー、紅茶、オレンジティー、キャラメルティー、
オレンジジュース、グレープフルーツジュース、アップルジュース、
+200円でカフェラテ。
・余談ながら近くの「源来軒」を訪れるつもりが、閉店していた。
結局一度も行けずじまい。残念。
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■イル・ヴィゴーレ
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http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13171528/
ジャンル?:イタリアン
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★★☆☆☆
神保町名物:★☆☆☆☆
大盛り??:★☆☆☆☆
値段の安さ:★★☆☆☆
・2014/08/08 オープン。
靖国通り沿い、「共栄堂」や「ランチョン」と同じ並びのイタリアン。
・イタリアントマトの系列。天井からグラスがぶら下がっている。
キッチンを囲む棚にはイタリア製の缶詰、
オリーヴオイル、パスタの袋が整然と並んでいる。
・ランチは1,000円。ドリンク付き。
本日のおすすめスパゲッティ、小エビ/キャベツ/オリーヴのスパゲッティ、
あさりとバジルのトマトスパゲッティ、ソーセージのナポリタン、
サーモンとほうれん草クリームソース スパゲッティ、
サルシッチャとズッキーニのオイル スパゲッティ、
うにクリームスパゲッティ、ポルケッタ(香草風味の豚肉のロースト)、
国産牛・豚ハンバーグ(デミグラス、和風おろし、おろししそポン酢から選ぶ)、
ロティサリーチキン、チーズクリームソース ペンネグラタン。
・女性と子どもはデザートパフェ食べ放題。
・小さいが、Smoking Room が別にある。喫煙席ではなく喫煙所。
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■成光
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http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13011355/
ジャンル?:ラーメン
おいしさ!:★★☆☆☆
行列の長さ:★★☆☆☆
神保町名物:★★★☆☆
大盛り??:★★☆☆☆
値段の安さ:★★★★☆
・専大前の交差点から1ブロック南へ。
どこか懐かしい昭和の佇まいのラーメン屋。
昼は年配の常連客ですぐいっぱいになる。
・看板の半チャンラーメンが830円。
ラーメンとワンタンが530円と安い。
他、麻婆丼700円、ニラレバ炒め750円など。
昼はサービスランチあり。
・神保町の半チャンラーメン御三家が
「さぶちゃん」「伊峡」「成光」
どれも昭和の頃にはエッジが立ってたんだろうけど
今は長く続くうちに輪郭がぼんやりしてきているというか。
素朴なだけで塩味の強いラーメンとチャーハン。
古き良き、懐かしき、というだけ。
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■めん徳 二代目 つじ田
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http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13020599/
ジャンル?:ラーメン
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★★★☆☆
神保町名物:★★★☆☆
大盛り??:★★☆☆☆
値段の安さ:★★☆☆☆
・淡路町駅近く、靖国通りのつけ麺・ラーメンの店。
・昼はとても混んでいていつも行列ができている。
・昔の現場の関係で麹町の店には何度か入ったことがある。
こちらもまたいつも行列だった。
・同じ並びの「井関屋」、近くの「味噌の章」は系列店。
・つけめん 880円、二代目つけめん 980円、
ラーメン 880円、二代目ラーメン 980円。
二代目は全部乗せ的な。
昔は特製二代目もあったけど、最近入ったらなかった。
・カウンターに置いてある黒七味を途中から掛けて食べるとよい。
京都祇園の原了郭によるもの。
元禄の頃に創業した400年の歴史を誇る。
・魚介とんこつとしては都内最高峰の完成度だろうか。
ドロッとしつつもクッキリ滑らか。
しかし個人的には魚介とんこつに何の興味もない。
「井関屋」や「味噌の章」の方がいい。
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■ハングリー味川
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http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13006399/
ジャンル?:カレー
おいしさ!:★★★★☆
行列の長さ:★★★☆☆
神保町名物:★★★☆☆
大盛り??:★☆☆☆☆
値段の安さ:★★★☆☆
・水道橋の駅を出て南側、飲食店が多数並ぶ東口と西口を結ぶ通りにある。
・カウンター席だけの小さなカレースタンド。
にこやかなおじいさんとその奥さん? のふたりで切り盛りしている。
・ハンバーグカレーが一番人気。700円。
表立ってメニューにはないが、目玉焼きが50円で追加できる。
・メニューは他にポーク、ビーフ、キノコ、ナスなど。
ハンバーグキノコカレーといったダブルのトッピングをする人が多い。
・カレーのルーは洋風、優しくて包容力のある味。
・ハンバーグは注文を受けてから焼く。
伸ばして広げてライスを覆う形になる。
目玉焼きはもちろん半熟。
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■森のブッチャーズ
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http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13165724/
ジャンル?:バル
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:★★☆☆☆
大盛り??:★★★☆☆
値段の安さ:★★☆☆☆
・神田、神保町の肉系バル「東京ブッチャーズ」が
肉の炭火焼を全面に押し出した新店舗を展開。
名前から野菜系? と誤解してしまう。
・ラム&ピース、リブロース、骨付き豚ロースから
牛フィレ肉、T-BONEまで。豪快に焼いた塊の肉が嬉しい。
バルで気軽に飲みたく、かつ、がっつり行きたいときにおすすめ。
・その他、肉屋のポテトサラダ、ストウブオムレッティ、
牛肉のビール煮込みといったメニューがおすすめ。
・ランチはローストポーク850円、ローストビーフ950円のみ。
潔い。ライスとスープが付く。
付け合せにチキンソテーとポテトフライ、レタスがつく。
・十分おいしいけど、肉がもう少し柔らかいといいかな。
牛肉のビール煮込みがランチになるといいのに。
・先代前の交差点を竹橋方面へ。古民家を店舗に改装している。
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■豚大学
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http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13160504/
ジャンル?:豚丼
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:★☆☆☆☆
大盛り??:★★★★☆
値段の安さ:★★★☆☆
・神保町の交差点近く、靖国通りの豚丼専門店。
・チェーン店か。新橋にも店舗がある。
1階が牛カツ「勝ちゃん」2階がロメスパ「スパゲティキング」
同じ系列なのかもしれない。
(2014年8月時点で「スパゲティキング」が人手不足で当面閉店中なのは
すき家以来の時代の流れか…)
・大学ということでサイズがそれっぽい名前で表されている。
小:480円、中:630円、大:780円、大学院(特大):990円、
修士(1.5kg):1,400円、博士(2.0kg):1,880円。
・修士、博士を完食すると店の壁に写真を残せる。
大学院完食した人でないと注文できない。
・トッピングにフライドガーリック、半熟卵、青ねぎ、キムチ、
その他漬物や味噌汁。これらを組み合わせたセットメニューもあり。
・甘辛のタレで焼いた豚丼は悪くはないが、
御茶ノ水の「豚野郎」の方が断然うまい。
・期間限定で激辛味噌豚丼もメニューに登場する。
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■oichi
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http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13150513/
ジャンル?:イタリアン
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★★☆☆☆
神保町名物:★☆☆☆☆
大盛り??:★★☆☆☆
値段の安さ:★★☆☆☆
・駿河台下の交差点、書泉の反対側の通りを南に少し。
地下の小さなイタリアン。思わず見逃しそうになる。
テーブル16席のみ。
・内装は個々のパーツはまとまりがないのに
全体としては不思議な統一感がある。
店内にレゲエが流れるのが斬新。
・2種類のパスタランチが1,000円。
キッシュ付きのサラダ、コーヒーor紅茶。
・ステーキランチが1,300円。サラダ(キッシュなし)、ライス、コーヒーor紅茶。
(定期的にメニューが変わるため、今後もステーキとは限らない)
こちらはライスのお替わり無料。
・コーヒーと紅茶はテイクアウトの容器に入って提供されるのが気が利いてる。
・近くのOLでいっぱいになる。満席で断られることもしばしば。
[5035] 「NAZO」リリースの記者会見 2014-09-24 (Wed)スマホ向けの物語ゲーム「NAZO」がようやくリリースされ、昨日、記者会見が開催された。
http://www.nazo-project.com/
見学可能と連絡をもらって、せっかくだから行ってみた。
場所は開発・販売元である CYBIRD さんの「Theater CYBIRD」
16時から開始で15時には2階の控室入り。
普段は役員や外部の大物コラボレーター向けのプレゼンルームなのだろうか、
広々とした美しい会議室だった。
大きな木をまるごと一本使って切り揃えたものを天板にした全長10mにもならんかという机。
壁はライムグリーン。森の中にいるかのよう。外に出ると大きな観葉植物があちこちに。
待っているうちに松岡校長が入ってきて
ゲームUIの第一人者サイトウアキヒロさんと話すのを聞いた。
スマホの進化と文字・映像の表現の進化はどう連動するものなのか?
そのカギを握るのが今回の作画を担当したスタジオ4℃の田中栄子さんであるらしい。
16時を過ぎて1階の劇場へ。
ステージと記者席が設営されている。
ステージの上には椅子が並び、記者席の後方にはテレビカメラが5台か6台。
僕らはさらにその背後の関係者席へ。足場が組まれて少し高くなっている。
アリーナ後方という感じ。
ゲーム誌の人たちが多いのだろうか。記者席は既にほぼ埋まっている。
遅れてきた記者が名刺と引き換えにプレスキットを受け取って空いている席に座る。
あれこれバタバタしていたようで開始が30分ほど遅れる。
司会は懐かしい永井美奈子さん。
まずは制作陣の紹介で、今回の企画を協力に推進した CYBIRD の堀社長、
物語と世界観を担当した松岡校長、そして UI デザインのタナカヒロアキさん。
僕がシナリオに関わったのは2年前で、その後アプリ開発が続いていた。
その間堀社長はこのアプリを楽しめる人だけに関心を向けるのではなく、
世界中のこのアプリを楽しむことのできない境遇にある子どもたちをサポートしたいと
どういう形で支援するかを検討し、ベネズエラの「EL SISTEMA」との連携へ。
それが「Share the Dream」というプロジェクトへと結実したこと。
(「NAZO」ゲームからもドネーションが可能)
また、世界最大級の謎解きゲームの用意する宝の数々として
世界中の著名人に会いに行き協力を取り付けたことを話した。
そんな堀社長は自分にとって大切なもの3つを
「(小さい頃に出会った謎解き絵本)マスカレード」
「オリンピック」「We Are the World」と語った。
CYBIRD のプロジェクトマネージャー田島さんによるデモの後、
この記者会見に出席した著名人たちによるお宝の発表。
・片山右京さんのチーム右京に一日参加する権利。
・世界的な指揮者グスターボ・ドゥダメルさんのオーケストラに一日参加する権利。
・代表して小倉優子が登場して、「ガールズアワード」の舞台裏で過ごす権利。
・アメリカ人プロデューサー、クリストファー・ブロートンさんは
友達のクィンシー・ジョーンズやロバート・ダウニー・Jr.と何かしたいと。
などなど。
その後フォトセッション、囲み取材。
人気はやはりゆうこりんであって、
インタビューの時はゲームと関係ない質問ばかりが出てきて
本人も話が乗ってくると子育てや動物園のことを喋っていたなあ。
まあ、芸能人ってそんなもんか。
そのゆうこりんの取材が終わると記者がごっそりいなくなった。
松岡校長やサイトウ・アキヒロさんの質問のために残っていた記者はごくわずか。
僕ら見学組はここまで。続いて懇親会となっていたようだ。
この時の記事のいくつか。
「サイバード謎解き絵本アプリ『NAZO』記者発表会
謎を解くと世界の著名人から宝が贈られる」
http://app.famitsu.com/20140923_446235/
「小倉優子 : ママ友と仲良し 2歳の息子にはメロメロ」
http://mantan-web.jp/2014/09/23/20140923dog00m200021000c.html
[5034] 神保町ランチマップ '2013 その27 2014-09-23 (Tue)319〜328軒目
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■なごかふぇ
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http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13140613/
ジャンル?:沖縄料理
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:★★★☆☆
大盛り??:★☆☆☆☆
値段の安さ:★★☆☆☆
・神保町を代表するおしゃれなカフェ「avocafe」の姉妹店。
オーナーが沖縄出身なんだとか。
・白山通りから路地に入って、「まんてん」と同じ並び。
昔ビフカツの店「かの矢」があった辺り。
・ランチはゴーヤチャンプル 1,000円、
野菜そば、ソーキそば、沖縄そば、タコライスが800円、
海ぶどうとラフテーの丼 950円。
食後はコーヒーかさんぴん茶がつく。(ホット/アイス)
・女性向けなので量はそれほどなし。
ゴーヤチャンプルは玉子・スパム少なめでゴーヤ多し。
薄味でヘルシー。
・かき氷もまた有名。ただし、平日は14:30からとなる。
・こちらもアボカド料理が豊富。
「アボカド豆腐チャンプルー」「アボカドと沖縄野菜のピザ」
「アボカドと水牛のモッツァレラのオリーブオイルソース」
「アボカドと海ぶどうのポン酢がけ」「アボカド豆腐ようのせ」など。
・天井から吊り下がっているカラフルな飛行機のモービルがきれい。
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■塩梅
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http://r.gnavi.co.jp/e515319/
ジャンル?:居酒屋
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:☆☆☆☆☆
大盛り??:★★☆☆☆
値段の安さ:★★☆☆☆
・白山通り沿いの居酒屋。2階に上がる。
神保町食肉センター、天丼のいもやの先にある。
・庄や系列。可もなく不可もない居酒屋。
個室が多いのが利点か。
飲み放題のコースが4,000円など。
あおさのりと豆腐とあさりの煮物や
鶏の磯辺揚げが案外おいしかった。
・ランチは普通に海鮮丼、山かけ丼、鶏竜田揚げ定食、
日替わりの焼き魚定食など。
ネギトロユッケ丼と讃岐うどんのセット、
山かけ天丼と讃岐うどんセットなども。
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■stove kitchen BOWL HOUSE
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http://www.navi-bura.com/main.php/view/main_ca_1/sub_ca_2/0/00570/0/
ジャンル?:イタリアン
おいしさ!:★★★★☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:★☆☆☆☆
大盛り??:★★☆☆☆
値段の安さ:★★☆☆☆
・神保町駅A1出口裏の脇道にある。なかなか見つけにくい。
集英社のビルに向かう途中。
・ダッチオーブンを使ったイタリアン。
やはり煮込み料理がメインか。
・神保町界隈では最も雰囲気のいい店のひとつ。
昼はやはりOLが多い。
・奥に個室あり。10名まで利用可能。
棚に鍋が並んでいる。
・僕が行った時のランチメニューは
*「Stove Lunch」 限定5食 牛タンシチュー 1,200円 前菜、パン付き
*「Bowl Lunch」豚肉のパプリカ煮丼 850円 Smallサイズ 650円
(パプリカのパウダーと果肉で煮込みました)
*色どり野菜とパルジャミーノのスパゲティー 950円
*チキンカレー 950
*ランチドリンク 150円
ドラフトビール、ワイン(赤・白)、コーヒー、紅茶、オレンジジュース
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■みますや
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http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13000630/
ジャンル?:居酒屋
おいしさ!:★★★★☆
行列の長さ:★★☆☆☆
神保町名物:★★★☆☆
大盛り??:★★★☆☆
値段の安さ:★★★☆☆
・木造、古きよき昭和の匂いの残る居酒屋。
ホッケをつつきながら熱燗を、というような。
テーブル、小上がり、座敷と分かれている。
明治時代創業、建物は昭和初期とのこと。
ビール会社のポスターもめくれてはがれかけている。
・「ランチタイム 焼魚定食、煮魚定食、牛煮込み定食」
とあるので注文したら出てくるのかとおもいきや、
厨房前のテーブルに並んだメインと小鉢を選んで、
ごはんとお新香を受け取り、
最後にご飯をよそってもらって会計するというものだった。
・メインは唐揚げの甘酢あんかけ、メンチカツ、アジフライ、
チキンカツ、焼き鮭、鯵の干物、サバ味噌など。
季節にはカキフライもある。
・小鉢はきんぴら、ポテトサラダ、冷奴、卯の花、冬瓜の煮物、
ひじき、ほうれん草のおひたし、里芋の煮物など。
・メインは牛煮込みを選ぶと850円。その他は750円。
・ご飯大盛り 100円。卵 50円。
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■昭和食堂
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http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131001/13109860/
ジャンル?:丼もの
おいしさ!:★★☆☆☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:☆☆☆☆☆
大盛り??:★★★☆☆
値段の安さ:★★★☆☆
・秋葉原駅前。女性店員はメイドの格好をしている。
店内は1階がわずかばかりのカウンターに
中2階がまた細長いカウンターと不思議な造り。
「わたしの彼は左利き」のような昭和ポップスが流れている。
・スタミナ丼を売りにしているんだけど、
「伝説のすた丼屋」には並ぶべくもない。二番煎じたちのひとつ。
テーブル上のレモン汁をかけてあっさり、あるいはタレをかけて濃厚に、
というのが差別化の工夫か。
・スタミナ丼と豚キムチ丼が並盛り、大盛り、ギガ盛りあり。
カレーとの合掛けもあり。
・スタミナ丼はアタマ(肉)増しも可能。
キムチ、生卵、味噌汁のセットもある。
・まあ学生向けですね。
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■勝ちゃん
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http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13157305/
ジャンル?:牛かつ
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:★☆☆☆☆
大盛り??:★★★☆☆
値段の安さ:★★☆☆☆
・神保町の交差点近く。靖国通り沿いの牛かつ屋。
上の階が「豚丼大学」に「スパゲティ・キング」と
二番煎じ系チェーン店の集まりなのは残念。
・牛カツ定食 1枚盛:680円 2枚盛:1,000円 3枚盛:1,320円
牛カツ定食 1枚盛+メンチカツ:870円など。
以前はもっと値段が高かったように思う。
・その他メニューとして、おろし牛かつ定食、とろろ牛かつ定食、
牛ソースかつ丼、ビーフカレー、メンチカツカレーなど。
なぜか牛かつカレーがない。
・赤身の残る牛ロースかつをわさび醤油と味噌だれで食べる。
それほど悪くはないが、写真よりも小さいし薄い。
この手の店ではそんなもんか。
安くした分、小ぶりとなったか。
・店員の愛想がよくなかった。
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■古奈屋
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http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13017139/
ジャンル?:カレーうどん
おいしさ!:★★★★☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:☆☆☆☆☆
大盛り??:★★☆☆☆
値段の安さ:★☆☆☆☆
・巣鴨が本店のカレーうどん専門店。
横浜のランドマークタワーやアトレ上野などにも店を構えている。
以前は六本木ヒルズにもあった。
店舗の出し入れが激しいイメージがある。
丸の内OAZO店はOAZOオープン以来だから5年以上になるか。
・サラサラとクリーミー。
従来の蕎麦屋のカレーとは違う、
新しいイメージのカレーうどんを打ち出した。
食べ終わった後、ご飯を入れてもうまい。
・メニューは海老天、バナナ天、もち、旬野菜、キーマ、牛スジなど。
トッピングにチーズやかき揚げもある。
・普通の天ぷらうどんなどもあり。
・おいしいのはおいしいんだけど、ノーマルなカレーうどんで1,000円を超える。
気軽に食べるには少し高級。
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■康楽
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http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13061696/
ジャンル?:中華料理
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:★☆☆☆☆
大盛り??:★★★☆☆
値段の安さ:★★★☆☆
・神保町すずらん通りを少し南に外れたところにある中華料理屋。
1階がカウンター席、2階がテーブル席。
・神保町「何の変哲もない中華」の最高峰か。
常連がいつものように昼を食べに来てサッと帰っていく、というか。
おばちゃん、おじちゃんが威勢よくやっている。
・昼はラーメンと丼もののセットが主力。
スタミナ丼とラーメン、麻婆丼と五目麺というような。
他のメニューは肉野菜炒めライスとか。
味は可もなく不可もなく。
たまに食べたくなって、食べるとホッとする。
・「味自慢」とか「康楽定食」といったオリジナルメニューもある。
ぐるなびを参照すると前者は肉野菜炒めをかけたラーメン、
後者は「ごま油でキャベツと豚肉を炒めた料理」らしい。
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■魚ふじ
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http://www.uo-fuji.com/pc/
ジャンル?:天ぷら
おいしさ!:★★★★☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:★☆☆☆☆
大盛り??:★★☆☆☆
値段の安さ:☆☆☆☆☆
・駿河台下の交差点を竹橋方面へ。
2014年7月末現在、建て替え中に付き仮店舗で営業中。蕎麦更科の横。
秋には新店舗へ、とのこと。
・昼はてんぷら定食 2,600円 (才巻き海老2 魚1 野菜1 かき揚げ)
てんどん 1,900円 (才巻き海老1 魚1 野菜1 かき揚げ)
かき揚げてんどん 1,900円など。
かき揚げてんどんは中 1,500円、小 1,200円もある。
刺し身とのハーフ&ハーフの定食もある。
・かき揚げてんどんを頼んだらじっくりじゅわーっと揚げて、
器いっぱいに大きく広がっていた。タレは甘すぎず。
ホタテや海老もプリプリしている。
・追加の天ぷらは、うに、あわび、あおりいか、はも、あなご、めごち、
きす、あおりいか、才巻きえび、かき揚げ、かもなす、小なす、とうもろこし、
万願寺とうがらし、小玉ねぎ、いんげん、れんこん、さつまいもなど。
うに、あわびは刺し身かと思って聞いてみたら、天ぷらだった。
しかし値段までは聞けず… 時価なんでしょうね。
・学生が入ってきて、顔なじみなのか刺し身をサービスしていた。いいな。
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■油そば専門店 ぶらぶら
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http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13171082/
ジャンル?:油そば専門店
おいしさ!:★★☆☆☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:★☆☆☆☆
大盛り??:★★★☆☆
値段の安さ:★★☆☆☆
・2014年7月末にオープンの油そば専門店。
8/1に訪れたところ、2階席はまだ作りかけであった…
・本店は赤坂。横浜などにも店舗を構えている。
・すずらん通りの東端、かつて居酒屋「浅草厨房」があったところ。
・油そば 並・大 690円、特 790円、超得 890円
全部盛り油そば 並・大 1,000円、特 1,100円、超得 1,200円など。
他、ぶためし 並 300円、大350円、玉子かけごはん 並 200円、大 350円など。
全部盛りはメンマ、刻みネギ、炙りチャーシュー、コーン、温玉。
・テーブルにはタレ、酢、刻みタマネギ、おろしニンニク、一味唐辛子。
それぞれ入れる順番と量について、壁にアドバイスが貼ってある。
・最後に鶏スープを入れて飲む、というのがよい。
つけ麺のスープ割りのようにポットが置いてある。
・店内は賑やかな祭りの音楽のようなのが延々ループしてて騒がしい。
・それにしても油そば発祥の店は国立「三幸」なのだろうか。
[5033] 9/15-9/21 2014-09-22 (Mon)9/15(月)
3連休も終わり。
8時起き。手持ち無沙汰なまま部屋の中を片付ける。
引っ越すにあたって家を探す。
この日は荻窪を回る。
一軒目は今住んでいるところのすぐ近く。歩いて3分ほど。
3年間の定期借家。物件としてはなかなか手頃で建ててまだ10年ほど。
しかしオーナーの置いていった家具がどうにも邪魔。
重たいタンスが壁の真ん中にあったりして。
それと周りが安普請のアパートで窓を開けるとゴミ屋敷のような部屋が。
一度部屋に戻ってメジャーを取りに行く。
駅前に出て「炒飯の万博」であんかけ炒飯を。
生ビールを飲みたくなるが我慢する。
午後の別の不動産会社の内覧まで時間があってトランクルームへ。
これら引っ越しの時にはどうしようかと悩む。
午前は大手のとこで午後は地域密着型。
13時に約束。店舗に入ってあれこれ質問されて、一件最終候補があると状況を共有して、
いくつか物件を見せてもらう。
本来は2軒回るだけが追加で3軒足すことになった。
車で荻窪を回る。
1軒目は今の家の近く、午前の家の反対側。
2階が4部屋。子供が増えて区切ったんだろうな。
1階のリビングが広いけどいかんせん大家さんがほったらかしのようで全般的に古びている。
2軒目は少し下井草方面に北上。
新築のテラスハウスでまだ借り手無し、家賃も安かったけど部屋数が少ない。
あれだけの量の本とCDは全て収まりきらないだろうなとなくなく諦める。
3軒目は清水へ。納戸も入れて5LDKという広さ。100平米弱。
近くに緑豊かな公園もある。庭もある。
しかし全体的に古びていて、駅からはかなりある。
4軒目は環八を反対側の宮前へ。
これまで一軒家を中心に探していたけど、ここに来て視野を広げようとマンションへ。
安くて3LDKの物件。近くにイトーヨーカドーも西友もある。こちらもまた駅からかなりある。
5軒目は荻窪駅から歩いて5分という物件。
一軒家。だけどダイニングとリビングが離れていたり、2階の部屋も分断された感じがあり。
家の前は荒れ果てたボロ屋にお地蔵様というのも怖かった。
戻ってきて16時。
3軒目と4軒目を最終候補に残す。
まだ時間があったのでそれぞれ歩いて行ってみる。
やっぱ遠いよなあ。雨が降ったらバスか。
これから先も荻窪に住み続けるというのが可能性として低くなってきた。
宮前から戻ってきて南口の商店街を歩く。
「ナタラジ」に入って生ビールを飲んで一日の疲れを癒やし、パンプキンカレーなど。
やはりオクラのカレーを。ここのカレーはやっぱおいしい。
帰ってきて、マンションも探そうかなあといろんな路線で駅近の物件を探してみる。
日吉とか西高島平まで下りてしまうと安い物件もたくさんあるが、
それはそれで日々がせせこましくなりそう。
身の丈にあった物件に住むということは
いつのまにかそれを維持することが目的になってしまって
安易に日々満足するようになってしまうのではないか。
それが怖い。
寝落ちしかけて午前0時半に眠る。
---
9/16(火)
日中、晴れて割りと暑くなるが夜また涼しくなる。
昼、大戸屋のポイントでロースカツ重大盛り。
夜、冷奴と缶チューハイ。
ふくしまの件、チラシ作成の要望取りまとめと展開。
33破の別院テーマに向けて情報収集。
CDの解説を読むなど。
断捨離の一環として「NAZO」の打ち合わせ資料を
オフィスに持ってきてごっそりシュレッダーに掛ける。
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9/17(水)
昼、打ち合わせがオーバーして大戸屋ではなく新規開拓。
前から気になっていた「円満」へ。
家庭料理系定食屋かと思いきや新感覚の小料理屋だった。
夜は女将が着物でお出迎えらしい。
午後、システム検討会議。一段落。
少し余裕ができて、前々からいつか作らないとなと思っていた資料を作成。
iPhoneの入荷予定連絡が早い人は既に来ている?
僕はまだ。16:30申込で30分出遅れただけで一ヶ月待ちになるのだろうか。
ネットを見ると、PLUS 128G シルバーが一番人気なのだとか。
Medeski, Scofield Martin, & Wood の新作が出たらしい。
Damien Rice もこの冬出すのだとか。
Swans が年明けに来日公演。これは見たい。
ベネッセの事件を受けて
客先で情報セキュリティの注意喚起の講習会。
家に帰ってきてキムチ冷奴。フリーズドライのスープ。
日曜には新しいPCが届くので机の上を開ける。
カラーボックスに突っ込んでいた本や書類を整理して不要なものは捨てる。
ライヴのフライヤーとかとっといてもしょうがないものが意外とあった。
ようやく机の上が空いたが、
CDラックと本棚と積み上げたCDの山に囲まれた狭い部屋の中で
カラーボックスがうまいこと運び出せない。
強引にそれらの間を押しこむようにしていたら
本棚の上に無理矢理積み重ねてガムテープで留めてたCDラックが崩れ落ちてきて
泣きそうになりながら片付ける。
暫定的に積み上げたCDがまた崩れたり…
そのCDの山がキーボードの上に雪崩れて、シャットダウンできず。
気が付くと午前0時。
片付けるの続きは明日、と一息ついてウィスキーの水割りを飲む。午前1時。
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9/18(木)
昼、小川町の九州料理系居酒屋「KATETE」へ。
チキン南蛮定食950円にコロッケを追加。
ご飯は大盛りにはしなかったが結構な分量があった。
ずっと腹いっぱい。近くのサラリーマン・OLで繁盛している。
満席が続いて外でも待っている。
昨日の午後からずっと、ヨドバシカメラのサイトで
iPhone 6 の入荷情報が更新されるのを追っている。
僕が機種変更を申し込んだのは iPhone 6 plus(128G/Silver)
Softbank のまま、今回も特に MNP の必要性を感じてない。
12時過ぎの更新で新宿西口店だと9/12(金)17:13申込分までお渡し可能とのこと。
お、これはいけたんじゃないか。僕の申込は9/12(金)16:30。
その後15:20、入荷連絡がヨドバシから届いた。
明日9/19(金)13時より受取可能。
明日は午後休を取ることにした。
HMVでオーダーしたCDが届いて半蔵門線の改札近くのローソンに取りに行く。
Sarah Mclachlan が2枚。
午後はずっと資料作成。
帰ってきて夜は食べず。部屋の荷物の整理を続ける。
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9/19(金)
給料日。昨日見かけた小川町に新しく出来たカレー屋「船場カリー」に行ってみる。
昨日はオープン2日目で並んでいた。今日は入れた。
スジネギカレーに玉子、トンカツ、ライス大盛り・ルー大盛りで1,600円となった。高い。
カウンターとテーブルで30席ほど? テイクアウトもあり。
トータル6・7人いたのにキッチンもホールも全然回ってなかった。
ネギを載せ忘れたとか。注文の間違えが多々発生する。客が離れそう。
カレーそのものは悪くない。
午後休で iPhone6 Plus を受け取りに新宿へ。
案外あっさり受け取ることができて、荻窪に戻ってくる。
iPhone4S のバックアップから同期をして、音楽ファイルの移行を。
全128Gは使いきらず、18時を過ぎて部屋を出る。
誘われて茗荷谷で、ソプラノ・フルート・ピアノのコンサート。
リスト、シューベルト、ピアソラなど。
終わって御茶ノ水に移動。
ワテラスの梅林であんかけ焼きそばを食べて帰ってくる。
午前1時に眠る。
夕方、iPhone の移行をしていたら
先日崩れたCDラックの山がまた崩れてきた。
背中を直撃。CDラックもふたつ大破。ガラスも割れた。
打ちどころが悪かったら… 危なかった。
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9/20(土)
終日、33破:伝習座。
午前中は師範会議。午後は本編。
今回も守と合同だったので、夜、何人かと立ち話。
昼・夜と弁当が出る。
自転車。行きはポツポツと雨が降って急いだ。
夜もまたスピードを出す。
23時に豪徳寺を出て着いたのは午前0時。
午前1時半に眠る。
今回レクチャーはなし。師範代と顔合わせ。
複雑系について話す。
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9/21(日)
8時半起き。宅急便が届いて、入れ替わりに預ける。
要らなくなった服を買取業者が送ってきたダンボール箱に詰める。
下でやってたんだけど、ハマダラカ? が大量発生していて刺されまくる。
DELLで買ったPCも届く。箱が大きくて部屋の中に入れるのに一苦労する。
合間合間にiPhoneに音楽ファイルを移行する作業。
128G埋まったが、まだまだiTunesに取り込んだ全曲とはならない。
洗濯とクリーニング屋。西友。
バタバタと忙しくて、箱詰めが終わって気がついたら16時近く。
ようやく昼飯。挽肉と野菜を炒めて味噌ラーメンをゆでて食べる。
夕方からは33破:錬破(指南演習)の準備。
新しく届いたPCのセットアップまでなかなか行き着かない。
夜ようやく始めるが、旧PCのiTunesに取り込んだ音楽ファイルを、としたら
180Gを超えていて、外付けHDDに移すだけで3時間。
新しいPCを立ち上げてオフラインでセットアップをして終わってしまった。
続きは明日。
音楽ファイルのコピー、
終わりかけの頃に間違ってキャンセルボタンを押してしまって一からやり直し。
PCを立ち上げたまま眠る。
午前1時。
[5032] 断捨離 '2014 2014-09-21 (Sun)予定のない日曜日。
引越し先も決まりつつあってこの日は要らない服を片付ける。
朝8時半に起きて、しばらくすると宅急便が届く。
買取業者からのダンボールと伝票のセット。
一緒に、先日ヨドバシで買った DELL の新しいデスクトップも。
入れ替わりに、BOOKOFF で買い取りを申し込んだ
不要な本と CD を詰めた段ボール箱をひとつ持って行ってもらう。
夜また集荷に来てくださいと頼む。
段ボール箱を組み立てる。
洋服用なので横に細長い。通常サイズのを横に2つ並べたかのような。
物で溢れ返りすぎた部屋の中では作業できないので、外に出て地面の上で行う。
ハンガーラックや突っ張り棒にかけていたコートやジャケット、ネルシャツなど。
物によっては埃をかぶって虫も食っている。
値段がつくとは到底思えないけど、ゴミに捨てるよりはいい。
ブランド物専門の業者ではなく、
値段がつかないものはリサイクル業者が引き取ってくれるところにした。
このうち一着でも誰かに着てもらえたらいい。
一回や二回しか着てないものがたくさんあるんですね。
物によっては値札がついたまま一度も着てないのもあった。
もったいないったらありゃしない。
若い頃、バイト代や給料のうち毎月1万から2万を洋服代に当てていた。
使わないで貯金をするという発想はなく、
あるんだからと古着屋でなんとなく買っていた。使い道を探す感じ。
上野のアメ横に来たんだからと、なんばのアメリカ村に来たんだからと、
どうしてもほしい、というものでもないのになんか買ってみたり。
昔の自分をほんと叱り飛ばしたい。
断捨離なので有無を言わずに捨てる。
一瞬でも候補に上がったものは、意識によぎったものは捨てる。
学生時代よく着てた上着も、別れがたいけどここ数年着てないのなら捨てる。
アメリカのガソリンスタンドの従業員の着てるようなシャツとか。
胸に「Kim」など名札が縫いとられている。
他にジャージを街で着るのが流行った一時期に着てたのかとか。
一番難しかったのは入学時に母に買ってもらった鞄。
これはもはや鞄という物体ではないんですね。
母に悪いように思うけど、その母もまた青森でどんどん物を整理している。
迷わず、この鞄も捨てなさいと言うだろう。
鞄もジーパンも皆、今使ってないものは箱に詰めていく。
そんなこんなで細長い箱3個となる。普通のダンボールだと6個分か。
結構片付いた。
…そのはずなのに、見た目何も変わってないという恐ろしい部屋。
引っ越すのが決まって、数日前、時間のあるときに片付けをしていたら
本棚の上に無理やり積み上げていたCDラックが崩れ落ちてきた。
それを暫定的にまた積み上げてガムテープで押さえておいたら
金曜にまた崩れてきた。しかも机に向かっているときに背後から。
死ぬかと思った。今回はCDラックもふたつ大破してガラスも割れた。
今日もまた、ここ3年ほど PC につなげて使っていた
外付けのDVDプレーヤーのトレイを開けたところに
CDの山が崩れてきて壊れてしまった。
これまでそんなことはなかったのに。
新しいデスクトップが届いたという今日なのがちょっと怖い。
何年も使っているとものには霊が宿るのだなと思う。
だから服もうかつに捨てられない。
[5031] iPhone6 plus 128G Silver 2014-09-20 (Sat)昨日は iPhone6 の発売日。
わざわざ会社を午後休んで新宿のヨドバシに受け取りに行ったけど、
たいして待たずに受け取れた。
荻窪に戻ってきて駅前の若者向けケータイショップを覗いたら
「在庫あります。本日持ち帰りできます」とあって、
予約なしでも行けそうだな、盛り上がりに格差があるんだろうなと思った。
今回僕が申し込んだのは iPhone6 plus 128G Silver 一番人気とされていたもの。
9/12(金)16:00 予約申込の受付開始。
その日は夜予定あるし前回 iPhone4S のときのように
ヨドバシ並べないなあ、残念と思いながら
何気なくヨドバシのサイトを覗いてみたらなんと、WEBで予約を受付している。
16:30頃慌てて申し込む。
週が明けて水曜頃からそわそわしだす。
ヨドバシの入荷状況をチェックしたり、入荷待ちの iPhone ユーザーの掲示板を覗いたり。
au のサービスがわかりにくいとか、
量販店なら当日受け取れるが配送だと翌日になるとか色々と書いてあった。
早い人だと水曜に入荷のメールが届いたという書き込みがあった。
どういうルートだと確実に当日入手できるのか情報が錯綜する。
僕もやきもきする。
それが木曜の朝、ヨドバシのサイトを見たら入荷状況が大幅に更新されていて。
DoCoMo だと16日申し込み分でも受取可能になっている。
Softbank や au はまだ。
次の更新は12時とあって、昼休みに見てみたら
新宿西口店だと「9/12(金)17:13申込分までお渡し可能」とのこと。やった!
その後15:20、入荷連絡がヨドバシから届いた。
9/19(金)13:00〜14:00の間に来店を、とあった。
当日。午後休みをとって新宿西口のヨドバシに行ってみると
それほど並んでない。
Softbank は5人ぐらい。DoCoMo はもう少し並んでて、au だけがなぜか30人か40人か。
Softbank と DoCoMo だけは数分に一人ぐらいずつはけていったけど
au だけは進みがよくない。
たまたまなのか、au が人気なのか、ほんとにモタモタしているのか。
僕は10分も待たなかった。
案内されて Softbank のブースへ。12個あった。
僕は見習いの若い女性のところにあたった。
手続きは iPhone4S の時と変わらなくて
料金プランをどうするかという話がメインだったように思う。
以前はもっと複雑だったのが、今回は電話がかけ放題かどうかの違いしかなかった。
僕は引き続きホワイトプランのWなんとかにした。
大きな違いは、iPhone4S を下取りしてくれるところ。
3GS からの機種変のときはしてくれなくて、iPod として使うという会社の後輩の女の子にあげた。
下取りに出すと24ヶ月で毎月1,000円近くの割引になる。これは大きい。
あと、今月利用分は無料ですが不要ならば
明日以後解約してくださいというオプションが
「iPhone基本パックR」「UULA」「あんしん保証パック(i)プラス」「スマホとくするパック」
など4つ強制加入。なんだかなあ。
「UULA」は無料期間が一週間ってこともあって忘れないうちにと
帰ってきて4つとも全部さっそく解約した。これまでなくても困らなかったし。
この手のレ点オプションって最近多いですね。
外し忘れて使ってなくて明細をちゃんと見ないユーザーからちゃっかり課金するという。
Apple Care だけは自分で申し込む。これさえあればいいんじゃないの?
契約内容が決まって、本体の分割払いの価格が決まって、毎月の支払額が確定する。
僕は分割支払金総額99,360円、月月割総額50,280円、実質負担額49,080円。
これってどっちかをその場で払うんだったか?
と思っていたらそうじゃなく、月々の支払いの中に入ってくる。
これがそのどっちだったか。
ペーパーレスの一環として契約書をプリントアウトしない
というので後になってから何がどうなっているのかよく分からない。
今月分の初期費用がいくら上乗せされて、来月の月額基本料がいったいいくらになるのか。
今回のヨドバシの支払いは結局\0となり、手続き上レジを通るが支払いなし。
帰りに apple のコーナーに立ち寄って予備の USB ケーブルと電源アダプタを買う。
残念ながら iPhone4s のはコネクタの数が違うから使えないんだよなと両方買ったんだけど
よくよく考えたら電源アダプタは刺すところが USB だからこれまでのが使えた。しまった。
地下鉄に乗って、さっそく箱から取り出す。
画面を立ち上げるといきなり横表示になっていてビビる。
手のひらからはみ出て大きい。実際自分の手で持ってみないとわからないものですね。
慣れないと片手では使えないかな。
iPhone4s のデザインはほんとよかったな、と思う。サイズも厚さも。
別にこんな薄くならなくてもいいのになー。
巷では評判の良くない iCloud Drive の設定をしているうちに
例の指紋認証の設定へ。
地下鉄乗ってる間にメールの設定をして取得できるようにする。
帰ってきて iPhone4S の方のバックアップから同期する。
6000曲以上をいっきに移して1時間以上かかったか。
それでも 58G 空いてると iTunes に出たときは壮観だった。
その後ちまちまと、Led Zeppelin や Pink Floyd のアルバムの曲にチェックをつけていく。
これまで容量不足で入れられなかったアルバムをドカンと入れられる。
128Gのモデルが出てくるのをずっと待っていた。
アルバム10枚ずつぐらいで様子を見ながら移していく。
時間がかかるけど、楽しいというか、嬉しい。
200曲を入れてだいたい2Gか、もっといけるな、などとほくそえむ。
旅先で写真を撮るにも容量がいっぱいになってアプリをアンインストールしていた。
これからはそんなことも不要そうだ。
[5030] 港北IKEA 2014-09-19 (Fri)日曜の午後、港北IKEAへ。
田園調布からバスが出ていると聞いてそっちから行ってみる。
山手線で目黒まで、目黒線で田園調布まで。
初めて下りた。駅から放射状に道が広がっていた。
この時点でなんと優雅な町かと感嘆させられた。
環八に向かって歩いて行く。
聞いていた通りの閑静な高級住宅地。家々のひとつひとつが大きいというか、ゴージャス。
歩いている人は皆無だが道々にガードマンが立っている。
「d department store」が田園調布にあると聞いて探す。
http://www.d-department.com/jp/shop/tokyo/
一見普通のビルで思いっきり通りすぎる。
IKEA行きのバスの時間もあってじっくり見ることはできず。
小学校の机とか freitag の鞄が置いてあった。
天井から吊り下げられていた電球に頭をぶつけて、
誰かに見られてるような気がして振り返ってみたら編集学校の知人たちが。
なんという偶然。お互いたまたま、本来の予定の合間に来てた。
来週からの「破」のコースで師範や師範代、それぞれの立場で関係する4人。
そのつながりもまたびっくり。
15時過ぎ。田園調布の駅に戻って、IKEA行きのシャトルバスに並ぶ。
晴れの日の日差しが強い中、既に大勢並んでいる。
35分発のはずが20分にはバスが満席になったとして発車する。
高速道路に入るから立って乗れないみたいなんですね。
僕もしばらく並ぶ。後ろを振り向くとものすごく後ろに伸びている。
IKEA人気だなあ…
このバスも無料で往復している。
http://www.ikea.com/jp/ja/store/kohoku
バスに乗って20分ぐらいかかっただろうか。
新横浜よりもさらに北にあるっぽい。
大きな店舗の多い開けたところにはあるが、鉄道的にはものすごく辺鄙な場所にある。
中に入ると大勢の人だかり。いや、これでもオープン当初の熱狂は過ぎたのだろうか。
身動き取れなかったという話も聞く。
黄色の買い物バッグと買い物カードを手にまずはエスカレーターで2階へ。
家具を見て回る。
一人暮らし1DKサイズや家族3LDKサイズの家の間取りが再現してあって
実際に壁が立てられていて、その中に家具が並ぶ。
昔、今から10年ぐらい前にドバイのIKEAに入ったときにこれは魔法の国だと思ったけど、
10年後の今入ってみてもやはりそう思う。
ダイニングテーブルひとつとっても大塚家具や「d department store」より安い。
しかも北欧だけあってデザインがシンプルかつ洗練されている。
引き戸のクローゼットって場所とらなくていいよな、欲しいなあなどと
これまでインテリアに興味のなかった僕でさえ物欲が刺激された。
ポップでカラフルでエンターテイメント性があって、なのに地に足がついている。
情報量が多いのにきちんと整理されている。インデックスの付け方がうまいんだろうな。
ドン・キホーテのようなカオスにならない。
1階に降りて雑貨。
今日は特に何を買うわけでもなかったけど、衣類のホコリを取るコロコロとその予備、
先日もらった花を活ける花瓶を買う。ふたつで400円弱。
こちらもまた安すぎて、だけど物は安っぽさが全くなくて
卓上やクリップの電気スタンドにふらっと手が伸びる。
使わなくてもまずは買っておくか、なんて錯覚してしまう。
レジの前にピッキングエリア。
高さも広さも東京ドーム以上?
巨大な倉庫に組み立て前のパッキングされた家具が理路整然と分類されて山積みされている。
買い物カードに記入した、欲しい家具のタグに記載されていた
エリアNo.のところに行って自らピッキングする。
組み立てられた家具そのものを倉庫に持っているとものすごく場所をとる。
かつ、高さを有効活用できない。組み立て前ならばいくらでも積み上げられる。
しかも自分で選んで持っていくので店側のコストが掛からない。
この仕組を考えついたのがすごい。
クラクラして賞味一時間しかいなかった。
「Sweden Food Market」なんかも見てみたかったけど大混雑の中に飛び込む勇気なし。
駐車場も車を出すのにかなりの順番待ちになっているとアナウンスが。
田園調布行きのバスは3台ぐらい待たないと乗れなさそうで
とりあえず新横浜行きのもう1台のシャトルバスに乗る。
座れずに立っていく。
IKEAで買った家具で家の中を新しく組み立て直した3組の家族の映像が繰り返し流れる。
こんなことできるの、相当の金持ちだな…
IKEAは今、ディズニーランド並みに夢を売っているのだと思う。
「home」という夢。
[5029] 9/8-9/14 2014-09-18 (Thu)9/8(月)
10時半起き。終日2日間の旅日記の打ち込み。
2日目の午後まで書き終えてギブアップ。
昼、ことぶき通りに新しく出来たラーメン屋「なないろ」
先月末三鷹から移転してきた。14時近くで満席。
味噌のゴチャ盛ラーメン1,100円にする。
炒めたネギや野菜がたっぷり、スープも適度にこってり。
これはなかなかうまい。また来よう。
夜、冷奴で缶ビール。
午前1時に眠る。
---
9/9(火)
昼、大戸屋にてアジフライ定食。
夏の期間限定メニューということでそろそろ最後かと。
夜、少し残業してその間、裏ではふくしま映像のあれこれを試す。
今週も三田の会。「ねじべえ」で鶏ちゃん焼。
昔は混んでて入れなかった時もあったけど今やガラガラ。
途中で客は僕らだけとなった。
夜もふけてまた客が入ってきたけど。
久々に食べたらおいしかった。
でもトッピングメニューが減ってなんだか元気が無い。
飲んでたらいつのまにか丸の内終電の時間。
三田線で大手町まで行って走ってギリギリ間に合う。
一息ついて爆睡。
新しい案件の話を聞く。さてどうなるか。
飯田橋に移るのかな。
先週末の感門之盟で師範選書としてもらった
大澤真幸『不可能性の時代』を読み始める。
面白いけど難しい。かろうじて理解できる。
---
9/10(水)
昼、「武膳」の通り(なんて言うんだろう? 裏通りなんだけど)の
「ニライカナイ」へ。沖縄料理の店。
雑然としていてあまりいいイメージがない。
日替りのチャンポン定食。800円。
野菜炒めを玉子でとじてご飯に乗せている。まあそこそこ。
ミニサイズの沖縄そばがつく。
午後のシステム検討会議。
先週の続きということで準備ゼロで臨んだがなんとかなった。
議論が進んだ。ふう。
夕方、突然大雨。都内に大雨警報が出る。
夜、豪徳寺へ。
19時からISISフェスタということでの柴崎友香さん。
前半はひとりで芥川賞受賞作『春の庭』の創作について。
写真から物語を生み出すというプチワークショップがあって
後半は松岡校長と対談。
21時半に終わってそのまま囲む会。
23時半まで。中央線で帰ってきたら0時10分には荻窪に着いた。
ここ2週間担当していたプロノームが今日最終日。
どんどんフィードバックが返ってくる。
明日の朝返答することにする。
ふくしま映像のYoutubeアップロードを仕込んで
午前1時に眠る。
ふくしま映像は依然として難航。
映像ファイルの書き出しもDVDに焼くのもどちらも途中でエラー。
会社のPCでの作業を断念する。
apple の年次発表。
iPhone6 はようやく128Gとなる。買わなきゃ。
plus の方がよさそうだな。
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9/11(木)
「バラカン・モーニング」を聞いてたら今日は9.11から13年目。
メッセージ性の高い曲がリクエストされる。
出社後雨。結局今週はずっと涼しい。
プロノーム演習の最後のメッセージを送ってクローズ。
昼、PJランチ会で燻製カレーの「燻し人しんご」へ。
W燻製カレーのサラダセット。1,020円。
午後業務改善の打ち合わせ。30分で終わり。今ひとつな出来。
それでも終わってぐったり。
帰ってきてふくしま映像の試行錯誤の続き。
冷奴とウィスキーの水割り。
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9/12(金)
後輩が淡路町にできた
クリスピー・クリーム・ドーナツのハロウィン仕様を買ってくる。
昼、淡路町のラーメン屋「とくや」へ。特みそにバター追加。
後輩たちが頼んでいたので僕もチャーシュー飯を。
和風味。あっさりしているからか女性も一人で食べに来る。
店内は狭く、カウンターはいっぱいになる。
仕事はそこそこ。週末なので差し迫って必要なことしかしない。
終わって半蔵門線で表参道へ。
教え子の教え子が出演しているとのことで
青山円形劇場にて『Dance New Air 2014 ダンスの明日』
のオープニングの演目『赤い靴』を見る。
終わって楽屋へ。記念撮影。
近くの「ガパオ食堂」へ。
生春巻きやパッタイを食べる。なかなかいい。
大岡山へ。泊まる。
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9/13(土)
7時起きで洗足池まで散歩。
先日見かけて買ったパン屋を再び訪れる。
玉子サンドやコロッケサンドがおいしかった。
今回も玉子サンド。フィッシュサンド。フレンチトースト。
帰ってきてさっそく食べる。
9時過ぎに歩いて自由が丘へ。
駅前の不動産屋に入る。10時に約束を取り付けている。
新居を探すための内覧、その1軒目。
歩いて向かう。自由が丘から歩いて10分。
大家さんはそれなりにリフォームしているようなんだけど
いまひとつピントが外れている。これはないな。
大井町線で終点まで行って京浜東北に乗り換えて
さらに山手線に乗り換えて有楽町へ。
IDEEで家具を少し見て、日比谷の「はしご」でぱいこうだんだんめん。
少ライスとゆで卵追加。
ITOCIAの上の階も見てみる。
山手線で日暮里へ。次の不動産屋に車で巣鴨・駒込・西巣鴨の物件を見せてもらう。
書庫を作りたいので3LDK以上が望ましいと事前にリクエスト。
どれも間取り的には満たしているんだけどいまひとつ。これだ! とはならない。
そもそもこの地域は街が密集していてゴチャゴチャしている。
コミュニティとしても固まってそうだ。よそ者を受け入れてくれるのか?
この界隈はないな、と心に決める。
この日はどこ行ってもはっぴを着て御輿を担いでいる人達の姿が。
それがなおさらそう思わせるのかもしれない。
15時を過ぎてようやく3軒見終える。
巣鴨まで送ってもらい、慌てて山手線経由で渋谷から田園都市線に乗り換える。
次の物件は二子玉川で、16時。用賀と二子玉川の中間ぐらいの位置。
これがひと目見て「住みたい!」と思わせる物件で。
収納が少ないとかデメリットを数えたらいくつもあるんだけど
理屈抜きに有無を言わさないものがあって。
世田谷区で静かだし。住環境としては最高。ここが第一候補となる。
見終わって夕暮れ。
二子玉川まで歩いて行って、
島屋の上の階のハワイアンな店のベランダで生ビールを飲みながら
BBQ スペアリブを食べる。
帰ってきて疲れきって23時過ぎに眠る。
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9/14(日)
8時半起き。
洗濯、クリーニング屋、その他掃除、不要品を捨てる。
11時過ぎに部屋を出て、明日内覧するすぐ近くの家を眺めに行く。
久しぶりに駅前の「ZERO-1」で食べる。
蝶野正洋プロデュースのガッツリ系ブラックというメニューが期間限定で出てて、
その一段上? の「ハードブラック」
甘さと辛さのバランスが面白い味で悪くはなかったかが、
また食べたいというものではなし。
12時過ぎに新宿のヨドバシへ。
いよいよPCがどうにも挙動が遅くなってきて
冬のボーナスまで待つつもりが
ふくしま映像の編集であれこれエラーが起きてるのを
スペック的に解決したいということもあり、
思い切って新しいのを買うことにする。
今度は高くても国産がいいと富士通、NEC、東芝のカタログをもらう。
店頭で見てもどれもどんぐりの背くらべ。
容量が2T以上でメモリを16G積みたいとなると20万超える。いかんともしがたい。
DELLって最近以前ほど見かけないよなあと探してみたらコーナーがあって
動画処理向けの大型デスクトップがWindows8.1、モニタ無し、Office2013有り、
16万弱で100台限定の即納モデル。ああ、これでいいんじゃないかと思う。
受注生産で本来は2週間程度要するみたいなんだけど、これなら最短3日で届くと。
来週の日曜・火曜の休みで動画のキリを付けたいので買うことにする。
もう一段スペックが低かったり、Office無しで安いのもあって、そちらは2週間かかった。
商売がうまいよね。都内で僕みたいなのが100人見つければいい。
聞いたら既に50台以上売れたとのこと。
DELLのブースで手続きをして、ヨドバシのレジで支払い。
残念ながらポイントは付かない。
予定外の出費のため、もう10年近く下ろしたことなくて
ずっと寝かしたままの郵便局の口座をカードで開いてみるとすっからかん。
え、×××ぐらいはあったはずなのに!?
慌てて母に電話すると数年前に全部移して定期にしたんだと。
あ、そうだったとホッとする。
この日の予定はこの後、港北IKEAへ。
田園調布経由。せっかくなので「d department store」に寄っていく。
編集学校の同僚たちにばったり会ってびっくり。
IKEAは田園調布の駅からシャトルバスが出ていて、ここが長蛇の列。
バスに乗って中に入ってもやはり人また人また人また人また人。
服のホコリを取るコロコロと花瓶を買っただけでお腹いっぱい。
1時間ちょいぐらいで出てくる。
新横浜で下りて駅の上の階のレストランフロアにあったインド料理の店に入って
オクラの入ったカレーやキーマカレーを食べる。
「マサラドーサ」がおいしかった。スパイシーなポテト炒めをクレープで巻いたものというか。
帰ってきて23時過ぎ。
明日は荻窪の物件を見て回る。
HOME'S を見ていたら間取りも広さも申し分なくて15万以下荻窪、という物件が。
[5028] 『Dance New Air 2014 ダンスの明日』 2014-09-17 (Wed)先週金曜12日は青山円形劇場に『赤い靴』という
コンテンポラリー・ダンス? というか演劇を観に行った。
ダンスと呼ぶのは、『Dance New Air 2014 ダンスの明日』
というイベントの一環として上演されたからだ。
http://dancenewair.jp/
国内の振付師や海外から招聘したダンサーのステージだけではなく、
ワークショップやフィルムの上映など多岐に渡るプログラムが用意されている。
片桐はいりが出演していた。
それとは別の出演者のひとりの方と間接的なつながりがあった。
http://dancenewair.jp/program0101
演出の小野寺修二という方は今注目の舞台演出家というか演劇人であるらしい。
今回同行の方はもう何年も前からそのステージを見ていたとのことで、
『カラマーゾフの兄弟』も80分のダンスにしてしまうのだという。
年末は静岡県舞台芸術センターで演出を手がけるようだ。
19時から仕事帰りに半蔵門線に乗って表参道へ。
「こどもの城」の中に劇場がある。
ここは初めて。前を通りがかったことは何度かあったけど。
http://www.kodomono-shiro.jp/index.shtml
国立の「総合児童センター」なんですね。民営化と思いきや違った。
「造形スタジオ」や「音楽ロビー」「ビデオライブラリー」といった施設がある。
どれぐらいの子どもが利用しているのだろう?
青山に位置するだけあって、それなりに裕福な家の子どもなのだろうか?
観客席へ。名前の通り、円形に取り囲む。
英語もフランス語も堪能な外国人を含む3人の女性と
黒子らしき赤い服を着た男性がステージへ。
椅子代わりの四角い箱と机。
赤いくつを手にした少女は見知らぬ人の元へと連れて行かれて新しい生活が始まる。
少女の数年後なのか全く関係がないのか、靴工場で赤い靴に憧れる。
どうやらふたつの話が交差するようだ。
前半はセリフがあってモザイク状になんとなく浮かび上がってくる。
後半はセリフがなくなって寓意性を増していく。
椅子は椅子ではなくなり、机も机ではなくなる。
赤い靴を履いた女王様が空から下りてきて、手足を縛られた人形が四方から引っ張られて…
ダンスであり、演劇でもある。
ダンスでもなく、演劇でもない。
しかし、全く新しいものではない。
聞くところでは普段の公演は男性ばかりでもっと動きが激しいのだという。
机がよく出てくるが、もっと振り回すようにする。
こういうの一度見だすと他のプログラムも気になるものであって。
27日(土)午後には田中泯が、28日(日)午後には羊屋白玉の登場する対談があるようだ。
[5027] 柴崎友香さんの話を聞きに行く 2014-09-16 (Tue)先週10日(水)は編集学校のイベントで豪徳寺へ。
「ISISフェスタ」と称して2週間、様々に公開講座が開催された。
学校ゆかりの著名人としてお招きしたのは今回、安田登、大澤真幸、柴崎友香の三氏。
そのうち柴崎友香さんのを聞きに行った。
大阪から東京に移ってきて世田谷区内で4回引っ越しをしたという話からスタートした。
アラーキーが妻のヨーコさんを写した写真集が好きで、
ヨーコさんが亡くなってからはアラーキーはベランダを撮り続けた、
それがどんどん荒れ果てていったのが心に焼きついた。
その家が豪徳寺/赤堤にあると聞いて散歩がてら探すのだけどどうにも見つからない。
あるときそれは一軒家ではななくてマンションだったと聞いた。
しかし既にそのマンションは取り壊されたばかりだった。
一軒家だとばかり思い込んでいた。だから見つからなかった。
このエピソードが芥川賞受賞作『春の庭』を書き始めるきっかけになったという。
前半は柴崎友香さんがひとりで、後半は松岡校長と対談で、という形式で進んだ。
19時に始まって途中休憩を挟んで21時半までというプログラムだった。
前半で興味深かったのはこういう話。
なぜ複数の語り手の視点が混在する作品を書くかというと
そもそも現代に生きる我々は
この世界を絶対的な唯一の視点から見ることができないから。
身の回りの出来事から本やテレビやインターネットの向こう側の物事まで
それぞれが異なる立場から異なる意見を述べている。
それらのモザイク的視界からこの世界というものが浮かび上がってくる。
それはひとりの人間の中にも何人もの他者が内在しているということでもある。
パッチワーク的な物の見方というのがこの人の特徴なのだなと思う。
町というものもまた複数の時代/歴史の痕跡が隣り合っているという話になるほどと。
単一の「町」はそのように受け取りたいと考える人のイメージの中にしか存在しない。
話題は町から家へ。
小さい頃団地に育って、同じ見取り図なのに中は全然違うということに心惹かれた。
あるいはその逆の話。
引っ越しをするのが好き、というよりその前に内覧をするのが好きであちこち見て回る。
そんなとき「普通の家」なんてものは実はどこにも存在せず、
部屋数が多い家を観ていると備え付けの変なシャンデリアとか
「これがなければなあ」というものばかり出会う。
そこに人間の欲望がはみだしているのを垣間見る。
「これがあればなあ」と思うようなことは全くない。
休憩の前にワークショップというかエクササイズ。
趣味は写真を撮ることで、最近はパノラマ写真に凝っている。
右から左までレンズを動かしている間に3秒から4秒が経過している。
時間がズレたまま一枚の横長の写真に収まっているという状況が不思議で面白い。
渋谷駅宮益坂口の横断歩道を長々と写した写真と
横尾忠則のように本郷のY字路を写した写真と。
後者は左側の道に額を寄せあっているサラリーマン2人が、
右側の道に自転車に乗ったおっさんが写っている。
この写真を見て物語の発端を考えてみる。
休憩の後に自由に発表する。一人目の人が
「右の自転車に載ってる人は実は痴呆症で、左側の道の人と家族で…」などと語ると
ただフンフンと聞いて面白いですねで終わらせるのではなく、
柴崎友香さんはそれを受けてこういう展開もできそうですよねと物語的可能性を広げる。
当意即妙のやりとり。さすがだなあと思った。
後半は小説の書き方について。
ひとつは、キャラクター。
職業は細かく設定すると。でも求人案内的な事項を取材してもあんまり広がらない。
あれこれ試行錯誤した結果「職場に行ったらまず何をしますか?」と聞くようになった。
そして一日の出来事へと順を追う。
世の中にはいろんな人がいて「おせんべいを食べます」という人もいる。
ああ、その職場は朝からおせんべいを食べても大丈夫なんだなー、と分かる。
なんとなく全体的な雰囲気が伝わってくる。
しかし登場人物を細かく設定したところで自分でもその人のことはよく知らなくて、
書いているうちに自分の想定を超えたことを話したり、行ったりする瞬間があって
そこでようやく見えてくる。
もうひとつは、デビュー作『きょうのできごと』を書く上で気にかけたこと。
1)普段話すときの言葉で書く。大阪弁をリアルに。
テレビの方言指導のような架空の言葉ではなく。
大阪の20歳の女の子の語彙が貧しいならばそれをそのまま書く。
2)全体としては素っ気無い感じで。
世界とはそっけないもの。
自分の感情や事情とは無関係にこの世界は過ぎゆく。
3)事件は起きなくてもいい。何もなくていい。
大人になったらドラマチックな物事が起きると想像していたけど、
全然そうじゃなかった。その気持に抵抗したい。
これらが集まって、何も起こっていないけれども何かが起こりそうな妙な雰囲気を生む。
隙間というかズレというか。そこから物語が生まれる。
読む者をギクッとさせて、読み終えたときに全体として香りを残す。
皆が「そうだったんですか」「意外ですね」という反応を見せたのが
文章修行をしようとして筆写したのが夏目漱石の「草枕」だったということ。
目で読むよりも時間がかかるのでその分、見えてくるものがある。
こんなときにこんな言葉を使うのか、こんなふうに視線を移動させるのかと。
本編が終わって、柴崎友香さんと松岡校長を囲む会。
せっかくなので残っていく。
最初のうちは他の人の質問するのを黙って聞いていた。
後半、あ、僕がしてもいいんだということに気づいて質問をする。
でも気の利いたことは思いつかない。
「さっきP・K・ディックを読んでると言ってましたが、どの作品が好きですか?」
などと、なんかちょっとしょぼい。
(『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』『流れよ我が涙、と警官は言った』『ユービック』)
そのうちに映画の話になって
「『きょうのできごと』の撮影ではなにかリクエストしましたか?
妻夫木くんを出してほしいとか」
なんて質問も。失笑を買う。
リクエストしたことはふたつ。
1)誰が出てほしいということはなかったけど、
誰が出るのであれリアルな大阪の言葉を話してほしい。
2)撮影を見学に行きたい。
(それが『きょうのできごとの、つづきのできごと』となる)
高校時代映画部だったそうで、当時のことなのでもちろん8mm。
そこからしばらく8mmヨモヤマ話。
現像が最後はハワイでしかできなくなっちゃいましたよねーとか。
終わったのは23時半。
そういえば本編が終わってから即席のサイン会が開催された。
僕も『寝ても覚めても』を持って行ってサインしてもらえばよかった。
しまったー、と思った。
『春の庭』も読まなきゃ…
[5026] うどん県の旅 その8(9/7) 2014-09-15 (Mon)14時近く。昼はどこで食べるかという話になって、この辺りは大したことなさそうと。
香川県のもう一つの名物「骨付鳥」を食べたいというリクエストで(まあ僕ですが)
丸亀市の「一鶴」に行くことにする。
隣の地域なので駐車場を出て30分もしなかった。
丸亀市はうちわが名産ということで市に入ったことを示すプレートもうちわの形をしていた。
丸亀駅の近くに「一鶴」のビルというか建物があった。
オレンジに白でポップに「一鶴」と書かれている。「ニトリ」みたい。
もっと居酒屋っぽいのかと思いきや違った。
昼の時間からも外れていたので店内は空いていた。
http://www.ikkaku.co.jp/
骨付鳥は固くて噛みごたえのある「おやどり」と柔らかくてジューシーな「ひなどり」の2種類。
10人で5本ずつ頼む。その他「おやてん」と「カレー豆腐」を頼む。
ご飯物として僕ともう一人が鶏飯、他はおむすびとスープ。
僕だけはどうしても我慢できず生ビール。
「おやてん」(鶏肉の入ったさつま揚げ?)と
「カレー豆腐」(その名の通りカレーのかかった冷奴)を軽くつまんだ後で
骨付鳥が運ばれてくる。
ベースは醤油味でかなりスパイシー。皮はパリパリ。
「正しい食べ方」として「かぶりついてください」とあったのでそうする。
ひなどりはさくっと身が離れたけど、おやどりは確かに噛みごたえがあった。
食べやすいように切れ目が入れられていたけど、それでもかなり難航。
でもこれ、なかなかおいしい。
関東圏だと横浜にもあるみたいなのでいつか行ってみたい。
高松市に戻る。ドライバーには申し訳ないが
ビールを飲んで眠くなってほとんど寝て過ごす。
栗山公園へ。Wikipedia を参照すると2009年発売の『ミシュラン観光ガイド』に
「わざわざ訪れる価値のある場所」として最高評価3つ星に選定されたこと、
2012年には米国の庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の
「2011年日本庭園ランキング」で、
足立美術館(島根県)、桂離宮(京都府)に続く3位を獲得したことが書かれていた。
入場料410円。日も暮れだして溢れだすオレンジの日差しに園内が包み込まれている。
http://ritsuringarden.jp/
「群鴨池」や「芙蓉沼」や「西湖」といった水辺の風景が美しいですね。
何よりも驚いたのがお散歩コースに沿って歩いていたら突然視界が開けて
目の前に木々の生い茂る山がそびえ立っていたこと。
県庁所在地のこんな街中に? その迫り具合が素晴らしかった。
借景ではなく、本当の山。確かにこれは訪れる価値がある。
時間がなくて駆け足だったのが残念。
園内を舟で遊覧することもできた。
公園に隣接している物産館「栗林庵」がきれいで新しかった。
http://www.ritsurinan.jp/
お土産に自宅で茹でるさぬきうどんや小豆島の醤油などを買う。
空港に向かう途中、ラストうどんを食べに行く。
「さか枝」のようなセルフサービスの店は早めに閉まるとのことで普通の店に。
「うどん棒」
http://www.my-kagawa.jp/udon/detail.php?id=5
ちゃんぽんうどんが有名みたいなんだけど、ここでは温玉ぶっかけの冷やしを。570円。
これはそこそこおいしかった。
ここではちゃんぽんうどんかカレーうどんだったか。
この頃、iPhone のバッテリーが切れて予備のも空に。
どちらも電池が持たなくなってきた。
うどん屋でこっそり充電するつもりが席の周りにコンセントなし。
トイレに行ったらあるんじゃないかと行ってみるがやはりなかった。諦める。
栗林公園でギリギリ1枚撮れたのが最後。
この時点で18:15過ぎ、飛行機は19:35でかなり危うい。
もう1台の香川・徳島方面に車とはここでお別れ。
レンタカーを返しに行って空港の送迎バスに乗るつもりが、
僕ともう1人、ANA組は先に空港に送ってもらう。
周りはどんどん暗くなっていく。
やばいんじゃないか、間に合わないんじゃないかとヒヤヒヤしながら乗って行くが、
僕自身は「ま、大丈夫じゃん」と悠然としているフリ。
一度セットしたカーナビを間違えてリセットしたり、
1人が携帯をもう1台の車に置き忘れてきたと気づいて受け渡しの方策を考えたり。
バタバタしつつもどうにかなった。
僕らは19時過ぎに空港に着いた。
次はJAL組の19:55発。果たしてレンタカーを返しに行って間に合うか…
すぐ保安検査場へ。
周りには揃いのTシャツを着た若者たち。
東京の大学のトライアスロン同好会だった。
男の子も女の子も日焼けしている。
そういえば今日の午前中は高松市でトライアスロンの大会が開催されていた。
出発ロビーに出るとホテルに置いてあるような携帯の充電器があった。
お、と思いさっそく中に入れる。
しかし搭乗まで時間がなく、30分で200円の内、10分しか充電できず。
バッテリーは20%しか回復しなかった。
この便は満席。しかし、機体を787から767へと小さくしている。
飛行機が離陸してからはほとんど寝たり起きたりウツラウツラと。
下りる時、客室乗務員は「素敵な夜をお過ごしください」と言う。
最高気温23℃という東京は肌寒かった。
羽田空港には時間通りに着陸したが、混雑しているとのことでバスで到着ロビーまで。
これがまた時間がかかった。
京急に乗って行く。日本橋で下りて地下を歩いて行く。
今日はもう帰ったら最低限荷物を片付けてあとは寝るだけ。
東京駅をブラブラ歩いていたら、ばったり今回のメンバーと。驚く。
1本後のJAL組だった。
意外なところで旅の余韻を。簡単に言葉を交わして、じゃあまたと。
半年後、次は沖縄か、インドか。
レンタカーの返却は間に合い、
もう1台の車に忘れてきた携帯も空港まで届けに行ったと聞く。
無事に今回の旅が終了。
[5025] うどん県の旅 その7(9/7) 2014-09-14 (Sun)琴平町に入る。中心地はやはりこんぴらさんなのだろうか。
門前町の狭い車道に踏み入れた瞬間から
駐車場のお世辞にも柄がいいとは言えない客引きがこっちこっちと呼びかけてきてげんなり。
ああ、こういうとこなのか…
もちろんそういうところには停めたくない。
少し行った先にする。500円だった。
うどん屋だろうとおみやげ屋だろうと歩いていると盛んに呼び止められる。
めんどくさいたぐいの観光地。
参道に入ると両側に店が並ぶんだけど、よく言うと昭和の懐かしい雰囲気。
悪く言うと時代遅れ。キーホルダーとか人形とかTシャツとか。
一体誰がこんなの買うんだろう、作るんだろうというようなものばかり。
一刀彫でほていさんとか龍とか彫ったのを置いている店が何軒もあるんだけど、
いまどき誰が買うんだろう? 田舎の金持ちか。
おしなべて店内は暗い。活気が無い。埃を払うぐらいしかやることがない。
中野うどん学校の店舗が何軒もある。これが今中心なのかな。
50分でうどん打ち体験ができて人気らしい。
http://www.nakanoya.net/
うどん以外でその他買うべきは「灸まん」か。
これは四国全体で有名と聞いた。
籠屋をところどころ見かけたが、利用している人はいなかった。
開店休業。
店先で杖を無料で貸し出している。帰りに元の場所に返せばいい。
杖は編笠と共に土産物屋で販売もしている。
本宮までは階段にして785段、さらに奥社までは1368段。
最初のうちは土産物屋とともにゆるやかに続く。
伊香保温泉も階段だったけど寂れてかかってて雰囲気がかなり違う。
こここんぴらさんも賑わってはいるけど、やはりいつかは寂れゆくものに思える。
http://www.konpira.or.jp/
ここで一人早めに帰ることになって、二人がバス停まで付き添う。
大門をくぐる。「五人百姓」と呼ばれる飴屋が並んでいる。
ここで一休み。門の手前の冷やし甘酒を飲む。200円。
生姜を入れる。氷が入っている。冷たくて気持ちよかった。
昨晩の雨が上がって今日は快晴。暑くなっていた。
大門から先もゆるやかに改段が続くが、
一段ごとに両端に高さ2mぐらいの札となって寄付した人の名前が。
石にも刻まれる。地元の有名企業ともなると石碑のごとく大きなものへ。
どこでもやってることだけど、こういうところで見ると世の中カネなんだなと思う。
少し進んでいくと書院に出て「若冲邂逅」展。
これは見てみたかったけど時間がなくて断念。
それに入場料2,160円というのも高かった。
その先に資生堂パーラーの運営する「神椿」というレストランがあった。
これまで見てきたうどん屋はどれも俗っぽくておいしくなさそう。
門前町・参道であえて食べるならばここだろうか…
その先に広場があって、神馬舎には白黒二頭の馬。
奥にはなぜか巨大なプロペラが。誰が何のために寄贈したものなのか。
ここまで来ると笑えてくる。こんぴらさんって賑やかなものが好きで節操ないんだな。
改段が急になり、もう少し上って行って本宮へ。
展望台からの眺めがよかった。さっき通ってきた讃岐富士や瀬戸大橋が見えた。
何人かおみくじを引き、犬をモチーフにしたお守りを買う。
さらに奥社まで行く組と、本宮で見送りに行ったふたりを待つ組に分かれる。
もちろん僕は奥社まで。これまで登ってきたのと同じだけの段数となるが、
ここまで来て行けるとこまで行かなかったら後悔する。
改段は多少急になるが、木々の間を歩くので涼しくてむしろ歩きやすい。
ところどころ小さな無人の神社がある。
樹齢何百年ともなろう大きな木が錦蛇のような太い根を這わせている。
ナメクジすらでっぷりと太っていた。
30分ぐらい黙々と歩いて奥社へ。
「本宮まで785段 本宮から583段 計1368段 海抜421米」
本宮の賑やかさとは打って変わって厳魂神社という
小さな社がひとつの慎ましい場所だった。他に御神籤所があるだけ。
岩壁に荘厳なものがあった。
ゴツゴツした赤っぽい岩の間に苔や小さな草が生えている。
それがモザイク状になっている。
見ると天狗のお面がふたつ岩に掘られている。
立て札には「右、天狗 左、烏天狗」とあった。
帰りは本宮までも本宮からも早い。
本宮では少し休憩して奉納された絵馬を見た。
こんぴらさんだけあって船、海運周りの絵馬が多かった。
その中にはTBSの秋山宇宙飛行士が宇宙服を着た絵の描かれたものがあった。
参道の緩やかな坂道に戻ってきて、30分ほど自由行動。
中野うどん学校の店先で売っている地ビール「さぬきビール」を買って飲む。
500円。結構高い。ケルシュだったのでフルーティー。だけど軽くはなく。
ラガーとバドワイザーの間ぐらいか。
女性たちはここで「嫁入りおいりソフト」を買う。
「おいり」とは香川名物の水色やピンクの小さな球状のふわっとしたふ菓子。
嫁入り道具とされてきた。
これがいも味か和三盆味のソフトクリームにかかっている。
僕はその向かいの店の「しょうゆ豆本舗×浪花堂餅店」のかまたまソフトを。
生姜味のソフトクリームに醤油とネギが少しかかっている。
意外といける。醤油がかかっている部分の方がおいしい。
女の子の一人は「POPだるま」というものを予約した。
人気があって3年先まで予約が埋まっているという。
http://yousakana.jp/?p=14499
「中野うどん学校」のうどん屋のトイレを借りようと2階に上がったら
映画『UDON』のセットが。ここに移設されてきたようだ。
「TJ讃岐編集室」や製麺所など。
しかし一般公開していないのか何なのか明かりがついていなかった。
「『UDON』セットこちら!」と看板があるわけでもなく。
なんだったのだろう。
(ちなみにうどんブームを生んだ地元のミニコミ誌は「TJかがわ」か)
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/locality/20110817000131
[5024] うどん県の旅 その6(9/7) 2014-09-13 (Sat)夜中、寒くて目が覚める。タオルケット一枚だと寒い。
押し入れから掛け布団を出して上に掛ける。それだと暑い。
午前7時起き。シャワーを浴びて散歩。
せっかくだから瀬戸内海を見ておこうと。
高速出口側、島の真ん中にある民宿から東側の漁港へ。
歩いて5分もかからなかった。
途中Tさんとすれ違う。6時半に宿を出て歩渡島まで行ったという。
櫃石島の南端にある小さな島。歩いて渡ることができる。
聞くと片道30分。僕も行きたくなるが、食事は8時。
今回は諦める。漁港を見ただけでも満足する。
瀬戸大橋の足元へ。見上げると途方もなく大きい。
しかもちょっとやそっとでは揺るがないようにどっしりと構えている。
橋脚が筋肉隆々の腕のようで、その上に渡された橋桁も分厚い鉄板のよう。
海中から突き出ている橋梁はしなやかな弓のようだ。
茶色がかったコンクリートが腐食したのかところどころ赤茶けている。
1989年開通で今年で25年か。
『プロジェクトX』の文庫本にも瀬戸大橋の話があった。
あれを思い出し、日本の科学技術の素晴らしさを思う。
漁港へ。道路に網が包んで並べられている。
捨てられたものなのか積み重ねられたタイヤの上にバッテリー。
「明力丸」や「哲翔丸」「健龍丸」といった名前。
岸に船が20から30は並んでいる。
ひと気はなく、穏やかな波に浮かぶ。
漁を終え何処か別の港に水揚げしたあとなのだろう。
自転車に乗ってきた屈強そうな老人が僕を追い越して行って
観光客と見て「おはよう」とぶっきらぼうに声をかけてきた。
僕はぼそっと「おはようございます」と返した。
漁協の小さな建物があってその前に置かれたプールは水が抜かれていた。
中には小型のリフトが端の方に整然と停められていて
発泡スチロールの箱がきれいに積み重ねられていた。
瀬戸内海だからか、海の匂いがそれほどしなかった。
海そのものの匂いと汚れたものが淀んで発する臭い。後者がなかった。
海本来の海、ということか。
漁港の建物の壁には選挙ポスターが2枚貼られていた。
剥ぎ取られているのも何枚かあって、色褪せて過去になった議員のものか。
港の端の方に船を修理するドックというか
海から釣り上げて乗せておく台があるあるきりで、
小屋の内外に部品や板切れなど雑多に投げ出されていた。
床に塗料がドリッピングされた一画があってまさにジャクソン・ポロックの絵だった。
民宿に戻る。
テレビを見ると錦織圭が全米オープンで決勝に進出したと。
東京は大雨。最高気温23℃。
日本テレビをつけたら延々24時間テレビの総集編。城島が101キロ完走とか。
TV局の人たちも夏休みなのか。
朝食は打ちたて茹でたてのうどんに醤油をかけて。
焼き鮭にご飯、つけもの、ノリタマ。それだけで十分美味しい。
今回もまた皆に手書きの旅の栞をつくってもらって、それに皆互いに寄せ書きしあう。
宿を出るまでの間、書き続けた。とてもいい思い出になる。
チェキで撮った写真を丸亀市名産の? うちわに貼ったものまでもらった。
宿を出て車に乗って、少し島を見ようと漁港へ。
道路をカニがサササササッと歩いていた。
漁港へ。2時間の間にかなり日が強くなっていた。
メインの通りを無人のバスが通り過ぎる。
瀬戸大橋を見ると何度か列車が北へ南へ往復していた。
海辺で釣りをしている年配の方がいたが、
僕らのうちの何人かが挨拶をしても無言のまま釣りを続けていた。
島唯一の小学校と中学校を見に行く。
学校通信を貼りだしていて、先生たちは熱心なようだ。
学校の予定を見ると
「英語の○○先生来島」「事務の○○さん来島」とそれぞれ月に2度あったり、
なんだか不便そうだ。
宿の人に聞いたところでは幼稚園は今年から廃止となったという。
島の人口は2005年の時点で236人。今はさらに減ったか。
昔から、高校に上がる時には島を出ることになっている。
小中学校の校歌の2番の歌詞の結び。ほほえましい。
「あたりの海は幸多く
チヌ ハモ メバル タイ サワラ
打ち出す黄金 一萬円」
島唯一の店がここにあるらしいのだが朝なので見当たらず。
古びたアイスの冷蔵ケースを置いていた家がそうだったのか。
トレーラーの箱が地面に置かれていて、その横にパチスロ機が置かれていた家もあった。
どの家も総じて古びている。衛星放送のアンテナはあっても。
漁師たち男性は何人か見かけたが、女性の姿、子どもの姿は全く見かけなかった。
宿に戻り、高速のゲートを開けてもらうついでに
宿の人に記念撮影を撮ってもらい、島を後にする。
瀬戸大橋を南へ。
青空の下広がる瀬戸内海。点在する島々。
坂出に入るすぐ工業地帯が広がっていた。
こんぴらさんを目指す。
妙に山の形のいい、讃岐富士が目の前に広がる。
丸亀市に入る。市街地を抜けると田んぼの中に民家が。ため池が。
今日もNHK FMにチャンネルを合わせると
青森、熊本、北海道、日本各地の民謡大会で優勝した
若手民謡歌手の全国大会? の模様が放送されていた。
しばらくそれを聞いて「声の張りがいい」「朗々としている」などと言い合った。
[5023] うどん県の旅 その5(9/6) 2014-09-12 (Fri)17時過ぎ。牟礼を後にし、いっきに香川県を東から西へと横断。
高松市のコンビニで最後の一人が合流。
この頃には大雨を通り越して土砂降り。
あとで知ったところでは高松市に大雨警報が出ていた。
1時間半もかからずに坂出市に到着。
この辺りから僕も疲れてうとうとしだす。
山道に入る。右に左にカーブを切って、曲がり損ねて冷やっとしたこともあった。
外も暗くなってきた頃、「かんぽの宿坂出」の日帰り入浴へ。
http://www.kanponoyado.japanpost.jp/yado/sakaide/
本来は瀬戸内海を望む雄大な景色のはずが、雨で視界不良。
露天風呂もあったのにポツポツと振ってると落ち着かない。
宿の時間も近付いてゆっくり入っていることはできなかったが、
それでも雨で濡れた体を温めることができた。
午前は暑かったけど午後は急に気温が下がっていた。
坂出の山を降りて坂出北のインターチェンジから高速へ。初の瀬戸大橋。
あまりの大きさ、立派さに笑いそうになる。なんだこの柱の太さ、高さ。
ドライバーのSさんは「巨神兵」と呼んでいた。頷く。
青函トンネルもすごいが瀬戸大橋も同じぐらいすごいな。
僕はこれまで海上の橋よりも海底のトンネルのほうが技術的に難しいはずだと
たいして興味を持ってこなかった。
いや、これは語るに値しますね。四国の人が誇るのもよくわかった。
今回泊まる「民宿いけだ」のある櫃石島で高速を下りる。
外は既に真っ暗。
本来、島民しか車で訪れることはできない。観光客のマイカー不可。
高速の出口で料金を払おうとしても島民専用のカードがないと受け付けてくれない。
民宿に電話して宿の人に下りてきてもらってカードを入れて、ようやく通される。
通常観光客は児島か坂出からバスに乗ってくることになるか。
民宿はこの出口のすぐ裏にあって便利だった。
この高速料金は島に住む人にとってはとてもつもなく高いものであって。
宿の方が言うにはETC料金になって少しは安くなったけど
それでも普通に暮らしてて車に乗っていると1ヶ月に5・6万はかかると。
優遇されないんですね。
瀬戸大橋の開通するまでは船だけが交通手段だった。
http://www.city.sakaide.lg.jp/island/hitsuishijima/index.htm
到着して落ち着いたのが19時半頃。
さっそく料理が出てくる。
鯛の刺し身が舟盛りひとつ、アコウダイとタコでもうひとつ、
ビングシの煮付け、オコゼの唐揚、鯛の塩釜焼き、
茶碗蒸し、鯛めし、鯛のお吸い物。デザートにパイナップル。
とにかく、鯛づくし。
これだけ豪華な食事で一人頭10,000円ちょっと。
(夜に空けた瓶ビールを含めて)
かつてない素晴らしい民宿だった。
これは知る人ぞ知るだな…
しかもこの日、他に泊まり客なくて貸しきりだった。
こちらではアコウダイのほうが一般的とのこと。
普通の鯛よりも身が締まっていた。
オコゼは石の民俗資料館で話を聞いた。
祭りではオコゼを備える。
山の神は醜い容貌をしているため、
もっと醜い顔をしているオコゼが喜ばれるのだという。
散々食べて飲んで、持ち込みの吟醸「金毘羅大芝居」と山梨のワインを飲んで。
酔っ払ってあれこれ話して、「20の扉」をやったりして気がついたら午前1時。
今回もまた「ケータイ大喜利」を見ている間に寝落ち。
ドライバーだった男性ふたりは僕よりも早く寝落ち。
[5022] うどん県の旅 その4(9/6) 2014-09-11 (Thu)車でここも3分ほど。
今回のメインイベントのひとつ、イサム・ノグチ庭園美術館へ。
http://www.isamunoguchi.or.jp/
世界的な彫刻家イサム・ノグチがその晩年、庵治石に魅せられ、
アトリエと住居をここに構え、ニューヨークと往復しながら作品製作を進めた。
誕生日には必ずこの牟礼の住まいで過ごしていたという。
ビジターセンターで受付を済ませる。
篠山紀信が撮影した立派な画集が売られている。絵葉書やその他関連書籍など。
僕はイサム・ノグチが制作した子供向けの遊具を集めた小冊子と
住まいの内側を撮影したポストカードを1枚買う。
雨が本格的に降り出す。傘を借りる。虫除けスプレーも置いてあった。
15時からの回の見学。前半はアトリエと庭園、後半は住まいと裏山の庭園。
係の方の説明を最初の方に受けて、あとは自由に鑑賞する。
しかし、写真撮影と展示物に手で触れるのは不可。
庭園に無造作に大きな岩の塊が無造作に置かれている。
作品として完成せず、製作途中だった岩たち。滑らかに角を保った。
凡庸な灰色の石なく、ほとんどが黒ずんで赤や茶色に染まっている。
どこかに青が潜んでいる。独特なイサム・ノグチ色。
それぞれに肌理の細かさが違い、エネルギーの持つ方向性が違う。
そういった岩に窪みが設けられていたり、
円の形をまっすぐに保ったまま穴が開けられている。
その中に雨が振って水がたまっている。
僕はその中に指を浸してみた。
圧巻だったのは蔵の中に置かれた大作「エナジー・ヴォイド」
http://www.isamunoguchi.or.jp/gamen/museum.htm
大きな蔵を建てたから大きな作品を置いたのではなく、
大きな作品を作ったからそれを治めるための大きな蔵を作ったということ。
その照明もイサム・ノグチのいわゆる幽玄なオレンジの光を放つ「あかり」で。
凛として照らす。
イサム・ノグチの住まいは玄関から少しだけ覗ける。
こう言ったら身も蓋もないけどニューヨークのセレブ向け
超高級和風モデルルームのような。
イサム・ノグチ的なひんやりとして独特な手触りの丸みを持ったオブジェと
それを取り囲む落ち着いた、夜が雨のように降ってくる空間と。
生活感ゼロで本当にここに住んでいたのだろうか?
死後生々しいものは取り除いたんだろうけど。
裏の山を上って行く。
川の流れを小さな石を敷き詰めることで模倣した壮大な作品があった。
下流に行くと石が岩となりゴツゴツと荒々しく大きくなる。
冷蔵庫のように大きな卵型の石が突っ立ち、
その習作に用いられたような丸い石たちが積み上げられた一角もあった。
その横には四角いステージ。天気のいい日にはここで酒を飲んだという。
美術館と何らか関係があるのか、
敷地の横には同じようにゴツゴツとした岩を大小様々に集めて並べた
鉄骨の屋根と柱だけの大きな工房が建っていた。
中からは鉄の断ち切られる音がした。
イサム・ノグチ庭園美術館を出て、少し車に乗ってまた下りて「駒立岩」を見に行く。
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/7540.html
この辺りは源平合戦ゆかりの地。
近くに源平観光案内所がある。
小さな川の中に那須与一が的を射る前に祈りを捧げたという「祈り岩」があって、
その奥にその上に立って弓を放ったという「駒立岩」がある。
川の水門には舟の上の的を描いた絵が括りつけられている。
この辺りからことでんの八栗駅まで「石あかりロード」となっている。
http://www.ishiakari-road.com/
2005年から毎年開催されて今年で10年目。
家々の軒先に今年の応募作品160個と過去の入賞作品が並べられている。
全国から応募があるのだろうか。
16時過ぎだったのでまだ石あかりは灯されていなかったけど、
夜になれば幻想的な風景となりきれいだろう。
応募作品のタイトルをエントリー順に5つ紹介すると
「光りあふれる猫」「化雪見−根−」「いらっしゃいませ猫」「かちむし」「星空のように」
モチーフとしては猫や蛙、地蔵が多かった。
ファンタジー系か抽象系にだいたい二分される。
過去の上位入賞作品「生家」「待ちわびて」辺りがよかったですね。
八栗駅に投票所があるんだけど
僕らの間では今年の作品の中では「チーズを見つけた!」がイチオシとなった。
パンフレットを見ると価格が載っていて、80,000円〜200,000円ぐらいまで。
制作費じゃないんですね。果たして売れるのだろうか?
いや、人気の作品は石工たちによりレプリカが作られ続けているのか。
子どもたちがつくったカラフルなオブジェ、
子どもたちの願い事を四角い石のプレートに書いたものを集めて吊り下げた柱、
石あかりとは関係なく「ONE PIECE」のフィギュアを
プラスチックのケースに包んで庭の木からぶら下げる家があった。
町全体がアートに向かって何かを生み出していく雰囲気。
「石の民俗資料館」「イサム・ノグチ庭園美術館」といったリソースと重なり合って
このようなイベントを開催するのはなかなか素敵だと思った。
雨も強くなってきてそろそろ切り上げようというムードの高まる中、
先生の熱意は途切れることなく。
合間合間に「州崎寺」「弓流し跡」「佐藤継信の墓」を見て回った。
州崎寺には源平合戦絵巻が石版に刻まれていた。
弓流し跡は解説の板にこうあった。
「源平合戦の際、義経は勝に乗じて海中に打ち入って戦ううち、
脇下にはさめていた弓を海中に落として、
平家方の越中次郎兵衛森嗣に熊手をかけられ危うく海中に落ちかかりましたが、
義経は太刀で熊手をあしらい左手のムチで弓をかき寄せあげたというところです。
平家方に拾われて「源氏の大将ともあろう者がこんな弱い弓を使っているのか」
と物笑いになるのをおそれたものだといわれております
高松市教育委委員会」
佐藤継信は義経の身代わりとなって死んだ。
その墓よりも、同じ敷地内の義経の馬の墓のほうが大きかった。
先生おすすめのお菓子の店に入って、ここで先生とはお別れ。
[5021] うどん県の旅 その3(9/6) 2014-09-10 (Wed)12時、八栗ケーブルカーの登山口駅へ。
夏休みも終えて広々とした駐車場には車がほとんど停まっていない。
ため池が静かに広がっている。
その奥にゴルフの打ちっぱなしが。
那須与一にちなんでか的が扇形になっている。
ケーブルカーの駅も閑散としていて、土産物屋と切符売り場が併設されている。
犬向けの讃岐うどんが売られていた。これはその後あちこちで見かけた。
山頂と往復して930円。
ケーブルカーはオレンジ色に塗られていて
高尾山のケーブルカーのように車体そのものが階段状に傾斜している。
運転手が解説しながら山を上って行く。
線路は単線でちょうど真ん中にすれ違いポイントが設けられていて
ここだけが膨らんで複線となっている。
上下線は必ず同時に出発することになっていて、上から下りて来たのは青だった。
車両は昭和39年日立製でワイパーも手動。今も無事故で運転している。
日立のプレートが欲しいという人が時々現れるのだとか。
盗まれても困ると夜は駅に停めずに途中のすれ違いポイントに停車させて
乗務員は下りてくるという。
通常は15分置きだが、年末年始の初詣シーズンは4分置き。その間15万人が利用する。
車内を「いろは歌」が流れる。
途中、寅さんの撮影で使われたというよもぎ餅を売る古民家があった。
山頂で下りて五剣山八栗寺へ。
四国霊場八十八ヶ所のうち、第85番礼所。
空海が八つの栗を埋めたとされるのがその由来。
http://www.88shikokuhenro.jp/kagawa/85yakuriji/
はやってなさそうな半分閉じられた土産物屋を通り過ぎ、山門へ。
八十八箇所をお参りしている年配の方たちが白装束に身を包み、山笠をかぶり、お経を。
ツアーなのか気もそぞろになんちゃってな風情のおばさんもいれば
般若心経を朗々とした声で唱えているおじいさんもいる。
なんらかの願掛けなのだろう。
境内の端から端までを早足で歩いて賽銭箱にお金を入れて頭を下げるということを
何度も何度も繰り返している。
五穀豊穣ということなのか大根を祀っていて、象った石像が何箇所かに置かれていた。
天狗も祀っていて、お堂の裏には天狗の下駄(もちろん一本足)が、
中には髪がぼうぼうと伸びた天狗の面が飾られていた。
蛇を祀った祠や少し上ったところにご利益のあるとされる馬の像があった。
皆に触られて足の部分はテカテカと光っていた。
薬師如来や大日如来などの像もしっかりとあって、中心には鐘楼。
除夜の鐘の時には鐘を突く人で行列になる。
僕らも鐘を突いてみる。鐘には歌人会津八一の歌が刻まれていた。
「わたつみの そこゆくうをの ひれにさへ ひひけこのかね のりのみために」
毎月1日と16日にはお参りの方々を迎える法要が開催され、「お接待」が無料で提供される。
先生は必ず訪れているとのこと。
ケーブルカーも1日は午前5時から営業している。
南側の山門を出て最近出来たばかりの「お迎え大師」を見る。
ここからの高松方面からの眺めがよかった。
振り向くと五剣山の険しい面持ち。剣のうちのひとつは安政の大地震にて崩れた。
山肌が削れて岩が露出していて、石切たちが長い年月をかけて掘り出したのだろう。
この日はこの頃が一番熱かった。日差しがサンサンと降り注いでいた。
13時、ケーブルカーを下まで。
「シルクロード」のテーマ曲が流れていた。
車で「山田屋」へ。
http://www.yamada-ya.com/
香川県の有名店のひとつ。駐車場も広い。
旧家を改装して店舗に利用している。鯉の泳ぐ庭園もある。
「釜ぶっかけ」はこの店が発祥だとかで登録商標をもっている。
中に入ってサービスはロードサイドの和風レストランのように効率的。
そういう商売に敏い店ってあんまりいい気持ちがしないですね。
不都合はないしうどんも悪くはなかったけど。
僕は「ざるぶっかけ」にした。570円。
食べ終えて、庭園で記念撮影をする。
店を出ると曇、雨がぱらつき出す。
栗山記念館へ。
http://mureaji.jp/?cat=77
栗山公園が高松市内の中心部にあったり、よく見かける名前ではあったけど、
これは柴野栗山に由来する。朱子学を学んで寛政三博士の一人とされる。
その書や書物、手紙などが展示されていた。入館料200円。
2階はホール。子どもたちが書いたのかその生涯をモチーフにした屏風があった。
[5020] うどん県の旅 その2(9/6) 2014-09-09 (Tue)うどんを食べ終えて、2台の車に分かれて牟礼町へと向かう。
最高級の花崗岩である牟礼石・庵治石が取れる。
その縁でイサム・ノグチ庭園美術館がある。
源平合戦のひとつ「屋島の戦い」の舞台としても有名。
今は高松市に編入されている。
30分ほど車に乗る。
「世界の中心で、愛をさけぶ ロケ地 5km」という道路標識が出ていた。
「マルヨシセンター」というスーパーで
地元の大学を定年で退官された先生と合流する。
この日、牟礼はこの先生が案内してくれることになるのだが、
立てたスケージュールが綿密すぎてビビった。
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11:00 ちょい過ぎ 先生と合流(マルヨシセンター牟礼店)
11:10 ちょい過ぎ 石の民俗資料館(予約済み)
11:50 八栗ケーブル登山口駅
※発車時刻は00分、15分、30分、45分、00分というように
15分間隔で運行されています。(山上駅も同じ時刻です。)
12:05 八栗ケーブル山上駅
12:15 四国八十八か所第85番札所・八栗寺
13:00 八栗ケーブル山上駅→13:05八栗ケーブル登山口
13:30 うどんの本陣・山田家(予約済み)
14:15 柴野栗山記念館(予約済み)
15:00 イサム・ノグチ庭園美術館
16:15 源平合戦史跡巡り・石あかりロードの散策
(佐藤継信の墓・総門跡・弓流跡・洲崎寺・祈り岩・駒立岩)、
17:00前後 牟礼出発
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こんなキツキツで回り切るかね?
もっとユルユルでいいんじゃない?
と思うが、健脚の先生がどんどん先に進んでいく。
何度も観光客を案内したことがあるのだろう。
それにこれら全て牟礼町の中であって車の移動もそれぞれ3分もかからないこともあって
コンパクトに各所を回っていく。
まずは「石の民俗資料館」へ。
http://mureaji.jp/?cat=76
車で丘の上まで上って行く。
芝生の斜面を子どもたちが橇で滑っていた。
愛知県や福岡県の石屋が寄贈した各地の石が四角く切りだされて道沿いに並んでいた。
オブジェやモニュメントのようなものもあちこちに置かれている。
まずは展望台に上る。
なぜか植田まさしが描いた那須与一の壁画が。
(調べてみたら幼少の一時期香川県に住んでいた)
展望台からは海辺に広がる高松の町が一望できた。
すぐ手前に平べったい山である屋島が見える。木々に覆われてこんもりとしている。
有名なため池も点在している。古き時代の渇水対策だったのが今も残されている。
小さな細長い湾となっているのが源平の戦いの場所のひとつ檀ノ浦があった。
展望台には「カラウス」という2mほどの杵を足で踏んで突く大きな石臼や
「シメグルマ」という杵をぐるっと360度回すと両端の歯車がガチガチが連動する碾臼があった。
資料館の中に入る。入館料200円。施設の人が解説してくれる。
入ってすぐのパネルにはこのようにあった。
「牟礼町は世界でも最高級の花崗岩である庵治石の産地です。
庵治石は町の北西部の丁場と呼ばれる砕石場から切りだされます。
丁場で石をき出す作業をする人たちのことを丁場仕と呼びます。
切り出しは、戦後、機械が導入されるようになるまでは
簡単な工具と丁場仕たちの技術だけで行われていました。
丁場仕たちはみな、自分自身の手で鍛冶をし、
道具の補修や製作をしていましたが、
機械化とともにそれらの技術は使われなくなり、姿を消しました」
この切り出し作業を行う丁場仕たちの仕事の様子が
原寸大のジオラマで活き活きと描かれている。よくできている。
彼らの使った道具、ノミや楔、ペンチのようなものも展示されている。
細やかにサイズが異なる。
男たちは仕事の前にノミを研ぐ。
1日に40回も打てばボロボロになってそれ以上使えなくなるのだという。
女たちは切りだされた石を磨いた。
この牟礼石・庵治石はすごく硬くて均質で、世界を探しても他にない。
最高級の灯籠や墓石として利用される。
他の石ならば数十年しかもたないのがここのは200年は持つ。
こういった歴史的な展示物だけではもたないのか、
天然石のストーンハンティングなどのイベントも開催している。
夏は芝生に寝転がって聞けるコンサートも開催しているのだとか。
http://www.genpei.org/kyougikai/ishimin.html
資料館を出て、一度丘を下りてぐるっと裏手に回って八栗ケーブルカーへ。
[5019] うどん県の旅 その1 2014-09-08 (Mon)土日は編集学校29破のメンバーによる旅行で香川県へ。
半年前の伊香保温泉に続く2回目。
やはり今回も香川・徳島在住の方がいて、車を出して案内してくれる。
周りの皆が日程を決めてくれた。
僕は「うどん? いいねえ」「温泉? いいねえ」と合いの手を入れるだけ。
土曜は源平と石の町、牟礼町をイサム・ノグチ庭園美術館を中心に訪れ、
瀬戸大橋の櫃石島の民宿に泊まって、日曜は金毘羅さん詣でとなった。
土曜。朝5時起き。前の晩寝たのが0時近くだったので眠い。
バックパックには着替えと『るるぶ』とiPhoneのバッテリー。
虫除け、日焼け、ポケムヒなどの薬もろもろのセット。
持って行く本は川勝正幸『ポップ中毒者の手記2』を続きから。
昨晩ジンギスカンを食べ過ぎて、胃腸薬を飲んで外に出る。
昨晩タワレコに買いに行った
サラ・マクラクランのベストアルバムを聞く。
丸ノ内線は銀座まで。
有楽町で山手線に乗り換えて浜松町からモノレールに乗る。
朝6時台だというのにキャリーバッグをお供にした人たちで混んでいる。
週末、東京を離れて遠くで過ごすという人は多い。
空港を前にして工業地帯に差し掛かるとこんな時間から高い煙突に白い煙が。
炎が吹き出ているものもある。24時間操業しているのだろうか?
ANA531:羽田0725発、高松0840着。
7時前に到着して時間もなく、すぐ保安検査場へ。
今回はeチケットをiPhoneのアプリ「PassBook」に入れてみた。これは便利。
ANAのアプリもスタイリッシュでいい。
出発ロビーをブラブラ歩いているうちに搭乗時刻になる。
満席とはならず7割か8割ぐらいか。僕の横も開いていた。
翼の隣となる。滑走路を走りだすと地上の整備員たちが手を振ってくれる。
空へ。『ポップ中毒者の手記2』と『るるぶ香川県』を交互に読みながら、
窓の外を眺めながらぼんやりと過ごす。
青空にひこうき雲が2本。
1本はまだ新しいのか白くて細く、もう1本は帯のように広がっていた。
高松空港着。青森空港と同じぐらいの大きさか。
うどん出汁の出る蛇口を聞いて調べてみると2階の「空の駅かがわ」の中にあった。
http://www.shikoku-np.co.jp/udon/soup_tap/
紙コップで受けて飲む。
極めてオーソドックスな味なんだけどまだ気温の低い朝に飲むと体がほっこり温まる。
1階のレンタカーのブースの前で飛行機組が集合。
送迎のライトバンに乗ってレンタカー屋へ。少し離れている。
カウンターが2つに対し何組も借りに来ていて結構待たされる。
しかし飛行機の到着しない時間帯はガラガラなんだろうな。
高松市内へ。カーナビに入れて北へ。
向かうは「さか枝」高松市内中心部にある。
http://www.my-kagawa.jp/udon/detail.php?id=12
セルフサービスと言えばここ、なのだとか。
NHK FMの香川放送局を聞く。
ワールドミュージックの番組でインド音楽が流れる。
それに混じって矢野顕子「中央線」が。どういう選曲だったのか。
しばらくロードサイドの店が並んでいて、こういうところは全国変わらない。
市街地に入る。なんかちょっと
東北でもない関東や関西でもない何か、空気感とでも呼ぶものが見え始める。
色合いのようなもの。緑や茶色、水色と黒の入り混じったような。
「さか枝」の駐車場で合流。
夜行バスや「サンライズ瀬戸」のメンバーはもっと早く合流して、
朝食としてもう一軒行ってたのだとか。
事故の影響で「サンライズ瀬戸」は1時間近く遅れたようだ。
高松市はモワッと湿度があって暑かった。
彼らは先に食べていたとのこと。飛行機組が古びた店の中に入る。
「右側から入ってください」と言われて、よく分からずまごつく。
ルートが決まっている。
右側のカウンターで注文をする。
かけうどんの小が180円、中が210円、大が240円。
ぶっかけ の小が200円、中が240円、大が260円。
釜玉うどんの小が280円、中が320円、大が340円など。
かけうどんの中にする。
天ぷらをいくつ食べるか聞かれる。
左側をチラッと見ると大きなトレイに天ぷらがたくさん乗っている。
とりあえず3つとする。1個80円。合計450円。
左に進むとすぐ器に盛ったうどんが出てくる。
かけうどんなのに出汁が入っていない。
これ? と思ってキョロキョロすると向こうで入れてくださいと。
そうか、だからセルフサービスか。
天ぷらのトレイから選ぶ。
ちくわ、いか、れんこん、玉子、ごぼう、茄子、かき揚げ、アジフライ?
丸天、じゃこ天、赤天、上天など。きつねもあったかな。
僕はちくわ、いか、きくらげ入りの丸天にする。
え、えーと次は? とトレイを持ってウロウロしていると
店のおばちゃんが「薬味を入れてください」と。
ネギ、ゴマ、生姜、天カス、わさび。
最後にタンクに入った出汁を蛇口をひねって。
テーブル席に着く。温かい出汁が柔らかい味わい。
うどんもコシがあって静かに自己主張する。
天ぷらは揚げたてではないけど、出汁によく合った。
さすがうどん県。いきなりおいしい。
この出汁をポットに詰めて一日持ち歩きたいと思った。
よく見るとカウンターにぶら下げられている札には
ぶっかけや釜揚げと並んで「きそば」なんてのがあった。
常連さんらしき男性が天ぷらを入れず、そのかけそばだけを食べていた。
あの境地に達するにはどれだけ通わないといけないだろう。
[5018] 9/1-9/7 2014-09-07 (Sun)9/1(月)
ふくしまプロジェクト、ポスター製作の手伝いで
無料ないしは格安の画像提供サイトを幾つか覗いて
福島県の山々の写真を探す。
昨晩、外付けHDDに移したファイルは会社のPCに移せたが
今日はそこまで。帰ってきて残りの分を外付けHDDに移す。
昼、大戸屋で四元豚と野菜の蒸し鍋定食とかぼちゃコロッケ。
夜、返ってきたときにやたら腹が減って
LUMINE地下の肉系惣菜屋にてマヨタマハムカツ、メンチカツ。
ご飯を炊いて食べる。
30破:勧学会と別院が最終日。
それぞれメッセージを送る。
別院に好評だった? バーのマダムを登場させたら何人か続いてくれた。
10教室の名残惜しい雰囲気を眺めて過ごす。
---
9/2(火)
昼、大戸屋にて鯖炭火焼き定食。
15時には腹が減る。
17時前に松屋に入って「プレミアム牛めし」を食べてみる。
あんまり違いがよく分からず。
柴崎友香『寝ても覚めても』を読み終える。
前半は全く動きがなく、何もない小説なのかなあと思いきや
後半から終盤にかけてこの小説ならではのロジック・ルールで
キャラクターが、物事が、動いていく。
感覚だけで書いた繊細なだけの作品なのかなあと思ってたのは間違いで、
実はとても緻密に構築されているのかもしれない。
帰り図書館に寄って『きょうのできごと』を借りる。
夜はまったりと過ごす。
新聞を読んで、CDの解説を読んで。
マデリン・ペルーのデビュー作を聞く。
先日買った外付けHDDがどうも壊れているようだ。
PCに挿しても認識しなくなった。
反応しないからブツッと抜き出してそれがまた悪くする。
編集作業何も進まず。
---
9/3(水)
柴崎友香『きょうのできごと』を読み始める。
デビュー作。『寝ても覚めても』よりこちらのほうがいい。
昼、神田カレーグランプリ '2014エントリーの店に入ろうと
PJの後輩たちと神田の「100時間カレー」へ。
ライスとルー大盛り、ルーはジャワ(辛口)
10種類から選べるトッピングはチキンカツ、フィッシュカツ、
今日の野菜(さつまいも、ヤングコーン、レッドピーマン)、
オニオンリングフライ、ポテトサラダ。
フライものは揚げたて。ルーも100時間煮込んでるのがほんとなのかなかなかいい。
食べてるうちはそうでもなかったけど、食べ終わってからじんわりと辛さが。
午後のシステム検討会議とその後の業務改善の打ち合わせが終わって
今週・来週の仕事に目鼻がつく。
夜、歩いて銀座の無印良品へ。先日見かけて以来机を買うかどうか迷う。
キャビネットを入れたら4万5,000円。けっこうする。
しかし、この手のものは安物をかってもいいことない。
今、部屋の机は足が折れたまま使い続けて上に載せたカラーボックスもゆがんでいる。
危ない。いつ崩れるか。
有楽町ルミネのIDEEも見てみる。
三田の集まり。西口、慶応仲通りの商店街を歩いて店を選ぶ。
先日入った「Mon Circulo」の姉妹店があった。
東口へ。久しぶりに鶏ちゃん焼きを食べたいなあと思う。
結局「塚田農場」へ。
噂の店だけど神保町〜丸の内界隈になかったので入ったことがなかった。
宮崎県日南市の方の農場。チキン南蛮にじとっこ炭火焼き。
「マキシマム」というスパイスを使ったポテトフライ。
どれを頼んでも美味しかった。
飲み物はスコールモヒートや平兵衛伯州ハイボール。
とてもいい店だった。また来よう。
話しに聞く名刺はもらえなかった。
丸ノ内線終電ひとつ前。帰ってきて午前1時。
ノートPCに画像ファイルなどひと通り入れて持ってきたのを
仕事の合間にUSBフラッシュメモリでせっせと移し替えて
ようやく会社のPCで動かすファイルが揃う。
しかし、Adobe Premiere を起動させてプロジェクトファイルを開くと
ファイルが見つからないと出る。
家のPCがD:ドライヴで作業していたのに対し
会社のがC:ドライヴをフルで空きなし。
C:を圧縮してD:を作れないか試してみるが容量が足りないと。
仮想でD:ドライヴを作るコマンドを見つけるが、まずはD:を作成する方を試す。
そのためにC:を開けるためにファイルをごっそり消すのに時間がかる。
昨日が30破:チームラウンジ最終日。
午前中、カギをかける。
母に電話してみるとだいぶ荷物が片付いたという。
明日は叔父が来て物置に棚が作れないかなど見てみるそうだ。
---
9/4(木)
昼、PJランチ会。水道橋のダイニングバー「Swing」に入ってみる。
名物のバラホルと鶏唐揚、コロッケ、目玉焼き。ガッツリ食べる。
夜もそれほど高くなく、気軽に使えそうでなかなかいいかも。
ちょこちょこと打ち合わせ、昨日の議事録作成、夕方から結合テストのシナリオ作成。
D:ドライブ作成はどれだけファイルを消して空きを作っても容量不足。
ディスクが断片化している?
仮想ドライヴコマンドがうまく行ったのでまずはそちらで
プロジェクトファイルを開く。
開くことは開いて映像ファイルなど読み込めたが、
ひとつのファイルが映像ファイルではなくオーディオファイル扱いになって形式が違うと。
なぜだろう? よく分からず。
そこにつまずいてレンダリングできない。
仮想ドライヴだからか。
もう一度D:ドライヴ作成に戻る。デフラグを実行して、時間がかかりそうなので放置して帰る。
シナリオ作成に時間がかかって20時頃まで。
昨日の「セイゴオひび」にて「NAZO」のことが出ていた。遂にリリースか。
https://twitter.com/seigowhibi/status/507178454186344448
週末の高松旅行に向けてe-チケットの二次元バーコードをダウンロード。
---
9/5(金)
昼、中華料理の「hiro」で麻辣豆腐(麻婆豆腐ではない)
うーむ、たしかに麻辣だが「四川一貫」の方が一歩も二歩も上。
隣の焼肉屋は前にも来たことがある。
今日のノルマとしていた結合テストのシナリオを完成させる。
夜、PJ飲み会で日比谷「ニュートーキョー」にてビアガーデン。
ジンギスカン。明日はうどん県だというのに食べ過ぎる。
2次会を断って帰ってくる。
図書館に『きょうのできごと』を返しに行く。
福島動画の編集、会社のPCにてこっそり進めていた環境の移し替えが
ようやく終わって、Youtubeにアップロードするもうまくいかない。
もう一度試してみる。時間がなかったので電源を落とさず続行させたままにする。
帰ってきて見てみるがやはりデータ量の多い箇所がうまく表示しきれず、
ファイルも途中で途切れている。残念。
午前0時に眠る。
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9/6(土)
高松空港〜高松市:さか枝〜石の民俗資料館〜牟礼町:八栗ロープウェー〜八栗寺〜
栗山記念館〜イサムノグチ庭園美術館〜石あかりロード〜かんぽの宿坂出〜
櫃石島:民宿いけだ
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9/7(日)
民宿いけだ〜櫃石島漁港〜こんぴらさん〜丸亀市:一鶴〜高松市:栗山公園〜
高松市:うどん棒〜高松空港
[5017] 久々の撮影・編集 その3 2014-09-06 (Sat)(以下、テクニカルな話がえんえんつづきます)
「ふくしま再生プロジェクト」のための動画、先週金曜に編集が終わった。
PJメンバーにまずは観てもらおうと Youtube にアップするが
再生してみると途中で途切れていたり、
泉に湧き出る水しぶきという映像がデータ量多すぎてカクカクとなってしまったり。
家のPCが非力だからだろう。どうしたもんか…
新しいPCを買うのはお金がかかるし、そのセットアップにも時間がかかる。
そうだ、と会社のPC2台使っているうちの1台にこっそり環境を構築することを思いつく。
ビデオカメラをつないで動画を取り込んだりといった
実際の編集作業ではなく、最後の仕上げの部分だから仕事の合間にできそう。
と考え、日曜、ヨドバシに外付けHDDを買いに行く。
今だと1Tサイズで7,000円からってのが相場みたいですね。
正直お金は掛けたくない。
ファイルサイズは80G弱なので、1Tもいらない。
探すとちょうど80Gで3,000円というのがあった。箱も小さい。
あ、これでいいかと買って帰る。
しかし、夜中にファイルを移そうとしたら
20Gぐらい来たところで突然エラーでファイルコピー中断。
悪い予感がする。夜も遅くなっていたのでその日はそこまで。
次の日、月曜、Adobe Premiere Elements 12をインストールした後に
(まっさらなPCだったけど、アップグレート版が入った。そういうもんか)
会社のPCにファイルを移す。この20Gは普通にできた。
月曜の夜、家に帰ってから残りのファイルをコピーする。
その時はエラーとなることはなく、一応全てのファイルが収まった。
なのに火曜、会社のPCに接続しようとして
外付けHDDを差し込んでも反応しない。うんともすんとも言わない。
もう1台のPCは最初の1回だけ中が開けた。
どうも初回差し込んでUSBドライバをインストールした時だけHDDとして認識するようだ。
差しても反応しないので「安全にはずす」ということができず、
ランプが付いたままブツッと抜くことになる。
これがまたダメージがジワジワと広がってハードウェア的にはよろしくないのだが、仕方ない。
ここはケチケチせず1Tの外付けHDDを買い直すべきか。
いや、無駄になった3,000円がもったいない。
16Gと4GのUSBフラッシュメモリ2本があるのでこれに小分けして残り3日掛けて運ぶか?
いや、そうだ。ノートPCにひとまず入れて持ち運ぼう。
ネットワークにつながずに立ち上げてこの2本に移し替えて
会社のPCにバケツリレーしたら1日で終わる。
名案のように思えた。帰ってきて早速実行する。
しかし、全然本質的ではないところで苦労している…
水曜の午前中、仕事の合間にちまちまと作業してひと通りファイルを移し終わる。
昼休み、Adobe Premiere Elements12 を立ち上げて
プロジェクトのファイルを開こうとして、ハテと立ち止まる。
家のPCでは D:\fukushima 配下にプロジェクトのファイルを配置していた。
素材となる動画のファイルもここに全部置いている。
会社のPCは C:ドライヴしか作っていないため、素材ファイルのパスが合わない。
でないと Adobe Premiere Elements12 は「00000.MTSは」どこですか? と
全てのファイルの位置を聞いてくることになる。
めんどくさい。D:ドライヴを作成したい。
というか、何が起こったかというと。
今回、Canon と SONY の2台のビデオカメラを借りたんだけど
どちらもまっさらな状態で動画ファイルを撮ると
「00000.MTS」から始まってカウントが+1されていく。
拡張子もファイル名の形式も一緒。
へー、規格が統一されていていいね、と最初は思う。
ファイル名がバッティングするからそれぞれフォルダを分けて保存しておく。
それをそのまま Adobe Premiere Elements12 のプロジェクトに取り込む。
D:ドライヴのある家のPCで作業している分にはそれでよかった。
C:ドライヴしかない会社のPCで作業するならば、
00000.MTSはどこですか? と聞かれた時にフォルダをイチイチどちらなのか指定しないといけない。
これが、つないだ順に聞かれるないしは、フォルダのパス込みで聞かれるならば都度指定すればよい。
それがそうじゃなく、アトランダムに処理した順でファイル名だけ聞かれるため、
00038.MTSはどこですか? と聞かれるとどちらか分からない。
運を天に任せて選んでいったらやり直しに時間がかかりすぎる。
これはなんとしても、D:ドライブをつくらないといけない。
探すと見つかる。
『フォルダーを仮想ドライブ化(パーティション化)する方法』
http://d.hatena.ne.jp/sodomojo/20110719/1311055566
substコマンドを使えば仮想的にドライヴが作成できることが分かる。
しかし、仮想というのが引っかかる。
WindowsNTや2000の頃のシステム構築でどれだけそういうのあやふやだったか。
これは最後の手段としたい。
それ以前に、D:ドライヴがDVDに使用されていた。
これを他の名称に変更しないといけない。E:とする。
『Windows 7でCD/DVD/BDドライブなどのドライブ文字を変更する方法』
http://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/relatedqa?QID=010977
実際にD:ドライヴというものをつくろうと思う。
『ハードディスクに新しいドライブを追加したい』
http://www.frontier-direct.jp/faq/07/004078.htm
空いている領域があったら Windows 7 のUIで手軽に作れるというものだったんだけど、
しかし、C:ドライヴに領域が全て割り当てられていた。
ではどうするか? 空けられないか?
ディスクの管理コンソールからそのままできそうだ。
『ヒント: Windows 7 のディスクのボリュームを簡単に縮小する』
http://technet.microsoft.com/ja-jp/windows/win7_tips61.aspx
おお、と思いやってみる。
今回のファイル全体のサイズ、ギリギリの78G分縮小できるとなった。
しかし、開始ボタンを押すとすぐエラーになる。
「十分なディスク領域がないので、この操作を完了できません」
どういうこと? 空いてるはずじゃないの?
水曜はその後不要ファイル数10G分をいっきに消すために会社のPCを放置して帰る。
木曜の朝出社してディスクの管理コンソールから縮小を試みるが、やはり
「十分なディスク領域がないので、この操作を完了できません」
日中かけてもっともっとファイルを消して、
家からもってきた動画の素材ファイルも80G分全部消す。かなり空いた。
それでもエラーとなる。
うーん、断片化したファイルがちょこちょことあって引っ掛かってる?
見てみると4%だったけど。
念のため夜、帰る前にデフラグをかけて帰る。
その途中、「subst」コマンドも試してみる。
案外すんなりD:ドライヴが作成される。
パスの問題も片付く。イチイチ指定しなくてもファイルを読み込む。
しかし、なぜかファイルがひとつだけ読み込めない。
タイムライン(編集ボード)上はオーディオファイルなのに、
指定されたファイルは映像+オーディオのファイルであると。
いやー、後者なんだけどなあ。どこかで何かがうまくいっていない。
やはり仮想のドライヴだからだろうか?
本当のドライヴにしないといけないか。
そんなこんなで、デフラグに戻った。
夜は家のPCに保存していたプロジェクトファイルを別名で保存し、
開けなかったファイルを別途USBフラッシュメモリに移した。
金曜の朝、断片化0%の状態。全体281Gのうち、未使用245Gとなる。
これで80G空けられないとなったら嘘だろう!
と再度管理コンソールから試す。140G縮小可能と出る。それでもボタンを押すと
「十分なディスク領域がないので、この操作を完了できません」と…
うーん、WindowsというかMicrosoftが融通聞かない?
こうなったらなんかソフトを入れてみるかと
『Windows上から利用できるフリーのパーティション操作ソフト
「EASEUS Partition Master Home Edition」』
http://gigazine.net/news/20101118_Easeus_Partition_Manager/
インストールして立ち上げてみると
C:ドライヴが未フォーマットで281G使用中と出る。あれ?
ということはソフトのほうでドライヴが認識できていない?
もしかして、と Administrator でログインし直す。
それでもだめ。「diskpart」コマンドも試してみる。
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/941diskshrink/diskshrink.html
shrink desired = 80000 とオプションを指定。なのに
「指定された縮小サイズは大きすぎます。
ボリュームが、最小ボリュームサイズよりも小さくなります」
などとメッセージが。
だったらいくらだったらいいのよ? とOSに任せてみる。
オプション無しの「shrink」実行。自動的に最大サイズを開放する。
エラーにはならないが、結果を表示させてみるとC:は281Gのまま。
なんかもう、ここまで来ると怪談のよう。
ここでハタと気づく。
会社のPCは資産管理ソフトなどあれこれデフォルトでインストールされている。
これが悪さ(と言っちゃいけないか)してあれこれPCへの変更を妨げている。
「もー余計なことを!」と思うが、会社からしたらそれが当たり前か…
D:ドライブ作成は諦め、「subst」コマンドに最後望みを託す。
家から持ってきた保存し直しのプロジェクトファイルを開いたら、
オーディオファイル問題も引っかからない。
うーん、なんかの噛み合わせ?
ひと通りファイルが読み込めて、レンダリングまでできた。
そんなこんなで一週間が終わった。長かった…
なんかすごく遠回りしてかなりの作業量で。
しかし、普段使わないようなPCのコマンドを打ったりしてそれはなんか楽しかった。
あとは最初に戻って
「泉に湧き出る水しぶきという映像がデータ量多すぎてカクカクとなってしまった」
問題が会社のPCでは解決されるかどうか。
ようやくスタート地点。
[5016] 神保町カレー屋リスト '2014 2014-09-05 (Fri)
昨日の「神田カレーグランプリ '2014」の流れで。
会社の新人から
「むっちゃカレー食べたいんですけどー、岡村さん詳しいと聞いたんでー」
とのことでリストを作ってみた。
<欧風>
「七條」 ★★★★★ 神田 ※神保町から移転
「ガヴィアル」 ★★★★☆ 神保町
「TAKEUCHI」 ★★★★☆ 神保町
「ボンディ」 ★★★★☆ 神保町
「トプカ」 ★★★★☆ 淡路町 ※インド系もあり
「ペルソナ」 ★★★☆☆ 神保町
「ルー・ド・メール」 (未開拓) 神田
<中華>
「北京亭」 ★★★★★ 水道橋 ※裏メニュー
「源来酒家」 ★★★★★ 神保町
「新世界菜館」 ★★★★☆ 神保町
「揚子江菜館」 ★★★★☆ 神保町
<タイ>
「チャントーヤ ココナッツ カリー」
★★★★★ 淡路町
「ティーヌン」 ★★★★☆ 神保町
「メナムのほとり」 ★★★★☆ 神保町
「グリーンパッタイ」 ★★★★☆ 淡路町
<インド>
「マンダラ」 ★★★★★ 神保町
「シャヒ・ダワット」 ★★★★☆ 神保町
「シディーク」 ★★★☆☆ 神保町
<インド系オリジナル>
「ディラン」 ★★★★★ 淡路町
「パンチマハル」 ★★★★★ 神保町
「エチオピア」 ★★★★★ 神保町
「カーマ」 ★★★★★ 神保町
「カレー屋ばんび」 ★★★★☆ 神保町 ※旧名「メーヤウ」
「葡萄舎」 (未開拓) 神田
「PLUCK」 (未開拓) 神田
「Rynott」 (未開拓) 神田
<オリジナル>
「共栄堂」 ★★★★★ 神保町 ※スマトラカレー
「チャボ」 ★★★☆☆ 神保町 ※ホワイトカレー
「カルダモン食堂」 ★★★★☆ 神田 ※カルダモンにこだわり
「いわま餃子」 ★★★☆☆ 水道橋 ※餃子+カレー
「LOOP」 ★★★☆☆ 秋葉原 ※メイド・ダーツバー
「燻し人 しんご」 (未開拓) 神保町 ※燻製カレー
<スープカレー>
「カムイ」 ★★★★★ 秋葉原
「北カレー」 ★★★☆☆ 淡路町
「オオドリー(鴻)」 ★★★☆☆ 神保町
「Eblack」 ★★★☆☆ 神保町
「米KURA」 (未開拓) 神田
<キッチン系>
「ブラウニー」 ★★★★★ 秋葉原
「キッチン南海」 ★★★★★ 神保町
「ハングリー味川」 ★★★★☆ 水道橋
「ジンコック」 ★★★★☆ 淡路町
「キッチンカロリー」 ★★★☆☆ 神保町
「ボーイズカレー」 ★★★☆☆ 神保町 ※むしろ生姜焼きが有名
「アミ」 (未開拓) 神保町
<カフェ系>
「アボカフェ」 ★★★★☆ 神保町
「アロハガンボ」 ★★★☆☆ 神保町
「一茶一会」 ★★★☆☆ 淡路町
「café HINATA-YA」 ★★★☆☆ 神保町
「BILBI」 ★★★☆☆ 神保町
<喫茶店系>
「さぼうる2」 ★★★★★ 神保町
「喫茶 プペ」 ★★★★☆ 竹橋
<食堂系>
「まんてん」 ★★★★★ 神保町
「栄屋ミルクホール」 ★★★★★ 淡路町
「ふくのや」 ★★★★☆ 竹橋
<チェーン店>
「ヤミツキカリー」 ★★★★☆ 水道橋
「ボルツ」 ★★★★☆ 竹橋 ※○○倍の元祖
「日乃屋」 ★★★★☆ 神田
「カレー屋ジョニー」 ★★★★☆ 水道橋
「ジャンカレー」 ★★★★☆ 秋葉原
「100時間カレー B&R」 ★★★☆☆ 神田
「カレー倶楽部ルウ神田関東総本店」
★★★☆☆ 神田
「東京スタミナカレー365 秋葉原道場」
★★★☆☆ 神田
「55カレー」 ★★★☆☆ 御茶ノ水
<カレーうどん>
「丸香」 ★★★★★ 神保町
「開元」 ★★★★☆ 神保町
「カレー饂飩 アツマル」 ★★★★☆ 淡路町
<カレーラーメン>
「魚とん」 ★★★★★ 淡路町
「生碼麺食道」 ★★★★☆ 淡路町
<とんかつ>
「ポンチ軒」 ★★★★☆ 淡路町
「T.dining」 ★★★☆☆ 淡路町
<ジャズ系>
「ジャズ オリンパス!」 ★★★★☆ 淡路町
「お茶の水 NARU」 ★★★☆☆ 御茶ノ水
<今はなき名店、殿堂入り>
「つかさ」 ★★★★★ 神保町 ※雀荘の昭和のカレー
「KANCHANA」 ★★★★★ 神保町 ※スリランカカレー
「味噌や」 ★★★★★ 神保町 ※カレーラーメン
「マンモスカレー」 ★★★★☆ 秋葉原 ※萌系イラストが壁を…
[5015] 神田カレーグランプリ '2014 2014-09-04 (Thu)神田カレーグランプリ '2014
http://kanda-curry.com/
今年も始まりましたが…
うーん、ラインナップが年々微妙になっているな…
中堅どころばかり。チェーン店も増えたし。
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あいうえお順に
「アジアンダイニングバーSAPANA水道橋店」「北カレー」「一茶一会」「喫茶 プペ」
「インディアンロショイ」「シャヒ・ダワット」「グレービー」
「インドダイニングバー エウサ」「生碼麺食道」
「インド・パキスタン料理 シディーク神保町店」「ジャンカレー 末広町店」
「インド・パキスタン料理 スルターン」「スープカレー 米KURA」
「インド料理 ザ・タンドール」「スープカレー屋オオドリー(鴻)神田駿河台店」
「インドレストラン マンダラ」「タイスキレストラン ムアン・タイ・なべ」「魚とん」
「TANAKAYA GRILL & ROUNGE」「Eblack」「チャントーヤ ココナッツ カリー」
「お茶の水 NARU」「T.dining」「金子屋」「「東京スタミナカレー365 秋葉原道場」
「café HINATA-YA」「100時間カレー B&R 神田店」「カルダモン食堂」
「プリマ パルティーレ」「カレー倶楽部ルウ神田関東総本店」「メナムのほとり」
「カレー屋 ばんび」「レストラン ラ・リヴィエール」「ガンディーマハル」
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これまでの実績から言って「シディーク」と「マンダラ」の一騎打ちか。
昨年訪れて印象深かった「いわま餃子」「LOOP」が今年エントリーしていないのが残念。
個人的には
「チャントーヤ ココナッツカレー」「インディアンロショイ シャヒ・ダワット」
「カルダモン食堂」「魚とん」のとろ肉カレーつけ麺、がおすすめかな。
最近できたスープカレーの店「米KURA」が気になる。
絶対参加しなさそうな名店・人気店のラインナップを用意して
勝手に「裏:神田カレーグランプリ」の投票を受け付けてみたいものである。
こんなとこか。
////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
あいうえお順に
「アボカフェ」「アミ」「アロハガンボ」「燻し人 しんご」「エチオピア」「開元」
「ガヴィアル」「カーマ」「カムイ」「カレー饂飩 アツマル」「カレー屋ジョニー」
「キッチンカロリー」「キッチン南海」「共栄堂」「源来酒家」「グリーンパッタイ」
「栄屋ミルクホール」「さぼうる2」「七條」「ジャズ オリンパス!」「ジンコック」
「TAKEUCHI」「チャボ」「ディラン」「トプカ」「ハングリー味川」「パンチマハル」
「ふくのや」「葡萄舎」「ブラウニー」「PLUCK」「北京亭」「ペルソナ」
「ボーイズカレー」「ボルツ」「ポンチ軒」「ボンディ」「まんてん」
「ヤミツキカリー」「揚子江菜館」「Rynott」「ルー・ド・メール」
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「つかさ」「KANCHANA」フォーエバー。
[5014] マイムマイムというもの 2014-09-03 (Wed)ずっと前に「マイムマイム」のことについて書いた。
なんて覚醒感のあるというかドラッギーな音楽なのだろうと。
最近また頭のなかで「マイムマイム」が止まらない。ずっと鳴ってる。
地下鉄の中で吊り革につかまって、丸の内の地下街を歩きながら。
神保町でカレーを食べながら、オフィスでコピーを取りながら。
イスラエルの民謡なんですよね。
戦後、GHQがフォークダンスを普及させようとして日本に入ってきた。
渋さ知らズのような大所帯の演奏家集団がステージいっぱいに上がって
「マイムマイム」を演奏したら面白いだろうなと思う。
クラリネットの独奏から始まって
30分とか1時間とかずっと同じ曲を演奏し続ける。
途中でテンポも曲調もどんどん変えてって。
ギターのソロも入る。ボンゴも叩きまくる。
ダンサーがところ狭しと腰をくねらせる。
トランスミュージック・オブ・マイムマイム。
独自の歌詞で。詩の朗読も入って。
テリー・ライリー「IN C」の拡大解釈のように。
というか渋さ知らズがやってくれるといいのか。
もう何年も見に行ってないな。
マイムマイムを素材にした動画がいくつも転がってるけど、
それほど面白くはなかった。
【伊勢崎線】トウブトウブ【マイムマイム】
https://www.youtube.com/watch?v=lJrMKXvHlxI
根岸線や総武線などいろんなバリエーションがあった。
マリオマリオ【マイムマイム】
https://www.youtube.com/watch?v=DRv8QdqD9m4
アニメのなんかも多いですね。
【マイムマイム】ドイツドイツ【キーボードクラッシャー】
https://www.youtube.com/watch?v=sWw_Rh-a2p
注目はこれ。こいつなにもんなんだろう。知らなかった。
フォークダンスなんて最後は中学生か。いや、小学生?
これからの人生で二度と
「マイムマイム」や「オクラホマミキサー」を踊ることはないのだろうと思うが
特に惜しくはない。
現役のアメリカ人はこういうの21世紀の今も踊るのだろうか?
[5013] 8/25-8/31 2014-09-02 (Tue)8/25(月)
昼、大戸屋にてソースチキンカツ丼と温かい蕎麦のセット。
夕方システム改善案件の資料作成。
夜、後輩らと飲み会。
丸の内のスペインバル「Mon-CiRCULO」
飲み過ぎて、帰りの地下鉄で爆睡。
そんな日に限って行き先を間違えて終点:中野富士見町駅で目を覚ます。
引き返し、ようやく家に帰ってきたら午前0時を過ぎている。
来週末の琴平旅行に備えて「るるぶ」を買う。
引き続き柴崎友香『寝ても覚めても』を読む。
---
8/26(火)
昼、「森のブッチャーズ」へ。
ランチはローストポーク850円とローストビーフ950円のみ。潔い。
ローストビーフにする。
隣の人を見たらライスが小さかったので大盛りにしたらかなりの分量だった。
もしかしたら小盛りにしていたのかもしれない。
夜、中央図書館に寄っていく。
小川洋子『ことり』を借りる。
『消えたヒッチハイカー』の続編がリサイクルに出てたのでもらってくる。
帰ってきてからはずっと福島映像の編集。
全体の2/3までつながった。
ふくしまの映像は重い。
33破のラウンジができてるなあと気づいたのが昨日、さっそく今日からオープン。
今回は展開が早い。
---
8/27(水)
小川洋子『ことり』を読み始める。
朝から小雨。昨日に引き続き東京は涼しい。
昼、「豚大学」にて大盛り。味噌汁、漬物、半熟卵のセットとキムチを追加。
下の階の「スパゲティ・キング」は人手が足らず、しばらく営業見合わせとのこと。
すき家だけじゃないんだな。
午後、システム検討会議。つつがなく終わる。
朝、アフ感の参加人数などメールを送る。
プロノームを引き受けたが、月曜に始まってまだ指南届かず。
なかなか進まない。
夜、聞き書き。小雨の降る中、本郷へ。
終わって久しぶりに「田むら」
バトル系メニューということで「こぼれガニ」と「小判揚げ」
両方食べた人に一票入れてもらって買った方をメニューに残すと。
翌月また挑戦者メニューを投入してバトル。
他に客はなし。昼に食品展示会に行ったとのことで
ジャーキーやデミグラスソースの小袋などあれこれもらう。得した。
この日は梅酒を飲む。吐噶喇列島の「島バナナ」がおいしかった。
和製モヒートというのも新メニューにあった。焼酎でつくる。
例によって締めはだし巻き卵。
22時半頃帰ってきてハンカチにアイロンを掛ける。
iPhone の同期がうまく行かなくて午前1時近くに眠る。
---
8/28(木)
涼しいを通り越して寒い日が続く。最高気温は23度。
朝は聞き書きの打ち込み。昼、プロノームの指導。
PJランチ会で近くの「oichi」に入ってみる。
ステーキランチ1,300円にする。
午後、1ヶ月ぶりに業務改善の打ち合わせ。可もなく不可もなく。
夜、三田へ。駅前のタリーズで待つ。
小川洋子『ことり』の続きを読む。
何も起きない話かと思いきや、切ない話に入っていく。
アール・ブリュットがテーマ。
待ち合わせして、天ぷら。
茗荷、蓮根、しし唐、ピーマン、玉ねぎ、イカなど。
コンビーフと玉ねぎ、コーンのかき揚げがいい。
午前1時に眠る。
ふくしまの件、意見が合わずにもめる。
---
8/29(金)
午前休。8時起き。
床屋へ。他に客はなし。
最近寒いねとか長野の山の話から
1本40万という「ハイネッタ」のハサミへ。見せてもらった。
素人には違いが分からず。
東京駅から秋葉原まで歩いて
「あたりや食堂」で雷々麺大盛りとミニチャーシュー丼。
これはなかなかいい。辛さと甘さが絶妙。
ちゃんぽん麺のガッツリ感もなかなか。
朝は雨だったが、午後は晴れる。蒸し暑い。
昼、別院に物語講座のお誘いについて書く。
プロノームの返信。明日の感門之盟の準備。
ふくしまの件、いくつかメールを。
帰ってきて大家さんに家賃を払う。
編集の続き。23時を過ぎて完成する。
Youtubeに上げようとするが再生するとファイルが途中で途切れていたり、
湧き出る泉を映した部分のデータ量が大きすぎて処理しきれずぼやけてしまう。
一度やり直してうまくいかず。
寝ている間にもう一回やってみる。
午前1時半。
---
8/30(土)
第42回感門之盟。
---
8/31(日)
帰ってきてずっと寝ててようやく起き上がったのが12時過ぎ。
ことぶき通りに新しくできたラーメン屋に入ってみるつもりがやってない。
日曜休みなのか。先月だったか春木屋の並びにできた「荻窪商店」へ。
横浜家系ラーメンは個人的にまったくもって好きになれず。
店員の威勢がいい。また入ることはないか。
西友で掃除用品をかって、クリーニング屋と洗濯。
夕方新宿へ。この日はオフ。
本棚を買いたい、どんなもんが売ってるだろうかと知りたくなる。
大塚家具がどういう場所なのか入ってみる。
入り口にずらっと黒いスーツを着たコンシェルジュが立っていてビビる。
扱っている家具も高級すぎてよく分からず。
もこもこした羊のような椅子が100万とか。
その足でニトリに行ったら「安い!」「安い!!」と見るものなんでも買ってしまいそうだ。
冷やかしでビルを7階まで上がってみて、北欧の家具がシンプルでいいなと思う。
24時間テレビの募金とかチャリティー演奏をあちこちでやっている。
無印良品のあとハンズへ。
新宿駅地下の高野のスタンドでバナナミルクを飲む。
西口に移動してヨドバシへ。ラジカセ買うとしたらどんなだろ、など見て
地下で外付けハードディスクの安いのを買う。80Gで3,000円。
タワレコで Sarah McLachlan『Laws of Illusion』を買う。
ルミネ1の地下の手軽な韓国料理屋で食べて、隣のタイ料理屋へとはしご。
ルミネエストのレストラン街をなんとはなしにブラブラ歩いてみる。
久々に来たらなんだかとてもガーリー、ジョーシー。
アボカド率高し。どんな食べ物もアボカドを入れると女子力が上がると思った。
帰ってきて、iPhoneの調子が悪くバックアップから復元させる。
Lana Del Rey 『Ultraviolence』を聞く。
外付けハードディスクに編集した動画の素材ファイルなどをコピーするが、
途中でエラーが出て進まず。不安になる。
とりあえず午前1時に眠る。
[5012] 第42回感門之盟 2014-09-01 (Mon)第42回感門之盟。30破と21花。
8時起き。プロノームの返答。
昨晩試したYoutubeへのアップロード、やはり水を処理できず。
もう一度やり直して出かけるギリギリまで完了を待つが、
今度は別な箇所でファイルが途切れていた。
諦めて、会社のPCにデータを移してそこだけ試してみるかと考える。
5月に国立で買ったアロハを着ていくつもりが見つからない。
10時を過ぎて豪徳寺入り。リハーサル。立ち位置の確認程度。
弁当をもらって食べて、さらに教室の集まりで「あめこや」へ。
玉子とじそばにする。他は皆もりそば。一人だけ遅れて出てくる。しまった。
13時半開始。21花では師範選書(大澤真幸『不可能性の時代』)をもらい、
30破では感門表を読み上げ師範Tシャツをもらい、AT賞:知文の大賞を紹介。
けっこうステージに立った。久々に裸足になった。
知文は受賞者に読んでもらうつもりが喋っていたら調子良くなって
司会の方に「そろそろ朗読を…」と促される。失敗。
しかしつかみの部分で笑いが取れたからいいか。
新しい師範代の教室名発表。
これまでに関わった人が教室名をもらう姿を見るのは嬉しい。
今回のタイトルは「われら、原郷に還る」だったが、あとの校長校話にて
「不思議な言葉の組み合わせを持つ教室名こそが、我々にとっての原郷だ」
とあった。しみじみと感じいる。
休憩に素麺が出る。薬味が天かすにごまにトマトに玉子焼きに辛子高菜…
10何種類と豊富でほぼ全部入れて全部乗せに麺ダブル。それをまたお代わり。
もらった師範Tシャツを着て記念撮影。
その後ずっと、アフ感まで着てる。
校長校話は原郷とノスタルジア、タルコフスキーの話。
我々は未知なもの、異質なものを求めなければいけないと。
記念撮影は梯子を掛けてステージ2階に上る。
久々に「落册市」(松岡校長の蔵書のオークション)があって何冊も入れたが、
結果一冊も落札できなかった。
新宿に移動してアフ感。狭い店に60人以上集まってギュウギュウ詰め。
椅子を出してもらう。3,000円で飲み放題。
安さで選んだら歌舞伎町の雑居ビルの2階の小さな店。
店員は皆外国人だった。南米から来ているのだろうか。
気さくな方たちで対応はそんなに悪くはなかった。店長が柔軟な人だった。
飲み物を出して回るまでもたもたして乾杯まで時間がかかったり、
集金に手間取ったり、何よりも狭かったりで
今回は自分としては今ひとつな幹事だった。
僕は空になったピッチャーを運んでお代わりを継いでもらったり、
その後も多少幹事っぽいことをする。
テーブルを回って初めて合う人たちと話す。
AT賞の作品からこの人は光るものを持ってるなあと感じた何人かと話すことができた。
終わりの頃、AT賞の講評が納得いかないという方と議論へ。
もう一軒は上の階の店を紹介してもらってそこへ。
朝まで2,500円で飲み放題。つまみはほぼ不要としてもらう。
低いテーブルと椅子が並ぶ。部屋がふたつあるだけのバーというよりはスナック。
雑用係のおっちゃんがモップで掃除をしてて、自分はボーイ・ジョージの友だちであるという。
80年代にはいいときもあったのだろう。
その後紆余曲折があって最後は歌舞伎町か。
若い店長は場末の飲み屋街に生きる人という雰囲気を醸し出していたが、応対は丁寧だった。
先ほどの議論の続きをして後はもう誰と何を話したか思い出せず。というか途中から寝ていたか。
午前5時になって店を出て行く。
帰り着いて6時過ぎ。シャワーを浴びて眠る。
[5011] 神保町ランチマップ '2013 その26 2014-08-31 (Sun)309〜318軒目
7月頃に訪れた店かな。
――――――――――――――――――――――――――――――
■神保家
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http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13167299/
ジャンル?:ラーメン
おいしさ!:★★☆☆☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:★☆☆☆☆
大盛り??:★★☆☆☆
値段の安さ:★★☆☆☆
・靖国通り沿い、九段下の高架下近くのラーメン屋。
ここは2〜3年置きに店が入れ替わっていて定着しない。
・家系ラーメンなので「神保家」
チェーン店ではなさそうだけど、コンサルタントが同じなのか、
この手の家系ラーメンは最近あちこちで見かける。
看板屋やメニューがゴツゴツと荒くれた文字で大きく書かれている。
無骨フォント系でも呼ぶべきか。
・作り手の意思というものはなく、
外国人のバイトがチャチャッとつくっている。
味はそれなり。大きくハズレてはいないが、特筆するものもない。
モチモチ太麺、クリーミーなスープで当たり障りがない。
面の硬さを選べる。
・SPスペシャル、つまり全部乗せの
豚骨しょうゆ・豚骨しお 890円(大盛り 990円)
13時からの炙りチャーシューご飯 300円
13時まではライス無料
・カウンターには玉ねぎ、生姜、にんにく、豆板醤の壺が置かれている。
――――――――――――――――――――――――――――――
■海南鶏飯
――――――――――――――――――――――――――――――
http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13019447/
ジャンル?:ラーメン
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★★☆☆☆
神保町名物:★★☆☆☆
大盛り??:★★☆☆☆
値段の安さ:★★☆☆☆
・白山通り、水道橋の近く。シンガポール料理の店。
ここが本店で、汐留シティセンターや日本橋三井タワーにも出店している。
・この界隈では珍しく、日曜も営業しているのがいい。
南国風でどこか雑然としているのがアジアっぽい。
・その名の通り、海南鶏飯が看板メニュー。
蒸しと揚げ、ハーフ&ハーフが選べる。
皿を分けたものとワンプレートに乗った屋台風とがある。
しっとりツヤツヤの蒸鶏がおいしい。
鶏スープで炊いたというライスもいい。
・チキンカレーは2013年度の神田カレーグランプリにもエントリー。
他にカレーヌードル、ミーゴレン、炒飯、サテーなど。
フィッシュヘッドカレーやシンガポールチリクラブなんてのもある。
・タイガービールの生が置いてある。
・シンガポールのツアー・パンフレットも置いてある。
――――――――――――――――――――――――――――――
■串揚げ安佳里
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http://www.kushiage-akari.com/
ジャンル?:串揚げ
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:★☆☆☆☆
大盛り??:★☆☆☆☆
値段の安さ:★★☆☆☆
・淡路町、司町二丁目の交差点の近くの串揚げ屋。
・カウンター10席、テーブル席4×2席とこじんまりとしている。
・ランチは6本780円、8本980円。ご飯、赤だし、小鉢、お新香付き。
その日によって串のラインナップが変わる。
僕の行った時だとササミ南蛮、ししとう肉巻き、レンコン(カレー風味)、
スズキ香草揚げ、新ジャガクリームチーズ、アイコトマトベーコン巻き、
えび、豚ロースの粒マスタード。
他の日だと食べログを参照すると
小なすアンチョビトマトソース、うずら味玉子、しいたけ海老真丈、
サーモンコロッケ、新じゃがボロネーゼ、国産ヤングコーン、
ほたるいか、みょうがの肉巻き、まぐろほほ肉ゆずこしょうなど。
バリエーション豊富。もちろんその場で揚げる。
・食べられない食材があると、他に変えてくれる。
・夜は1本210円の串をストップをかけるまでおまかせと、
10本や15本のコースがある。
――――――――――――――――――――――――――――――
■酔仙酒店 上海美食
――――――――――――――――――――――――――――――
http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13044677/
ジャンル?:中華料理
おいしさ!:★★☆☆☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:★☆☆☆☆
大盛り??:★★★☆☆
値段の安さ:★★★★☆
・神保町の駅のA2出口とA3出口の間。地下に入っていく。
咸亨酒店の裏にあって間違えやすい。
・内装がコテコテの古き良き中国人系中華料理屋。チープに豪華。
・ランチは600円〜700円台が中心。
ご飯おかわり無料でコストパフォーマンスが高い。
夜も安いため、以外と穴場。
麻婆豆腐定食650円、青椒肉絲定食700円、回鍋肉730円など。
餃子定食、6個が600円。8個が650円。
・刀削麺が看板メニューなのだろうか。
トマトと玉子刀削麺700円、タンタン刀削麺700円、
牛スジ刀削麺750円、高菜入り牛バラ刀削麺730円。
・もうひとつの看板がお粥。お粥だけでメニューが1ページある。
緑豆お粥680円、スイカズラお粥680円、人参入りヨーグルトお粥680円、
白身魚入りミルクお粥840円、コノテガシワのお粥880円など。
・ランチはコーヒーが付く。
・夜は揚げピーナッツがうまいらしい。
常連になるといろいろサービスしてくれる。
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■蕎麦人 弁慶
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http://www.benkei-kyoko.jp/
ジャンル?:蕎麦屋
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:★☆☆☆☆
大盛り??:★★☆☆☆
値段の安さ:★★☆☆☆
・神保町駅A2出口の裏辺りの蕎麦屋。
2013年6月オープン。本店は護国寺にある。
・夜は酒が飲める。蕎麦湯割りがいい。
牛蒡のひらひら、エイヒレ、鮪ほほ肉カツなど
つまみが充実している。
・鯨料理に力を入れている。
鯨の竜田揚げ、ユッケ、ステーキ、刺し身、ベーコンなど。
・ランチは日替わりの丼と蕎麦のセットが人気。
カツ丼や天丼、ねぎとろ丼などのセットもある。
・デカ親子丼、デカカツ丼、メガカツ丼あり。
メガカツ丼はご飯が2倍でカツは1枚ぐらいか。
大食いの人からすれば物足りないサイズ。
・まあやはり昼はサラリーマンが多いですね。
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■八ツ手屋
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http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13000382/
ジャンル?:天ぷら
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★★☆☆☆
神保町名物:★★☆☆☆
大盛り??:★★★☆☆
値段の安さ:★★★☆☆
・淡路町と神田の間にある天丼屋。
店先で職人がひたすら天ぷらを揚げている。
・創業1915年、100年近く続く老舗だが、変に構えたところはなく、
古びた大衆食堂という感じ。木製のテーブルもかなり年季が入っている。
・天丼の中 650円。海老二尾、ゲソとタコと玉ねぎのかき揚げ、たくあん。
天丼の上 950円。海老二尾が大きくなって、イカとタコのかき揚げ、お新香。
タレは甘め。
・天ぷら定食 1750円。
・テレビ東京の「B級グルメ決定版!」という番組で
「究極の丼」に認定されたらしい。
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■ラ・スタジオーネ
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http://stagione.kaga-ya.com/
ジャンル?:イタリアン
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:★☆☆☆☆
大盛り??:★★☆☆☆
値段の安さ:★★☆☆☆
・明治大学キャンパスの向かいにある一軒家イタリアン。
・1階がカウンター席、2階がテーブル席。
内装が安っぽく、椅子のすわり心地も取り立てていいものでもなく、
音楽がうるさく、あんまり落ち着かない。
何よりも店員が気取り過ぎ。
ちゃんとパスタを茹でたりピザも焼いてるんだろうけど、
「時間がかかる」と逆効果でいいとこない印象を受ける。
・ランチは1,000円の「ジョルノ」
サラダ、ドリンク、ピザ or パスタ。
それ自体は取り立てて悪くはない。
1,500円、2,000円のコースもある。
・湯島のスーパーマーケットのグループ。
神楽坂にもイタリアンの店を出している。
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■CUL DE SAC
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http://www.id3.jp/cul/index.php
ジャンル?:ビストロ
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★★☆☆☆
神保町名物:☆☆☆☆☆
大盛り??:★★☆☆☆
値段の安さ:★★☆☆☆
・新日本橋駅を出て、日本橋本石町へ。常盤小学校の裏。
袋小路の奥にある。
向かいがカレーで有名なバー「本石亭」と
房総半島系イタリアンの「BOSSO」(大手町 iiyo!!にも支店あり)
・赤い庇とテラス席が目印。昼、外で食べている人たちが目立つ。
・ランチは1,000円で前菜4種類とメイン4種類から選ぶ。
パン、デザート、コーヒー or 紅茶付き。
僕が食べた時は
前菜:リヨン風サラダ、ジャガイモの冷製ポタージュ、
鶏ムネ肉の燻製 ソースレムラード、
ロースハムと彩とりどりのライスサラダ
メイン:名物!豪産ランプ肉のローストビーフ グレイビーソース
香ばしい!伊産ホエー豚の網焼き バルサミコ風味
牛肉のクスクス(おすすめ!)
コチのポワレ フレッシュトマトのソース
デザート:バナナのシフォンケーキ
・ローストビーフが看板メニューらしい。
・夜も活気があって気軽に飲めてよさそう。
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■旭軒
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http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13006342/
ジャンル?:とんかつ
おいしさ!:★★★★☆
行列の長さ:★★☆☆☆
神保町名物:☆☆☆☆☆
大盛り??:★★☆☆☆
値段の安さ:★★★☆☆
・神田西口商店街のとんかつ屋。
・清潔感があってとても良い。壁が油染みていない。
・とんかつ定食 950円。
1,000円以下のとんかつとしてはかなり満足感あり。
・カツ丼 1,100円。
サクサクサラサラした柔らかいカツが甘めのタレに絡んでいる。
・ロースカツ定食 1,400円、ヒレカツ定食 1,500円。
その他メンチカツ定食、生姜焼き定食、チキンカツ定食が950円。
ホタテフライやオムレツ、カキフライの単品・定食もあり。
・味噌汁は豚汁ではなく、普通の味噌汁。
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■あぶくま亭
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http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13150255/
ジャンル?:もつ煮込み
おいしさ!:★★★★☆
行列の長さ:★★☆☆☆
神保町名物:☆☆☆☆☆
大盛り??:★★☆☆☆
値段の安さ:★★☆☆☆
・神田西口通りを1本南へ。外堀通の近く。
カウンターだけの小さな店。
・夜は創作和食となっているが、ランチはこんな感じで。
*和牛黒煮込み(煮卵入り)\800円
*本日の惣菜A+惣菜B \850円
*本日の惣菜A+和牛黒煮込み(小) \850円
*本日の惣菜B+和牛黒煮込み(小) \850円
小鉢、漬物、季節の汁物がつく。ご飯は1回のみお代わり無料。
・この惣菜は日替りで
「さばと茄子の揚げ出し」「鶏のつくね焼き」
「サワラの西京焼き」「揚げ鶏と厚揚げのうま煮」など。
・和牛黒煮込みはじっくり煮込まれていてコクがある。
もつ、大根、煮玉子、豆腐。色の染み具合がいい。
[5010] 青森帰省その6(8/24) 2014-08-30 (Sat)午前7時起き。ぐっすり寝て夢も見ない。
もう少し寝ていてもよかったのだろうが、母が台所支度をしているので自分も起きる。
朝食。北里大学のコンビーフをごはんに乗せて醤油をかけてその上に目玉焼き。
叔父がお盆に持ってきたというメロンをデザートに。
その後10時頃まで段ボールを開けて整理する作業。
カーペットを自分の部屋の床や玄関に敷いたり、
使わないのを逆に丸めてしまっておいたり。
左右の高さのそろっていないカーテンを他の部屋で使ってないのと変える。
新しく出てきた段ボール箱が僕の部屋の本で、
昨日収まったはずの押入れの中の棚をさらに工夫して押し込む。
幼稚園の頃夢中になったウルトラマンの怪獣のスタンプブックが出てきた。
棚板がもう1枚ほしいなあといった要望事項を妹の旦那にメモを残していく。
その他どこかの箱にあって見つからないものや
あるといいものをメモして後で買い物に出かける。
カーペット用のファブリーズ、IH用のT-FALのフライパンの蓋(26m)
「ピカ」という名前の母の入れ歯の洗浄剤、コロコロ、結束バンドなど。
電話機の説明書を探して時刻を設定する。子機も使えるようにする。
母の本を棚にしまい、必要と思われる書類をまとめて置く。
最後に掃除機をかける。
10時半。昨日近くで見かけた雰囲気のいい喫茶店に行ってみたいと母が言う。
日曜はやってるだろうかと外に出て見てみるが、休み。
戻ってきて母に伝えて、先ほどメモしたあれこれをジャスコに買いに行こうかと
また外に出たら駐車場で僕を呼ぶ声が。
前の家の忘れ物を取りに行ってたまたま今車を停めた妹だった。
その荷物を部屋まで運んで、一緒に持ってきたテレビのケーブルをつないでみる。
甲子園準決勝が映って、おおいいねと思いきやNHKしか映らない。
ここから先はよくわからないと妹の旦那に託す。
三重対日本文理は三重が先制。この高校、不気味に強い。
妹の運転する車で皆で昼を食べに行く。幸畑の「ひぐち」へ。
広い一軒家をカフェ・レストランに改装している。
角度によってはヨーロッパのような庭の雰囲気もいい。
わふうステーキとする。ハンバーグとステーキのうまい店と妹に聞いていたが、
確かに青森らしからぬしっとりジューシーな焼き加減。
これで東京なら2,000円はするだろうな。
「ダウト」というヴィジュアル系のサイン入りポスターを何枚も貼っているので
給仕のマダムが追っかけなのだろうか?? と思って、
ふと調べてみたらここの息子さんがメンバーとの事だった。
イトーヨーカドーまで送ってもらって買い物メモに沿って新居で必要な物を探す。
本屋で待ち合わせて妹に拾ってもらう。
待っている間に『孤独のグルメ』で訪れた店のガイドブックを買う。
戻ってきて買ってきたものを部屋に。
電話機やテレビのケーブルをひとまとめにする。
台所のダンボールを全て開けて引き出しの中にしまう。
シャワーを浴びて着替えて、荷物をまとめて缶ビールを1本飲む。
来週日曜のマンションの総会に向けて委任状の書き方を隣の部屋の方に聞きに行く。
下に降りて郵便ポストの開け方を試行錯誤する。
IHの使い方や手続きの残りに関してポストイットに注意事項を残しておく。
16時になって妹の運転する車で新青森駅へ。
はやぶさ30号 新青森17:22発、東京20:32着。
1時間あってのんびりとおみやげを買う。
今回ははとやのアップルパイにする。
ここの「青森さんの野菜スープ」はおいしそう。
新幹線の中のつまみとして炒り豆やスタミナ源たれ味のさきイカを買う。
缶ビールを飲んで六花酒造の「じょっぱり」の吟醸と山廃。
先ほどの『孤独のグルメ』と
昨日買った『青森草子』の別冊『飲食MAP青森』を読んでいるうちに東京へ。
帰ってきて荷物を片付ける。
東京は相変わらず蒸し暑い。
青森も同じぐらい暑かった。30℃超えていたのではないか。
夏らしい一日を過ごせたことは嬉しくもあり、もったいなくもあり。
[5009] 青森帰省その5(8/23) 2014-08-29 (Fri)新町に出て「柿崎」という蕎麦屋に入る。
ラーメンもうまいと聞いてチャーシューメンにする。
母の残した天ざるの天ぷらをもらって食べる。
12時を過ぎて新居のマンションへ。
先に引越センターのトラックが2台停まっていて申し訳なく思う。
本来13時から搬入作業となっていたため、マンションの管理人の方が到着していない。
どうしても13時になるという。せっかく彼らが張り切って早めに終わらせたというのに
調整がうまくつかなくて悪いことをした。
養生だけはOKという話になって先に準備だけを済ませる。
搬入になっても彼らはテキパキと早い。
どんどんどんどん運び入れる。
こちらは時々、「これどこの部屋ですか?」というのを答えたり、
段ボールを開けて押入れの中にしまったり。
マンガの類はとりあえず開けて適当に棚に放り込んでとりあえず段ボールを空ける。
リーダーが若いのにしっかりしていて経験豊富だから現場がカオスにならず、
作業が秩序だっている。余計なものが余計な場所に運び込まれててんてこ舞いとならない。
全てとは言わないものも多くがあるべき場所へと収まっていく。
昨日も感じた通り、今回のリーダーの方はすごいなと。
指名した妹の旦那も感心していた。
この2日間、仕事のできる人と接して一緒にひとつのことに立ち向かう喜び、
そして一期一会でまた会うことはないだろうという寂しさを感じた。
13時から開始してすぐにも新居の方のガス屋が来て手続きをして、
キッチンと風呂場の温度調整の仕方を教えてくれる。
15時には管理人の方へと挨拶をして駐輪用のシールを貼ったり
宅急便の受け取り方やゴミの出し方を教えてもらう。
表札はフルネームにするか苗字だけにするかといった
一通り運び終えて引越センターの皆さんは段ボールを空けるところを時間が許すまで。
最もめんどくさい食器棚に食器を詰める部分をやってくれた。
冷蔵庫や食器棚の下、玄関の棚には防カビシートを貼り、
食器棚の上下つなぎ目には揺れを吸収する接着剤をくっつけた。
16時には彼らも作業を終えた。
名残を惜しみ、リンゴの缶ジュースや
クーラーボックスで冷やしていたアクエリアスのペットボトルを持たせた。
両隣のうち片方の家に引越の挨拶をする。
もう片方は何回か訪れても留守。
17時を過ぎて管理人の方に駐車場の書類を届けに行く。
腹の調子がよくないが薬の箱がどの段ボールかわからないということで正露丸を買いに行く。
マンションを出ると小さな公園があって、ブランコが4つ並んでいる。
そのひとつに乗って漕いでみる。風が涼しかった。
さて探すかと近くのスーパー2軒になし。そのまま歩いて国道に出る。
新町、青森駅の方に向かって歩いていく。コンビニ2軒にもなし。
結局途中の本町のドラッグストアで見つける。
僕が通っていたキリスト系幼稚園が今は教会になっている、その側を通り過ぎる。
夕暮れ。引き返して新居に戻る。
しばらく荷物の整理を続ける。自分の部屋だけはだいたい何とか片付いた。
押入れの棚にマンガや本を最初ぐちゃっと詰め込んでいたのをきれいに並べ直した。
しかし他の部屋はまだまだ。明日も引き続きか。
テレビをつけようとしたらアンテナとつなぐケーブルが見当たらない。
妹の旦那は自分たちでできますからいいですよとしていて、
僕はマンションにあるものと思っていたから前の家に置いてきてしまった。
明日以後妹の旦那が家から持ってきてくれることにする。
留守電の時間をセットし直す必要が出てくるが、説明書が見当たらず。持ち越し。
うまくいったようでいて、見当たらないものだらけ。
引越の達人はもっとあれこれ気をつけているのだろう。
19時を過ぎて妹夫婦が今日一日預けていた甥っ子を連れてきて、堤の方の寿司屋へ。
5時に起きて一日働きっぱなし。ようやく生ビールにありつけた。
この際皆特上にしようと母は言うが、
あわび・うに・イクラが入っていると聞いて僕は松竹梅の竹へ。
甥っ子は僕が先月帰ってきたときにお土産に持っていったミッフィーの絵本を持ってきていた。
帰ってきてこの日は銭湯には行かず、シャワーを浴びて済ませる。
出てきてベランダで涼む。
夕方入ったスーパーで買った「秋りんごチューハイ」を飲む。
持ってきた柴崎由香『寝ても覚めても』を少し読んで眠る。
午前0時。疲れきっている。
[5008] 青森帰省その4(8/23) 2014-08-28 (Thu)8/23(土)のこと。
午前3時過ぎに目が覚める。年に数回あるかないかの豪雨。
母が台所で何かをしているのが夢うつつで聞こえる。
後で聞いた話では、コンセントを抜き忘れて慌てて氷を捨てたりしていたとのこと。
午前5時過ぎに起きる。
冷蔵庫の残りで朝食。トマト。玉子焼き。母の漬物。
昨晩残ったナスとピーマン、タマネギの味噌炒めなど。
僕が寝ている間に机は持っていったようだ。
6時半過ぎに昨晩入れなかった「ゆったら温泉」へ。朝風呂。
歩いて10分。駐車場にそこそこ車が停まっている。客も入っている。
しかしさすがに子供の姿はなし。
露天風呂は誰も入ってなくて一人きり。
空を眺めると雲が速い。くっきりとした青空。秋が近づいていることを感じる。
ロビーでしばらくテレビを見てぼんやりする。
夏に合うお菓子は何か。一位はじゃがりこだった。
これって夏に関係なくオールシーズン、じゃがりこが人気ってことじゃないか。
お湯を入れてゆっくりかき混ぜてポテトサラダのようにして食べると紹介される。
これって有名らしいんだけど、僕は知らなかった。
カルビーのポテトチップス、ピザポテトは
渋谷の女子高生曰く10秒だけ電子レンジでチンすると
ポテトチップのシャリシャリ感は残しつつ、チーズだけがしっとりとろけるのだとか。
帰ってくると8時。早くも引越屋のトラックが2台家の前に停まっている。
本来は9時到着なのだが、
当初予定の時間通りに終わらせたいので8時に来ていいですか、
という話に昨日なっていた。
やる気のある若者たちっていいなあとこちらは快諾。
家の廊下や居間の出入り口を全開にして養生用の青いボードをセッティングする。
引越センターの若者たちは昨日の3人よりも多い5人。
途中からさらに2人バイト見習いの女の子が加わった。
テキパキテキパキと昨日梱包したダンボールをまずは大きめのトラックに積み込んでいく。
一方で仏間の仏壇や居間の電話機、テレビ、キッチン用品のあれこれなど
当日朝まで使っていたものもまたダンボールに詰め込んで運んでいく。
見る見る間に部屋の中が空へ。
その間ガスの業者が来て精算をして、
ピアノ運送の業者が来てせーのとピアノだけを運んで。
ピアノの下にパイプのようなものを挟みこんで転がすんですね。
家の外から出すと肩に掛けた襷のようなものを頼りに前進で支えて運んでいく。
冷蔵庫も食器棚も運ばれていく。
9時半には既にこちらはやることもなく手持ち無沙汰になって
コンビニにペットボトルの御茶やプラスチックのコップ、角氷、
ハーゲンダッツのアイスなど買いに行って休憩用に振舞う。
ピアノや食器棚が運ばれた後の綿ゴミや木屑が残っている辺りに掃除機をかけたり、
拭き掃除をしたり。
大型トラックの方がダンボールでいっぱいになると
もう一台の一回り小さい2トントラックの方へ。
こちらに冷蔵庫や食器棚やカーペット、その他すぐ使う家電や小物が積み込まれる。
どうも積み込みにもセオリーというかダンドリがあるらしい。
11時を過ぎる頃には搬出終わり。
家の中がガラーンとしている。この家はこんなにも大きかったのか。
僕が中学校からを過ごした部屋はこんなだったのか。
家という生命が閉ざされるようでいて、
次に住む人たちによってまた新しい息吹が吹き込まれる。
幸多からんことをと願う。
32年もの間住んでいた家。後半からは年に一度か二度帰ってくる家。
これでさよならか。ありがとう。
カーテンを閉めて戸締りをしてブレーカーを落とす。
妹の運転する車に乗って家を後にする。
[5007] 青森帰省その3(8/22) 2014-08-27 (Wed)15時半、母が温泉銭湯へ。
iPhone を見ると小学校のときの担任の先生から着信が。
留守電を聞くと引越先の近くまで来ているけど、もしかしてまだ今日は移ってない? と。
車を運転して先生が来る。
僕はひと段落して家中に掃除機をかけていた。家に上がってもらう。
浅虫に行ってきたと久慈良餅をもらう。
先生にお会いするのは二十年ぶりか。
年賀状のやり取りは欠かさずしている。
母のところはたまに訪れていて、僕の近況をよく知っている。
先生の息子さんは僕の一個下で演劇部に入ってきた。
その後どうしているかを聞く。
先生も今は一人で暮らしているという。お年を聞いたら71だった。
あれこれ家の中のものを捨てなきゃいけないのに、できずにいる。
生徒たちが書いた絵がひょっこり見つかったりして写真に撮るが、どうしても捨てられない。
その後の住所を知ってる昔の教え子のところに時々届けに行っているのだという。
17時近くなって大雨。
先生の車まで傘を差ていく。
近くに住んでいる親戚の方が挨拶に来る。
温泉銭湯へ。大雨の後だからかずっと一人きりで貸切。
ゆっくり気楽に入る。ここに入るのも今日で最後か。
温泉銭湯の神様による粋なはからいか。
不便な場所だから引越後わざわざ来ることはないだろう。
なんだか寂しいものだ。
壁には青森県警のポスターを貼っている。
冬から、あるいは去年の夏から変わらない。
伊那かっぺい「や(嫌)でもてっぽうでもこのさいもってこいのチャンス」
(不当な猟銃所持の取締り)
実写版の「魔女の宅急便」と劇場版「TRICK ラストシアター」も県警仕様。
後者は振り込め詐欺への注意喚起だったか。
もう1枚この春から加わったのが、
「第29回ふるさと歌謡まつり 藤はじめ車椅子贈呈台数120台記念特別公演」
東北大震災復興、と書かれている。
ヒット曲「感謝」「男華」の藤ひろしが真ん中にあって
ヒット曲「浪曲子守唄」の一節太郎がスペシャルゲスト、
その横にヒット曲「時代を超えて」のマサ三浦など。
その他何人かの演歌歌手や恐らく青森の新舞踏の人たち。
一般参加者というのが下の方に名前と写真入で載っている。
1曲ぐらい歌うのか。
バックバンドはつくのだろうか。もしかしたらカラオケか。
場所はリンクステーションホール。
地方自治体からの助成金が出なくなってきて
ホールを利用した地方公演が下火になっていると聞く。
地元の人が大勢出演するステージならば
その家族や友人たちが見に来てくれるから成り立つのかもしれない。
こんなふうにして全国を回るのか。大変だな。
そういうプロモーターもいるのだろう。
…と思って今調べてみたらこの藤はじめという方は青森を中心に活動していた。
ということは出演者はその仲間たちということか。
うがった見方をして、なんか申し訳ないことをした。
帰ってきて夕食。あるもので手早く。
母が洗濯をするというが、洗剤を取り分けておくのを忘れて見つからない。
新しく買っておいたのが出てきて、そちらを開ける。
母が洗った茶碗を拭く。
僕が使っていた机は先ほどの親戚の方に上げるということにその後決まって、
朝早く取りに来るというので玄関に出しておく。
21時半、新青森駅にタクシーで迎えに行く。
豪雨の後、少し落ち着いている。
しかし時折空が光っている。雷鳴はないが、稲光が。方角はあちこちで。
ものすごく遠いのだろう。雨はポツリポツリ。
22時を過ぎて待合室に入るとJRの取引会社か何かの職員が
仕事の終わりのまったりトークをしている。
22時半、新幹線着。
タクシーで「ゆったら温泉」へと向かうが、
23時営業終了で22時半に受付終了だったため入れず。
仕方なくそのまま帰ってくる。
『コンニャク屋漂流記』を読み終えて寝る。
午前0時前。引越当日の明日は5時起き。
[5006] 青森帰省その2(8/22) 2014-08-26 (Tue)夜、大雨で目が覚める。午前3時半か。
朝、7時半に起きて朝食。
この日は青森も大雨警報と土砂災害警報。
テレビは引き続き広島の土砂崩れのニュースと全国の大雨情報。
今日は東京を除く広い範囲で天候が崩れているらしい。
東京の最高気温は35℃。
自分の部屋の衣類をダンボールに詰める。
タンスの中はいつのまにか母の冬物などでいっぱいになっている。
9時ちょうどに引越業者の方たちが来る。
3人の若者たち。2人はアルバイトだろうか。
リーダーの方は若いのに礼儀正しくテキパキと手際もよく、
青森だと引越屋にはもったいないなと思う。
聞けば妹たちの引越の時に来てくれた方で今回も指名したのだという。
机や食器棚やテレビといった大物は明日で、今日は細々したものの梱包。
玄関の小物をプチプチで囲って、
台所の食器のひとつひとつを紙で何重にも包んで仕事が丁寧。
大振りの枝を固めてオブジェにしたものも詰め物をして
それだけでひとつ箱を使う。
こちらは手持ち無沙汰。
もって行かないものに青いテープを貼って選別して、
ここに置いたものは持っていかないでと指示したり、
聞かれて持っていく持っていかないと判断したり。
カーペットをどうしますかと聞かれて、あ、どうすんだっけ? となる。
元先の場所にはこだわらないから適当に全部詰めてしまってと言っても、
金目のものが入ってそうなものがタンスの置くから出てきたりすると
(外国の硬貨や記念硬貨の入った財布など)
こちらはお客様にてお持ちくださいと手渡される。
することもないので母に頼まれた銀行の振込みへ。
帰りにバス停のミニストップでコーヒーを買い、メールのやりとり。
アンテナが1本しか立たない家では大き目のファイルの受信ができなかった。
甲子園準々決勝。敦賀気比と八戸学院光聖。
1回裏にホームランで3点。先制される。
2回裏、3回裏と得点圏にありながら抑えて、
もしかしたら追いつくかなと思いきや、中盤以後徐々に引き離されていく。
7回でようやく2点返すが反撃はそこまで。2−7で負ける。
八戸学院光聖の監督が力負けしたと言っていたが、正にその通りだった。
次の健大高崎と大阪桐陰の試合もなかなか面白かった。
大阪桐陰を相手にしても臆せず、2アウトだろうと健大高崎が盗塁を仕掛ける。
引越業者の若者たちが12時を過ぎて昼休み。
その間、新居では不要なので妹夫婦がもらうことになった
机や棚を妹の旦那の実家へと運ぶという。結局休みなし。よく働く。
僕はバス停に出て母の分と弁当を買いに行く。
フィッシュランチと和風ミックス弁当。
どちらも550円だったか。安い。
13時半になって彼らが戻ってくる。
八戸学院光聖の結果を聞かれて答える。
休み時間とはいえ、ラジオを聴く余裕もなかったようだ。
不動産会社と建築関係の会社の方が来て、
次にこの家に住む人の要望で水回りの工事をするということで
風呂場や洗面所の寸法を計っていく。
15時を過ぎて彼らは10分間休憩。母が冷たいもののを出す。
その後すぐこの日の梱包作業が終わる。
あちこちの部屋に段ボール箱が積み重ねられ、梱包用の資材が残されている。
家の中はまだスカスカにはなってないけど、食器棚や本棚やタンスは皆空になっている。
[5005] 青森帰省その1(8/21) 2014-08-25 (Mon)8/21(木)のこと。
この日から4日間、青森帰省。
先月も帰ってきたけど、実家が市内で引っ越すことになってその準備。
今回土曜に実際の引越し作業。
夏休みを2回に分けて前半が先週の福島・那須。後半が青森。
8時過ぎに起きる。汗だく。東京は一向に涼しくならない。
ガスの元栓を締めて荷物を背負って東京駅へと向かう。
ノートPCと一日分の着替えと文庫本とそれぐらい。
前回好評だった日本橋「うさぎや」のお菓子、
今回は夏で暑いからいいと言われる。
家で履くサンダルを買ってきなさいとのことで有楽町の無印良品へ。
ネットで見かけた1,000円のがちょうどいいんじゃないかと思って
昨日会社の帰りに秋葉原の店に行くが見つからず。
ネットでもう一度在庫を見たら有楽町と他いくつかにしかなかった。
その有楽町の店にはあるにはあったが僕のサイズのは残っていなかった。
XSばかり。諦める。とりあえず今回は今履いているサンダルでいい。
冬に帰るときに見つけておけばいい。
それでもABCマートに一応寄ってみる。銀座の店はまだ開店していなかった。
東京駅はまだ夏休みムードが色濃く漂う。
大きな荷物を抱えた人が多い。
今回もまた鳥麻の焼き鳥盛り合わせ塩・タレと崎陽軒の焼売。
缶ビールはグランスタで買わない。ぬるくなるから。
新幹線に乗り込んでからホームのキオスクで買う。
はやぶさ17号 東京11:20発、新青森14:43着。
『コンニャク屋漂流記』の続きを読む。
走り出してしばらくして、ふと見上げると那須塩原を通過とあった。
あれから一週間となるのか。
盛岡を過ぎてうたた寝。
そういえばガードマンのような人たちが今回は車両を往復している。
何かあったのか。下りる直前に見たら青森県警察とあった。
青森は曇り。涼しい。東京の涼しさが嘘のよう。
タクシーで家まで。
母に引越しのあれこれ段取りを聞く。
明日の午前中は業者が来て梱包。明後日の午前中搬出、午後新居へ。
アート引越しセンターのパンフレットを読む。
テープの色を分けることで急ぎの物、割れ物など区別するとのこと。
テレビをつけて甲子園を見る。
聖光学院が9回の裏、ちょうどセイフティースクイズを決めて
サヨナラ勝ちしたところだった。
先週Yさんから聖光学院の監督は野球部の指導に禅を取り入れていると聞いた。
勝つことを怖れない心、負けることを怖れない心。
次は超スローカーブの東海大四校を破った山形中央と
盗塁に次ぐ盗塁、驚異的な機動力野球の健大高崎。
そりゃやっぱ山形中央に勝ってほしい。
母が銭湯に入りにいくというので居間で寝ながら見てる。
そのうちにうたた寝。
気がついたら1−5で負けていた。
いつもの温泉銭湯に入りに行って戻ってきたら終盤で3−8となっていた。
ベスト8が出揃う。大阪桐陰は順当だとして、誰がこの組み合わせを予想したか。
東海大相模も盛岡大付属も春日部共栄も龍谷大平安に星陵、明徳義塾、智弁学園・・・ 皆消えた。
佐賀北、広陵、佐久長聖、九州国際大付属、作新学院といった馴染みの学校も。
決勝は大阪桐陰と敦賀気比かなあ。もちろん八戸学院光聖と聖光学院にも勝ち進んでほしい。
夜はホタテのバター炒めなど。
漁師の方が近くの海で獲ったというメバルを焼いて食べる。
ニュースは終日広島の土砂崩れのこと。
宮内庁が「昭和天皇実録」を完成させたと。のべ24年で全60巻近くだったか。
人件費を除く予算が億単位。
夜、雨。明日東北地方は大雨の予報が出ている。
[5004] 8/18-8/20 2014-08-24 (Sun)8/18(月)
10時半起き。終日旅日記を打ち込んでいる。
シーツと枕カバーを洗う。
外は暑くて部屋の中にいてもむっとするがエアコンは付けず。
昼はご飯を炊いて鯖の味噌煮の缶詰。
夕方、クリーニング屋。
磐梯熱海の温泉から送った荷物が届く。洗濯。
夜、木金と撮影した素材をPCに取り込む。
30秒から2分の動画が279本で3時間。
一気に取り込もうとしたら途中でエラーとなった。
20本ずつ分けて少しずつ進めていく。
2時間? 予定外に時間がかかった。
まずは全て処理することができてホッとする。
セブンイレブンのチョレギサラダと缶チューハイ。
『ヒトラーの贋札』を観る。
これはブルガーの視点の映画だったのか。
午前1時に前に眠る。
---
8/19(火)
休みの間の出社日。と言っても元々予定なし。
10日以上休みすぎるのもどうかということで、途中出てくることにしたというもの。
ボチボチやることがあって夕方まで時間を過ごす。
昼、夏休みで空いてるだろうと「めん徳 二代目 つじ田」へ。
二代目ラーメンを食べる。
完成度は高いと思うが、魚介とんこつはやはり苦手。
夕方、セブンイレブンの彩りサラダボウルとサンドイッチ。
帰りに来週月曜夜の店に行ってパーティーコースへの変更。
デザートいらないので他のものに変えることができるかと聞いてみたら
付けても付けなくても大差ないとのこと。
新宿のタワレコに寄る。
Sarah McLachlan 『Wintersong』を買う。
Beck の新作が出ている。
というか一昨年の『Song Reader』を20組のアーティストが演奏したというもの。
これは気になる。
devonte hynes が手がけた Gia Coppola の映画『Palo Alto』のサントラも気になる。
帰ってきて編集作業の続き。
279本のファイルを見ていって確実に使わないだろうというものを消していく。
半分ぐらい見たところで23時近く。
新聞を読みながら缶チューハイを飲む。
午前0時半に眠る。
湊かなえ『告白』を読み終える。
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8/20(水)
朝、八戸学院光星と星稜の試合をこっそり iPhone で見る。
後半から見始めて1−0で負けていたのが終盤ホームランで同点、
延長に入って10回の表、ストライクが入らなくなったピッチャーを追い込んで
ワイルドピッチその他で大量得点。結果1−5で勝った。ベスト8入り。
この日盛岡大付属は敦賀気比に負ける。
今日もまた東京は普通に猛暑。
昼、後輩と水道橋の「ハングリー味川」へ。
ハンバーグカレーに目玉焼きを追加。
その場で焼くハンバーグがいい。
常連さんたちがやってきてハンバーグナスカレーやハンバーグきのこカレーを頼む。
狭いカウンターはすぐいっぱいになった。
ブラブラと仕事をしないつもりが、
来週の打ち合わせに向けて資料を作ってたりするうちに定時となってしまった。
秋葉原に行ってヨドバシの上のタワレコで SPOON の新作を買う。
待ちきれなくなった。
母に言われてサンダルを買って青森に持っていく。
無印で見つからない。ネットにはあったのに。売り切れたか。
上の階のユニクロはもともとサンダル・シューズは扱ってないか。
三省堂で待ち合わせて、四川一貫で念願のハルチャー。
焼売と麻婆豆腐も食べる。腹一杯になる。
帰ってきて、編集の続き。
先週木・金で撮った映像を全て見終わる。
ピントがずれてたり音が撮れてないということはなかったが、
一箇所ここはなんとかしないとなあというのがあった。
ちょっとごまかさないと。
午前2時に眠る。
星野博美『コンニャク屋漂流記』を読み始める。
給料日、ハヤカワ文庫から出ているコニー・ウィリスの短篇集を2冊買う。
来月上旬、柴崎友香講演会を聞きに行くことにしたので1冊目に留まったものを買ってみた。
[5003] 那須塩原 その4 2014-08-23 (Sat)8/17(日)のこと。
塩原で見たかったものも見終わって、まだ昼すぎ。
時間もあるかと先ほど足湯回廊「湯っ歩の里」でパンフレットを見かけた
姉妹施設の日帰り温泉である「華の湯」に行ってみることにした。
(どの温泉も日帰り入浴をやっているが、他には「塩原グリーンビレッジ」がよさそうだった)
また塩原を西へ引き返す。
ナビに翻弄されて先ほどの「新湯爆裂火口跡」へと向かう山道を
途中まで行って引き返したりしながら、ようやく見つけて入ることができた。
大人一人700円。入ってみたら露天風呂が誰も入ってなくて貸切。
日曜の午後なのに? 大丈夫なのか?
ものすごい穴場だった。洗い場も内湯も露天風呂も皆きれいだった。
露天風呂にずっと入ってて、時々上がっては風に身を晒してまた入るというのを繰り返す。
塩原温泉はいいなあとしみじみ思った。
休憩所で「パネルアタック25」の小学生大会を見た。
デビュー25周年記念でドリカムが出ていた。
14時過ぎ。昼を食べるために移動。
当初の予定では「那須 森のビール園」という話があったんだけど、
運転している人は飲むことができない。それは申し訳ない。
ここ塩原であちこち看板を見かけた「スープ入り焼きそば」を食べてみることにする。
何度かここ塩原の道を西に東に往復しているうちに行列ができているのは
「釜彦」という店と「こばや食堂」であることがわかってくる。
調べてみると実際このふたつが両雄並び立つ感じらしい。
「釜彦」は大きな店舗で駐車場も広く、何よりも「スープ入り焼きそば」の元祖がここ。
しかし11時頃通りかかって開店前に早くも行列、14時にはまだ並んでいたものの完売の札が。
もうひとつの「こばや食堂」に行ってみる。こちらはまだ並ぶことができた。
それもギリギリで、僕らのあと2組で終了。
15分か20分ぐらいは待っただろうか。
その間、白い馬に引かれたトテ馬車がトテトテとのんびり歩いてくる。
乗ってみたいなあと思いつつも、休みなく馬車を引かされて可愛そうだなあとも思う。
自動車の後の排気ガスをずっと吸わされ続けて。
目の周りに覆いをつけて前しか見えないようになっている。
店の中に入る。高校野球をやっている。
富山商業対関西の終盤。9回裏に関西が一点返すが試合終了。
店の壁には作新学院の色紙が。その中に江川卓の名前がある。
メニューの裏を読むと今から50年ほど前から
スープ入り焼きそばはこの地で食べられていたという。
カウンターの端でレジだけを担当しているおじいちゃんが先代なのだろうか。
2代目がフライパンを振るっている。
夏だけのバイトなのか、高校生ぐらいの女の子が熱心に食器を洗っている。
スープ入り焼きそばは並650円、大750円、特大850円。
僕は大を選び、それに腹が減っていたからチャーハン650円も。
先にチャーハンが届く。チャーシューにナルト、
ラーメンの具がそのままチャーハンの具になっている昔懐かしい味。
これがまたうまくて焼きそばを期待させる。
周りも皆チャーハンを頼んでいる人が多かった。
閉店後、他の客は断ってる状況でも古くからの年老いた常連さんがふらりと入ってきて
この人だけはいつ来てもOKなようだ。チャーハン大盛りを頼んでいた。
スープ入り焼きそばが運ばれてくる。
具はキャベツと豚肉だけ。
ソース味を効かせた焼きそばがラーメンのスープの中に入っている。
ソースの程よい甘味と酸味が醤油味のスープと絡み合って、
あ、世の中にはこんな味もあったのか! と。
まだまだ知らないもの、出会ってないものばかりだ。
息つくまもなくハフハフと食べ続けてスープまで完食。
途中、メニューに薦められているように唐辛子入りの酢や七味を入れてもおいしかった。
期間限定でいいから、東京に進出してこないかな。
店を出て塩原の商店街を歩く。
間に合えばトテ馬車に乗ってみようかと。
しかしのんびり歩いているうちに最終の15時を過ぎてトテ馬車は見かけず。
ホテルニュー塩原脇の橋を渡り、
遊歩道を歩くと「もみじの湯」という小さな混浴露天風呂があって
7・8人の男女が入っていっぱいになっていた。
「紅の吊り橋」を渡る。
その先に「塩原もの語り館」があった。
展示は見なかったけど、中に入って絵葉書を買った。
「こばや食堂」の駐車場に戻ると2階から先代のおじいさんが駐車場を見下ろしていた。
那須塩原駅に戻ってレンタカーを返す。
30分ほどの道のり。途中「じとじとラーメン」という看板が気になった。
どうして見るからにおいしくなさそうな名前をつけるんだろう。
レンタカーを無事返して(借りるときの傷チェックは返すときはなしで、
確認したのはガソリンスタンドで満車にしたというスタンプのみ)
荷物をコインロッカーに預けて、残りの時間は「那須ガーデンアウトレット」へ。
http://www.nasu-gardenoutlet.com/page/
駅から無料シャトルバスが1時間に2・3本往復している。片道10分ほど。
17時前に着いて、18時半には帰りバスに乗る。
BEAMS / United Arrows / Urban Research / COACH / Banana Republic / New Yorker /
ABC MART / adidas / AIGLE / fran fran / GAP / LACOSTE / T-falなど、
何もここで買わずとも東京でいいじゃんと思いつつも、
人で賑わっている場所で買物をするというのは楽しい。
当初は何も買わないつもりでいた僕も
50% OFF にフラフラ誘われて、GAPでTシャツと短パンを買ってしまった。
どちらも3,400円が半額となっていた。
駅に戻ってキオスクで帰りの新幹線の中で食べるツマミを買う。
北海道限定のサッポロクラシックがあったので迷わず買う。
那須塩原ということでサラミソーセージも。
カルビーのポテトチップの塩だれレモン味も。
やまびこ 218号 那須塩原19:29発、東京20:44着。
1時間ちょっと。どれもおいしかった。
4日間の濃ゆい旅の余韻をしっかりと味わった。
[5002] 那須塩原 その3 2014-08-22 (Fri)8/17(日)のこと。
朝7時前に起きる。朝は露天風呂が女性専用になるということで内風呂へ。
テレビをつけると近畿地方で大雨とのこと。
朝食は部屋で。
ごぼうの味噌漬け、わかめ入りの温泉卵、とろろ、じゃこおろし、焼き鮭。
昆布の入った鍋に火をつけて、モロヘイヤ・ツルムラサキ・ダイコンを煮て
塩を付けて食べる。これは旅館の朝としてはよかった。
夜の食事は今ひとつだったけど、朝は悪くなかった。
最後にもう一度露天風呂に入って、景色を目に焼き付けて旅館を後にする。
8時半。まずはまっぷるで見かけて気になった「新湯爆裂火口跡」へ。
温泉街から離れ、ナビに従って山道を右へ左へカーブを切りながらどんどん山の中へ。
日塩有料道路(日光と塩原のことだろう)「もみじライン」に入ると
(実際にはどこも徴収していなかったので無料で利用できた)
「カーブ41」「カーブ43」などとカーブに番号がつけられていた。
途中、塩原温泉郷のひとつ、元湯や新湯を通り過ぎる。
慎ましい温泉宿なんだけど、つげ義春的で好きな人にはたまらないんだろうな。
どうやらここだろう、というところに着く。
「ヨシ沼園地」とあって、富士山と称される山を介して東側で「大沼園地」と接する。
これを西へ片道30分歩いて、新湯ないしは「新湯爆裂火口跡」に出る。
早速歩き始めるが、山道。短パンとサンダルではかなり場違い。
虫除けを全身に振りかけて歩き出す。
必要最小限整備されているが、手取り足取り情報提供したりはしない。
道ができていて途中分岐はほとんどなく迷うことはないんだけど、
かなり歩かないと現在地の掲示がない。
これぐらいのほうがうるさくなくていいか。
最初のうちは林の中を歩いて鶯も鳴いていて、って感じで楽勝だったんだけど
途中、先日の台風の影響なのか大木が折れて道を塞いでいる。
引き返すのが賢明なんだろうけどこの道に接してすぐ側を国道が走っている。
まあなんとかなるかと幹や枝の間をかいくぐって先に進んだ。
国道から離れると下りの坂道。ここはしっかり木製の段が整備されている。
この辺りからは自然が深くなっていって
少し歩くと蜘蛛の糸に張られたのにぶつかってからまってしまう。
枝で払いながら進んだ。
ここの蜘蛛は水平にではなく、枝の間を摺り鉢を作るようにして巣を張っている。
虻や蜂も多く飛んでいて、気が抜けない。
20分ぐらい進んだろうか、アップダウンを繰り返すうちに視界が開けてきて、
それと共に子どもたちのはしゃぐ声が。
足元に新湯温泉の旅館が見える。新湯温泉へと通じる道もある。
ナビを頼りにここまで来たけど
もしかして旅館の駐車場に停めさせてもらったら5分もかからなかったのでは…
斜面は灰色の砂に覆われていて何やら火口跡と見えなくもない。
井戸のように掘られたところが丸く柵で囲われている。
ここなのだろうか? いや、遠くに湯気が立ち上がっているのが見える。
そこまで行ってみるか…
さらに10分ほど蜘蛛の巣を払いながら上って行くと強い硫黄の臭いがして、
煙が立ち上っていた。確かに立て札に「新湯爆裂火口跡」とあった。
それと共に「危険です! 立ち止まらないでください!」と警告が。
硫黄の煙を吸い過ぎて倒れることもあるのだろう。
タオルを持ってきて口元を覆うでもよかった。
写真を何枚か撮って後にする。
斜面はまさに賽の河原。むき出しの岩が生々しく赤茶けている。
膝ぐらいの背の低い掘っ立て小屋が建っていて、そこでは湯の花を作っていると書いてあった。
泥だらけになって車に戻ってきて最小限をタオルで拭いて、山道を下りていく。
足湯に入ってさっぱりしようと塩原の中心街で見かけた
日本最大級全長60メートルの足湯であるという「湯っ歩の里」へ。
http://www.alsok-shiobara.jp/
10時半過ぎ。車が結構停まっていて、そこそこ客が入っている。入館料200円。
30mの足湯の回廊がふたつ。
「やんわりほんわか心地よい道」「ぐりぐりせめる道」「ふみふみふみしめる道」
「やっとこがくがく岩をつかむ道」「でこぼこ岩をふみしめる道」「ちくちく小岩をふみしめる道」
とエリアが分かれている。入り口から近いほうがぬるく、奥に行くほど熱くなる。
ひと通り足湯回廊を歩いて、最後のところで腰を下ろす。
山道を歩いた後だけに気持ちいい〜
手を浸すとさらに気持よかった。
足湯回廊って都内につくったらヒットすると思う。
後から知ったんだけど、ここには夏目漱石と室生犀星の文学碑、長塚節の歌碑があったのだとか。
雨が降っていたのでしばらく足湯でのんびりして、
やんだ頃に車に乗って塩原を東に下って「もみじ谷大吊橋」へ。
http://www.city.nasushiobara.lg.jp/kankou/2199/002956.html
上記サイトでは「全長320メートルで無補剛桁歩道吊橋としては、本州一の長さ」とある。
道の駅ならぬ「森林の駅」というおみやげ屋があって、アイスクリームを食べる。
栃木なのでもちろんレモン牛乳味。レモン牛乳キャラメルも後で買う。
以前おみやげでもらったことがあって、これはおいしい。
吊り橋を渡る。ものすごく太いワイヤーロープを6本かそれ以上束にして張り渡していて、
触ってみると鋼鉄の繊維がビンビン来るほど。
歩いていると揺れるけど、丈夫で立派過ぎてさほど吊り橋感はない。
全長10mでも全体が木でできているという方がよほど怖い。
感じるのは日本の科学技術の確かさへの安心感。
床は一応板を並べてるんだけど、隙間なくびっしりと。穴が空くこともないだろう。
途中から真ん中にグレーチングというのか金属製の網目状の溝蓋を埋め込んでいて
そこを通して遥か下の水面が見える。
高所恐怖症の人にはたまらないだろう。実際嫌がってる子どもも見かけた。
向かい側に渡ると西岡常一の唯一の弟子小川三夫がつくった祠がある。
こちら側は東屋があったり公園のようになっているけど休憩所も賑わってなく寂しい。
老人が店番をしているフリーマーケットのような店がふたつあった。
ここでもまた虻に追われる。
少し歩くと塩原ダムがあって、ものすごい勢いで水が噴射されていた。
本を読むと太陽光発電や風力発電もそれほど効率がいいわけではないし
つまるところ水力発電が最も地球にやさしいのだろうか、
などと考えるが渇水の時期になるとたちゆかなくなる。
新しく作るとなると水没する村も出てくるだろう。なかなか難しい。
[5001] 那須塩原 その2 2014-08-21 (Thu)8/16(土)のこと。
14時過ぎ。次は藤城清治美術館に行くことになる。北の方にある。
地図を見るとすぐ。しかし、ナビによれば渋滞しているという。
「一軒茶屋前」という交差点にてふたつの道路が合流することになっていて、
これが信号待ちで交互に進んでいるようだ。
ここは地元の人からしたら誰も利用しない渋滞の名所か。
結構時間がかかった。
那須温泉郷に近付いて、藤城清治美術館は企業の保養所や
高級なホテルの立ち並ぶエリアの奥にあった。
やはり第一駐車場はいっぱい。第二駐車場へ。
小雨が降り続く。きれいに舗装された林の中の小道を歩いて行く。
曲がり角になると影絵の小人が道案内していた。
本館から離れて、小さな教会があった。ステンドグラスに藤城清治の影絵が。
本館に入る。1,600円。写真撮影不可。
2,100円の特製使い捨てカメラを購入すると撮影してよい。
その収益の一部は東北大震災の被災地への募金される。
http://www.fujishiro-seiji-museum.jp/
館内は迷路のようになっていて
「風の又三郎」や「孫悟空」や聖書画といった作品ごと、
東北大震災や『暮しの手帖』の挿絵、「ケロヨン」などのテーマごとに展示がなされ、
その隙間隙間に1960年代から2013年の新作までがアトランダムに? 差し込まれている。
「つり橋は僕のハープ」や「月光の響」「小さな恋の物語」といった代表作もあった。
観覧車や地球儀や木馬、窓が花で埋まったビルといった
藤城清治的モチーフのオブジェを円形のステージの上に配置して
それを回転させながら映し出して自動演奏の影絵にするというのが興味深かった。
一番奥の部屋には3つの作品。
「魔法の森に燃える再生の炎」「清水寺」「大曲の花火」
これら手前に水槽が置かれてロウソクを模した灯りが備えられ、水面に影絵が反射して揺らめく。
左右は鏡が設えられ、覗きこむと向こうまで永遠に、影絵を見ている僕の姿があった。
2階に上がると創作室のように素材や制作風景のあれこれが展示されていた。
ミュージアムショップにて画集を買う。
2014年版は最新作「風の又三郎」が追加されてその分高くなっている。3,700円。
15時半。雨の降る今日は早々と宿に向かって温泉で温まろうということになる。
ナビに登録する。那須塩原と一言に言うが、塩原温泉郷は意外と遠い。
「NASUのラスク屋さん」や「那須高原チーズガーデン」というのをよく見かける。
手作りハムやソーセージの店も多い。プチセレブな町。
食事だとステーキハウスとイタリアン。一昔前のブームに乗ってそれっきりというような。
気になったのは「戦争博物館」駐車場には結構車が停まっていた。
終戦記念日の翌日だっただけになおさらなんか怖かった。
あとでホームページを見て、冷やかしで入ったりしなくてよかったと思う。
http://www.nasu-sensou.jp/
ラジオで高校野球を聞く。
藤城清治美術館を出て走りだした時はちょうど、
盛岡大付属が東海大相模に1点差で勝ったところだった。
なんかどうも右後輪のタイヤが凹んでいるように見えると
塩原の入り口まで戻ってきて、
家族で経営していると思われる小さなガソリンスタンドに入って空気圧を診てもらう。
年取ったお父さんが雨の中、チューブを持って前後左右に走り回ってくれた。
塩原に入ると山道でウネウネと曲がりくねる。
トンネルをいくつかくぐりぬける。
できたばかりの真新しくてモダンな施設や高層マンションのような巨大ホテル、
昭和の時代からの古き良き日本旅館や民宿とが混在し合う。
この日訪れる「明賀屋本館」は
大網温泉、塩釜温泉、中塩原温泉と塩原温泉郷に10個ある温泉のうちのひとつ、塩の湯温泉にある。
これがまた大変わかりにくいところにあって。
ナビがピント外れなことを言い出したり、曲がり損ねたり、
とりあえず行ってみたら行き止まりだったり、同じ名前の閉館した旅館に着いたり。
大江戸温泉物語がこの界隈にも進出していることに驚く。
もはやこんな細い道を向かった先にはないだろうと諦めていたところにようやく見つかる。
山奥の人里離れた渓流の旅館。
木造の改段を88段下りていったところにある露天風呂は絶景で
岩場の多い鹿股川、切り立った崖を眺めながらのお湯はとてもよかった。
僕がこれまで「露天風呂」と称する一面だけ外に向いた室内風呂なんかよりは段違いでよかった。
しかし、衛生面やサービス面では古きよき昭和の旅館のまま。
これで「一力」より高かったのか…
若い人はリピーターにならないと思う。
仲居さんの御膳の扱いが雑でそれでいていつもブツブツ言ってて。
なんだかなーという感じだった。
お茶がなかったり、醤油がなかったりで何度もフロントに電話をした。
携帯が圏外で、メールや LINE や facebook から離れられたのはよかった。
(塩原温泉郷も他はだいたい入った)
前菜なのか、名物のゆづ柿、ほたるいか、大根、枝豆。
鮎の塩焼きにレンコンの酢漬けを巻いたもの
陶板焼きは海老、牛ロース、しめじ、玉ねぎ、ブロッコリー、ニンジン、赤ピーマン。
豚角煮に冬瓜とゴボウ。
お造りははも、マグロ、甘エビ、アワビ。
青さの入った茶碗蒸し。
魚を南蛮漬けにして輪切りにしたものにダイコンとミョウガが添えてあった。
オクラとなんらかの山菜かキノコの入ったうどん。
ゆばとセリ、キノコの酢の物。
お吸い物にはふくろだけ。
日本酒がついた。
デザートにトマトのジュレとスイカ。
夜、露天風呂に入りに行く。
午後22時半には椅子でウトウトして、23時には布団に入った。
[5000] 那須塩原 その1 2014-08-20 (Wed)8/16(土)のこと。
朝7時前に起きて温泉に入る。露天風呂の定位置。この日も雨となりそう。
8時に朝食。半バイキングとのとで温泉卵、野菜サラダ、フルーツが自由に選べる。
その他はとうもろこしの茶碗蒸し、玉子焼き、明太子、人参とスルメイカの和物、じゃこおろし、
アブラボウズを笹で包んで陶板焼き、など
「楽天朝ごはんフェスティバル日本一決定戦」の東日本大会で優勝したという朝ごはん。
格が違いますね。あっさりとした味付けで少しずつ、ゆえにご飯が進んで腹持ちがいい。
小鉢が赤いお盆を敷いた丸い竹籠の中に収まっているのも美しい。
廊下に飾られていた額は永六輔、山下清、安倍晋太郎、
『釣りバカ日誌』のやまさき十三(だったか北見けんいちだったか)などなど。
朝温泉に入って、出て浴衣を着ようとして脱衣所の籠に入れた鍵を探したら見つからない。
フロントに届け出て、忘れ物が届いてないか脱衣所に落ちてないか見てもらうが芳しくない。
紛失した場合再発行の手数料を支払うことになるのだろうか、などとブツブツ考えるが
起きてしまったことは仕方がない。
気を取り直して再度温泉に入りに行く。
先程と同様にトイレに入る。そしたら目の前の窓枠に置いてあった。
そうだ、さっきも鍵を手に入ったんだった。無意識のうちにそこに置いた。
すぐ横が脱衣所だったから籠に入れたものだとばかりに思い込んでいた。
事なきを得てフロントに連絡に行く。
9時半、チェックアウト。
磐梯熱海駅まで歩いて、JR快速あいづライナー2号に乗る。
磐梯熱海09:57発、郡山10:10着。
混んでいて自由席は空きなし。立っていく。
雨が降り始める。
この日は那須を訪れて塩原温泉で一泊する。
なすの 272号、郡山10:43発、那須塩原11:05着。
少し時間があってお土産物を覗く。
ふなっしーは桃に挟まったり、ハワイアンダンスを踊ったり、あかべこと合体していた。
くまもんもまたあかべこを抱えていた。
円谷プロと提携して、「ダダの梅酒」や「地球侵略」「純米総攻撃」なんて酒が売られていた。
駅の入り口には「釈迦堂川花火大会」の3号玉、5号玉、1尺玉、2尺玉が並べられていた。
遠くに見たら作りかけのメロンの模型かと思った。
那須塩原は郡山から新白河の次。すぐ着いた。
JRレンタカーで事前申込の一台を借りる。
色々と注意事項を聞いて、
満タンにして返す際の最寄りのガソリンスタンドが記載された地図を受け取って、
係の男性が元から着いている傷の位置を車の図に書き入れる。
荷物を積み込んでいざ、出発。
この日は那須高原を車でドライブする。
テディベアミュージアムにまずは行こうということになってナビに入れる。
駅からはなんてことのない国道沿いの風景がしばらく続いて、
那須町の中心部に入っていく。
この辺りは箱根みたいなものか。
木々の間に観光客向けの高そうな食事の店や趣味性の高い専門的な美術館が建っている。
全体的な雰囲気としては鷹揚としてますね。
「那須ワールドモンキーパーク」や「りんどう湖ファミリー牧場」を通り過ぎる。
雨が本格的に降り出して客足が鈍るかと思いきやそんなことはなく、
お盆後の夏休みの土曜、どこもかしこも混んでいた。
テディベアミュージアムも第一駐車場は満車だった。
車を停めて、大雨の中傘を差して館内へ。入場料は1,080円。
http://www.teddynet.co.jp/nasu.html
入り口に入ると、ミシンを踏む等身大のテディベアや
ナイトキャップをかぶったやはり等身大のテディベアがお出迎え。
そこから先がなかなか進まなかったのは
「となりのトトロのぬいぐるみ展 part2」のせいか。
原寸大3mのトトロと一緒に写真撮影ができたり、猫バスに乗った写真撮影ができる。
僕らもせっかく来たのだからととりあえず並ぶ。
大雨に打たれて腕も背中も濡れていて寒い。
子どもたちよりも大人の方が目を輝かせて指さしている。
1階がテディベアで2階がトトロ。
1階は世界各国のアーティストのつくったぬいぐるみ。
古いのではちびくろサンボのがあった。
由来となったルーズベルト大統領を描いたマンガとか。
『バットマン』のキャットウーマンに扮したテディベアや
『ダンス・ウィズ・ウルヴス』のテディベア。
着飾った馬に乗って盾を持ち、ファンタジーな戦いに出るテディベア。
強い風に吹きさらしになって白い毛がなびているテディベア。
宇宙服を来てロケットに乗るテディベア。
教会での結婚式の模様やファッションショーを舞台裏込みで
からくりで自動的に動かすというのがよくできていて感心させられた。
2階はあちこちにススワタリが。
まずは猫バスの巨大な足の爪が床に、顔が壁から突き出ていてお出迎え。
トトロと記念撮影をして、次は猫バスで記念撮影。
その間、「さんぽ」「おひるねトトロ」「トトロが吠えた!」などの名場面が
ぬいぐるみが再現されている。
サツキとメイの住む家の再現や、猫バスを点検するテディベアたち、
サツキとメイとカンタとおばあちゃんがぬいぐるみ作成工程を解説していたり。
その間よく見ると隅っこの方にラピュタのロボット兵や千と千尋のカオナシが潜んでいたりした。
そういうのがジブリらしい。
ミュージアムショップではトトロやテディベアだけではなく、
わずかに『テッド』グッズが売られていた。『テッド』のぬいぐるみがあったら欲しかったが。
全身が黄色くて後ろ向きにはプーさんにしか見えないキャラクターもあった。
この頃には雨も止んでいて、近くの石窯ピザの店「La Terra」に入った。
ボロネーゼ(トマトソース、とちぎ和牛のミートソース)と
インディアーナ(カレーパウダー、自家製ソーセージ、キャベツ)を食べた。
どちらもおいしかった。店の雰囲気も落ち着いていてよかった。
[4999] 福島へ その6 2014-08-19 (Tue)13時過ぎ。雨が強くなって引き返す。この日の撮影はここで終了。郡山へと戻る。
帰り道、雨雲がわずかでも切れて青空が欠片にも覗いて
山がきれいに撮れそうな箇所に差し掛かったら停車してもらって三脚を構えた。
国道401号線を北上し、289号線と交差するところに位置する
道の駅「きらら289」にて14時頃遅い昼食を取る。この時間でも結構混んでいた。
南郷トマトを使った「チーズトマトラーメン」にする。
味噌味がベースなのか担々麺に近い。奇抜な味ではなかった。
大ぶりのトマトの輪切りが2枚入っていて、溶けたチーズと絡んで意外とおいしい。
ここのもうひとつの名物が「わらじソースカツ丼」
会津若松〜南会津はB級グルメ的にソースカツ丼を押してるみたいで。
ここのはお椀からはみ出ていた。
食べながら聞いたところでは
只見の方では昔、文字が発達せずに鍬などの農機具の並べ方が
メッセージを残す手段になったとのこと。
今もそれがいくつか保存されて展示されている。
郡山や中通りではそれとは違って伝説を伝えることが発展した。
文字情報だけではなく、非文字情報だけでもなく。
両方を交差させて現代に生きる我々がいかにそのメッセージを甦らせるか。
考古学でもなく民俗学でもなく言語学でもなく歴史学でもない。
こういった学問は面白い。
磐梯熱海温泉は室町時代、京の萩姫がここで湯治をして病を直したことから
温泉地として知られるようになった。
伊豆の熱海との関係は、源頼朝の家来がこの地に移り住んたことに由来する。
会津若松市まで出て、高速に乗る。
この日は磐梯熱海温泉の「一力」に泊まる。
2年前の冬に泊ってとてもよかったので再訪。
会津若松から磐梯熱海は猪苗代湖を挟んで結構近いんですね。
インターチェンジで言ったら3つか4つ。
この日は最後、磐梯山サービスエリアで山頂を雲に覆われた安達太良山を撮影する。
一力まで送ってもらって、Yさんと別れる。
ウェルカムドリンクのワインを飲む。
この前来た時には雪が降っていたので入れなかった庭園を歩いてみる。
池の鯉に餌をやろうとフロントでもらったパンくずを撒いたら
バシャバシャと寄ってきた。
口をバクバクと真ん丸に開けて天を仰ぐ姿は何か別のエイリアン的な生き物のよう。
温泉に入る。高くもなくぬるくもなく、ここの露天風呂は落ち着く。
ポツリポツリと雨が降っていて、森に雲がかかっているのを眺めながら温まる。
夕食。
前菜 じゅんさいレモン酢、無花果の胡麻クリーム掛け、鮎の一夜干し。
南京豆腐、甘海老の唐揚げ、
造里 お作り盛り合わせ 妻色々(海老、鯛、マグロだったか)
焼物 丸茄子の釜焼き
煮物 冬瓜釜盛り(冬瓜が器になっている) 冬瓜 焼き湯葉 海老団子 ミニオクラ
箸休め キタアカリのビシソワーズ
進肴 鰈の姿揚げ
強肴 エゴマ豚しゃぶしゃぶ(トマト釜盛りの冷しゃぶから選ぶ)
食事 ずんだ麺(ざるそばとなっている)
留椀 赤だし
デザート ヨーグルトムース オレンジ釜ゼリー(5種類から2種類選んだ)
テレビをつけると「世界の村で発見! こんなところに日本人」のスペシャル。
カンボジアの貧しい地域の母子寮で働く僧侶の3代目。
青年海外協力隊で訪れたボリビア南部のタリハが忘れられず戻った男性。
ユジノサハリンスクにて戦前から暮らしてついに日本に戻れなかったおばあさん。
サハリンは僕が訪れた場所がたくさん画面に出てきて懐かしかった。
ガガーリン公園のガガーリンの像なんて泊ってたホテルの裏だった。
もう一度温泉に入って疲れて23時過ぎには眠る。
[4998] 福島へ その5 2014-08-18 (Mon)8/15(金)のこと。
朝7時前に起きて朝風呂。朝食は食べず。
テレビをつけてニュースを見ると夏の甲子園、聖光学園が1回戦突破。
チェックアウトして8時にYさんにホテルへと迎えに来てもらう。
車に乗って早速移動開始する。南会津町へ。
郡山は曇り。それがポツポツと降り始める。南に進むに連れて霧が深まる。
須賀川市を西へ。田んぼの緑と空の灰色の印象しかこの辺りはない。
車を止めてドアを開けると虻が入ってくる。
タオルなど振り回し、慌てて外に追い出す。
福島のこの辺りはどこまで走っても山また山。
遠くに見えるというのではなく、すぐ目の前に山が迫っている。
山と山との間、川の流れる細くて狭い僅かばかりの土地で
稲を育て、集落を作ってきたのだと思う。
天栄村を過ぎて、下郷町へ。
「じゅうねん」や「十念」とあちこちで看板が立っている。
エゴマのことだそうで、味噌にして田楽にするとおいしいとのこと。
B級グルメ時代だからか、「じゅうねんラーメン」を多く見かける。
さらに西へ進んでトンネルをくぐると雲に晴れ間が見えて
やがて青空へ。燦々と陽の光が照りつける。
山を超えると天気が変わるということを実感する。
下郷町大松川の「お不動さま」をまずは訪れる。
駐車場が野菜の特売場になっている。車が何台も停まって賑わっている。
車で素朴な農家の間をぐるっと巡ってお堂を見つける。
ビデオカメラを取り出して設置する。
お堂の脇に水が流れている。勢いよく下の池に流れ落ちる。
陽の光を受けてキラキラと輝いている。
奥には樹齢350年と言われる不動桂が苔むした根をしっかりと地面に張り、
見上げるとしっかりと伸びた枝の隙間から木漏れ日が広がる。
特売所で水をくんだ方がいいと言われペットボトルをもらってきたYさんが水を汲む。
不動桂の根本から流れる水。
これがふくしまの再生力となるのだなと思いながらカメラを向ける。
近くの水田も稲がたわわに実っている。風にそよぐ。
南会津町に入る。地図を見るとかなり広い。
途中、川の撮影できるスポットを見つけ車を停める。
森が途切れて砂地となり浅い川が流れる。
岩がゴツゴツと転がっていて白い波が立つ。
川岸のまだ大きくなっている途中のすすきが花火のように穂を広げている。
国道をさらに西へと進んで国道沿いに
山に囲まれ一面田んぼとなったところを見つけ、
閉店した店の駐車場に停める。三脚の足を伸ばす。
黄色い稲。その間に送電線のピンと張った巨大な鉄塔がそそり立っている。
東京や青森で見かけるものよりもはるかに大きい。
福島第一原発や第二原発で発電された電気を運ぶからだろうか、と思った。
また山の間に入っていってトンネルが多くなる。
「スノーシェッド」という名前で
トンネルではなく雪を避けるための覆いがかかっている道もある。
青森では見かけたことがない。
田島に入る。この辺りは収入が豊かではなく進学率も低いという。
そば処なのだが、米が育たないからそばを植えるとのこと。
中心地に入るとロードサイドの店も増えてくるが病院が見当たらない。
確かにここに住む人たちは不便だろうな、と思う。
福島の地酒「榮川」の看板があちこちに。
トマトで有名な南郷。
この辺りから薪を積んでいる家をよく見かける。
「きらら289」という道の駅を過ぎて南へ。
白沢。この辺りから緑が深くなる。
伊南。あゆが釣れるようで釣り券を販売している店がちらほらとあった。
この辺りから水田がなくなり、麻を植えたり養蚕で暮らしているのだという。
大桃。小さな店の立ち並ぶ通りにて、
どの店の看板にも下の方に福島の地酒「花泉」と書かれていた。
集落を抜けるとすっかり山の中。家の数が少なくなる。
ドライブインや観光客向けの喫茶店の類がわずかにあるぐらい。
「大桃の舞台」というかつての農民たちが演じた舞台の小さな劇場が神社の境内にある。
スキー場もあった。
川に下りて撮影を始める。この頃から雲行きが怪しくなり、ポツポツと雨が降り出す。
川からはずれた小さなたまりにおたまじゃくしのようなものが泳いでいる。
その先にあるという「屏風岩」を目指す。
集落も離れどこまで行っても見当たらず、引き返したりもした。
ここまで来たからには初志貫徹しようと再度南に向かい、
小豆温泉を越えてようやく見つけることができた。
雨も強くなってきたが、傘を指してもらいながら岩と清流を撮影した。
茶色、灰色、白、モザイク状の岩が切り立った崖となっていて
マグマが水となって噴出すように岩の間を小さな滝となって流れ落ちる。
細かく泡立つ水がライムグリーンとなり、底の方では海のような深い緑へ。
日本にもこんな風景があったのか。
阿蘇山の火口とその周りの荒涼とした風景を思い出した。
観光地としては知られざる穴場。
知ってほしいとも思うし、汚されてほしくもないとも思う。
[4997] 福島へ その4 2014-08-17 (Sun)8/14(木)続き。
駅前に出る。廃駅となって駅舎も線路も背の高く伸びた雑草に覆われている。
その向かい側に回るとぐにゃりと押しつぶされて
今にも崩れ落ちそうな建物たちの群れが手付かずで残されている。
海辺の一部以外、土嚢を置くための一部以外、更地にもなっていない。
「(有)藤沢材木店」と書かれた背の高くて厚みの薄い倉庫が4棟、
巨人が蹴り損ねたかのようにくしゃっとよじれている。
その奥のこじんまりとした真新しい住宅は一見きれいなまま残っているようでいて
玄関口が傷跡のように荒らされている。
電柱が途中からポキッと折られて地面に転がっている。
75°以上の角度で折れ曲がり、地面にくっつくすれすれになった家。
よく持ちこたえているもんだとむしろ感心させられる。
瓦礫の群が意思を持ち、ひとつひとつの切れ端が細胞となり、
家として形作らんとしているような。
その裏手に回ると心無い誰かがいたずら書きをしたのか
「人」「人」「人」と赤のスプレーでいたずら書きが。
不気味なメッセージだった。
無人の商店街に入っていく。
建物は無事残っているのに中が泥まみれでメチャクチャになっている。
あるべき位置を全てアトランダムにシャッフルされて
ありえない位置、ありえない角度。
地震と津波の力加減でこのような状態が生まれるのか。
デイリーヤマザキの店舗前に置かれた自販機の中で缶がもがいている。
「ミチ美容室」の看板から吊り下げられた時計が斜めになって止まっている。
「2:46」ここは2014年の今も時間が止まったままになっているのだ。
大きな古びた商店は地元の有力者のものなのか
「富岡」と書かれた法被が柱に掛けられている。
居酒屋がいくつかあって、その内のひとつに入った。
薄暗い店内は酒の瓶が乱雑に転がっていた。
真新しい缶がその手前に置かれているのは誰かが弔いのために置いたのか。
大きな蜘蛛が大きな巣を作り、せっせと動き回っている。
津波は3回来たという。2回目がとても大きかった。
1回目を逃れて大丈夫だと思った人が自宅に戻って流されてしまった。
生き残った人たちは避難所に逃れて、
そこからすぐ原発が危ないとさらに遠くの避難所へ。
ここに戻ってくることのなかった人たちがほとんどなのだろう。
駅は立ち入り禁止。ひとつきりのホームが屋根と共に残されている。
屋根から吊り下げられた広告の看板がひっそりと寂しい。
左右真ん中と三本立った電柱の間に張り渡して電線をまとめていたのが
両端の電柱がそれぞれ反対方向に曲がって、
まるで現代アートのモニュメントのよう。
駅前の看板には富岡町の観光案内が。その真下に簡易トイレが4つ並んでいる。
その後ろに部屋ひとつ分の壁が削ぎ落とされた家。
駅前の広場を置くまで行くと駐車場代わりだったのか
大破した車が寄り集まっていた。移動させたのかもしれない。
ガラスが割られ屋根がへこみ、タイヤの空気が抜け、
ナンバープレートは剥がれたのか誰かが持ち去ったのか。
なぜかどれも皆色は白だった。
ゴルフクラブのセットも一揃い、主人に従う犬のように寄り添っていた。
東日本大震災の小さな慰霊碑があった。
横にはポールが立てられ、千羽鶴にカバーがかかっていた。
ペットボトルのお茶に缶コーヒー。花も供えられていた。
後から車で来た40代後半ぐらいの男性二人が
時間をかけて掃除をして線香を上げていた。
時折、車が通りがかって下りて辺りを見渡して写真を撮って帰っていく。
近くに住んでいたのか、遠くなのか。
家族連れや若者たち。
17時近くになって夕暮れ。
車に乗って大熊町のより山寄りのエリアを走る。
大熊高校に設置された線量計を見ると1.121マイクロシーベルト。
車内では0.25マイクロシーベルトだった。
富岡町の北の方に検問所があってそこから先は一般人は立入禁止だと聞いて、
そこまで行ってみる。無人の町とはいえ、
その途中で柵が設けられ突然警察官たちが立っているというのは不気味なものだ。
その直前にはスクリーニングのポイントが設けられていた。
気になる人は、衣服に付着した放射性物質を取り除くことができるようになっていた。。
しかし実際には気休めにしかならない。
僕らは検問所を前にしてUターンする。
日が暮れていた。高速道路に乗る。
富岡町の中で場所によっては戻ってきてもよいとなったことと合わせて
高速道路もまた富岡町のインターチェンジまで復旧していた。
町を走っていても自動車に出会うことが少ないのと同様、
高速道路もまた利用者は少ない。
いわき市方面へと向かう間、対向車線で富岡町方面へと向かう人たちがいなくもない。
彼らはこんな時間にどこへと向かうのか。
暗くなって郡山に戻ってくる。
郡山からいわきへ、北上して富岡町へ。往復200kmぐらいになったんじゃないか。
福島県の広さを改めて思い知る。
「天ぷら佐久間」に寄って行って夜ごはんを食べる。
予約なしで入って他に待っている人たちはいないものの満席、暫く待つ。
コースにして海老、ウニ海苔巻、帆立、イカ、鮎、鱧、
そら豆、舞茸、とうもろこし、最後に海老と帆立のかき揚げなど。
最初はビールを飲んで、次に福島の酒「田むら」を飲む。
21時過ぎ、ドーミーインにチェックインする。
外に出てコンビニを探し、缶チューハイを買って帰る。
「氷結」の青りんご味を見つける。
混雑している中、夜鳴きそばを食べて風呂に入る。
寝湯や炭酸風呂があってここのドーミーインは充実していた。
2階にはマンガのコーナーまであった。
午前2時頃まで起きている。BSをつける。
岡田元代表監督の視点からワールドカップを振り返るという番組があって、
思わず見入ってしまった。
[4996] 福島へ その3 2014-08-16 (Sat)8/14(木)続き。
富岡町に入る。やはり無人の町。
4月に規制が解除されて住むことは可能になったもののかつての住人は戻ってこない。
最初に入ったエリアは地震と津波の影響がなかったのか、建物の倒壊はなかった。
いくつかの屋根がやっつけ仕事で白い重石を乗せられていた程度。
昔読んだSFだったか、中性子爆弾は建物を破壊せず生物だけを殺すとあったのを思い出す。
自転車が何台も家の前で横転している。ポストの入口が塞がれている。
真っ暗になっていて、覗き込むとからっぽになったスーパー。
一見何も変わってないようでいて
そういった小さなことのひとつひとつに気付いたとき、ぞっとする。
津波で多くが流された地区へ。
建物がいくつか残されて、ほとんどが更地へ。
黄色にオレンジとカラフルな、土にまみれたショベルカーが
あちこちで寄り添いあって停止している。
その腕にはレンタルのニッケンと書かれている。
白や緑の直径1m・高さ3mぐらいの円柱が配置されていた。
何かの保管容器なのだろうか。
今にも倒壊しそうなのに残された家には何か基準があるのか。
持ち主が望んでいるのか。そんなわけはないか。
完全に倒壊したわけではない家は後回しにされたのか。
草むらの中に車やトラクターが横転して錆付いている。ひしゃげて歪んでいる。
真っ黒な薄っぺらいプラスチックの板に「viera」と書かれている。
その家の柱には誰かが後から付け加えたのだろう、千羽鶴がくくりつけられていた。
別な家は除染後の黒い土嚢で1階が埋め尽くされていた。
「8/5」とあるのは日付か。
その下に「可燃」「レンガ」や「家電」などと書かれている。
ここでは黒い袋は家電や家財道具の選別に使われたか。
家の中に納まりきれず、外にも並んでいる。
最初の年にボランティアが集まってやったのか。
また別の家は居間があって隣の部屋にポールが渡してあって
ハンガーに服がかけられているのがそのまま残っていた。
ポールは服の重みでたわんでいた。
居間の鴨居には昭和天皇と皇后陛下がご成婚されたときの
白黒の写真が手付かずで残っていた。
ある家は敷石と部屋の枠組みだけが残されていた。
その向こうに福島第二原発の白くてずんぐりむっくりした煙突が森の間から突き出ていた。
土嚢でいっぱいになった家の脇に土嚢に除染された土? を注ぎ込む
大型の装置が置かれていた。操作する人の姿もなく、静止している。
そのときセットされていた袋には途中まで何かが埋められていた。
黒い土嚢がこの一帯を埋め尽くそうとしているかのように増殖して並んでいた。
声もなく、希望もなく。
居住が現実的に不可能になった地域は
海辺の更地になった箇所のことごとくで土嚢が積み上げられていた。
片や他に行き場がない焼却することもできない負そのものの物体があって
片や誰のものでもなくなった誰にもどうすることもできなくなった土地がある。
不幸な結びつきとしか言いようがない。
この土嚢という現実を福島以外に住む人はどれだけ知っているのか?
気が付くと左肘から血が出ている。
(次の日になって赤く腫れていた)
蚊ではなく虻にでも食われたか。
ふと思う。この地域に住んでいる生き物の放射能の影響ってどうなのだろう?
3.11を経過して何世代がここに生き続けてきたのか。
このような生物との接触から内部被曝が起こる可能性ってどれぐらいあるのか。
その少し先の海辺に向かうと崩壊したホテル。
砂浜にはどんよりと土嚢が数百、数千、数万? と。
固まりとなって一見整然としているようで、無秩序。
作業している人の感覚に委ねられてなんとなく次から次に置いているのか。
死せる粘菌生物のよう。
そんな砂浜が淡々と続く。
[4995] 福島へ その2 2014-08-15 (Fri)8/14(木)続き。
楢葉町を北上する。
町並みはひっそりと静まり返っている。ゴーストタウン。
生活感が消えうせて目には見えない堆積物で2階まで覆われているような。
この辺りからパトカーによる見回りが増える。
バスがひっきりなしに往復する。除染や原発関係の作業員たちを送り迎えする。
お盆休みなのか昼過ぎの今は原発へと向かう方面はガラガラで
出てくる方面はパラパラとしか乗っていない。
天神岬スポーツ公園へ。高台へと上っていく。
キャンプ場があるがもちろん利用者はいない。草ぼうぼうとなっている。
野球場がすっぽり収まりそうな広い芝生の遊び場も子供たちの姿は皆無。
滑り台やジャングルジムちった遊具が点在しているのが寒々しい。
沖合いには洋上発電の施設があるとのことだが、ここからは見えない。
崖の上から火力発電所が見える。
そこまでの間にはかつて田園だったのか野原が広がっていて、
それが区画を分けられ、除染された土嚢の黒い袋が癌細胞のように並んでいる。
一部は土嚢ではないのかビニールシートに覆われている。
何事もなかったかのように虫の声と鳥の声が聞こえる。
何かに使うだろうと録音しておく。
僕が撮影している間、後から車で来た老夫婦とYさんが話す。
富岡町で生まれ、この公園で少年時代は遊んだ。ふるさとだった。
最近火力発電所の向こう側に家を建てたという。
震災後仮設住宅で3年過ごす間に国や県や周りの市町村に対して
何もしてくれない、信用できないと激しい怒りを覚えるようになった。
補償を巡るやっかみであるとか。
それを誰にもぶちまけられない。
僕は怖くて話せなかった。目が怖かった。マスクをしていた。
津波で仮設住宅に移った人たちにはゼロで、原発でという人たちには補償金が出る。
もらっている人たちはあいつら金を持っているとやっかまれる。
ひとつの町の中でも差が出る。移り住んだ地域の人たちにも嫌がられる。
火力発電所は我関せずと言わんばかりに無言で立っている。
そのまま下まで下りていかず、車に乗って高台の上の宿泊施設を通り過ぎる。
今は宿泊客は受け入れてなくて、除染作業に従事する人たちが利用している。
敷地の端の方にコンテナのような灰色の仮設住宅が建っていてやはり作業者用の部屋。
シンと静まり返って人気がないのはお盆休みだからなのだろう。
Yさんが以前夜ここに来たときは大勢の男たちで賑やかだったという。
仕事を終えて酒を飲んで騒いでいた。
だいぶ昔に閉められて、色褪せて壊れかけたコテージが二軒並んでいた。
乱雑に物が投げ出されてそれっきりになっている。
モーターボートがその脇の茂みに突っ込まれている。
これは震災以前に持ち込まれたものか。
これらのコテージも震災に関係なく営業不振だったのか。
[4994] 福島へ その1 2014-08-14 (Thu)14日・15日と「ふくしま再生プロジェクト」の撮影で福島県へ。
5時起き。荷物をまとめて東京駅へ。
つばさ123号。東京7:12発、郡山8:33着。
福島で山形新幹線を切り離すんだったか。
途中で降りるので「つばさ」山形新幹線側だった。
初めて乗った。ABCDEの5席ではなくABCDの4席だった。
腹が減っていたので駅弁を買って食べることにする。
たいめいけんの「チキンライス弁当」にしてみた。
唐揚、エビフライ、グラタン、例の名物コールスロー、そしてあのチキンライス。
うまかった…。これで1,100円は安い。
積読の山から適当に持ってきた湊かなえ『告白』を読み始める。
読みやすい。というかうまい。この人、話も運びもうますぎる。
郡山に着いて駅舎の外に出る。
車で迎えに来ていたYさんと落ち合ってさっそく高速に乗る。
いわき市へと向かう。
先月Yさんが仮設住宅の集会所を訪問したときの模様をビデオに撮影してもらった。
それを僕が編集した。短い動画にして関係者に公開した。
そのとき映っていた少年の話をする。
彼は浪江町に住んでいた。
津波から逃れるために付近の避難所に逃れて、
その後すぐ原発から逃れるため別の避難所へ。
数ヶ月そこで過ごして二本松の仮設住宅に移り住み、今に至る。
その付近の避難所で過ごしていたとき、
高校生は手伝いなさいということになって外で炊き出しへ。雨が降っていた。
そのときに被爆する。
ヨードは届いていた。しかしそれが何に使うものなのか分からなかった。
得体の知れないものを飲もうとはしなかった。そもそも適量が分からなかった。
彼は今、定期的に検診を受けている。甲状腺に陰ができていて要経過観察。
しかし特に病名は特につけられていない。
彼の母は今も後悔している。
線量計を生まれて初めて手にする。2台あった。
1台は郡山市の集会所に配布されたもの。それでも一台27万もするのだという。
届いたのは2011年の夏が過ぎてから。現場は混乱していた。
Yさんは何とかして手に入れたくて(もちろん他にはそういう人は大勢いた)
たまたまニュースで「文科省にて余っている」と聞くと文科省に電話をした。
届くには届いたが使い物にならなかった。
もう一台は累積で計るもの。
郡山内で計ってみると0.11マイクロシーベルト。
正直高いのか低いのかよく分からず。
除染ってどこまで進んでいるのだろう?
いわき市に入って、0.07マイクロシーベルト。
豊間の海水浴場へ。道路に沿って除染の黒い土嚢が並べられ、
遊泳禁止の看板が立っていた。
それを無視するようにサーファーたちが浜辺を歩き、波間を漂っていた。
駐車場は彼らが乗ってきた車でいっぱいになっている。
ウエットスーツを脱いで煙草を吸いながら世間話に笑っている。
僕は海辺にカメラを向けた。
2年か3年経過して除染の土嚢には雑草が生えていた。
地元のサーファーたちなのだろう。
彼らは地元の海を愛することから始めるのだと思う。
わざわざ福島の海に入りたいと思って
東京からここに来ることはないのではないか。
福島沖で取れた魚は食べないと言ってる人もいるべきだし。
彼らは砂浜に下り立つとビーチサンダルを脱ぐ。
土や砂に足が直接触れるのはよくないのだろうか?
と今日は短パンにサンダルではなく
靴下とスニーカーにジーパンで来ていた僕からすると
あれ? そういうものかと肩透かし。
撮影を終えて、次の海水浴場、薄磯へ。高台に灯台が建っていた。
こちらはサーファーではなく海辺で遊ぶ家族連れが多かった。
美空ひばりがいわき市にゆかりがあるとのことで
石碑が立ち、その歌声がテープで繰り返されていた。
トイレを借りようと土産物屋に入ろうとするとおばちゃんがお茶を出してくれた。
新舞子ビーチを過ぎて四倉へ。
道の駅があって結構混んでいて、その先の久之浜へ。
この辺りから制限区域が見え隠れする。海辺の町を走る。
ごく普通の田舎町の住宅街のようでいてこの辺りは津波の被害が大きかったのだという。
2階建ての家の1階はどこも補修されていると聞く。
その中に芝生の公園があった。人気が全くない。
盆踊りがあったのかこれからなのか、真ん中に盆踊りの櫓が。
その四隅からロープが渡され、提灯が連なっていた。
何気ない光景だけど、警戒区域の近くかと思うと怖かった。
人の歩く姿がない。ただ、車だけが行き交う。
あのとき、津波で流された方の遺体はなかなか見つからず、
見つかったとしても火葬場が順番待ちで葬式が出せない。
5月や6月となったという。
それでも、見つかっただけでもよかったと語った人は多かったと。
津波は3回来て、2回目が大きかった。
1回目で大丈夫だと思った人たちが戻ってきてしまった。
そういう人たちが犠牲になった。
広野町から楢葉町へ。Jヴィレッジとその手前に火力発電所。
何の変哲もない家々の向こうに白い煙突が3本高く伸びる。
ヤマザキのデイリーストアがあってその先にセブンイレブンがあった。
さらにその先にもう一軒セブンイレブン。
これが北限のコンビニとなる。
以後、コンビニやスーパーがあっても営業していない。
家はあっても誰も住んでいない。そんな状態になる。
[4993] 8/11-8/13 2014-08-13 (Wed)8/11(月)
終日、ITシナリオの修正。
昼、大戸屋で四元豚と野菜の蒸し鍋定食、かぼちゃコロッケ。月曜の定番。
昼休みと夜、学衆のレポートを2教室分書く。花伝所に勧めるかどうか。
これを書き終えて今期の師範業は殆ど終わりか。
夜、少し残業する。
新丸ビルの雑貨屋の階ををぶらぶらする。
夜、レトルトのカレー。
西友で買ったチキンカツと白身魚のフライを乗せる。
今週末の那須塩原旅行のメモを作成する。
昨日のふくしまの動画、好評価で嬉しい。
夜、教室が閉じられる。
寝ようとしたら思いがけずとんでもない分量のメールが。
しかし悪気はないようだ。丸く収まった。よかった。
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8/12(火)
昼、「森のブッチャーズ」に行くつもりがお盆休みか。
近くの「成光」で半チャンラーメン。
ポツリポツリと雨が降る。
結局見ることのなかった、見る時間のなかった
「特攻野郎Aチーム」のDVDボックス5つをDiskUnionに売る。
1個850円で4,250円になった。
夕方、障害報告。少し手伝う。
ふと気がついて手がかりを見つける。
検証環境で再現するデータが有った。
後は周りの人たちに引き継いで帰る。
夕暮れ。風が涼しい。
新丸ビルの「UNICO」でプレゼント用のアクセサリーを買う。
土曜に飲み過ぎて置き忘れていた荷物、
心優しい後輩たちが持ち帰ってくれていた。
送ってもらい、夜に届く。
「B-1 グランプリ 甲府鳥もつ煮缶」
Garrett Popcorn Shops の「シカゴミックス」
倉敷おざきやの「本きび桃太郎団子」
食べ物じゃないけど、
「あかしや水彩手筆「日本の伝統色」夏を描く5色セット」
「甲府鳥もつ煮缶」や「シカゴミックス」で
先日頂いた赤ワインを。
一瓶すぐ空いてしまって、ウィスキー水割り。
ヤマト運輸のポイントが溜まってることに気づき、
甥っ子にあげようと宅配便のトラックのミニカーと引き換える。
WEBで申し込みを行う。
感門之盟のアフター飲み会の各教室・道場の出欠状況を取りまとめる。
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8/13(水)
昨晩飲み過ぎて軽く二日酔い。眠い。
かねてより懸案だった、後輩との大食い対決。
「まんてん」に行くはずがお盆休み。
「スパゲティキング」も「豚大学」も休み。チェーン店なのに。
仕方なく「ゴーゴーカレー」に入って
メジャーカレーのビジネスクラス(大盛り)にする。
とんかつ、チキンカツ、ソーセージ、エビフライなど。
揚げ物は途中から飽きてきてしんどくなる。
完食したけど後半しんどかった。
僕も昔ほど食べられなくなった。
システム検討会議の資料作成に時間が取れず、
お茶を濁しただけの資料を提出して終わり。不甲斐なし。
明日から僕が休みに入って準備ができないということで来週はスキップ。
この打ち合わせが終わるとこの週の仕事終わり。
夕方、アフ感の集計結果をメールで展開や勧学会用コンテツ作成などの内職。
結合テストのシナリオ修正など。
帰ってきて明日からの福島・那須旅行の準備。
ビデオ撮影がメインでその機材を運ぶとなると
karrimor の登山用リュックサックに無印のボストンバッグ、
freitag の「Hazzard」(ナップザック)と両手も塞がる。
撮影用に先月買ったヘッドホンが見つからず、しばらく探し回る。
準備も一息ついて缶チューハイを飲みながらまったり過ごす。
The Beatles『Live at the BBC Volume2』を聞く。
明日は5時起き。早いので23時には寝る予定。
『四畳半神話大系』を読み終える。
これは傑作と言っていいのではないか。
[4992] 父のアルバム 2014-08-12 (Tue)先月帰省した際に実家の荷物を整理していたら
仏壇の下の押し入れから古びたアルバムが出てきた。
父の死亡記事のスクラップと、葬儀を写した写真と。
その日のことが分かってきた。
その頃僕ら一家はむつ通信部を兼ねる社宅に住んでいた。
木造平屋建ての大きな古い家だった。
当時小学校1年生の僕にとって、なので実際にはかなり小さかっただろう。
数年前に妹の運転する車で訪れたときには駐車場になっていた。
| 岡村記者は五十六年5月、同通信部に赴任。「むつ」母港問
|題、下北郡東通村の原発建設計画、同郡脇野沢村の“北限のサ
|ル”など多くの懸案を抱える本州北端の下北半島一市七町村を
|カバーしていた。
| 特に、昭和四十九年の放射線漏れ事故以来、漂流を続けてい
|る「むつ」の取材は今年に入って大きなヤマ場を迎え、連日取
|材を重ねていた。事故当日、午前中は同郡大畑町臨時議会を取
|材、昼すぎ支局に原稿を吹き込んだあと、「むつ」母港の大湊
|港を訪れた同県委嘱の専門家グループの模様を取材。一行が新
|母校候補地の関根浜に向かったため、車を運転して現地に行く
|ところだった。
社葬となった。葬儀は新聞社の主筆の方が葬儀委員長を務め、
当時の青森県知事、むつ市長、海上自衛隊大湊地方総監など要人が多数参列したとあった。
何も知らなかった。
大勢の大人の人がいるなあ、知らない人がいるなあぐらいにしか思っていなかった。
弔電紹介のあと焼香に入り、母に手を引かれた僕と妹の
「無邪気な姿が会場の涙を誘った」とあった。
写真を見ると僕はあちこちキョロキョロしていた。
妹が祖母に抱っこされ、僕は座布団に寝そべっていた。
妹がちゃんと焼香しようとしている側で僕は後ろを振り向いている。
死因は脳挫傷だった。
| 現場は幅員が狭くゆるいカーブで、むつ署の調べによると岡
|村さんは左カーブを曲がりきれず、右側にはみ出し、対向して
|きた☓☓さんの乗用車と正面衝突した。
相手の方の名前が記載されていた。軽傷で済んだようだ。
あの日の夜、病院で顔を合わせた家族の皆さんが
こちらに対してとてもすまなそうにしていたのを思い出す。
夜も遅くて廊下は薄暗くなっていた。
この日の夜のことを彼らは思い出すことがあるだろうか。
思い出すとしたら、どんなふうにだろうか。
記者仲間の方たちが思いを寄せた短い記事がいくつか、挟まっていた。
テニスのこと、カラオケのこと。
突然の出来事で、38歳という若さで、やりきれない気持ちで書かれていた。
あれから30年以上となる。
父のことを覚えている人もかなりの年配となる。
次に何かをするならば、そういう人たちに会いに行くことか。
[4991] 8/4-8/10 2014-08-11 (Mon)8/4(月)
高知の大雨が続く。
昨日だったか、帰省するはずだった知人が足止めで尾道へ。
昼、大戸屋で四元豚と野菜の蒸し鍋定食。かぼちゃコロッケ。
夜、レトルトのカレーに西友で買ったコロッケと白身魚フライ。コールスロー。
この日もまた7/13仮設訪問の映像を見て、使えるところがないか探す。
昨晩の30破:突破締切後のフォローで寝てなくて、今日は一日眠かった。
午前0時過ぎに眠る。
昼はCD購入歴の更新作業。
---
8/5(火)
昼、大戸屋でソースチキンカツ丼と温かいそばのセット。
裸のラリーズの限定盤ボックスセットふたつ、
どうせ聞かないしどれ聞いても一緒だろうと未開封のまま DiskUnion に売る。
5,800円になる。臨時収入と喜ぶが、そもそも買うときにきちんと考えるべきだった。
定価ではだいたい片方13,000円で、もう片方が10,000円だったか。
それにしてもこのラリーズ商法はなんなのだろう。
『'77 LIVE』を手に入れたから、僕は他のは不要になったが…
夕方から結合テストのシナリオ作り。
ブルース・チャトウィン『ウィダの総督』を読み終える。
やはりため息が出る。1ページ1ページに息づく言葉の重み。
先日小宮山書店で3冊500円の古本で買った
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』
を読み始める。
文体は説明的でもっさりしていて今ひとつだが、
物語のセオリーを一切はずさない展開なのでそれはそれで読めてしまう。
ドラッカーの『マネジメント』も以前誰かにもらったように思う。
部屋の中のどこかにあるはず。
夜、引き続きレトルトのカレー、白身魚のフライ、コロッケ、コールスロー。
揚げ物は昨晩2個セットで3割引きだった。
ようやく、7/13仮設訪問の映像を見終わる。
午前1時前に眠る。
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8/6(水)
今日もまた猛暑。
昼、「なかおちの店 千代」にてなかおち定食。まあまあいいんじゃないか。
午後のシステム検討会議は準備不足でなんとなく終わる。
聞き書き。終わって根津駅の方に出て「アルファカフェ」という店に入る。
6月に出来たばかりらしい。
田沢湖ビールを4種類置いている。
ピルスナー、ヴァイツェン、さくらの3種類を飲んだ。
15種類の野菜のテリーヌ、牛のトリッパと金時豆のトマト煮、
半熟玉子とジュレのドライカレー、砂肝のコンフィとじゃがいもとキノコのソテーなど。
砂肝はラードではなくオリーヴオイルで1時間煮ることで柔らかくなるとのこと。
森見登美彦『四畳半神話大系』を読み始める。
---
8/7(木)
昼、後輩たちを引き連れて
源来酒家の経営者のお父さんの店(だったか)源来軒を探すが見つからず。
ウロウロしてようやく見つけると看板なし、中が薄暗い。閉店したようだ。
しまった、もっと早く来ておくべきだった。
近くの「レグーミ」というイタリアンの店へ。
チーズリゾットを食べる。12時を過ぎると近くのOLで満席。
850円でデザート、ドリンクがついてくるのは安いか。
夜、「なかや」で蒲焼き。先日普通にうな重だったので今回は白焼重にする。
わさび醤油を掛ける。これもなかなかいい。
「チーズのおひたし」がおいしい。
カマンベールチーズにかつお節、ネギ、醤油をかけただけなのに、これは酒が進む。
東京駅まで歩いて行ってJRのみどりの窓口に並ぶ。
帰ってきて編集作業を始める。
非力なPCではなかなかうまくいかない。
オーディオクリップを選んでフェードインを入れようとしても反応しなかったり。
計算処理が追いつかないのだろう。
午前1時前に眠る。
6回コースのモバイル業務フローの講師が終わる。
結合テストのシナリオをもう1本作り始める。
しかしこれが過去最高に難しい内容。
---
8/8(金)
昼、神保町にオープンしたばかりのイタリアン「イル・ヴィゴーレ」へ。
ポルケッタ(香草風味の豚肉のロースト)にする。
調べたらイタトマ系列だったのでそれほど期待せずだったけど、案外うまかった。
先月から1ヶ月やっていた新人向けレクチャー会が一段落する。
打ち合わせばかり。合間合間にシナリオの手直しとヒアリング。間に合わず。
夜、PJ飲み会で「温野菜」へ。
近隣の会社にお勤めの方向けの割引がFAXで届いてそれを利用。
スープは火鍋とすき焼きにする。
あれこれ頼んで食べ過ぎてしまった。
1次会で帰ってきて、さっさと寝る。23時過ぎ。
---
8/9(土)
5時起きで東京駅へ。見送り。
九州四国地方は台風の影響で飛行機が欠航となって
新幹線に乗り換えようとしている人が多いようだ。
帰ってきてまた眠る。昼まで。
その後、勧学会向けのコンテンツを送ったり、編集を進めたり。
夕方、西新宿のホテルのBBQビアガーデン。29破のメンバーと。
7人に変更するよう電話したはずが元の8人になっていたり
(7名分の料金で8名分の食材となった)
2時間の間好きに焼いたりできなくて
次の組にコンロを明け渡さなければいけなかったりと
あれこれバタバタしていたが、さほど悪くはなかった。
2軒目飲んでいる時に電話がかかってきて33守の師範飲み会に合流。
というか雪崩れ込む。こっちは半泥酔状態ではしゃいでて、
何人か気分を害したのではないか…
9割方記憶なし。もらったおみやげを置き忘れてくる。
ひとり酔いつぶれて、反対方向だったので他の方に託す。
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8/10(日)
台風の影響か、朝から大雨。降ったりやんだり。二度寝三度寝。
10時半まで寝てて、起き上がって編集。7/13仮設訪問編がまず出来上がった。
YouTubeにて限定公開して意見を待つ。
昼、レトルトのカレー。近くのセブンイレブンで買った
唐揚げ、ハンバーグ、コロッケを乗せて、ポテトサラダを添える。
建て替え中だったセブンイレブンがいつのまにかオープンしていた。
雨が降ったりやんだり暴風雨が続く。
洗濯とクリーニング屋。
昨晩の写真を30daysにアップする。やばいのが多かった。
突破証を完成させてプリントアウトして封筒に詰めて送る。
勧学会やチームラウンでやりとり。
Neil Young『A Letter Home』や『バックコーラスの女神たち』のサントラを聞く。
夜、ウディ・アレン監督の『恋のロンドン狂騒曲』を観る。
これは今ひとつか。
たまっている新聞を読む。
頂いたワインをさっそく飲む。
午前1時に眠る。
[4990] Sarah McLachlan 2014-08-10 (Sun)ここ2ヶ月、Sarah McLachlan ばかり聞いている。
1997年の4枚目「Surficing」は iPhone で今年一番再生したアルバムだ。
映画『シティ・オブ・エンジェル』で使われた「Angel」が代表曲か。
Sarah McLachlan - Angel
https://www.youtube.com/watch?v=i1GmxMTwUgs
Joe Smaple や George Winston など様々なジャンルのアーティストにカヴァーされている。
ステージだけならば Beyoncé Knowles や Prince も歌ってるのだとか。
Wkipedia によればこの曲は1996年にオーヴァードーズで亡くなった
Smathing Pumpkins のツアー・キーボーディストについての歌なのだとか。
カナダ出身のシンガーソングライター。
ゆえに Joni Mitchell の再来と呼ばれることもあるが、さすがにそれは言い過ぎか。
しかし、同じように呼ばれる女性ミュージシャンの中では頭2つも3つも抜きん出ている。
類まれな美貌と音楽的才能。Joni Mitchell 同様、アルバムのジャケットは自ら手がける。
天は二物も三物も与える。「Muse」という言葉が最もふさわしいミュージシャンだと思う。
一つ特筆すべきは、1990年代後半に女性ミュージシャンたちを集めたフェスである
「リリス・フェア」を主催したこと。メンツがすごい。1997年から3回開催された。
すごいのは1日や2日だけではなく、入れ替わりなんだろうけど
アメリカとカナダを2・3ヶ月ツアーして回ったということ。
Fiona Apple, India Arie, Erykah Badu, Meredith Brooks, Cardigans,
Mary Chapin Carpenter, Neneh Cherry, Holly Cole, Sheryl Crow, Paula Cole,
Cowboy Junkies, Des'ree, Dido, Dixie Chicks, Missy Elliott, Patty Griffin,
Emmylou Harris, Juliana Hatfield, Lauryn Hill, Susanna Hoffs,
Indigo Girls, Innocence Mission, Jewel, Diana Krall, Queen Latifah,
Lisa Loeb, Mary Lou Lord, Luscious Jackson, Aimee Mann, Natalie Merchant,
Cibo Matto, Me'Shell Ndegeocello, Sinead O'Connor, Beth Orton,
Joan Osborne, Madeleine Peyroux, Liz Phair, The Pretenders, Bonnie Raitt,
Suzanne Vega, Lucinda Williams, Victoria Williams, Cassandra Wilson など。
有名な女性ミュージシャンで参加してない人を探すほうが難しい。
それこそ、Bjork, Madonna, Cyndi Lauper, Alanis Morissette といった大御所となるか。
こういった一癖も二癖もあるような人たちをオーガナイズするのだから
中心にいて、相当な信頼関係を築かないといけない。
しかも世代がバラバラ。Sarah McLachlan はむしろ年下ではないか。
かなり勇気の要ることだったんじゃないか。
Sarah McLachlan はフェミニンというか、
女性らしさを前面に押し出しているとして敬遠されることもあるという。
僕はそう思わない。感じるのは普遍的な歌の力。
曲そのものは単純なんじゃないか。
コードが複雑に絡んでるとかそういうことはなさそう。
なのに一度彼女が歌い出すと月夜に織るタペスタリーのような深みが生まれる。
とは言っても女性らしさは重要な要素か。人として普遍的な女性らしさ。
3枚目のアルバムのタイトルが『Fumbling Towards Ecstasy』
単に『Ecstasy』とするのではなく、探し求めてもがくという意味をそこに付け加える。
リアルであり、切実だな、と思う。
Fumbling Towards Ecstacy - Sarah McLachlan
https://www.youtube.com/watch?v=PHasG0y158Q
[4989] 駅弁祭 2014-08-09 (Sat)早朝、と言っても6時過ぎに東京駅へ。
グランスタはまだどこも営業してないし、ノースコートも閉まっていたが、
そこには大勢の旅行客がいた。それぞれの方向へと向かう。
多くがキャリーケースを引っ張っていた。夏休みの帰省開始。
前の日徹夜だったのか、早起きだったのか、
待合所の椅子でリュックサックを抱えて
疲れて眠っている人たちの姿をチラホラと見かける。
セントラルストリートはヨックモックを初めとして店を開いていて、
あちこちの駅弁屋も商品を並べている。
駅弁をたくさん集めた店「祭」が賑わっていた。
荷物の大きい人も多いから中は身動き取りにくくなっている。
昼間になるともっとすごいんだろうな。
全国の駅弁が集まっていた。
箱が壁に貼られた一画があって、観光客が写真に撮っていた。僕も撮った。
淡路屋の「ひっぱりだこ飯」、富山の「ますのすし」、長万部「かなやのかにめし」、
仙台の牛たん弁当(紐を引っ張ると温まるやつ)、「元祖森名物いかめし」など。
まだ朝だったからケースの多くが空いてた。昼にはぎっしり詰まるのだろう。
「リラックマオムライス」に「ゲゲゲの鬼太郎丼」、
くまモンがパッケージに描かれた「くまもと赤牛ランチボックス」
新幹線の形をした細長い弁当箱のものがあった。
調べてみると5種類あるらしい。
「E5系はやぶさ弁当」「九州新幹線はやぶさ辨當」「923ドクターイエロー弁当」
「N700系新幹線弁当」「夢の超特急0系新幹線弁当」
こういうの子どものおみやげにいいんだろうな。
今度の帰省で甥っ子に買って帰ろうと思う。
そういえばホームのキオスクには「時刻表クッキー」なんてのがあった。
「東海道新幹線開業50周年記念商品」らしい。
http://shinkansen50.jp/info/info_034.html
それこそJRはシャレで鉄分を増やした酢昆布なんかを売っても良さそう。
「BBQ48」なる便乗商品(?)も。
ヨネスケ氏がブログを書いている。48とは米が「農林48号」とのこと。
http://blog.livedoor.jp/yonemeshi/archives/1764333.html
そんなこんなで駅弁は食べなくても、見るだけで楽しい。
ちなみにもうひとつ小型のカウンターだけの弁当屋の名前が「踊」
この名前もいい。新幹線や特急の中で駅弁を開ける楽しみを
一言で言うならば確かに「踊」かもしれない。
[4988] 『もしドラ』 2014-08-08 (Fri)先日小宮山書店で3冊500円の古本で買って会社の机の脇に積んでいた
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』
をなんとはなしに手にとった。
火曜の帰りの地下鉄で読み始めて、木曜の行きの地下鉄には読み終わる。
朝夕の通勤でサラサラと100ページ読めてしまう。
ベストセラーってそういうもんだよなーと思う。
なんかどっかラノベっぽい長めのタイトルとあのアニメっぽい表紙と。
なんだって萌えにできるんだなあ、ってのと
高校野球とドラッカーという異色の組み合わせと。
ベストセラーになったのは一昨年ぐらいかと思いきや、
ブレイクしたのは2010年だったんですね。もう4年も前のこと。
今頃読んでる僕は何なのか。
文体は説明的でもっさりしていて今ひとつ。キャラクターもありきたり。
だけど物語のセオリーを一切はずさないストーリー展開で、それはそれで読めてしまう。
それまでバラバラだった弱小高校の野球部が一致団結して勝ち上がっていく。
既視感だらけなんだけど、むしろその方が楽しく読める。
物語というものが持つ普遍的な力をやはり痛感させられた。
この作者の偉いところはそこで何一つ奇をてらわなかったことである。
出版年が前後するけど、先に読んだ
高橋秀実『「弱くても勝てます」―開成高校野球部のセオリー』がとても良く似ている。
進学校がいかにして甲子園予選を勝ち上がっていくか。
依って立つところが片やドラッカーで、片や監督や選手の自分なりの哲学というだけの違い。
リアルとフィクションの差はもはや問題ではない。
面白いのは両者とも頭の良さを活かして確率論など駆使して緻密な野球を、
というのとは正反対に向かうところ。
9回の裏1死2・3塁で1ストライク2ボール、どこに投げるか? なんてことは考えない。
もちろんバントなんてしない。
ドサクサに紛れてワンチャンスをものにして打ちまくって大量点差で勝つ。
守備は期待しない、練習もしない。エラーが前提。
あとはいかに、ひとつのエラーを引きずって次のエラーを連続させないか。
気持ちを切り替えて自然体でプレーさせるか。
小賢しい戦術など時間の無駄。練習量が少ないからそもそも体がついていかないし。
ということが誰よりも分かっている。
逆に言うと、頭の良し悪しはあんまり関係なくて
強い高校、戦術があれこれ試せる高校というのは
日々の練習をコツコツと積み上げていくことでしか生まれないのだということ。
監督の意図するところを正確に再現しなければならないのだから。
そしてそれは頭で判断していたら遅くて、体が本能的に動かないと成り立たないのだから。
両者奇抜な内容のようでいて、裏を返すと至極当たり前のことを語っている。
[4987] オフィスグリコ 2014-08-07 (Thu)先月、常駐先のお客さんのオフィスにオフィスグリコが入った。
以来、週に2回ぐらい
赤いジャンパーを着た担当の女性の方が赤いワゴンを押して
オフィス棟の廊下を歩いているのを見かける。
コピー機の横。だいたいそういう場所だと思う。
横にオフィスグリコの冷蔵庫が置かれていて、
その上にお菓子箱が積まれている。
アイスが100円。お菓子が100円、150円、200円。
コピーを取っていると時々オフィスグリコの担当の方が商品の補充をしている。
庶務の方と「200円のよりも100円の方が売れてますねえ。増やしますか」
なんて話をしている。
プラスチックの透明な引き出しを開けて商品を取り出したら
上部にあるカエルの口に硬貨を入れる。
オフィスにあるというのがポイントで、周りの目に囲まれた中で生活しているから
商品を黙って持っていってお金を支払わないなんて人は(たぶん)かなり少ない。
聞けば、減った分の商品の代金を計算して精算するのではなく、
このカエルの口からお金を回収してそれで終わりなのだという。
契約するとオフィスグリコの人が来てくれて一式用意し配置してくれる。
定期的に訪れて商品の補充とお金の回収をしてくれる。
それだけでいい。置くことにした会社の方はほとんど負担がない。
このビジネスモデルすげえな、と感心した。
富山の薬売りを思い出しますね。
気が付いてからは昼、大手町〜神田〜神保町界隈を歩いていると
赤いワゴンを押しているオフィスグリコの方をよく見かけるようになった。
というか、見かけない日の方が少ない。
今や「置いてください」と営業するよりも
「うちにも置きたい」と問い合わせするほうが多いんだろうな。
2013年度黒字化したというニュースを昨日見かけた。
『グリコ:「オフィスグリコ」13年度、初の黒字に』
http://mainichi.jp/select/news/20140806k0000m020036000c.html
興味をもった方は以下の記事を。
『嶋田淑之の「この人に逢いたい!」:
利用者の7割が男性! オフィスグリコの仕掛け人に聞く』
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1206/29/news035.html
利用者は女性よりも男性が多かったというのが、意外なようでもあり、
案外そうかもなと納得してみたり。
とか何とか言ってるけど僕自身がこれを利用してお菓子を買ったことはない。
深い理由はなくて、単にお菓子を買って食べるなんて
でん六のピーナッツチョコと森永のハイチュウの青リンゴぐらいしかないから。
お菓子なんて自分で買って食べるものではない、そんな意識がどこかにある。
健康のためを思うとそれでいいんだろうけど、なんか味気ない。
オフィスグリコのそこはかとなくポップで柔らかい存在感を目にするたびに
なんか色々と考えさせられる。
[4986] スタジオジブリと宮ア駿監督のこと 2014-08-06 (Wed)スタジオジブリがアニメ制作部門を解体するというニュースが流れる。
コンテンツの利権が動いているのか、ドワンゴ傘下に入るというニュースもあった。
ごく普通の感想だけど
もはやアニメを作らないという宣言に潔いなとも思うし、
宮ア駿・高畑勲を超える人材はなかなか、どころか全く育たないのだなとも思った。
ジブリを越えて日本映画界全般としても。
そこに未来を感じていないという意思表示なのだろう。
特にジブリのファンではないけれど宮ア監督の映画が公開されると劇場で観ている。
吹き抜ける風にそよぐ見渡すかぎりの草原といったディテールのひとつひとつ。
あれはやはり大きなスクリーンで観ないことには味わったことにならない。
それでも、『ハウルの動く城』『崖の上のポニョ』『風立ちぬ』が
『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』より
面白かったかというとそれはなかった。
これから先何を作っても越えられないだろう。
それはもはや宮ア駿監督の問題ではなくて、ひとりの人間の作品を超えて
『天空の城ラピュタ』や『となりのトトロ』がいかに完成度が高いかということだ。
10年か20年は誰が何を作っても越えられない。
引退を決めたのは正しかったし、それがひとつの時代の終わりを告げることになった。
宮ア監督の作品に向き合っていると
アニメをも含む映画、映画を含む物語というものは
(映像のタッチや魅力的なガジェットをも含む)「ワールドモデル」(世界観)と
(巨神兵やカオナシなどの造形をも含む)「キャラクター」が全てであって
あとはその物語特有の「きっかけ」を元にストーリーが
普遍的なパターンに基づいて展開していく。
その揺るぎなさを痛感する。
パズーであれ、サンであれ、キャラクターがその重厚に練り上げられた世界の中で
生きて、呼吸をして、何かを選択し前に進むというだけでストーリーが進んでいく。
僕らは、彼ら彼女たちが何を選択したかを知りたくてその作品を観ていると言ってもいい。
その切実さが魅力だった。
細田守監督の『時をかける少女』も『おおかみこどもの雨と雪』もものすごく面白いけど、
そこのところ宮ア駿監督の凄みには一歩も二歩も及ばない。
次の世代で、直接手渡しではないにせよバトンを受け継ぐのはこの人だと思うけど。
[4985] ヤッケというもの 2014-08-05 (Tue)先日床屋で髪を切っていたら
最近の子どもはヤッケを着ないねという話になった。
どういうものを指すのか、知ってますよね?
今もないわけではない。
好日山荘や石井スポーツで売ってるようなおしゃれなものは
とっくの昔に違う名前になったのだ。
例えば mont-bell のサイトを見てみると
「ソフトシェルジャケット」が最も近いであろうか。
これはもはやヤッケではない。
その名を聞いて思い浮かぶものは
ホームセンターやワークマンのような店で今も売られている、はず。
僕が子供の頃は秋になって寒くなると皆、トレパンの上に着ていたものだ。
一番人気があったのが黒っぽい紺色のアディダスのヤッケだった。
胸に白で小さくロゴが入っていて左腕に三本の白いライン。
まっすぐなファスナーも白。
小学生にしてみれば少し大人な感じがした。
昭和の隠れた名作だと思うんだけど。今も売ってるのかな。
さすがにないか。
ちなみに、ウィンドブレーカーは当時もっと別なものを指していた。
風よけのヒラヒラしたのがついているような。
普通の家の子はアディダスだった。
あるいはそれに類するスポーツメーカー。
見たことのないロゴを左胸につけたくすんだ色のヤッケを着ている子もいた。
スーパーの2階で買うような。
いつもそればかり着ている。冬が近づいて雪が降り出しても。
あのときの彼らはどこに行ったのだろう?
今、どうしているのだろう? と思う。
僕は着てなかったけど、母子家庭だったから似たようなものだったと思う。
ギリギリまでトレパンだけを着て朝昼晩と過ごしていた。
そういう子も今となっては見かけないですね。
床屋で髪を切ってると、通りがかった子どもたちを見て
「今は中学生も平気でキャリーバッグ引いてるね」と。部活動の旅行なのか。
そうだった。僕らの頃はリュックサックだった。
荷物は自分で背負うものだった。
トレパンを着てるけど、かなり洗練されたものになっている。
僕らの頃はまだ膝にツギを当てている子もいた。
それを理由にバカにされることはなかった。
野球にサッカーに、転んでしょっちゅう穴を開けたものだった。
現代のそれはプロ仕様の高級で丈夫な素材でちょっとやそっとじゃ破れないのか。
それとも子どもたちは危険だから滑りこんではいけませんと言われているのか。
いや、いや。なんてことなかったかのように都度新しく買い直しているのか。
そういうことを考える一方で
ヤッケ+トレパンブームが来たら駅前に出るぐらいの外出が楽になっていいな
なんてことも思う。
[4984] 7/28-8/3 2014-08-04 (Mon)7/28(月)
先週後半や先週末と比べると割りと涼しい。
昼、大戸屋にて四元豚と野菜の蒸し鍋定食。かぼちゃコロッケ。
昼休み、WEBのCD購入録を数年ぶりに更新しようと作業。
今年1月からの毎月のサマリーを手計算してみる。
ボーナス前に見込み違いで大量に購入した月もあったが、
3万円台、4万円台の月もちらほらと。
このペースで行くと100万超えることはなさそう。
この日は今週分の新人向けレクチャーの資料の用意をしているだけで数時間が。
資料の数も多いし、コピーする人数も多い。
かといって「新人やっとけ」というものでもない。
先週の打ち合わせの議事録をようやく。新しい案件のテストの検討など。
帰ってきて先週もらったとんこつラーメンをゆでて食べる。
西友でネギ、メンマ、紅しょうがを買う。
高菜は最初からパッケージに入っていた。いやーうまかった。
夜、昨日買ったUSBケーブルを試したり、
「Adobe Premiere Elements 12」のインストールなど。
缶チューハイを飲んで午前1時に眠る。
---
7/29(火)
土用の丑の日。昼、「なかや」で特上。
開店前の行列に並び、2階に上がってからもしばらく待つ。
やはり神保町は「なかや」が一番うまいですね。
後輩が白焼き重を食べていたのがうまそうだった。
懸案の帳票移行の件、このところずっとモヤモヤしていたのを顧客にぶつける。
それって間違ってませんかと。勝負には勝ったが、試合には負けた気分。
夜、新宿の「日本盛」にて今度は吟醸を買う。頼まれ物。
8月以後も店を続けるといいのに。
歩いて百人町に移動して、先輩・後輩と合流して「ヤエガキ」という居酒屋へ。
(正式な名称は「瀧元」というらしい。不思議)
タラ豆腐がうまかった。鯖の味噌煮もよかった。
22時まで飲んで帰ってくる。午前0時半過ぎ、さくっと寝る。
部屋の中の断捨離の一環として昨日今日と
今期・前期のAT賞の原稿を会社に持ってきてシュレッダーに掛ける。
---
7/30(水)
昼、靖国通りの「牛かつ 勝ちゃん」へ。それほど悪くはない。
牛かつ一枚とメンチカツの定食にする。870円。
午後、システム検討会議。
昨日対決したのがよかったのか、今日の話はスムーズに聞いてもらえた。
朝来てずっとサンプルファイルと資料を作成したのもよかったか。
今日は昼休み返上で夕方までがっつり仕事した。
夜、後輩たちと小川町「花火」へ。
思ってたより混んでいなかった。
22時まで飲んで帰ってくる。
疲れて午前0時過ぎに眠る。
先日のりんごジュースの礼状が届く。
昼、母から電話。土曜に届くようにりんごジュースを送ったと。
なんかの手続きのため、免許証の裏表のコピーを送るよう頼まれる。
帰り、iPhone のイヤホンを忘れてきた。
---
7/31(木)
7月最終日。
以前コンビニで買ったイヤホンで代用。やはり聞きにくい。
母から頼まれた免許証のコピーを封筒に入れて郵便局に持っていく。
昼、後輩と前から気になっていた天ぷらの「魚ふじ」へ。
かき揚げてんどんが1,900円。
うまいはうまいけどこの値段だと当たり前か。
うにやあわびの天ぷらもある。
午後、業務改善の打ち合わせ。
ここ数日調整したのでつつがなく終わった。ホッとする。
その後モバイル業務の勉強会と新人向けレクチャー、2時間連続で講師。
ぐったりと疲れきる。
帰ってきてとんこつラーメンを茹でて食べる。
ビデオカメラ2台の動画をPCに接続する試行錯誤の続き。
ようやく2台ともつながった。
SONYの方、ハンディカムステーションを送ってもらう。
小包の中に郡山のパン屋で買ったというお菓子が入っていた。
クルミが入っている。
午前1時前に眠る。
---
8/1(金)
すずらん通りに新しくできた「油そば ぶらぶら」へ。
全部乗せの大盛り。しかし大盛りで225gなのでたいしたことない。
取り立てておいしいというものでもなかった。
最後に鶏スープを入れて飲むという趣向はよかった。
昼休み、facebookを見ていたら
K君が代表取締役社長に就任とあって驚く。
いつのまにそんなことになっていたのか。
いや、ほんとびっくり。でもよかった。
新人向けにここ3週間毎日夕方に開催していたレクチャーが一段落。
来週一週間は他のチームによる紹介。
仕事を終えて東京駅へ。
びゅうプラザで再来週末の那須旅行のチケットを受け取る。
みどりの窓口でその翌週末の青森往復の乗車券などを発券。
勧学会にメール。
ふくしまの件、状況がよくない。
意見を求められていた件、少し発言する。
タウンセブン地下の肉系惣菜屋で買った
半額のコロッケ・唐揚げなどと缶チューハイ。
疲れてて午前1時前に眠る。
伊藤穰一『「ひらめき」を生む技術』を読み始める。
MITメディアラボでのJ・J・エイブラムズら各界クリエイターとの対談。
---
8/2(土)
9時起きで床屋へ。1時間待つ。週刊ポストをめくる。
切ってる間、那須や白馬の話になる。
本を読むために丸ノ内線に乗る。
三越前まで歩く。「日本橋ふくしま館 MIDETTE」へ。
猛暑。コントラストのくっきりした強い日差し。
ふくしま館では期間を区切って福島県のラーメン屋が東京に出張で営業していて
今回は会津の「めでたいや」だった。
肉中華そばを食べる。太いちぢれ麺。
あっさりしたしょうゆスープとやわらかいチャーシューがいい。
この店はソースかつ丼も看板メニューのようだ。
信号待ちの間に三越本館に入ると正面玄関に水槽が置かれていた。
金魚が泳いでいる。
帰ってきてトランクルームの荷物の整理。
段ボール箱に本を詰めるが、汗だくになって早々にギブアップ。
その後クリーニング屋へ。
シーツと枕カバーを洗って干す。
ここに引っ越したとき、あるいはそれよりも前、
十数年前に買った洗濯ばさみがことごとくボロッと折れる。
ふくしまの映像の件、編集の準備を始める。
動画ファイルを取り込んで、使えるところがないかひとつひとつ見ていく。
21時まで。その後、「I am サム」を観る。
サントラはこのところヘビーローテーション。
ショーン・ペンがいいのは当然として、この頃のダコタ・ファニングは神。
ミシェル・ファイファーを再発見する。
大家さんからもらった缶ビール。
2月の伊香保旅行で余っていたのをもらって
それっきりにしていたあたりめとチーズ鱈を食べて終わり。
新聞をまとめて読んで、午前1時前に眠る。
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8/3(日)
9時半起き。
東京駅地下の崎陽軒でチャーハン弁当を買って陣中見舞い。
アイスも買っていく。
今日もまた暑い。溶けそうになる。梅酒ハイを飲む。
帰ってきてトランクルーム往復。
机の下に積んでいた過去期のマニュアルをもっていく。
リュックサックを背負って両手にも。
これで少しは収納スペースが空くか。
洗濯をする。
昨晩届いたりんごジュースを大家さんに持って行くと替わりに缶ビールをもらった。
30[破]突破締切。両教室とも駆け込みはなく、順調に行くかと思いきや、
最初の00番を提出していなかった方がいて確認のメールを至急で送る。
ここで突破できなかったら申し訳ない。
やきもきしながら待っていたら返信があった。
片方が5人、もう片方が6人。全員突破ではないがまずまずの結果。
自分の担当しているところはすんなり決まったけど、
他の教室は午前0時を過ぎても仮突破の方たちの再回答待ちが続いてて。
気になる方がいて追っているうちに午前2時。
その裏でLINEで話し込む。
Swans を2枚、『The Beetles Live at the BBC』など。
[4983] 後輩たち 2014-08-03 (Sun)一昨日facebookを見ていたら、かつての後輩より
とあるIT関係のベンチャー企業の代表取締役社長になったと報告があった。
い、いつのまにこんなすごいことになっていたのか。
映画部を立ち上げた時に主演で出てもらい、何度か映画も見に行った。
彼が退職してからも何度か会っていた。
周りの皆から一目置かれていたが、環境を変えるとここまで伸びるものなのか。
世の中面白いな、と思った。頑張ってほしい。
ここから先、どこまで行けるのかな。
かつてプロジェクトで一緒になって、
社内の勉強会(新規事業立ち上げのワークショップ)で共に学んだ後輩も
数年前に会社を辞めて、その後いくつかの会社を経て
今年自分の会社を立ち上げた。
その活動報告をやはりfacebookでよく見かける。
自分はこの業界に何を価値提供できるかということを考え続けていた。
社外の勉強会に参加するだけではなく自ら開催するようになり、
どんどん世界を広げていった。
彼のこれからもまた、気になる。
もう一人、先日ビデオカメラを借りるために会った後輩も
同じように数年前に辞めて、今は独立してスマホ向けアプリの開発をしている。
そのアプリも見せてもらった。
話を聞いてみると面白そうで、
開発作業を通じて少しずつ人と人の出会いがあるようだった。
彼もまた映画部で、立ち上げの頃に新入社員として入ってきた。
僕もそういう年なんだな、と思う。
そんなのんびりしたことも言ってられないが。
後輩たちは30代半ばの働き盛りだ。
人生を切り開くべき人たちはしかるべきタイミングに切り開いていった。
僕もそろそろのはずだったのだが…
[4982] 「日本橋ふくしま館 MIDETTE」 2014-08-02 (Sat)暑い。東京はこの夏一番の暑さなんじゃないか。
迷いのない日差しが強い。
床屋で髪を切った後、涼しい場所本を読みたいと丸ノ内線で東京駅まで出る。
三越の先に「日本橋ふくしま館 MIDETTE」があることを思い出し、行ってみた。
活気がありますね。店員が何人も立っていて
ゆべしやみそ漬けなど一生懸命福島の特産品を紹介している。
(飯田橋の青森県のアンテナショップとはえらい違いだな…)
売りたい、というのはまた別の熱意を感じた。
パンフレットをいくつかもらってくる。
その中に「おもてなし案内人ガイドブック」というのがあった。
30ページ丸ごと、福島県の案内人の紹介。
各市町村の観光協会などのボランティアガイドだけではなく、
「ふるさとで生きる姿を伝えたい」
「相馬の“今”を本気で語り、伝える」
「走り駒に復興への想いを託して」
「津波体験と復興の姿を笑顔で案内」
といった「語り部」も多く載っている。
直接的な震災体験に限らず、
「伝統のあんぽ柿を守る」
「梁川ざっと昔話の会」
などといったものも。
全国どの地域にももちろん語り部っているけど、
一冊のガイドブックになるのは今、福島だけなのでは。
もはや単なる震災復興ではない、
福島県はもっと深いものへと変わろうとしているのを実感する。
他にもいくつかもらってきたパンフレットを帰りの丸ノ内線で拾い読みしてみる。
浜通りのいわき市は「いわき復興応援ツアー」や
「平成26年 復興・防災プログラム事業 スタディツアー」を開催している。
元々観会地だった西側の会津は女性向けに「恋する会津」
震災のことは触れない。他県の観光地のようなきれいなパンフレット。
観光で生きるなら、明るく振る舞って裏側は見せないのが無難か。
(それで言うと、FREEのるるぶ福島は「スイーツめぐりの旅」)
福島県の広さを知る。会津はどちらかと言えば受け入れ先か。
北関東と接している地域に住む人たちは一括りに福島県とされることに対し
複雑な気持ちを抱いているのではないか。
素人が地図を見た上での単純な距離で言えば
北西部の喜多方市よりも山形県米沢市の方が
福島第一原発のあった大熊町に近いように見える。
相馬市と南相馬市のパンフレットがあった。
飯舘村、浪江町、大熊町、双葉町のパンフレットはない。
先の「おもてなし案内人ガイドブック」の地図にも
帰還困難区域として色分けされていた。
相馬市のパンフレットは震災のことについて触れず、
南相馬市は冒頭で「東日本大震災大震災からの経過記録」が冒頭にある。
アクセスにも震災のため通行止めの区間のことが記されている。
それぞれの行政単位での考え方がある。
帰り道、日本橋三越の正面玄関を入ると大きな水槽が。
色とりどりの金魚が泳いでいた。
[4981] 久々の撮影・編集、その準備 その2 2014-08-01 (Fri)昨晩は月曜に引き続いて動画取り込みを試みる。
『SONY HDR-SR7』はお借りした方から
「ハンディカムステーション」を送ってもらう、そのヤマト待ち。
まずは『Canon iVIS HFS21』の方。
USBケーブルをPCにつないで再生にしただけでは
PCがUSBに反応はしても、「Adobe Premiere Elements 12」に取り込まれず。
よく見るとモニタに
「コンパクトパワーアダプターに接続しないとパソコンへの取り込みが行われません」
などとメッセージが出ていて
「ええー ハンディカムステーションみたいなのがこっちにも必要なの?」と憂鬱になる。
借してもらった後輩は持ってただろうか? 持ってたら一式含めてくれていたはずだが…
調べてみたらただ単に付属のACアダプタのことだった。
しかし、つないでもメッセージが変わらず。
マイクのところに差していたり、バッテリーつけたままプラグを差しても反応しなかったり。
(こういうしょうもないところが、最初は分からなかったりするんですよね)
メッセージが消えるとようやく「Adobe Premiere Elements 12」に動画のサムネイルが表示された。
そう、サムネイル。
昔、10年前はビデオカメラを iLink 経由で接続すると
「Adobe Premiere Pro1.5」なんかには再生ボタンや停止ボタンが表示されて
PCからビデオカメラの操作ができて、
物理的に10分なら10分の再生をしながらPCのハードディスクに取り込んでいった。
テープをダビングする感覚。不要な箇所は取り込まず、早送りするなど。
これがかなりめんどくさかった。時間がかかって。
それが今や不要なんですね。すげー! 進化してる…
サムネイルを選んで取り込みボタンを押すだけ。
ビデオカメラもPCもどちらもハードディスクとなったから可能なのか。
引き続き、こちらは撮影に使うカメラなので手ぶれ補正や画質の調整、
ハードディスクからSDカードに保存先を変えるにはどうしたらいいかなど、
どこをどう設定するのかマニュアルを調べて、実際にやってみる。
今なら当たり前のことなんでしょうけど液晶のモニタに触るだけで操作できる。
これまたすげー! 2007年の製品に感動するのもなんだか変ですが。
そうこうしているうちに『SONY HDR-SR7』の「ハンディカムステーション」が届く。
早速包を開けてビデオカメラを乗せて、USBケーブルを接続する。
電源を入れる。やはりうんともすんとも言わず。
取扱説明書のPDFファイルを会社でダウンロードしてプリントアウトしておいた。
見てみるとそっちではなくてハンドブックを参照とある。
うーん、撮影モードではなく再生モードにするのだろうか。
そんなこんなで試行錯誤しているうちにこちらも取り込みができるようになった。
まずは一安心。これで機材的には整った。
あとは編集の合間にPCのハードディスクが足りなくならないか。
CPUやメモリその他、Windows VISTA が非力でショートしてしまわないか。
余談を許さぬ。
今回は最長でも20分の作品だからPCに負荷を与えることにはならないだろうけど。
「Adobe Premiere Pro1.5」の頃は
1時間の作品をレンダリング(再生用の書き出し)するとなるとPCが悲鳴を上げていた。
今はどうなんだろ。
[4980] 立ち呑み「花火」 2014-07-31 (Thu)昨日・一昨日と2連チャンで飲んだ。
昨晩は小川町の立ち呑み「花火」
http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13156830/
前から気になっていた。
ランチでは一度来たことがある。カレーライスが500円と安かった。
それでいてうまい。
立ち呑みランチってこうでないと。
人気の店で夜は予約取らないと入れないと聞いていたけど、
行ってみたら案外サクッと入れた。水曜だからか。
ギュウギュウ詰めになることもなく席の余裕もあった。たまたまかな。
金曜の夜なんかはすごいんだろうなー。
19時過ぎに入って、3人で22時までいた。
もたれるところがあって酒が入ってると結構立っていられるものなんですね。
トータルひとり3,000円と安かった。
牛もも肉たたき 480円、鳥レバー漬け 280円、チーズ入りポテトサラダ 380円、
もつ煮豆腐 380円、牛ハツステーキ 480円、冷やしトマト 280円。
どれも安かったし、うまかった。ほんと立ち呑みの鑑。
牛ホルモン串とか牛ハラミ串なんかもあって、串焼きは次の楽しみに。
店はお兄さん一人で切り盛りしていた。息着く暇もない。
後輩が気づいたんだけど、メニューに揚げ物がないんですね。
煮物など仕込んでおくものや、焼き物がメイン。だから回るんだな。
赤ホッピーが置いてあった。
黒や白ではなく。僕はこの店で初めてその存在を知った。
こっちのほうがプレミアム感があるらしい。
白黒ホッピーが480円で、赤ホッピーが550円だった。
ホッピーってざっくり素朴な味が魅力だけど、赤は絹ごしのように滑らかだった。
(そういえば「やきとり屋神保町」には生ホッピーがある)
飲んでて「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」など「俺の」系列の話になる。
昨晩も「俺のどこ行ったことあります?」とシュールな会話になった。
銀座・新橋界隈。今東京で立ち呑みといえば…、という店。
混んでて今まで一度も入れていない。
あれって運営会社が「俺の株式会社」なんですよね。すごい名前。
http://www.oreno.co.jp/
中華料理の店が「俺の揚子江」とあって、ププッと笑った。
スケールがでかいんだかちっちゃいんだか。
[4979] 百人町 2014-07-30 (Wed)OJTの先輩とその後輩1年目と2年目、3人が集まって飲む。
それが1年か2年に1度あって、それが昨晩。
新宿の百人町へ。
東新宿、南新宿、西新宿とあって、恥ずかしながら北新宿があることを初めて知った。
大通りから外れて小さな路地に飲み屋の看板が密集している。
いい感じの立ち飲み屋があって。
そんな中にふと見ると「五ノ神水産」があったりして。
そもそも、新宿駅を小田急の辺りから地上に出てガード下の通りを北に歩いたことがなかった。
西武新宿の裏。
この界隈、こんな賑わっていたのか。知らなかった。
居酒屋やラーメン屋がたくさん並んでいた。
どこか少しガラが悪い。気のせいか。
斜めに突っ切る路地を端まで行くと大久保駅南口に出た。
ああ、こんなふうになっているのか。
これまで西武新宿の反対側から新大久保駅には何度も歩いたことがあった。
彼の地のようなコリアンタウンの欠片もない。
きっちり住み分けができている。それが不思議だった。
しかしこの百人町の路地の途中に中国系のカラフルな建物がエアポケットのように建っていて。
後で調べてみると「東京媽祖廟」だった。昨年できたばかり。
媽祖とはいわゆる道教系の女神だったか。
http://www.maso.jp/
後輩いきつけの店に入る。
昭和の古き良き居酒屋。カウンター席と小上がり席。ナイターの中継が聞こえる。
店員は学生のバイトなんかではなく、けっこうないい年で。
そういう生き方もあるんだろうな、なんて思った。
鱈豆腐と鯖の味噌煮がうまかった。
ふだんあれこれと疎い僕が会社のことを聞く。
いつのまにか夜が更けている。
新宿まで歩いて戻って、先輩と丸ノ内線に乗って帰ってきた。いい酒だった。
[4978] 久々の撮影・編集、その準備 その1 2014-07-29 (Tue)「ふくしま」の映像を撮ることになって来月撮影で福島へ。
後輩からビデオカメラを借りる。『Canon iVIS HFS21』
今月13日に撮影の話があったが、予定があって福島に行けず。
代理で撮影してもらう。『SONY HDR-SR7』
本体ごとお借りして PC に動画を取り込むことを考える。
先週末、受け渡し。
そろそろ本格的に撮影と編集の準備を始める。
PCには「Adobe Premiere Pro1.5」もう10年も前の編集ソフトか。
『Canon iVIS HFS21』に USBケーブル(A-miniB)を差してPCへ。
電源を入れる。…反応しない。
ケーブルが切れている? いや、今どきそんなことは。
なんにせよ、「Adobe Premiere Pro1.5」を立ち上げても映像のキャプチャができない。
『SONY HDR-SR7』の方はここが差込口だろうかというスロットを見つけるが、
形や大きさが違う。無理に押し込んで入るものでもない。
そんなわけで日曜に新宿のヨドバシへ。
『SONY HDR-SR7』用のUSBケーブルと伝えると売り場の女性の方が
純正でなくてもよければこちらを、と。
『Canon iVIS HFS21』付属のケーブルと形状がよく似ていたけど、
プロが言うのだからどこか違うのだろう。とりあえず買う。777円。
「Adobe Premiere Pro1.5」はビデオカメラの接続方式が
iLink というのだけだったかもなあと最新版を買うことにする。
「Adobe Premiere Elements 12」
昔は3・4万したような覚えがあるけど(もっと?)
この簡易版だと1万前後。アップグレード版だと9,000円ぐらいだった。
新宿のヨドバシで買おうとするが、見つからない。
聞けば今年から「Creative Cloud」というものに移行したとのこと。
月々、2,980円で全てのプロダクトが利用可能だという。
7月から10月まで4ヶ月使ったら製品版のほうが安い。
というか家とオフィスとか分かれて使うならメリットありそうだけど
家のPCで地味に使うのならクラウドである必要がない。
今はとりあえず製品版のほうが無難かな、と考える。
しかしもう世の中的には出回ってないのだろうか?
試しに amazon を見てみるとまだ扱ってるとこがあって、
ヨドバシのサイトを調べたら秋葉原店に在庫があった。移動して、購入。
アップグレード版は「Adobe Premiere Pro1.5」というだいぶ前の製品も対象だった。
それで昨日、月曜。
さっそく買ってきたUSBケーブルを『SONY HDR-SR7』に差してみようとするが合わない。
もう一度ヨドバシに行って返品して、違うのを買わないといけないのだろうか。
ビデオカメラも持ってって。
しかし、店のお姉さんはこれです、と即答だったしなあ。
調べてみると、そもそも差す場所を僕が勘違いしていた。
大きさが似ているけど形状の違う、D端子コンポーネントビデオケーブルを差す穴だった。
危ない、危ない。危うく恥をかくところだった。
何にせよ「ハンディカムステーション」というのがないとPCに接続できないらしい。
受け渡した中に入っていなかったから、もしかしてお借りした方が無くしたのか…
SONYのサイトでアクセサリーとしての販売はなくて、
どうも問い合わせしないといけないようだ。
これはまともに買ったら高そうだな…
メールで聞いてみると、「あ、ありました」とのことで事なきを得る。
別途送ってもらうことにする。
こちらは一つ先に進んだ。
「Adobe Premiere Elements 12」のインストールは
1回目は原因不明でロールバック、2回目はうまくいった。
軽く立ち上げてみようとしたら Adobe IDの作成を求められたり、なかなか細々と忙しい。
UIはグッと優しくなっている印象を受けた。
『Canon iVIS HFS21』の方は、そもそもの話ビデオカメラをいじっていたら
撮影と再生とモードを切り替えないといけないということをすっかり忘れていたことを思い出す。
USBケーブルをつないで再生にすると、PCが反応する。USBを認識する。
しかし、「Adobe Premiere Elements 12」の方でビデオカメラを認識しない。
どうしたもんか。『Canon iVIS HFS21』の方で何かをしないといけないのだろう。
ここまで来て昨日は断念。
なかなか忙しい。続く。
[4977] 7/22-7/27 2014-07-28 (Mon)7/22(火)
梅雨明け。いきなりモワッと猛暑。
梅雨明けはいつもそうか。
昼、大戸屋にて四元豚と野菜の蒸し鍋定食。かぼちゃコロッケ。
職場にてお客さんのリーダーに
この人のこういうところ何とかならないか、といつもの話を。
話しているうちにエスカレート。言い過ぎた。
明日の打ち合わせに向けて一日中資料作成。
夜、おみやげを渡しに行く。
熊本ラーメンをごちそうになる。
揚げジャコをトッピングしたのがよかった。
『クマにあったらどうするか―アイヌ民族最後の狩人姉崎等』を読み始める。
午前1時前に眠る。
---
7/23(水)
朝、InterFM「Barakan Morning」で
Jack White のレーベル「Third Man Records」の音源を聞く。
昼、大戸屋で鯖の塩焼き定食。
光星学院と青森高校の決勝戦は雨天順延。
午後、システム検討会議。終わって疲れきる。
来週は僕の発表なし。一息つける。
夜、池袋西武に靴の踵を直しに行く。
何層にも分かれた踵全体のパーツを付け直すのではなく、
削って必要最小限の分の層を補充するという簡素な直し方へ。
それでも4,000円弱。
ラーメン食べて帰るかと「花田」という味噌の店に行ってみるが改装中で臨時休業。
その近くの「三代目ねかし」に入ってみる。
野菜多めでカレーパウダーを入れるということで「ボブ郎ラーメン」にする。
それほど悪くはなかった。
丸ノ内線で新宿へ。
駅地下道の「日本盛」で詰めたての日本酒を買う。帰ってきてさっそく飲む。
渋谷に移動してレコファンへ。
Sarah McLachlan『Live EP』を買う。限定盤でツアーパンフの抜粋が載っている。
もう1枚は Cowboy Junkies『Open』日本盤。
この日は『智恵子抄』を読み返す。イベントのタイトルを考える。
---
7/24(木)
なんかもうとにかく暑い。35℃超えてるか、超えたのか。
昼、九段下までの途中にある「stove kitchen BOWL HOUSE」へ。
ダッチオーブンを使ったイタリアン。
限定5食の牛タンシチュー。おいしかった。
秋冬の夜にまた来てみたい。雰囲気も良かった。
午後2コマの勉強会講師。
その準備でバタバタしているうちに1日が終わった。
というか光星学院と青森高校の決勝戦で午後仕事が手につかず。
結局負けたが、テキスト速報で追ってただけだが、いい試合だった。
昨日買った「日本盛」を元々頼まれていた後輩に渡そうと保冷剤を探す。
100円ショップやドラッグストアにはないものなんですね。
仕事が終わって秋葉原のヨドバシでようやく見つける。
本郷で聞き書き。終わっていつもの中華へ。
レバニラ炒め、火鶏、スペアリブ黒酢炒め、酸辣湯麺など。
午前1時前に眠る。
---
7/25(金)
猛暑、猛暑、猛暑。
InterFM「What's the Friday」で聞いた The Muffs が気になる。
前から名前は知っていたが、機会がなかった。
amazon を検索したら JANIS2 に
3枚目「Happy Birthday To Me」の日本盤があったので買いに行く。
象が写っているジャケットに外れなし。
昼、淡路町の「みますや」へ。明治時代創業の老舗の居酒屋。
昼はメインと小鉢を一品ずつ選ぶ形式だった。
牛煮込み、ポテトサラダにする。
朝、昼、夜と昨晩の聞き書きの内職。
夜、泊まりに行く。焼き鳥、冷奴など。
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7/26(土)
朝起きて近くの公園まで散歩。
池があるので涼しいかと思いきや、朝からモワモワムシムシと日差しが暑い。
池の反対側に別の路線の駅が。その商店街を歩いてみる。
帰りにパン屋に寄っていく。名前を控え忘れたが、とてもおいしかった。
玉子サンドに玉子がたっぷり詰まっている。耳まで美味しい。
コロッケサンドが絶品だった。
テレビをつけると西東京大会の準決勝。神宮でやるんですね。
國學院久我山と日大鶴ヶ丘。2−2で試合が続く。うたたね。
二子玉に出て島屋でブラブラと過ごして、世田谷線で豪徳寺へ。
汁講。「三輪亭」でランチコース。青森豚のミートソース。
編工研に移動。本楼の本の並びが大きく変わっていた。
日本がテーマなのは変わらず。なのに本の配置を変えるだけで印象がぜんぜん違う。
戦争と暴力について話しているうちにあさま山荘事件のことへ。
山本直樹の『RED』や若松孝二監督の映画のことなど。
「ピコンバー」で懇親会。
『ブレードランナー』や『グランド・ブダペスト・ホテル』のことなど話す。
学衆の方と中央線で帰ってくる。
アロハシャツで過ごす。帰ってきて汗だく。
23時過ぎに早々と眠る。
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7/27(日)
9時まで寝ている。10時間か。汗ぐっしょり。
洗濯やクリーニングなど。
借りた2台のビデオカメラをPCに接続するが、反応しない。
Adobe Premiere Pro1.5 は iLink 以外の接続を認識しないか。
11時過ぎに出る。新宿のヨドバシへ。
借りた SONY のビデオカメラと PC とをつなぐ USB のケーブルを買う。
店の女の人に売り場はどこかと聞いたら、
メーカーと型番を聞かれ、それならこれだと言われる。プロだった。
Adobe Premiere Elements 12を買おうとするが見つからず。
店員に聞くと、クラウド型のライセンス販売に移行したのだという。
めんどくさいことになっている。
amazon で検索してみるとまだ普通に製品版は入手可能で、
ヨドバシのサイトを見てみると秋葉原の店舗に在庫があるようなので移動する。
東京駅から山手線。腹が減って、駅前の「昭和食堂」で豚キムチとカレーの合掛けを。
こちらのヨドバシには Adobe Premiere Elements 12 があった。解説本と一緒に買う。
上の階でたこ焼き器を買う。安いのは1,000円から。
YAMAZENやアイリスオーヤマなど。
いくつか似たり寄ったりのが並んでいて最初のうちは区別がつかず。
しばらく眺めているうちに、プレートが着脱可能なものや
半球形の穴が縦横に並んでいて切れ目が入っているのがよさそうと見極めがつく。
銀座に立ち寄って、雨が降り出す。雷の音が聞こえる。
たこ焼きパーティーへ。具はタコとチーズ。キムチとコーンも隠し味で。
市販の粉にキャベツ、ネギ、玉子、切りイカ、干しエビ、山芋など。
オタフクソースも忘れずに。なかなかおいしくできた。
缶ビールは冷えるので缶チューハイにして氷を入れて飲む。
『奇跡のリンゴ』のDVDを観る。ものすごく展開が早い。
しかし見終わると必然的なスピード感だった。
阿部サダヲと菅野美穂の演技が思いがけなくよかった。感心させられた。
その後ドリカムの吉田美和のソロライヴのDVDを。
ソロアルバムのメンツがすごかった。
David T Walker, Omar Hakim, Joe Sample, Chuck Rainey, Michael Breckerなどなど。
帰ってきて、午前0時半に眠る。
[4976] 大井町線 〜 田園都市線 〜 世田谷線 2014-07-27 (Sun)昨日は汁講で午後からずっと豪徳寺へ。
チロル料理の「三輪亭」(青森豚のミートソースがあった) 〜
編集工学研究所・本楼(本の並びが大幅に変わっていた) 〜
フランス田舎料理の「ピコンバー」(犬、OKなんですね)
豪徳寺へはいつものように新宿から小田急線ではなく、大回りしていく。
大井町線に乗って二子玉川へ。
初めて乗ったので先頭車両の運転席後ろへ。
一駅の間隔が短く、一分に一駅ずつ。路面電車のよう。
家々のすぐ裏側を縫うように、名も無き草花の緑の中を。
九品仏だったか、とても小さな駅で
他とは違って上下でホームが分かれているのではなく一つあるきり。
しかも先頭車両は短いホームからはみ出てしまう。
利用されていない、つくりかけのまま何十年も経ったかのような。
人一人歩けるかどうかの。とても絵になる。
宮ア駿のアニメに出てきそう。
ホームで多摩川を見渡す。のんびりとした時間が流れている。
二子玉川で一時間ほど過ごす。
人通りは多かったけど、猛暑の中、本館二階や屋上の庭園に人の姿はなし。
葡萄の繁る棚があって、ローズガーデンがあって、横長の豪快な滝まである。
館内は植物の手入れをする係の人たちを何人も見かけたな。
土を運び、水を遣り。
この緑の多さゆえに二子玉川はいつか住んでみたい場所だ。
これまた初めて田園都市線に乗って三軒茶屋まで戻る。
三軒茶屋も初めてなんだけど、
この日は地下通路を歩いて世田谷線のホームまで。
以前、友だちが何人か住んでいた。10年ぐらい前。
40代が近付いて皆、引っ越していった。
あのやたら高い建物は「キャロットタワー」と言うのか。
何が入っているのだろう。
世田谷線に乗る。以前、乗ってみたくなって
宮の坂から豪徳寺まで一駅、というのはあったけど
始発からかなりの距離を移動したのはこれが初めて。
大井町線同様、やはり家々の間を、緑の間を。
世田谷の懐に入っていくような。
こういう目線の低い車両に乗るとホッとする。
生活の匂いの感じられる路線。
世田谷や上町でたくさん乗り降りがあった。
そして僕の下りた山下でも。
全部で一時間もかかっていないのに、小旅行をしたかのような。
世田谷の入り組んだ町並みに沿って手のひらサイズの路線が走っている。
その網目が東京の南側を網羅する。東急線ってなんかいいなあ。
多摩川線も乗ってみると面白いだろうな。
[4975] 神保町ランチマップ '2013 その25 2014-07-26 (Sat)299〜308軒目
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■花火
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http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13156830/
ジャンル?:立ち呑み屋
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★★☆☆☆
神保町名物:★★☆☆☆
大盛り??:★☆☆☆☆
値段の安さ:★★★★☆
・小川町、靖国通り裏に立ち並ぶ飲み屋街にある立ち呑み屋。
夜はとても混雑して入りきれないらしい。
牛ホルモン串焼き、豚ホホ串焼き、牛ハツステーキなど。
ホッピーは赤が置いてある。
・ランチは目玉焼き乗せのカレーライス500円、
麻婆丼と生姜焼き丼が600円と安い。
値段の割に美味しい。
・以前はカレーのトッピングに
ソーセージやハンバーグがあったようだが、
今はやってないようだ。
・中で食べるよりも弁当を買っていく人のほうが多い。
・立ち呑みだが、折りたたみ椅子も置いてある。
それに座って食べるよりは弁当を持ち帰ったほうがよいか。
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■串揚げ文
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http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13102656/
ジャンル?:串揚げ
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★★☆☆☆
神保町名物:☆☆☆☆☆
大盛り??:★☆☆☆☆
値段の安さ:★☆☆☆☆
・竹芝駅を出て白山通りに向かう高架下の橋を渡って右手。
向かいに「ブイテーブル」隣がマクロビオティックの店。
・周りに店が少ないからか昼はすぐ満席。
(主に丸紅の人たちか)
しかし、並んでまでして入る人はいない。
・調理場を囲むカウンターと小部屋がいくつかと。
雰囲気はいい。ゆったりしている。
・ランチは串揚げ御膳定食、鶏の竜田揚げ定食、
坦々麺(串揚げ2本付き)、日替わり定食。
ごはんと味噌汁おかわり無料で1000円。
・串揚げは五品。
ヒレカツ、ホタテ、タコ、獅子唐、さつまいも、小玉ねぎなど。
野菜のメニューはランダム?
同じ席で頼んでも違うものが出てくる。
サラダ、きんぴらごぼうなどの小鉢、デザート。
・揚げている人が一人だからか、出てくるのは遅い。
・昼は弁当も販売している。
串揚げ弁当、鶏の竜田揚げ弁当、ロースカツ弁当。
・夜は串揚げ、その他はその月のおすすめ。
例えば6月だと枝豆の燻製、ハーブサバの刺身、
クリームチーズと塩昆布、がりさわーなど。
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■焼肉 臣
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http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13169579/
ジャンル?:焼き肉
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:★☆☆☆☆
大盛り??:★★☆☆☆
値段の安さ:★★☆☆☆
・「Jカレー」の後に出来た焼肉屋。2014年6月オープン。
内装もキッチンの位置もガラッと変わった。
個人的にはセンスがいいとは言えない。
コンクリート打ちっぱなしにダクトはいいんだけど、
壁の模様に清潔感が感じられない。
・ワインリストがある。
・焼肉ランチ 1100円。カルビ・ロース・ハラミ・タンから2種類選ぶ。
・他に生姜焼きランチ 1000円、上ランチ 1900円、石焼ビビンバ 1000円、
カルビクッパ 900円、焼肉屋のビーフカレー 900円。
・水はジョッキに氷を入れて運ばれてくる。
・夜メニューはカルビ 850円、上タン塩 1400円など。
チェーン店よりは高め、といったぐらいか。
この界隈では平均的な値段。
・BGMはビッグバンド系のスイングジャズ。
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■やぶ久
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http://locoplace.jp/t000032145/
ジャンル?:蕎麦
おいしさ!:★★★★☆
行列の長さ:★★☆☆☆
神保町名物:☆☆☆☆☆
大盛り??:★☆☆☆☆
値段の安さ:★☆☆☆☆
・丸善から東京駅までの間、八重洲から日本橋の間の蕎麦屋。
・創業明治35年、100年以上の歴史を持つ老舗。
3階まであるが、昼も夜もすぐ席がいっぱいになる。
・看板メニューはカレー南蛮だろうか。900円。辛口が950円。
鶏肉+長ネギ、豚肉+玉ねぎを選べる。
蕎麦を食べ終わったのち、メニューにはないが、
小ライスを頼んでカレー丼にするとよい。
・蕎麦だけではなく季節のメニューも豊富。
季節の野菜の天ぷら、天せいろ、かき揚げなど。
・そばがき、そば味噌、そば豆腐もある。
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■日本橋 たまゐ
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http://anago-tamai.com/
ジャンル?:穴子専門店
おいしさ!:★★★★☆
行列の長さ:★★★★☆
神保町名物:☆☆☆☆☆
大盛り??:★★☆☆☆
値段の安さ:☆☆☆☆☆
・日本橋の穴子専門店。室町にも支店がある。
最近はコレド室町にも出店。
・基本は穴子を乗せた箱飯。
小:1,750円 中:2,950円 大:3,950円。
穴子は焼上げと煮揚げから選ぶ。中や大は相乗せも可能。
途中から穴子茶漬けにして食べるとうまい。
・ちらしもある。
・穴子の天ぷらや西京焼き、にぎりといった一品料理もあり。
一夜干しの穴子酒もうまい。
・ランチの穴子丼が1,400円。刺身が付く。
・夜は予約がないとなかなか入れない。
いきなりふらりと訪れたお客さんは断られていることが多い。
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■そめいよしの
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http://kandasomeiyoshino.com/
ジャンル?:ラーメン
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:☆☆☆☆☆
大盛り??:★☆☆☆☆
値段の安さ:★☆☆☆☆
・神田西口商店街から外堀通りを渡って西の商店街の並びにある。
・神田のビジネスマン、ビジネスウーマン向けに
毎日食べることのできる
化学調味料や油、塩分を極力押さえたラーメンとのこと。
確かに味付けは言うとおり「淡麗」かな。
しかしもう一味深みがほしいところ。
・特製そめいよしの 950円で醤油と塩。水餃子が入っている。
特製つけめん 980円。らーめん 750円。
・日替りご飯 100円、炙りチャーシューご飯 200円。
・その他ツマミが、鴨の炙り 420円、焼肉 450円、焼き餃子 450円など。
・店内はJ-POPが流れる。店長がハキハキしている。
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■げんない
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http://r.gnavi.co.jp/mcvgknr20000/
ジャンル?:蕎麦屋
おいしさ!:★★☆☆☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:★☆☆☆☆
大盛り??:★★★☆☆
値段の安さ:★★★☆☆
・駿河台下の交差点をわずかに竹橋方面へ。地下にある。
入ってみると意外と広々していて驚く。ファミレスのよう。
・ランチはロースカツ丼とヒレカツ丼が870円。
海鮮丼と大海老天丼が1,000円。
げんない定食(天ぷらと刺身)が1,400円など。
温かい/冷たい 蕎麦/うどんがセットになる。
その他蕎麦屋の標準的なメニューあり。
・11:45までに入店すると50円引き。
・頼むとすぐ出てくるので、時間のないときに便利。
・夜は居酒屋メニューあり。栃尾の油揚げなど。
・日本酒のラインナップがなかなか揃っている。
而今、獺祭、飛露喜、田酒など。
・カツ丼は肉が硬くてタレが甘ったるい。値段それなり。
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■ばいこうけん
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http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13153761/
ジャンル?:ラーメン
おいしさ!:★★★★☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:☆☆☆☆☆
大盛り??:★★☆☆☆
値段の安さ:★★☆☆☆
・KITTE 5Fの旭川ラーメンの店。
「第一回旭川ラーメン大賞」で最優秀賞を受賞とのこと。
・縮れ麺と極太メンマ。
みそラーメンはあっさり・こってりのバランスがいい。
しおラーメンは白湯系ではなく、ほんと塩のスープ。
・旭川、札幌だけではなく、シンガポール・台北・香港にも店を出している。
・昼はみそ 750円、しお 700円、しょうゆ700円、
しょうゆチャーシュー 1,100円、みそバターコーン 850円など。
・KITTE 限定のチャーシュー丼がある。
・夜はラーメン単品となる。
「ラーメンダイニング」とのことで、バル風メニューがメイン。
昆布と野菜の漬けもの雪わさびがけ、小えびのアヒージョ、
鶏皮揚げ、ザンギ、レバーペースト、十勝チーズの盛り合わせ、
ホタテと道産たまねぎのグリルなど。
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■肉家焼肉 ゑびす本廛
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http://www.yakinikuebisu.com/
ジャンル?:焼き肉
おいしさ!:★★★★☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:★☆☆☆☆
大盛り??:★★☆☆☆
値段の安さ:★☆☆☆☆
・小川町と神田の間、司町の焼肉屋。
創業85年とのこと。昔は肉屋だったとか。
・座敷席とテーブル席がある。
・でんでん太鼓で店員を呼ぶ。
(使ってるのを見たことはないが…)
・昼はカルビ定食 150g 1000円
茨城県産 常陸牛 本気カルビ 120g 1280円
スタミナ月見ホルモン丼 980円
ゑびす鉄板焼き 980円 温玉+100円
和牛ランプステーキ重 1000円など
鉄板焼きはがっつりジュージュー言ってるし、
ステーキ重もミディアムレア。
・焼肉メニューとしては
極上霜降りサーロイン 100g 2500円
特上みすじ 最強玉子 2500円
黒毛和牛カルビ A5 980円など
・昼はサラリーマンでいっぱい。
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■フジヤ
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http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13006311/
ジャンル?:カレー
おいしさ!:★★★★☆
行列の長さ:★★☆☆☆
神保町名物:☆☆☆☆☆
大盛り??:★★☆☆☆
値段の安さ:★★☆☆☆
・日本橋室町、三越前。カウンターだけの小さな店。
1996年にオープンした30年近く。
その頃には既に平成だったとはいえ、どことなく昭和の鄙びた感じ。
これぞ街のカレースタンド。
・Aランチ(ライス・サラダ付)
チキン 750円、ビーフ 800円、豆 750円、ヤサイ 800円、キーマ 850円
Bランチ(ハーフナン、ハーフライス、サラダ、玉子、豆スープ付)
チキン 900円、ビーフ 950円、豆 900円、ヤサイ 950円、キーマ 1,000円
・ランチの時間を外すと、Aランチと同じ内容でビーフ 900円など
・サラダの乗ったライスの皿とカレーの入った深皿と分かれて提供される。
スプーンは右利き用に曲がったもの。(左利きはどうするのだろう?)
・独特な存在感を持ったカレー。
一応インドカレーとはなってるけど
欧風カレーでも和風カレーでもないからインドと名乗っているかのような。
油っぽいけどしつこくはない。
[4974] 全国高校野球選手権青森大会 八戸学院光星対青森 2014-07-25 (Fri)昨日は夏の高校野球青森県予選の決勝だった。
八戸学院光星対、我が母校青森高校。
勝てば1960年以来の甲子園だった。
13時からの試合、もちろん東京で中継が見れるわけではない。
いくつかのサイトを駆使する。
・NHKオンライン「甲子園2014 青森大会」
http://www9.nhk.or.jp/koushien/3/
・「青森県高校野球ファン掲示板」
※地元で中継を見ている人たちが書き込んでいるから、情報が速かった
http://6310.teacup.com/katuhisa/bbs
・Yahoo! リアルタイムで「青森高校」を検索
・LINEで高校時代の友人とやりとり
※何人かニコ動をチェックしていたけど、僕は会社だったので自粛
結果として、6−8で負けた。
青森|0|3|0|1|0|0|0|0|2
――――――――――――――――――――
光星|0|0|3|0|1|0|4|0|x
2回で3点とった時はこれはほんといけるんじゃないかと思った。
仕事が手につかなくなる。
来月甲子園に見に行こう、とアクセスを調べ始めた。
朝イチで新幹線に乗って、入場券は買えるのだろうか、立ち見になるだろうか…
3回裏に追いつかれるがその後すぐ突き放す。
頼むからこのまま行ってくれ…
4回裏は2死満塁をかろうじてこらえる。よくやった。
なのにその次で再度追いつかれる。気が気じゃない。
しかし、一歩引いて見るとシーソーゲームでなかなかいい試合じゃないか。
それだけに7回の裏で悪送球など重なって崩れたのが残念だった。
ここが強豪校との違いか。
9回表の攻撃は打ち合わせでリアルタイムに追えず。
iPhone に LINE の発言が通知されるのだけは片目で追ってて、
「よしよしよし!」
「6−8まできた!」
「あ・・・」
などと表示されるのを見ては心の中で一喜一憂した。
最後は2アウト3塁から1点返したらしい。くーっ、見たかった。
球場は満席だったとか。青森帰りたかったなあ。
気持ちを切り替えて今日からは八戸学院光星の応援をしよう。
八戸工大一と青森山田から逆転勝ちしてきた
あの青森高校を破ったのだから、相当強いはずだ。
今年も甲子園が楽しみだ。
そういえば友達から教えてもらったことだけど、
僕らの年は1学年下の2年生がピッチャーだった。
その里村君が今の青森高校野球部の監督なのだという。
ああ、あのときの!
来年以降も楽しみだ。
[4973] 生原酒量り売り 2014-07-24 (Thu)会社の後輩から教えてもらう。
「【日本酒ファン注目】東京・新宿駅に生原酒を量り売りしてくれるお店が
期間限定オープン! キリッと冷やして一献傾けようぜッ!!」
http://rocketnews24.com/2014/07/03/461364/
店は7月末まで。
帰りに買ってきてくださいよ、と頼まれていたことを思い出し、
昨晩丸ノ内線を新宿駅で下りて記事にあったA8出口を探す。
どの辺だったっけ? アルタの反対側。
高野フルーツパーラーのビルの辺りか。
確かにブースがあった。
20時を過ぎていてもう営業終了かな、と思いきやまだやってた。
21時までみたい。
「しぼりたて生原酒」300ml 680円 / 720ml 1,520円
「吟醸生原酒」300ml 910円 / 720ml 2,060円
「しぼりたて生原酒」300ml 680円にする。
青い透き通った瓶が夏っぽくていい。
冷蔵庫のような大型サーバーから瓶いっぱいに注いでくれる。
「1週間の間にお飲みください」とラベルが貼られる。
灘・西宮の蔵元「日本盛」が東京に限定出店というもの。
http://www.nihonsakari.co.jp/news/p/125
帰ってきて冷蔵庫の中で少し冷やして、グラスも冷やして、
クイッといってみた。キリッとしていて、なかなかいい。
チラシにはこうあった。
「新鮮な香りとできたてそのままの味を楽しんでいただくため、
火入れ(加熱処理)は行っていません。
すっきりした飲み応えのある生原酒です。
また、昔はクラウドしか飲めなかった希少なお酒です」
300ml って一晩まったり飲むのにちょうどいいサイズ。
何よりもその場で詰めたてっていうのが気分がいい。
いろいろと技術的に大変そうだけど
他の蔵元もやったらいいのになあと思う。
[4972] 梅雨明けのあれこれ 2014-07-23 (Wed)東京は昨日梅雨明け。
まだまだ涼しい日が続いているけど、今日明日ぐらいから猛暑に入るか。
近くの小学校の壁には低学年の生徒たちが書いたラジオ体操の絵が。
そうか、先週末で夏休みに入ったんだったか。
朝、駅に向かって歩いていると児童が母親に手を引かれてるんだけど、
その母親は首からカードをぶら下げていて「安全パトロール」と書かれている。
このご時世、父兄も大変だ。
カードをぶら下げていなかったら誘拐犯と思われることだってあるかもしれない。
岡山の事件を思い出す。長期的に監禁するつもりだったという。
---
昨日は昼休みにぶらぶら神保町を歩いていたら
小宮山書店脇、神田伯剌西爾上のガレージセール。
3冊500円はつい立ち寄っちゃうし、つい買っちゃいますね。
・『病める大国ロシア』桑原史成(写真集)
・『ヴァンタン 浮世絵体系集英社版 広重』
・『STUDIO VOICE 1990年5月号 特集 GOODBYE TO LP JACKETS』
・『サイト・フォー・サウンド』ロジャー・ウォルトン編
(90年代クラブサウンドのジャケット集)
・『東京・昔と今 思い出の写真集』
・『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』
最後のはご愛嬌。しかし意外と最初に手に取ったのはこれだったり。
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決勝戦今日なんですね。どこかで中継やらないかな。
今日勝ったら、仕事放り投げて甲子園まで見に行く予定。
「高校野球県大会 青森、9回逆転劇」
http://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/news/20140721-OYTNT50479.html
「高校野球県大会 青森vs光星、きょう決勝」
http://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/news/20140723-OYTNT50000.html
僕らの年はベストエイトだった。
3年生は皆、市営球場まで応援に行った。
高橋秀実『弱くても勝てます』を思い出す。
いや、彼らが弱い、練習量が足りない、なってないと言いたいのではない。
強豪校じゃないならないなりの戦い方があるのだということ。
でなきゃ、八戸工大一や青森山田に勝って決勝まで来ることはできない。
あと、もう一勝。
[4971] 父の遺品 2014-07-22 (Tue)先日帰省した際に父の遺品を整理した。
その中に父が残したカセットテープが入ったケースが
仏壇の下のスペースから出てきた。
開けてみるとびっしりテープが詰まっていた。
ラベルにタイトルが書かれている。
「カラオケ集No1」「カラオケ集No2」「カラオケ集No3」「カラオケ集No4」
「昭和56年紅白歌合戦」「つがるひろ子リサイタル」
「オリジナル・ヒット集NoII」「オリジナル吹き込み用」
「演歌全曲集」「青江三奈・春日八郎」「石原裕次郎・石川さゆり」
「カラオケ集 石原裕次郎・北島三郎」「有線ヒット曲集 M」(Mが何を指すのかは不明)
「増位山太志郎・西川峰子」「橋幸夫・ビッグスター演歌競演」
「ダークダックス 世界の心を歌う」「決定盤・日本の民謡」
「歌のない歌謡曲 VICTOR」「アントニオ・コガ ギタームード」「ギター・ムード」
「森昌子ナツメロ・八代亜紀ベストオリジナル」「渡哲也・ベスト24」
ほとんどがSONYの120分テープで、たまに90分テープだった。
A面・B面にそれぞれ一枚ずつアルバムをダビングしていたのか。
「カラオケ集No1」の曲名は
A面「1 ふたりの夜明け 0」「2 倖せさがして 90」
「3 おまえとふたり 170」「4 雨の東京 240」「5 カスマプゲ 290」
「6 旅の終わりに 340」「7 おもいで酒 395」「8 おゆき 440」
「9 ブランデーグラス 490」「10 抱擁 540」
B面「1 おんなの宿 0」「2 雨の東京 85」「3 奥飛騨慕情 170」
「4 風雲ながれ旅 250」「5 恋人よ 330」「6 ふたり酒 388」
「7 帰ってこいよ 456」「8 熱海の夜 507」「9 女のみち 552」「10 他人船 610」
タイトル横の数字は曲の分数ではなくテープ上で曲が始まる位置か。
どこか癖があるけど分かりやすい字で書かれていた。
大半の曲がタイトルに懐かしいものがあって、
そのうちのいくつかはどんな曲かも思い出せた。
もうひとつ「石原裕次郎・石川さゆり」の曲名を。
A面 石原裕次郎
「1 別れの夜明け」「2 二人の世界」「3 俺は待ってるぜ」「4 錆びたナイフ」
「5 銀座の恋の物語」「6 赤いハンカチ」「7 夜霧よ今夜も有難う」
「8 夜霧の慕情」「9 夜霧のブルーズ」「10 夕陽の丘」
B面 石川さゆり
「1 津軽海峡冬景色」「2 私でよければ」「3 わたしの町」「4 いつでも初恋」
「5 ちいさな秘密」「6 19の純情」「7 かくれんぼ」「8 霧のわかれ」
「9 あなたの私」「10 花供養」
新聞記者だった父は非番の時や夜、通信部の仕事場兼居間となる部屋で一人、
酒を飲みながら歌っていた。ギターを奏でることもあった。
大型のラジカセにそれを吹き込んでいた。
これらのテープのいくつかは市販のレコードやテープからダビングしたものだろう。
いくつかは自分で歌ったものだろう。
歌っている時だけは僕らは部屋の中に入ることができなかった。
特に禁止されていたわけではないけど、台所にいる母がよすように言っていた。
テープのひとつに「オリジナル・ソング」というのがあって、
曲名が書かれていなかった。珍しくメタルテープだった。
捨てられない。だけど今、聞いてみたいとも思えない。
なんだか怖くて。母も同じようなことを言った。
もしかしたらこれら全部父の吹き込みなのかもしれない。
オリジナルのアルバムの曲順に。あるいは自分のベスト選曲で。
他にも演歌やムード歌謡の市販のテープが山のようにあったはずだけど、
それは父の死後むつ市から青森市に引っ越してきてすぐ捨ててしまったと思う。
それらアルバムのほとんどはその後CDとなることはなく、
出たとしてもベスト盤か。
というか当時もコンセプトあるアルバムというよりヒット曲集のようなものだったか。
有線で流れる曲の単位が大事。
遺品を整理していると母のスクラップした父の事故死に関する記事が出てきた。
故人を偲ぶ内容で、どれも父の歌のうまさについて語っていた。
僕は特にそういうところを受け継ぐことはなかった。
父の弾いていたギターは部屋の中にまだ残っている。
今度の引っ越しの際も、新しい家に持っていくつもりだ。
[4970] 青森帰省 その4 2014-07-21 (Mon)夕暮れ。19時近くもまだ明るい。
温泉銭湯に行く間も冷たい風が心地よかった。
夕食。崎陽軒のシウマイなど。
NHKのニュース。東京で集中豪雨。
岡山の女児誘拐事件、無事保護される。
マレーシア航空機の事件は膠着状態。
親ロシア側がやったのでないならば、なぜ操作を妨害するのか。
所持品も漁っているのだという。
戦利品を収奪して何が悪い? ということか。野蛮だ。
今回担当している学衆が一人、健康上の理由で断念と連絡あり。
残り一ヶ月だったのに。残念というか無念。
再受講したいと言っているのが救い。
イッキに読み進めて『こんな夜更けにバナナかよ』を終える。
サブタイトルが「筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」
その名の通り、筋ジストロフィーで全身動かず。
人工呼吸器をつなげて余命一年という状態で、
自分は普通に生きたいと病院を出て一人暮らし。
しかし24時間ボランティアがつきっきり。壮絶な人生だった。
人間の弱さ・強さが裸でぶつかり合う。
介護してくれてありがとう、という謙虚さゼロ。
なのに学生ボランティアたちがイライラしつつも何かを学んでいく。
やぶれかぶれなんだけど、生きたいってそういうことなんだろうなと。
早いもので明日は帰るのか。
ふと帰りの切符を見たら7/22となっていた。
しまった。明日は7/21か。
慌ててえきねっとで明日の切符を予約する。
同じ時間もしくはその後は皆満席。
かろうじて1本前のが空いてた。とりあえず押さえる。
あとは7/22の方を払い戻しか。
逆に間違えて7/20としていなくてよかった…
焼酎「津軽海峡」を昨日・今日と水割りで飲んで一瓶飲み切る。
午前0時に寝る。
夜は寒く、毛布がいる。
午前7時半に起きる。
ホタテの稚貝のバター炒めとサラダなど。
「花子とアン」を初めて見る。
花子は出てきたけど、アンは出てこないのか。
家中に掃除機をかけて、部屋の拭き掃除。
最後にもう少し荷物を整理する。
ランドセルとレコードプレーヤーは捨てることにする。
妹夫婦が甥っ子を連れて新青森駅まで送ってくれる。
今日もまた快晴。
駐車場に車を停める。
昨晩発覚した帰りの切符、日付を間違っていた問題。
みどりの窓口では手数料のかかる交換ではなく、
「ほんとはいけないんですけど」と払い戻しと新規購入扱いにしてくれる。
大家さん他へのおみやげを買う。
よく冷えた豊盃の冷酒と缶ビールを買って新幹線に乗り込む。
社内で写真を撮る。抱っこしようとしたら嫌がって、
その後ずっと僕を見ると不機嫌になる。
臨時列車の「はやて354号」11:31新青森発、東京行き。
緑色の田畑、青い空、白い雲。
途中ワゴン販売で牛たん燻製と笹かまぼこを買ってツマミにする。
同級生らから青森高校が夏の甲子園の予選、決勝進出と聞く。
甲子園出るなら会社を無理やり休んででも見に行きたい。
しかし決勝戦の相手は2011年から2012年まで3連続甲子園準優勝の光星学院。
15時、東京はどんよりと蒸し暑い。
帰ってきて大家さんにお土産を渡し、クリーニング屋へ。
疲れて眠くてロフトに上がり込む。昼寝。
起きると19時。暗くなっている。
来月もまた実際の引っ越しで青森に帰ることになる。
[4969] 青森帰省 その3 2014-07-20 (Sun)昨晩のこと。19時を過ぎて夕食。煮物、焼き魚など。
青森は雨は降らず。NHKのニュースを見る。
強い寒気が流れ込んで、秋田、東京、豊橋で集中豪雨。
平川市の「津軽選挙」が取り上げられていた。
マレーシア機墜落の後、ベネッセの前。
市議会議員20人のうち15人が辞職という異常の事態で議会が開けず。
明日が選挙の告示なのだという。
それでもやはり何人かは金をばらまくんだろうな。他にやり方を知らないから。
あるいはもっとスマートのやりかたで。
大砂嵐負ける。
夜、Todd Rundgren『Somthing / Anything』を聞く。
青森に帰ってくるとなぜか聞きたくなる1枚のうちのひとつ。
Peter Gabriel 『So』であるとか。
夜、部屋に蚊取り線香をつける。ベープマット。
部屋で本を読んでいると花火の音が聞こえる。
母は浅虫温泉? と言う。陸奥湾を挟んで反対側、
何十キロも挟んで聞こえるものなんだろうか。
外に出てみるが、遠くに音は聞こえても花火は見えず。
方角からすると浅虫よりも市街地か。
少し歩いて戻ってくる。風が涼しい。
歩いているうちにサンダルの左足にガムを踏んだような感触があって、
裏返してみるが何がついているわけでもない。
さらに歩いているとベコベコしだして、底がはがれた。
東京で買ったばかりで今回履いてきたビルケンストックではなく、
玄関に置いてあってもの。
母に聞くととても古いサンダルだという。
それはまあいいとして、先週の水曜、通勤靴の踵が剥がれたのも左側。
なんか気にかかる。
昼にさくらの百貨店で買った六花酒造の焼酎「津軽海峡」を
ジョッキに氷を入れて水割りにして飲む。
後で妹の旦那から聞いたところでは花火は「安方みなと祭り」とのこと。
本町の港の方か。今はそういうのがあるんだな。
0時過ぎに寝て、7時半に起きる。
今日は晴れている。
パンにチーズを乗せて焼く。トマト、レタス、キャベツ、目玉焼きなど。
NHKでは長野県飯田市龍江というところの人形浄瑠璃を紹介している。
家中に掃除機をかける。
母が庭の物干し竿の位置を変えたいというので、下の重い石の台を動かす。
氷を入れてリンゴジュースを飲む。
『ハルカ・エイティ』を読み終える。こういう昭和史もあるのか。
清々しく、読み終えた後にジワジワ来る。
80代で始まって幼少時代、女学校時代、教員時代、戦中・戦後と
一人の女性の一代記を描いて、50代で終わる。
60代・70代を読者の想像に任せたのが粋だった。
引越しの荷物の整理。
母に父の亡くなったときの記事がまだ残っているか聞くと出てきた。
父の撮った写真や死亡事故に伴う書類のいくつか、葬儀のときの写真と共に。
父のノートなどと一緒に箱に詰めて東京に送る。
父の歌ったのを吹き込んだテープが出てくる。
「オリジナル・ソング」なんてのもあった。曲名は書かれていない。
捨てる気にはならないが、今、聞いてみたいとも思わない。
いつになることか。
本棚の本のうち、捨てるもの・残すものを選り分ける。
後者をダンボールに詰める。4箱になった。
箪笥の中の服もいくつか捨てる。中には中学校のときに買ったものがある。
夏の高校野球の予選、青森高校が準々決勝で勝ったとのこと。
テレビでは青森山田高校の試合。県予選なので中継も試合も淡々としている。
昼食は鮭を焼いたのと、漬物。
午後、渡辺一史『こんな夜更けにバナナかよ』を読み始める。
これはこれで読み応えがあってやめられない。
「筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」と副題にあるが、
まさにその人と人の本気のぶつかり合い。
夕方、温泉銭湯へ。
帰ってきて母が相撲中継を聞いている。
履いてきた短パンのボタンが取れかかっていると、縫ってくれる。
[4968] 青森帰省 その2 2014-07-19 (Sat)昨晩はその後、何かのバラエティー番組で吉幾三が青森市を紹介するというのを見た。
司会が安住アナでアウガ地下のイベントスペースで伊那かっぺいとトーク。
「しゃべればしゃべったてしゃべらいるし、しゃべねばしゃべねってしゃべらいるし、
どうせしゃべらいるんだば、しゃべんねでしゃべらいるより、
しゃべってしゃべらいだほうがいいべ」が披露される。
吉幾三がオフィシャルの部分(上記)を、伊那かっぺいが自作の後半を。
吉幾三はその後香西かおりと合流して
年間300頭のみ、幻とされる倉石牛のステーキを出す店へ。
姫野カオルコ『ハルカ・エイティ』を読み始める。タイトルがいい。
23時に寝た。
新しい家を見に行くことになっていて、朝は7時前に起きる。
母が洗濯する音で目が覚めて、iPhone を見たら5時だった。
食事。目玉焼き、ハム、サラダなど。ホタテの稚貝を味噌汁に入れる。
NHKのニュースを見る。青森の最高気温は26℃。昼から雨。
家中に掃除機をかける。
8時半、叔父が車で来て新居まで乗せて行ってくれる。
現地で妹夫婦、不動産業者、建築会社の担当の方たちと落ち合う。
前に住んでいた人たちは既に引き払っていて、ガランとしている。
これからリフォームに入るのだという。
壁のクロスも全て貼りかえる。トイレの床なども。
その費用は前に住んでいた人持ちなのだという。
カタログからクロスを選ぶ。
無地がいいけど白は汚れが目立つなどあれこれ皆意見を言う。
建築会社の方は薄手よりも厚手の方がいいと。
その後あちこちの寸法を計る。
キッチンに食器棚と冷蔵庫は置けるか。
洗濯機はギリギリ足がはみ出て台に乗らないのではないか。
引越し後の僕の部屋を選ぶ。
クローゼットの脇の方が本棚のように棚が渡してある方にする。
今の部屋からは机と『ブラックジャック』や『ドラえもん』などいくつかのマンガだけを運ぶ。
ベッドや本棚といった家具は捨てることになるか。
帰りもまた叔父に送ってもらう。
新町に出てさくらの百貨店に寄っていく。
新町はねぶたの観客席の台が組み立てられ、スピーカーからはねぶた囃子が流れていた。
人通りはほとんどなかった。さくらの百貨店の地下も寂しいものだった。
戻ってきて、今の家は売りに出したと聞いて
その広告をコンビニに行ってコピーを取る。
母が疲れたというので昼はその近くで弁当を買う。
カキフライ弁当と魚ミックスフライ弁当。母が残した半分を食べる。
「バラエティー生活笑百科」を見る。
ダンボールに東京に持っていく本を詰める。処分するものをより分ける。
午後は『ハルカ・エイティ』の続きを読む。
そのうちに眠くなって昼寝。どうにも起き上がれない。16時になっている。
うつらうつらしているとボンボンボンと花火が上がった。
近くの神社で夜店か。昨日が小学校の終業式だと聞いた。
温泉銭湯に入りに行く。空は曇り空が分厚く、いつ一雨来てもおかしくない。
遠くでゴロゴロと雷が鳴っていた。
上がってきてまだ降り出していなかった。
朝腰が痛いと言ったら母がアンメルツのような塗るローションを買ってくる。
それを脱衣所で塗ってみた。スースーする。
帰ってきて、近所のおばさんが持ってきてくれたリンゴジュースをグラスに注ぎ、
氷を入れて飲む。
遠くからねぶた囃子が聞こえる。夜店か。
[4967] 青森帰省 その1 2014-07-18 (Fri)青森の家が古くなり市内で引っ越すことになる。
小学校以来30年以上過ごしてきた家もこれが最後かと
3連休に休みをくっつけて青森に帰ることにする。
8時前に起きて洗濯をして、干す。
荷物をまとめる。これまで何年と青森から東京に戻るときに
母の作ったカレーを運ぶ際に使った保冷剤が部屋の中にたまっていて、
今回の帰省のタイミングでついでに持って帰ろうかなと思う。
しかし集めてスーパーの袋にまとめたら
大きさとしてはそれほどではないにせよ重さがハンパないことになって。
宅急便で送ることにする。セブンイレブンに持っていく。
なんかそれは本末転倒な気もするが、まあいいか。
母からは阿佐ヶ谷の「うさぎや」のお菓子をリクエストされていたが、
第三金曜日が休み。つまり、今日。
昨日調べたら上野にも店があるみたいで9時開店。
新幹線まで時間があるからそこに行くつもりで心積もりしつつ
もう一度検索してみたら日本橋にも店があるということを知る。
ああ、だったらそっちでいいや。
元々は上野の店が始まりで、そこから日本橋と阿佐ヶ谷に分かれたようだ。
今も都内でドラ焼きといえば「うさぎや」
いや、そんなこと全く知らなかった。
十数年前、荻窪に引っ越したばかりの頃何度か母に頼まれて買いに行ったけど、
街の小さな和菓子屋ぐらいに思っていた。
本田靖春『誘拐』の続きを読みつつ丸の内線で東京駅へ。
地下街を歩いて地上に出る。日本橋の交差点のすぐ近く。
着いてみると新卒の頃働いていたビルの、交差点を介して斜め向こうだった。
なんだそんな近くだったのか。
丸善の3階で甥っ子に絵本を買っていく。
大丸地下の「からっ鳥」で唐揚の盛り合わせを買う。
グランスタの「鳥麻」で塩とタレの盛り合わせ。
11:20 はやぶさ17号新青森行き。
ずっと缶ビールを飲みつつ『誘拐』を読む。
昭和30年代末の東京。高度経済成長からはぐれた福島の貧しき村。
吉展ちゃん誘拐犯のアリバイをいかに打ち崩すか。刑事たちの執念。
クライマックスに差し掛かる。まさに手に汗にぎる。
読み終えて途方もない悲しさとやりきれなさ。
『羆撃ち』『オリガ・モリソヴナの反語法』などと並んで
日本の面白い本10冊を選ぶとしたら僕はこの本を選ぶ。
引き続き、大友良英の『クロニクルFUKUSHIMA』へ。
期せずして福島つながりとなった。こちらも面白くなりそう。
新青森に着いて会社へのお土産に「いのち」の季節限定レモン味を買って送る。
タクシーに乗って家まで。
母が風呂に入りに行っている間、居間で昼寝。
風が入ってきて涼しい。気温は高いが湿度は低い。
温泉銭湯に入りに行って帰ってくる。
母が大相撲の中継をつけていたので最後の方を見る。
大砂嵐が昨日に続いて金星を上げる。
結びの白鳳は貫禄の勝ち。
19時に夕食。
さすがに息子が帰省した夜はすき焼きと刺身が一緒、みたいなことはなくなった。
普通に昨日作った煮物や漬物に、デパ地下で買った惣菜など。
NHKのニュースを見る。
ウクライナ上空でのマレーシア航空機の墜落事故、
野々村県議、イスラエルのガザ地区侵攻など。
青森に帰ってきた初日はいつもそうだけどぐったり疲れ切る。
22時には寝るか。
デトックス、東京の毒素を吐き出しているのだと思う。
[4966] 7/14-7/17 2014-07-17 (Thu)7/14(月)
梅雨が開けたような開けてないような。
昼、大戸屋の新メニューのアジフライ定食。
ドレッシングのようなソースが2種類あって頑張ってるとは思うが、
アジフライに合うのはとんかつソースとマヨネーズというのは譲りたくない。
夕方、オフィスでセブンイレブンのかき揚げそば。
打ち合わせの資料作成のため20時まで残業。
LINEで話し込む。将来のことなど。急展開へ。
思ってたよりもゆっくりしていられない。
Sarah McLachlan『Afterglow』の中古が届いてさっそく聞く。
今月はSarah McLachlanを買い漁ってそればかり聞いていた。
先週が『Mirrorball』
その前の週が『Fumbling Towards Ecstasy』のデラックス・エディション。
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7/15(火)
昼、神田西口商店街のとんかつ屋「旭軒」へ。
カツ丼。サクサクしてなかなかおいしかった。タレは甘め。
写真を撮っていたら隣の席の年配の方から話しかけられる。
苦情ではなく、なんで写真を撮るのかと。仕事や宣伝なのかと。
写真は単なる記録であっておいしいものが食べるのが好きだから撮ってると答える。
そこから話が弾む。
夕方、オフィスでセブンイレブンの彩りサラダボウルとサンドイッチ。
少し残業する。
『原子力船「むつ」 虚構の航跡』を読み終えて、
下井草の図書館に借りていた本を返しに行く。
外は歩いていて涼しい。
先輩から久しぶりにメールが届いて木曜に飲まないかとあったが、予定ありで残念。
夜は引き続きLINEで話し込む。
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7/16(水)
AT賞:物語の校長確認が済んで入賞作品が確定する。
講評の振り分けがなされる。寝ている間にメールが届く。
朝昼晩と空いている時間で講評を書く。
今回は6本だったので1日で終わらせることができた。
昼、神田まで歩いて行って「あぶくま亭」へ。
和牛黒煮込み(煮卵入り)が予想通り美味しい。
夜もまた来てみたい。
午後の打ち合わせはうまくいった。
月曜は残業となったが今週はいい仕事をしたと思う。
定時で帰ってくる。腹が減っていて
LUMINEの肉屋系惣菜屋が2パックで4割引という誘惑に負けて
カレーコロッケ2つとメンチカツ2つ。
コールスローはオリーブオイルで炒めてみる。
講評を書き終えて提出。
缶チューハイを飲む。新聞を読む。
夜、暑くて汗だくになる。まだエアコンは付けない。
窓を開けていると涼しいが、ロフトまで伝わらず。
夜は窓を開けて眠る。
本田靖春『誘拐』を読み始める。やはり面白い。
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7/17(木)
午前3時頃か、雨の音で目を覚ます。
慌ててロフトから下りて窓を閉める。
朝、母に電話する。
これまで青森から東京に荷物を運ぶときに使ってきた保冷剤を
明日持って帰ったほうがいいかどうかを聞く。
阿佐ヶ谷の「うさぎや」のお菓子が食べたいという。
明日、新幹線に乗る前に行く時間はあるかと調べてみたら
第三金曜は定休日となっていた。
しかし上野にも姉妹店があるらしい。
『I am Sam』のサントラを iPhone に入れて聞く。
全曲ビートルズのカヴァー。
かなり前に買って持ってたけど、ちゃんと聞いてなかった。
これはなかなかいい。
Aimee Mann 「Two of Us」
Sarah Maclachlan 「Blackbird」
Sheryl Crow 「Mother Nature's Son」など。
昼、「なごかふぇ」でゴーヤチャンプルー定食。
女性向けでヘルシー。薄味。ゴーヤ多め。玉子とスパム少なめ。
午後ずっと打ち合わせ。
業務改善系はひさしぶりにしっくりきた。
ようやく迷いというかスランプを抜けたか。
新人向けレクチャーが2時間続いてぐったり疲れきる。
それでも明日は有給ということで少し残業して議事録を書いて展開する。
大岡山「あたりや」でかつ丼。
「あらいぐまラスカル」を少しだけ見る。
帰ってきてウィスキー水割り。
午前1時に眠る。
本田靖春『誘拐』がやめられない。
[4965] Nowhere 2014-07-16 (Wed)客車のドアを開けて目の前の空いている四人掛けの席に沈み込んだ
コートの襟元にこびりついて半分解けかかった雪を払った
見ると向こうは平野の果てまでを覆う暗闇と点々と連なる明かり
その周りを白いものが激しく舞っている
目を閉じて客車の揺れるくぐもった音を聞く
遠く離れた席の低い早口な話し声
川を渡る橋を渡る繋ぎ目があるその汽笛が響く
終えて静かになる次の駅まで恐らくまだ遠い
いくつもの駅を越えて一人二人と背中を丸めて去っていった
この車両どころか隣の車両にももはや誰もいないだろう
山の中に入ってカーブに差し掛かり車輪がレールを挟んで軋む
横切った国道を行き交うものはない
足元のヒーターが不器用な振動をやめていつか途切れる
車両もまた何の前触れもなく停車して暫く経つ
天井のスピーカーが何かを囁いている
木々の間に真新しい雪が積もっている
ウトウトして気が付くと車両はゆっくりと走りだしていた
何事もなかったかのようにゴトゴトと揺れていた
相変わらずここは僕一人だけだった
ポケットの中の切符を握りしめた
終点の駅に着いてホームに下り立った
あるはずの町はそこに無く夜はさらに深まっていた
明かり一つきりの無人駅の出口に切符を入れる箱がある
外に出て僕はさらに北へと目指して歩き出した
[4964] 原子力船「むつ」 2014-07-15 (Tue)このところ青森県というか下北半島に関する本をいくつか読んでいる。
鎌田慧『下北核半島』を読んで、次に
倉沢治雄『原子力船「むつ」 虚構の航跡』
戊辰戦争後、旧会津藩士が下北半島奥の斗南藩へ移される。
そこは寒さの厳しい不毛の地であって作物も育たない。
元々住んでいた人たちとも摩擦が生まれる。
それでも根気よく根付いて生きていく。
やがて昭和も後半へ。
下北半島:六ケ所村には再処理工場。東通村と大間町に原発。
なのに三沢には沖縄の次に大きな米軍の基地があって
日々戦闘機が離着陸訓練を行っている。
今年「ふくしま」のことに関わっていて
自分の中でそこがリンクになるのか、ということを思う。
僕の父は新聞記者であって
原子力船「むつ」が急遽関根浜港に来ることになったかで
車を飛ばしていたら衝突事故を起こして事故死。
山道を走っていたはずだ。
他何台か新聞社の車が連なっていて、その先頭だった。
10年近く前、母と妹とその事故現場を20年ぶりに訪れた。
それは確かに関根浜の近くだった。母が場所を覚えていた。
よほどのとくダネだったのだろう。
7歳の時だった。1982年の3月。
僕は何が起きたのか、ちっともわかっていなかった。
40を前にしてなぜか、父の死んだ年が近づいてなぜか、
その時「むつ」に関する何があったのか、
本を探して調べてみようと思いたった。
(国会図書館で当時の新聞を探すのがいいんでしょうけど、
それは最後の最後までとっておくつもり)
詳しいことは本を読んでも出てこない。
どうも「むつ」そのものが移動したのではなさそうだ。
あの頃はまだ佐世保港で修理を受けていたはず。
当時の「むつ」推進のトップだった
中川一郎科学技術庁長官が急遽関根浜周辺を視察に訪れたのか。
父の同僚が追悼の記事を書いていた。
その切り抜きはまだどこかに残っているのだろうか。
この3連休は青森に帰る。
探さなければ。
[4963] 7/7-7/13 2014-07-14 (Mon)7/7(月)
今週金曜からの新人レクチャーに向けていくつかあった用語集をマージしてみる。
昼、大戸屋にて四元豚と野菜の蒸し鍋定食とかぼちゃコロッケ。
夜、豪徳寺へ。昨晩締切のAT賞:物語の原稿を取りに行く。
その後、南チロル料理の「三輪亭」へ。
編集学校のあれこれ、ヨモヤマ話を。来期のことも聞く。
帰りの電車でさっそくAT賞の原稿を読む。
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7/8(火)
引き続き、AT賞の原稿を。
昼、大戸屋にてソースチキンカツ丼と温かい蕎麦のセット。
午後、ITシナリオ作成。力技なので疲れきる。
夜、「森のブッチャーズ」へ。
「旬野菜のピクルス」
「スウィートポテトと燻製チーズのオーブン焼き」
「肉屋のポテトサラダ」(厚切りベーコンが載っている)
「リブロースの炭火焼き(180g)」
「牛肉のビール煮込み」(ゴロッとした塊で肉じゃが風)
ビールと後半からワイン。
言葉の行き違い。
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7/9(水)
朝、ドイツ−ブラジル戦。
20分台、6分の間に4点入ってまさかの5-0で前半戦終了。
集中力を欠くとはこういうことか。
ゴール前でドイツにボールが渡ると面白いように点が入る。
別なスポーツを見るかのようだった。
前半が終わって一眠り。後半を途中から見る。
6-0になったところで出社する。結局7-1となる。
歴史的な試合を見てしまったように思う。
昼、小川町の天丼屋「八ツ手屋」へ。
ものすごく古びた店。木製のテーブルもかなり年季が入っている。
天丼の上。中と比べるとたくあんがおしんこになる。
海老が多少大きくなって、インゲンが追加。
ゲソとタコと玉ねぎだったかき揚げがイカとタコになる。
タレは甘め。まあ神保町だったら「いもや」の方が頭ひとつ出てる。
後輩が「八ツ手屋はタレでいもやはツユですね」とうまいことを言う。
午後ずっと打ち合わせ。
合間に明日から参画の新人の諸々の手続きを進める。
前からの想定通り今回は女性となる。
夜、聞き書き。眠くて何度かウツラウツラする。
後で読み返すと何が書いてあるかよくわからない。
「根津食堂 民の幸」へ。黒鯛と〆鯖の刺し身。
ホタテのバター焼き、イカの一夜干し、ハタハタなど。
なかなかおいしかった。「獺祭」を飲む。
先日から「なんだかな」と思っていたこと、
聞く耳持ってなかったがこちらの意見を伝えた。
色々と腹が立つ。
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7/10(木)
4:45起きでアルゼンチン−オランダ戦を見るつもりが、
師範代からの相談メールに返信しようとしたら
PCが何かのUPDATEを始めてやたらと遅くなり、
書き終わって中継サイトを立ち上げたら今度は
Flash Player のバージョンが低いと。
じゃあそのバージョンを上げるかとインストーラーを立ち上げたら
使ってないはずの InternetExplorer と GIZMO を終了してくださいと
アラートが何度も出てくる。
タスクマネージャからプロセスを落としてインストール自体はできたが、
それでも Flash Player のバージョンが低いと出る。
仕方なく他の中継サイトに移るが、その時点で前半戦終了0-0だった。
ロフトに戻って30分寝て、普通に出社する。
着替えている間に少しだけ試合を見る。
出社後、PKでアルゼンチンが勝ったと知る。
プロジェクトに新人が配属される。
昼、「LA STAGIONE」に入ってみる。
店員が気取ってて、音楽がうるさくて、内装が落ち着きなくて、
パスタの出てくるのが時間のかかる割にたいしておいしくはない。
行き帰りの地下鉄の中でAT賞の原稿を読む。
朝の始業前と昼休みに少し、昨晩の聞き書きの打ち込みを進める。
午後は明日からのレクチャーの準備。
夜帰ってきて、聞き書きの続き。21時半まで。
晩御飯としてイカ飯を温めて食べる。
AT賞の選評の続き。
午前1時に眠る。
夜、雨風強くなったが、帰り道に降られただけでその後雨も止む。
---
7/11(金)
午前休。7時に起きるつもりが起きれず、
8時に起きるつもりが起きれず、結局9時になる。
台風は来なかったようで雨風なく空が晴れている。
AT賞の原稿を何本か読んで、外に出る。
神田まで歩いて行って、「CUL DE SAC」に入ってみる。
向かいの「本石亭」は開店前の行列。
フレンチビストロ。
・鳥ムネ肉の燻製 ソースレムラード
・牛肉のクスクス
・バナナのシフォンケーキ
・パン、紅茶
賑わいがあって夜もよさそう。
午後から出社。新人レクチャー開始。新人自己紹介を聞く。
そんなこんなで夜、新人歓迎会へ。
一次会が「塩梅」
あおさのりと豆腐とあさりを煮たものがおいしかったが、周りは誰も食べず。
一人で食べ続けるうちに腹一杯になる。
二次会は「とめてば」後輩を説教部屋。
23時で切り上げて帰ってくる。
---
7/12(土)
10時起き。AT賞の原稿を読んで神保町へ。丸ノ内線の中でも読む。
「いもや」で海老定食にお新香。「きゃんどる」でまた続きを読む。
皇居を歩いて、東京駅のびゅうプラザで8月の那須旅行の手配を。
駅からレンタカーを借りるのでJRがいいかと。
新丸ビルのビルケンシュトックの店でサンダルを買い換える。
オリーブ色のがあって買おうとしたらサイズ無し。
来週末青森帰る前までに他の店を回る余裕はないよなあと在庫のあったベージュにする。
ノーマルのじゃないので高かった。
左足だけ底がすり減っていて、健康的にかなりやばいかもしれない。
「One's Drive」でヒューガルテンのホワイトとハンバーガー。
帰ってきて引き続き原稿を読み続ける。
夜、缶ビールを飲む。野菜チップをツマミにする。
コッポラ監督の『アウトサイダー』を観る。
マット・ディロン、エミリオ・エステベス、ロブ・ロウ、トム・クルーズらが出ている。
---
7/13(日)
オランダ−ブラジルの3位決定戦を観るつもりが、起きられなかった。
気がついたら10時。オランダが勝っていた。ブラジルの凋落。
自転車に乗って経堂へ。コルティの三省堂書店でブラブラ過ごして
久しぶりに「英」の開店前に並ぶ。焼きたんめんと肉高菜めし。
午後は豪徳寺でAT賞:物語の選評会議。
19時ぐらいにひと通り評価を決めて、夕食。蕎麦屋の出前。僕はカツカレーにする。
その後ヨモヤマ話。半分はサッカーの話になった。大久保の是非、松木の是非。
22時半までいて、自転車に乗って帰ってくる。23時半。
明日は決勝。シャワーを浴びてすぐロフトへ。
しかし土日寝すぎて全く眠れない。
[4962] 神保町ランチマップ '2013 その24 2014-07-13 (Sun)289〜298軒目
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■餃子のニューヨーク
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http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13147930/
ジャンル?:餃子
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:☆☆☆☆☆
大盛り??:★★★☆☆
値段の安さ:★★★☆☆
・大手町ファイナンシャルシティー・サウスタワーの地下1階。
土曜も営業している。
・なぜニューヨークなのかはわからないけど
店内にはヒップホップが流れ、壁には自由の女神が描かれている。
・ランチは水餃子定食880円(この定食のみ、魯肉飯)、
焼き餃子定食780円(限定10食)、
唐揚定食780円、魯肉飯定食780円など。
焼き餃子よりも水餃子のほうがうまいかな。
スープ、小鉢、ノリタマ付き。
・アラカルトでパクチー餃子、手羽先餃子、チーズ餃子など。
季節ものとして島らっきょ餃子、いかオクラ餃子、
牛肉クミン水餃子、フキ味噌水餃子など。
・土曜は手作り餃子教室や食べ放題の餃子パーティーも開催。
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■CHAT
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http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13042524/
ジャンル?:洋食屋
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:★☆☆☆☆
大盛り??:★★★☆☆
値段の安さ:★☆☆☆☆
・神田錦町の南側。竹橋・大手町・神保町・小川町の中間ぐらい。
ちよだプラットフォームスクエアの一本東側にある地下の店。
・ビーフシチューが看板メニュー。
デミグラスソースの「アラモード」と
トマト煮込みの「プロバンス風」が共に1,300円。
ライスとサラダが付く。自家製の玉ねぎドレッシングがおいしい。
ビーフシチューは小芋のフライ、ニンジンのグラッセ、緑色のパスタ。
肉は柔らかく煮こまれているが、
ロイヤルホストよりうまいかというと返答に困る。
・ハンバーグのメニューのほうが多い。
煮込み、チーズ、シチュー、和風がそれぞれ1,000円。
その他エビフライ、ハッシュドビーフ、生姜焼きなど。
「挽肉のバター焼き」(ピリ辛風)という謎のメニューもある。
・食後にホットコーヒーないしはアイスコーヒーがつく。
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■とんかつ万平
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http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13006333/
ジャンル?:とんかつ
おいしさ!:★★★★☆
行列の長さ:★★☆☆☆
神保町名物:★★☆☆☆
大盛り??:★★☆☆☆
値段の安さ:★☆☆☆☆
・淡路町の駅を出て蕎麦屋の「まつや」の前を通って
三叉路を左、秋葉原の方へ。小道をちょっと入る。
4人がけのテーブル席4つだけの小さな店。
昼はサラリーマンでいっぱいになる。
・とんかつ定食1,150円、ロースカツ定食1,650円、ヒレカツ定食1,950円。
サックリ揚げている。無駄な油を感じさせない。肉もホワっとしている。
・他にハンバーグ定食、ロース薄切りバター焼き定食、
ポークソテー定食がそれぞれ1,650円。
・冬はカキフライ定食やカキバター焼き定食もあって
この人気が高いようだ。
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■ジンコック
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http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13102075/
ジャンル?:カレー
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:★★☆☆☆
大盛り??:★★★☆☆
値段の安さ:★★☆☆☆
・淡路町の駅裏、「KITCHEN ISHIGAKI」「アロイナタベタ」の並び。
・小さなカレースタンド。カウンターと4人がけのテーブル2つ。
・カレーではなく「カリー」と呼ぶ。
・カレーのルーはインド風濃い味(例:チキンと野菜のカリー)、
カシミール風あっさり(例:チキンカリー)、
トマト味のインドカリーと3つに分かれる。
・変わったところではオムライス風キーマカリー、
牛肉のスパイス焼カリーなど。
・辛口が標準、極辛がおすすめとある。
・トッピングはロースカツとカニクリームコロッケ。
どちらも注文を受けてから揚げる。
口の中で熱々のままとろけるカニクリームコロッケは絶品。
・唐揚げ、枝豆、ポテトサラダといったサイドメニューもあり。
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■サラファン
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http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13000613/
ジャンル?:ロシア料理
おいしさ!:★★★★★
行列の長さ:★★☆☆☆
神保町名物:★★★☆☆
大盛り??:★★☆☆☆
値段の安さ:★☆☆☆☆
・明治大学近くの雑居ビルの地下。小さなロシア料理の店。
テーブル席につく時はウェイターがテーブルを引き、
テーブルで支払い、店を出る時はまたウェイターがテーブルを引く。
それがロシア風? そんなわけはないか。
・ボルシチが看板メニューか。上品な透き通った赤。
黒パンを浸して食べるとおいしい。
・ビーフストロガノフは乳白色。サッパリしていてコクがある。
サフランライスが添えられている。
・ピロシキも揚げたて。揚げ春巻きのよう。挽き肉たっぷり。
・茸と鶏の入った壺焼き(ポット・シチュー)や
米の入ったロールキャベツもある。
・客層は上品なおばさんばかり。
・ランチのビーフストロガノフはボルシチがついて2,500円。
他にハンバーグランチと週替わりランチが1,300円。
・食後にロシアンティーがつく。すりつぶしたすぐりが入っている。
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■鹿屋アスリート食堂
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http://www.10over9.jp/10over9_bldg_kanda/1f.php
ジャンル?:定食屋
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★★☆☆☆
神保町名物:★☆☆☆☆
大盛り??:★☆☆☆☆
値段の安さ:★★☆☆☆
・2014年6月オープンのランステの食堂。
ランナー以外の利用も可。
・「野菜がメインのローカロリー主菜」
「野菜と肉・魚・玉子のバランス主菜」
「肉・魚・玉子がメインのエネルギー主菜」
3つのカテゴリーから三品選んでご飯と味噌汁で970円。
一品追加250円。ご飯の大盛り30円。
・豚レバーの竜田揚げ、新ジャガのスパニッシュオムレツ、
蒸し茄子のネギソース、春菊と玉ねぎのサラダ、
アンチョビと新玉ねぎの納豆、ブロッコリーと小柱の塩あんかけ、
和風煮込みミートローフ、地魚のレモン蒸し、鶏の麦味噌漬け焼きなど。
・レシートにカロリー、タンパク質、糖質、脂質、
ビタミンC、鉄分、食物繊維の
今回の摂取量と一日の摂取量の目安と男女別に記載。
・夜メニューは黒酢クランベリーや青汁リンゴ、
つまみにオイルサーディン、枝豆、豚味噌キャベツなど。
――――――――――――――――――――――――――――――
■阿吽
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http://auntantannoodl.web.fc2.com/
ジャンル?:担々麺
おいしさ!:★★★★☆
行列の長さ:★★★☆☆
神保町名物:☆☆☆☆☆
大盛り??:★★★☆☆
値段の安さ:★★☆☆☆
・湯島駅近く、湯島中坂下の担々麺の店。
2014年に入ってしばらく営業を休んでいたが、6月より再開した。
・阿吽担々麺800円、黒胡麻担々麺900円、
つゆ無し担々麺900円、ミソ担々麺900円など。
通常は三辛。券売機で四辛購入可能。その他辛さの調節可能。
・季節限定メニューに棒々鶏涼麺などあるようだ。
・サイドメニューに阿吽麻婆や辣油肉飯など。
・店内に優先席があって体の不自由な方や年配の方が利用可能。
・神保町「かつぎや」「辣椒漢」九段下「雲林坊」もうまかったが、
ここの担々麺はさらに頭ひとつ超えていると思う。
・土日は行列になる。店内にも待席あり。
――――――――――――――――――――――――――――――
■藤九郎
――――――――――――――――――――――――――――――
http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13168821/
ジャンル?:ラーメン
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:☆☆☆☆☆
大盛り??:★★☆☆☆
値段の安さ:★★☆☆☆
・創業1914年という東京ラーメンの老舗「こんどう軒」
島屋の隣にて営業していたらしいが、
再開発のため小川町に移転。現在4代目とのこと。
・ランチはラーメンとミニチャーハンのセットが800円。
チャーシュー麺1200円、冷やしそば1200円など。
・スープはあっさり系。澄んではいないが濁ってもいない。
チャーシューが分厚くちょっと固い。しなやかに固い。
コリコリした脂分の多さが評価の分かれるところか。
・炒飯は古きよき中華料理屋の味。
チャーシューとナルトが入っている。
・ラーメン屋とは思えない、清潔感溢れる明るい内装。
・内装を手がけた業者の方のブログを拝見したところ、
奥のスペースはイベントとして利用可能、
Boseのスピーカを4台設置とあった。
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■都夏
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http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13091969/
ジャンル?:居酒屋
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:☆☆☆☆☆
大盛り??:★★☆☆☆
値段の安さ:★★☆☆☆
・大手町カンファレンスセンター地下の飲食店街の並びにある。
他に「野らぼー」「とんかつ和幸」「稲田屋」「PRONT」など
イタリアンにフレンチ、インド料理にタイ料理、
全部で20軒以上、以外と穴場。
・下北沢にも系列店あり。野菜と海鮮が売りで安くてうまい。
一軒家で2階の座敷の使い勝手がいい。
・大手町の店は焼き鳥がメインになる。
・ランチは4種類。鶏丼親子風 760円。焼き鳥重 1080円。
若鶏塩カツ重 870円。若鶏唐揚げ定食 870円。
どれもお新香、味噌汁、温泉卵付き。
・この辺りは仕事しながら食べるサラリーマンが多いのか、
店で食べるよりも弁当のほうがよく売れる。
どの店も弁当を積み重ねて専任の売り子をつけている。
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■グレービー
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http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13117968/
ジャンル?:洋食屋
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:☆☆☆☆☆
大盛り??:★★★☆☆
値段の安さ:★★★☆☆
・小川町、司町の交差点近くのキッチン
学生街にありそうな、キレイさよりもガッツリ系
・11時半までの入店で100円引き
・ケンドーコバヤシ絶賛、店内に色紙あり
・自家焙煎カレーは神田カレーグランプリ 平成26年挑戦とある
ほろほろ崩れる骨付きチキンカレー 780円
溢れる肉汁バーグカレー 850円
サクサクのチキンカツカレー 850円
トッピング 目玉焼き80円
チーズ100円
・もう一つの看板メニューは鉄板ハンバーグ
一番人気がサイコロ&バーグ 980円
二番人気がチキン&バーグ 900円
ライス、味噌汁お代わり自由
大サイズあり、250g 1050円 320g 1250円 500g 1650円
全部のせグリル1500円
ガルニ 白身魚 ウインナー 豚トロ チキンソテー ハンバーグ 目玉焼き
[4961] 皇居再訪 2014-07-12 (Sat)今週はAT賞:物語の選評ということで原稿51本を常に持ち歩いて
時間に空きがあると作品を読んでいる。
1周読み終えて2週目に入り、明日は終日選評会議。
涼しければ家に閉じこもって、でもよかったのだが
昨日の台風一過の影響で東京は猛暑。
涼しいところに行きたくなる。
神保町に出て先日書いた「いもや」で食べたくなる。
海老定食900円にお新香100円。
変わらぬ味。いや、消費税が上がって春菊が小さくなったか…
ま、海老が相変わらずのプリップリだったので満足度は変わらず。
「きゃんどる」という小さな喫茶店に入って原稿を何本か読む。
職場に近かったのに初めて入った。
東京駅へと向かうのだが、なんとはなしに皇居へ。
平川門をくぐる。警備の警官が会釈してくる。
入場券代わりのプラスチックの札を受けとる。
夏空。蝉が鳴いている。
もしかしたら梅雨は空けたのかもしれない。
中を歩いている人はあんまりいない。
ほとんどがアジアやヨーロッパの観光客たち。
天守台まで上って、芝生の広場とその向こうの丸の内のビル群を眺める。
その広場では欧米系の人たちがまるで
ニューヨークのセントラルパークのように木陰に寝っ転がって休んでいた。
あまりの暑さに休憩所を見つけて中に入る。
菊の御紋の入った長財布なんかが1,200円という安さで売っている。
皇居の売店で扱っているものだから合成の革ではなくて本物ではないか。
その他若冲の絵葉書など。
アイスがモナカとソフトクリームの2種類のみ売られていて、買って食べる人が多かった。
モニターでは「皇后陛下のご養蚕」というDVDが再生されていて、
30分という短さだったので長椅子に座って最初から最後まで見てみた。
蚕の種類には中国産と掛けあわせたものや
ヨーロッパ産と掛けあわせたものとがあるのだが、
皇后陛下は「小石丸」という国産の品種にこだわり、
取れる量も少なくてそろそろやめにするかという意見の出ていた時に
もう少し育ててみましょうと。
その絹糸が「正倉院裂」という国宝の復元に一役買うことになる。
蚕に桑を与えて大きく育て、繭をつくるようになると
「蔟」という小さな枠の集まりに移して…
などなど。丁寧に、淡々と、その時々の作業が紹介される。
天然の蚕、天蚕の飼育にも力を入れているのだという。
見てて案外面白かった。
見ようと思えばこちらから見れますね。
「政府インターネットテレビ」より。
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg9310.html
展望台に上がってみた後、
石垣の修復に関するパネルなど見て大手門から出て帰る。
新丸ビルがボーナス商戦で賑わっていた。
[4960] 3年ぶりの新人配属 2014-07-11 (Fri)昨日、所属するチームに新人が配属された。今日が新人歓迎会。
3年ぶりか。3年前の新人は惚れ惚れするぐらい「ゆとり」で、
半年持たずにふらっとやめてしまった。
学部卒なので年齢からしたら僕の半分ぐらいになる。
そりゃ僕も年を取ったわけだよな。
今年40歳ということの重みをシミジミと感じた。
自分がまだ若手と思っていた頃は
どんな新人が配属されるのか楽しみにしていたし、
新入社員アルバムが全社員に配布されると
「こいつ面白そうだ」「こいつできそう」などとヤイヤイ言い合って
実際選ばれて部門に入ってくると率先して飲み会に行ってた。
それがいつの間にか新人に興味がなくなり、部門に興味がなくなり、
会社に興味がなくなり…
サラリーマンとして色褪せていくというのはこういうことか。
配属されてきた新人を見ていると
初々しさとやる気に満ち溢れていて、
翻って自分を見てみるにいかに汚れてというか煤けているか。
汚れるなら汚れるでとことんダーティーに振る舞える存在感の大きさがあるといいけど、
今の自分はただ中途半端に使い古されただけ。
SE定年35歳説の年を過ぎて、ほんと下り坂をダラダラと転がっている。
いかんなあというより、まあいいかという思いのほうが強い。
今のPJで6年目か。最初の2年はすったもんだがあって大変だったけど、
サービスインしてからのその後の4年間は急に楽になって
これまでほぼ定時で帰ってくることができた。
その分を編集学校なり他のことに使えるようになった。
神保町というロケーションもよく、三省堂や古本屋が便利で食べるものも困らない。
実際、SEとしてのストレスはかなり減った。疲れきって苛立ってることはなくなった。
当時のメンバーは皆卒業して今や僕が長老として誰よりもよくシステムのことを知っている。
ノウハウとか経緯とか。それだけで仕事になってしまう。
しかし、そのバーターとして成長は全くなくなった。
それでまあいいんじゃないか、もはや余生だと思う自分がいる。
今回もまた僕が新人向けのレクチャーを行う。
先ほど1回目を終えた。
今日はこのプロジェクトのこれまでの歩み6年をダイジェストで話した。
様々な思い出が頭をよぎった。
この僕にも伝えられることがある。
[4959] 神田天丼いもや 2014-07-10 (Thu)僕は母子家庭なので学生時代は奨学金を借りていた。
時々思いがけなく、援助してくれる町の普通の人から手紙をもらうことがあった。
僕宛ではなくて、奨学生宛。
どこに届くかわからないけど里子に当てて出すというような。
それが僕に届いた。「神田天丼いもや」とあった。
当時よくわからなかった。もう20年も前のことだ。
礼状を書いたらまた届いて、ぜひ食べにいらっしゃいとあった。
そのハガキを見せれば、ただで一杯食べられたんだろうけど
当時中央線の西、国分寺から先の一橋学園に住んでいて
神保町まで往復1000円はかかる。
それに「いもや」という名前が野暮ったくて
町の小さな天丼屋が老夫婦でやってるのを想像して、
おごってもらうのは忍びなかった。
ものすごく遠かった。
神保町に天丼、天ぷら、とんかつが2店舗ぐらいずつ今もあって、
どれも質素かつ誠実にやっている。
誰かはわからず。あの頃から代替わりもしてるだろう。
僕は今天丼以上の何かを、その当時受けた恩を、感じながら生きていると思う。
僕にとって「いもや」は特別な店なのだ。
それでいて、天ぷらがうまい。海老のプリプリさったらない。
大人になった今、それなりにあちこちで食べ歩いた。
神保町で何年も働いて、こんなおいしい天丼は他にないと思う。
これまで何度も何度も言ってきたが、市井の天ぷら屋の最高峰。
こんな幸福なことはない。
お世話になった天ぷら屋がうまかった。
当時食べに行ってたら、また違う出会いがあったかもしれないとは思う。
でも、これでいいのだ。
[4958] DiskUnion 2014-07-09 (Wed)神保町の DiskUnion が移転して先週末リニューアルオープンした。
これまで地下1階、1階、2階だったのが広いワンフロアになった。
月曜の昼休み、CDを売りに行って査定待ちの間、一周りしてみた。
音楽関係の本が充実しているのがよかった。
昔の村上春樹の単行本が古本で置いてあったり、サブカル系も充実してた。
オープンしたばかりで
「伝票どこでしたっけ?」「什器の下は?」なんて会話が飛び交っていた。
それもまたよし。
5月に国立行った時、駅前の DiskUnion がなくなっていた。
ああ、一時代終わったのだなと心にポッカリ穴が開いた。
隣には AUdioUnion があって、
学生時代には通りの向こうに中古センターもあるぐらい羽振りがよかったのに。
大学入試で国立駅を下りた時、DiskUnion の赤と黒の看板を見つけ、
「あ、中古CD屋がある」「帰りに寄っていこう」と思ってそうしたのが初めて。
Gang of Four のベストと Laibach の『Opus Dei』を買ったのを覚えている。
そういう、特別な時に買ったCDって覚えてるもので。
高3で上京して初めて渋谷の HMV に連れてってもらってテンパった時に買ったのが
Can『Monster Movie』と Gangway『Quiet Edit+』だった。
大学入学後、寮生活を初めて初めて東京で買ったCDが
新宿の HMV で Tuxedomoon『Ship of Fools』と
Gang of Four の Peel Sessions だった。
学生時代は、特に国立に住んでいた4年間は毎日のように入り浸って
中古CDの棚を眺めていた。
バイト代を握りしめて吉祥寺や下北沢にも遠征した。
あの頃買ったCDの大半がまだ手元にある。
物によっては、これはあのときのあそこで買ったCDで、
一緒に買ったのはあれで、というのを今も思い出せる。
長年探し続けて、ようやく見つけたものであるとか。
DiskUnion というと輸入も見逃せなくて。
Rip Rig & Panic の再発がタワレコにも HMV にもなくて
DiskUnion にだけあったり。
レーベルだと LTM なんてのもそうなのかな。
20代から30代にかけて、仕事が大変な時期は
自分は DiskUnion の店員をバイトでやってた方が幸せだったんじゃないか
なんてよく考えていた。今でもそう思う。
[4957] 南チロル 2014-07-08 (Tue)昨晩、誘われてチロル料理の店に入った。
豪徳寺の「三輪亭」という店。
http://www.miwatei.com/
住宅街の中に一軒だけポツンとある。これはなかなか気づかない。
正確なカテゴリーとしては北イタリアと南チロルということになるのだという。
おまかせのコースにする。
前菜がハムやサラミの盛り合わせというのがドイツっぽく
パスタがトマトソースというのがイタリアンっぽく
メインが鉄鍋で焼いた大振りなソーセージだった。
メニューを開くとグーラッシュやカリーブルストとあったのでやはりドイツ?
クヌーデルという団子にミートソースを掛けたものも出てきた。
これが最も独特なメニューか。
チロル地方はイタリア、オーストリア、スイス、ドイツ、様々な地域と接する。
文化の交点ならではのものを感じた。
チロル料理についてはチロル州観光局のサイトを参照。
http://www.jtc.at/site/index.php?catid=378&pageid=426
銘柄は忘れたけどチロルビールも飲んだ。
調べてみたら4月に開催されていた「TOKYO BEER WEEK 2014」にて
三輪亭も「南チロル郷土料理とクラフトビール祭り」として参加していたとのこと。
http://beerweek.jp/2014apr/south-tyrol/
そういえばチロルチョコのチロルですよね。
皆、その名前は知ってるのに実際にはどこなのか
曖昧というか考えたこともないんじゃなかろうか。
僕は正直スイスの中だと思っていた。
上述のサイトではこんなふうに紹介されている。
「現在チロル・アルプスの山々は、夏にはトレッキングやハイキングのコース、
冬には世界有数のスキー場となります。
夏の間、牛や羊が放牧される緑が美しいアルムの高原では、
カウベルの音が谷間に響き渡ります」
まさにこういうイメージだよなあ。
またひとつ行ってみたい場所が増えた。
[4956] 6/30-7/6 2014-07-07 (Mon)6/30(月)
昼、大戸屋で四元豚と野菜の蒸し鍋定食。かぼちゃコロッケ。
夜、イカ飯を温めて食べる。それだけ。
対談本の編集を再開。赤入れ。
再来週末のふくしま撮影を代理でお願いするにあたっての
撮りたい場面やその撮り方、カットの切り方などを簡単にメモを書いて送る。
---
7/1(火)
昼、大戸屋でソースチキンカツ丼と温かい蕎麦のセット。
夕方腹が減って机の上のお菓子を食べていたら
それでおなかがいっぱいになった。夜は食べず。
『日本の特別地域』というシリーズの
「これでいいのか福島県」というムックを読み始めるが、
なんか語り手の、ライターが煙草スパスパやりながら
次から次にシリーズを仕事でこなしていく感が鼻について嫌になり、やめる。
目線が低いし、与えられた情報を各ページ使い回しているのが内容の薄さを感じさせる。
明け方ゲリラ豪雨で目が覚める。昨日の夜だったか。
29破旅行の2回目で琴平詣でのお誘いが来る。
8月のふくしま撮影の日程を調整。
お盆の頃に休みを取って泊まりで行くことにする。
郡山のビジネスホテルを押さえる。ドーミーインがあった。
---
7/2(水)
このところ朝昼晩空き時間になんとはなしにプレイしていた
「アナと雪の女王:Free Fall」を朝思い立ってアンインストール。
このままでは人間が駄目になると。
全240ステージのうち、60の手前ぐらいまで来た。キリがない。
昼、後輩たちと小川町の「串揚げ安佳里」へ。8本980円。
ササミ南蛮、ししとう肉巻き、レンコン(カレー風味)、
スズキ香草揚げ、新ジャガクリームチーズ、アイコトマトベーコン巻き、
えび、豚ロースの粒マスタード。悪くはないが、決め手にかける。
この前の「串揚げ文」よりこちらのほうが居心地いい。
仕事が終わって、Yahoo ! のラーメン特集で見かけた
大岡山の「こころ」という台湾まぜそばの店にはるばる行ってみる。
神保町からだと三田線で一本で行ける。
東工大が近くで学生ばかり。店内の丸椅子で暫く待つ。
全部乗せがあるのを見かけて、気まぐれに普通のラーメンにしてしまった。
それもおいしかった。食べ終えてサクッと品川経由で帰ってくる。
『ふくしま再生と歴史・文化遺産』という本を読み始める。
タイトルからして包括的な内容かと思ったのだが、
浜通りの民俗資料館などで震災後いかにして展示資料の退避を行ったか、
という割と限定的な内容だった。
しかしそれはそれで面白かった。焦点が絞れている方が話はわかりやすい。
---
7/3(木)
昼、『酔仙酒店』(上海美食)へ。
内装がコテコテの古き良き中国人系中華料理屋。チープに豪華な。
上海料理だからか麻婆豆腐が甘かった。
650円でご飯おかわりOKとコストパフォーマンスが高い。
この店はどちらかと言うと刀削麺を食べるべきか。
夜は何も食べず。酒も飲まず。
午後、業務改善の打ち合わせ。一週間が終わる。
帰り、小雨の降る中、ヨドバシカメラへ。
8月の撮影用に安い三脚とヘッドホンを買って帰る。
---
7/4(金)
昼、先日二次会で訪れた「蕎麦人 弁慶」にてメガカツ丼。
メガってほどでもなかったな。カツは1枚のみ。ご飯が多い。
19時頃まで仕事して帰ってくる。
例の対談本、一区切り着いてさっそく先方に送ると好感触。
夜、祝杯。今週は月−木まで酒を飲んでいなかった。
バドワイザーを飲みながら
ウディ・アレン監督の『ローマでアモーレ』を観る。
ロベルト・ベニーニ、アレック・ボールドウィン、ペネロペ・クルス、
ジェシー・アイゼンバーグ、エレン・ペイジ。
何だこの組み合わせは。やりたい放題で面白かった。
ドイツ−フランス戦を見る。
特に見どころはなく、前半で寝落ち。
後半目が覚めて、そのまま眠る。
『ふくしま再生と歴史・文化遺産』読み終える。
他の周りのPJが神保町から仕事場を移すということで
夜は会社の飲み会が近くであった。
顔を出そうかなと一瞬考えるが、金が無いのでやめておく。
一杯飲んだらそのまま居続けそうで。
---
7/5(土)
昨晩遅かったのでギリギリ10時まで寝ている。
終日、21花:敢談儀。自転車で豪徳寺に行くつもりが、雨。
新宿に出て小田急線に乗る。
昼集合で食べてから行くかとイマサでメガカレーのつもりが
地下街を歩いていたらふと、「メトロ食堂街」というのが目に留まって
こんなのあったんだ、知らなかったと。
万世のカレースタンドでパイコーカレーを食べる。
うーん、パイコーはいいとしてカレーが普通か。
豪徳寺でその後、敢談儀。プログラムが無理なく無駄なく、充実してたと思う。
最後の振り返りで何人かから「岡村師範の錬成ありがとうございます」と。
厳しく(?)指導したからなあ。
本編は20時まで、その後22時まで師範会議。
その後放伝生たちと駅前の魚民で飲む。
丸ノ内線の終電で帰ってくる。
アルゼンチン−ベルギー戦を見る。
昨日に引き続き、それほど面白い試合ではなかった。
寝たのは午前3時。
『原子力船むつ 虚構の航跡』という本を読み始める。
1982年3月に何があったのかが知りたい。
---
7/6(日)
30破:AT賞物語エントリー締切日。
昨晩寝たのが午前3時だったのでなかなか起き上がれず、10時頃になる。
アドバイスのメールを送ったり、エントリー作品のチェックをしたり。
気がついたら夜になっている。
洗濯をして、シーツを洗って干して、クリーニング屋に行って。
西友に行って昼飯を買って。
ご飯を炊いて西友の80円のカレー。メンチカツと竜田揚げを乗せる。
18時の締切で駆け込みがあって、バタバタして21時、22時。
その間、Sarah Mclaclan のライブDVDを見て、
その後、『消えたシモン・ヴェルネール』というフランス映画を。
Sonic Youth がサントラを手がけている。
夜、一段落ついてまったり缶チューハイ飲みながら
(昨日おみやげで頂いた KuKuRuZa のポップコーンをつまみに)
29破の教室のメンバーと LINE であれこれとおしゃべりする。
8月に飲み会開催と決まる。
午前1時前に眠る。
[4955] 琴平の旅 '2014 2014-07-06 (Sun)イシス編集学校 30[破]も今日が「AT賞」というアワードの締切日。
2回あるうちの2回目で、
寅さん、スター・ウォーズ、007、エイリアン、ドラえもんを原型として
3000字の物語を書くというもの。
多くの人が初めて「物語」を書く。
皆最初はそんなことできるのだろうかと不安に思うのが、
型に沿って試行錯誤していくうちに形になっていく。
一期前、今から半年前、29[破] の卒業生たちと
伊香保温泉に泊まりに行って、楽しいひと時を過ごした。
また行きましょう! と約束しあってその半年後。
この夏は琴平町に行くことになった。
香川県の琴平町。「こんぴらさん」のあるところ。温泉もある。
http://www.town.kotohira.kagawa.jp/
正直僕は全然ピンときていない。人生初四国上陸。
そもそもどうやって行くのか?
高松まで飛行機なのだろうか。
鉄道だと、新幹線で岡山まで。特急に乗り換えて瀬戸大橋を渡るのか。ふむ。
朝8時に東京駅を出て、13時着。
Yahoo! 路線で試しに検索してみたら
「JR瀬戸大橋アンパンマントロッコ1号」と出てきた。
http://www.jr-eki.com/aptrain/naani/aptorokkotop.html
うーん、男一匹一人旅にはすっとこどっこいも甚だしい。
時間をずらして前の日に大阪や岡山泊のほうがいいかな。
それにしても8月・9月の四国って暑そうだなー。
この辺りは涼しいのかな。
観光はあちこち見て回る感じではなくて、涼を求めてまったりとなるか。
なんか町全体がいい感じに鄙びてそう。
観光客が数多く訪れているのかどうかはよく分からず。
まあごった返してはないかな。
あと、この辺りもまた讃岐うどんの範囲なのだろうか?
延泊して讃岐うどん巡りもしてみたいものだが…
いや、大阪や京都もありか。いっそ直島…
気分はもはや、夏休み。
[4954] 神保町ランチマップ '2013 その23 2014-07-05 (Sat)279〜288軒目
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■天雷軒
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http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13129129/
ジャンル?:ラーメン
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:★★☆☆☆
大盛り??:★★☆☆☆
値段の安さ:★★☆☆☆
・靖国通りから猿楽町に入ったところにある。
「丸香」の向かい辺り。
・LUNA SEAの真矢がプロデュースとなっているが、
特にソレらしさは感じられず。
その方が純粋にラーメンを楽しめていいか。
知らずに入ったらごく普通のラーメン屋。
・女性店長が美人とされているが、特に記憶はない。
・オープン当初は琥珀醤油拉麺と牛骨醤油拉麺だけだったように思う。
今はブームに乗ってか、汁なし担々麺や酸辣湯麺もあるようだ。
・看板メニューの琥珀醤油拉麺は
他の店ならば800円か900円取りそうなところを500円だった。
その名の通り澄んだスープでサクサクっと食べることができる。
悪くはないが、もうひと押し何かがほしいところ。
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■一献豚
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http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13044384/
ジャンル?:とんかつ
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:★☆☆☆☆
大盛り??:★★☆☆☆
値段の安さ:★★☆☆☆
・正式名称は「一献豚 神田洞門」
ものものしい名前でしゃぶしゃぶ屋?
と思うがとんかつ屋だった。
特筆することは特にない。まあ普通。内装はきれいだけど。
・ランチだとロースカツ定食が900円、ヒレカツ定食が1,000円。
夜になると「特選SPFヒレ」が1,800円、
「美明豚」のヒレが2,150円。(ご飯別)
しかし食べてみる勇気が沸かない。
・ランチは他に豚のひつまぶしがあるようだ。
カツカレーもある。
ご飯、味噌汁、キャベツのおかわりが無料なのはいい。
冬はカキフライ定食が人気らしい。
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■みそ膳
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http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13006201/
ジャンル?:ラーメン
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★★☆☆☆
神保町名物:☆☆☆☆☆
大盛り??:★★☆☆☆
値段の安さ:★★☆☆☆
・新丸の内ビルの隣、地下通路でつながった
三菱UFJ信託銀行のビルの地下にある。
・ビル街の中、周りに他にラーメン屋が少ないからか、
昼は行列、夜もそこそこ入っている。
・以前は札幌の白味噌、名古屋の赤味噌、京都の西京味噌などと
地域ごとの味噌をフィーチャーしたメニューだったが、
一度リセットされてみそやこってりといった普通のメニューになった。
それがまた最近、札幌や西京味噌などと。試行錯誤が続く。
経営元が変わったことが影響してるのかな。
・北陸や北関東など日本全国に「みそ膳」ブランドがあるみたい。
しかしほとんどがフランチャイズで、
直営店はこの丸の内の店といくつかだけ。
・「夜は飲めます。ラーメンバーです」と謳っている。
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■One's Drive
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http://www.onesdrive.com/index.html
ジャンル?:ハンバーガー
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★☆☆☆☆
神保町名物:☆☆☆☆☆
大盛り??:★★☆☆☆
値段の安さ:★☆☆☆☆
・新丸の内ビルの地下街の外れにある、とても小さなダイナー。
手軽にアメリカンな雰囲気がいい。
・チーズやベーコンエッグといったハンバーガー、
プレーンやサルサとホットドッグの各種が
ランチセットだと1,000円近くするのでちょいとお高め。
フライドポテトとドリンクが付く。
・サイドメニューとしては
フィッシュ&チップスやカレーヴルストなど。
・ビールはレーベンブロイ、バスペールエール、ヒューガルテンなど。
それなりの値段がするけど
これらのビールとハンバーガーの相性はなかなかいい。
もちろんソフトドリンクも充実。
・アップルパイやチーズケーキといったデザートもある。
――――――――――――――――――――――――――――――
■アルプス
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http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13011507/
ジャンル?:カレー
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★★☆☆☆
神保町名物:☆☆☆☆☆
大盛り??:★★☆☆☆
値段の安さ:★★★★☆
・東京駅地下街のうち、八重洲北口のエリアにあるカレースタンド。
・とにかく安い。ポークが380円。ビーフが450円。
タイムサービス15:00〜19:00は
コロッケ、チキン、チーズカレーが280円! 庶民の見方。
・BIGカツカレー、BIGハンバーグカレー、BIGチキンカツカレーが
ともに550円。月曜は「ビックマンデー」でさらに480円!
・さらにあれやこれやとトッピングが可能。
メンチカツ、唐揚、チーズ、コロッケなど。
・麻婆豆腐カレーや牛スジカレーもメニューにあり。
・その安さゆえに昼は行列。午後も満席に近く、夜はまた混みだす。
――――――――――――――――――――――――――――――
■トナリ
――――――――――――――――――――――――――――――
http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13160544/
ジャンル?:ラーメン
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★★☆☆☆
神保町名物:☆☆☆☆☆
大盛り??:★★★☆☆
値段の安さ:★★★☆☆
・東京駅地下街、東京ラーメンストリートにて
「ジャンクガレッジ」と入れ替え。
・一応タンメンということになっている。
太麺で野菜というかもやし山盛りとなると
これはタンメン界の二郎か。そんなわけで大味。
・ベーコンのようなごっついチャーシューが魅力。
・サイドメニューの唐揚や餃子のほうが実はメイン?
セットメニューが「タンカラ」「タンギョウ」
・「ピリ辛の素」的な辛さ凝縮の玉がトッピングにあり。
・東京駅界隈だとTOKIAの地下にも店を出している。
こちらのほうが人気で、行列の度合いも高い。
――――――――――――――――――――――――――――――
■Hot Spoon
――――――――――――――――――――――――――――――
http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13136067/
ジャンル?:カレー
おいしさ!:★★★☆☆
行列の長さ:★★☆☆☆
神保町名物:☆☆☆☆☆
大盛り??:★★★☆☆
値段の安さ:★★☆☆☆
・iiyo!! B1Fのカレー屋。
・一人用の黒い鉄鍋でグツグツ煮込んだ状態で提供される。
・基本は牛すじ煮込みカレー。
トッピングで玉子、野菜、焼きチーズなど。
・その他、インド風チキンカレー、
ほうれん草とチキンと玉子のカレーなど。
・大盛り無料、辛さはマイルドから激辛まで選べる。
・夜はタパス的メニューもいくつか。
アンチョビキャベツ、ラタトゥイユ、牛すじ煮込みなど。
・黒胡椒ハイボールなる飲み物あり。
・本店は五反田。
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■ブイテーブル
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http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13158279/
ジャンル?:ダイニングバー
おいしさ!:★★★★☆
行列の長さ:★★★☆☆
神保町名物:★☆☆☆☆
大盛り??:★☆☆☆☆
値段の安さ:★☆☆☆☆
・竹橋の丸紅ビルから首都高下の川を渡って、通りの向う側。
・こじんまりとしたダイニングバーだったのが、
2013年夏に別の店に変わった。開放的な雰囲気。
110インチの巨大モニターはスポーツ観戦向きか。
天井から電球がぶら下がっている。
・ランチは1,100円でラザニア、ハンバーグ、ローストポーク、
日替わりパスタ、グラタン、グリーンカレー。
・野菜多め、ハンバーグやグリーンカレーを頼むと五穀米とヘルシー。
その分サイズは女性向け。
・周りにほとんど店が無いエリアということもあって
丸紅で働くOLの方たちが多いようで昼時はとても混む。
華やいだ雰囲気になる。女性店員も若くてしっかりしている。
・水の替わりにドリンクがついてくる。
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■カムイ
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http://www.soupcurry-kamui.com/index.html
ジャンル?:カレー
おいしさ!:★★★★☆
行列の長さ:★★☆☆☆
神保町名物:★★☆☆☆
大盛り??:★★☆☆☆
値段の安さ:★★☆☆☆
・秋葉原、というか岩本町のスープカレー屋。
スープカレーとしては都内最高峰のひとつ。
・日曜・祝日は女性店員がメイド服になるとのこと。
壁は萌え系のサイン入り色紙で埋め尽くされている。
店長も同人誌を出してるっぽい。
・小さな店。1階がレジと調理場。基本は持ち帰り。
2階で食べることも可。6席のみ。
平日はテイクアウトの容器で食べることになる。
・ポーク野菜カレー890円、チキン野菜カレー840円など。
野菜は茄子、ピーマン、トマト、ブロッコリー、人参。
他にトッピングでオクラ、チーズなど。
野菜は大きめにカットされてるので箸のほうが食べやすい。
・秋葉原のメイド&ダーツバー「LOOP」でカレーを食べていたら
「カムイ」のスープカレーを提供する日があったり、
作り方を教わったりすることもある、とのことだった。
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■グランド・セントラル・オイスター・バー&レストラン
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http://www.oysterbartokyo.com/
ジャンル?:オイスターバー
おいしさ!:★★★★☆
行列の長さ:★★★☆☆
神保町名物:☆☆☆☆☆
大盛り??:★☆☆☆☆
値段の安さ:★☆☆☆☆
・ニューヨーク、グランドセントラル駅構内の
老舗オイスターバーが丸の内に進出。
本家は町の威厳と伝統あるビアホールって感じだった。
丸の内は高級エリート向けレストランとでもいうか。
赤チェックのテーブルクロスと
日替わりの手書き風のメニュー表が踏襲されている。
牡蠣のフリッターがやたらおいしくておかわりしたが、
日本で頼んでみると全然違うものだった。
・ランチはシーフードカレー、フライドオイスターのサンドイッチ、
日米スタイルの違うカキフライの盛り合わせ、本日のパスタなど。
1,000円台半ば。夜から比べるとリーズナブル。
・店内はとても広くて部屋がいくつか分かれてるけど
それでも夜はふらりと行くと予約でいっぱいだったりする。
[4953] Hooters 2014-07-04 (Fri)時々無性に聞きたくなるバンドのひとつに Hooters がある。
オレンジのホットパンツとタンクトップを着たウェイトレスのいる店のことではない。
(そういや、昨年夏は大手町サンケイビル入り口の広場に
Hooters のビアガーデンができていたけど、
今年は「天空のビアガーデン」とかいう別なものになっていた。
昔、バドガールのいる店っていうと面白がって行ったもんだけど、
そんなたいしたことはなく。
Hooters もそういうもんだろうかと結局ビアガーデンには行かなかった)
フィラデルフィア出身の80年代のバンド。
「And We Danced」(朝までダンス)がヒットした。
と書くと過去のバンドのようだけど、再結成して今もライブ活動を行っている。
ブルース・スプリングスティーンに代表されるような豪快にして繊細なアメリカンロックと
マンドリンやアコーディオンといった楽器をうまく前面に出して
民族音楽としてのフォーク、今でいうところのアメリカーナとを巧みに融合した。
メジャーデビュー後の最初の3枚がとにかく曲が良くて
バンドにも勢いがあってやたらキラキラしてるんですね。
聞いてると背中を押してくれる。
「Engine 999」
https://www.youtube.com/watch?v=9CWikMyFOLE
「Brother, Don't You Walk Away」
https://www.youtube.com/watch?v=NvVDBQ-UU38
このバンドを語る上でどうしても外せないのが、
バンドの中心人物にしてメイン・ソングライターのエリック・バジリアンとロブ・ハイマン、
そして初期メンバーにしてその後プロデューサーに転身したリック・チャートフのつながりが
シンディ・ローパーの名曲「Time After Time」を生み出したということ。
曲そのものはシンディ・ローパーとロブ・ハイマンの共演。他にも何曲か作っている。
1st アルバム『She's So Unusual』(1984)はエリック・バジリアンとロブ・ハイマンが演奏して、
リック・チャートフがプロデュースを担当している。
そんなふうにして Hooters 以外にもあちこちで客演したり曲を提供してるんだけど、
もうひとつこの3人組が全面的に関わった作品で忘れられないのは
ジョーン・オズボーンの 1st アルバム『Relish』(1995)
提供した名曲「One of Us」が大ヒット、グラミー賞に多数ノミネートされたものの
全てアラニス・モリセット『Jagged Little Pill』にかっさらわれる。
(しかし僕が今聞いてもそれは仕方ないな、『Jagged...』の方がいいと思う)
「Joan Osborne - One of Us」
https://www.youtube.com/watch?v=xZEO1Lug25s
その「One of Us」と「Time Afer Time」のセルフ・カヴァーを収録しているのが
『5 x 5』というEPで、出たのが2004年でもう10年も前になるけど、
昔のファンでこの存在を知らない人も結構いるんじゃないかな。
でもまあこれはコアなファン向け。
http://www.amazon.co.jp/dp/B003M8DVCG
オリジナルアルバムはなかなかリマスターで再発されず、
それでも探していたらなぜか2枚組に初期の3枚を押し込んで入れたのが発売された。
http://www.amazon.co.jp/dp/B009E7M940
うーん、なぜ分けて出してくれないのか…
2枚目の名作『One Way Home』が半分に分かれて収録されているんですよ!
素晴らしくいけてない。
Sony Music Entertainment からライセンスを受けてなぜかイギリスの
「BGO Records」という 2 in 1 の好きな再発専門(?)のレーベルから出ている。
誰かちゃんとした体裁で再発してくれよ!
iTunes Store にもなかったりするんですよね…
こんな不遇でいいのか!
(今日は人知れず、それが言いたかったのでした)
あと思うのは4枚目『Out of the Body』も評価されてほしい。
1曲目の「25 Hours A Day」は名曲。
Hooters のオープナーにハズレなし。
[4952] 久しぶりに撮影を 2014-07-03 (Thu)「ふくしま再生プロジェクト」という小さな団体に参加している。
http://refukushima.blog.fc2.com/
昨年末に「宮沢賢治と<再生>のものがたり」というイベントが開催されて、
当日のお手伝いを少しだけしてみた。
今年は企画段階から関わることになり、
日々福島のこと、震災のこと勉強させてもらっている。
いや、ほんと僕は何も知らない。知らなさすぎた。
今年もまた10月にイベントを開催することになっていて、
僕は今回「ふくしま」の映像を撮影して編集した短い動画を上映することになった。
気がつくともう10年近く映画を撮っていない。
まずは機材をと思ったのだが、ビデオカメラと三脚と一式、
もう何年も前に誰かに貸したっきり、それが誰だったのかが思い出せず。
ビデオカメラはかつての映画部の後輩から借りることにした。
先日数年ぶりに池袋で落ち合って飲んだ。
僕がビデオカメラを買ったのは2004年か。
デジタルだけどまだテープだった。
後輩から借りたのは2007年製のもので、
保存先はハードディスクとメモリースティックになっていた。
既にして僕はかなり時代遅れになっていることを感じた。
今日は仕事の帰り、小雨の降る中、秋葉原のヨドバシまで三脚を買いに行った。
「Velbon」というメーカーの2,800円のやつ。
僕が学生時代に買ったのも「Velbon」だったように思う。
三脚もピンからキリまであって、この10倍どころか100倍ぐらいもするのが普通に売ってある。
店頭に並んでいるのはそういうのばかりで
僕が探しているような初心者用の安いのはどこを探しても見つからず、
結局は店員に倉庫の中から持ってきてもらった。
ついでに上の階でヘッドホンを買った。
本当は「BOSE」のかっこいいのを、としたいところだけどお金を掛ける余裕はなく、
「audio technica」の1,300円ぐらいの安いのにした。
ビデオカメラに装着したマイクが拾っている音がどんなんか状況がわかればそれでよく
音質の良し悪しは今回そこまで求めなかったりする。
耳が覆えればOKというか。
あとはビデオカメラが PC につなげるか(USBになったんだったか)、
だいぶ非力になった PC で編集ができるか。
当時は Adobe Premiere Pro 1.5 だったんだけど、
今どきの Adobe Premiere Elements 12 のほうがやっぱいいのかな。
アップグレード版を買うには念のため Pro 1.5 の CD-ROM を見つけておいたほうがいいだろうか。
撮影した動画ファイルを保存する外付けのハードディスクも買わないとな…
8月のお盆に泊まりで福島に撮影に行くことが決まって、楽しみ半分、
それまでに詰めなければならないことの多さに焦るのが半分。
もう7月だ…
[4951] 口笛というもの 2014-07-02 (Wed)気が付くと口笛というものを見かけなくなっていた。
というか聞かなくなった、か。
最近出会いましたか?
居間の若い人たちはもしかしてその存在を知らないのではないか。
童話や昔のドラマの再放送の中にだけ登場するもの。
これって日本だけなのか。アジアやヨーロッパではどうなのか。
もちろん僕はできなくて、口をすぼめてヒューヒュー言うだけ。
できる人に憧れる。
指笛もできない。ボーイスカウトに入れない。
今どき、口笛を吹きながら都会の雑踏を歩いていたら変な人と思われる。
できる人は家の中でこっそりなのかな。
検索してみると、分山貴美子という方が国内の第一人者のようだ。
Wikiってみると『「第34回国際口笛大会」成人女子の部で総合優勝』とあった。
くちぶえ 分山貴美子「 On The Sunny Side of The Street」Whistle World Champion
https://www.youtube.com/watch?v=SD1RftW4Fm8
いくつかザッピングして見ていたら、こちらがよかった。
小鳥のさえずりのように清々しい。
国際口笛大会で姫路の女子大生優勝
https://www.youtube.com/watch?v=GzQ9riAFE_o
口笛でジャズなんていいんじゃないか、と思って探すとやはりある。
こういうサントラ、フランス映画にありそう。
Toots Thielemans - Bluesette (1962)
https://www.youtube.com/watch?v=Oi4G6UmYK9U
この、Toots Thielemans はハーモニカも吹くのか。
さらにいい。この人のことは全く知らなかった。
Toots Thielemans - Bye Bye Blackbird
https://www.youtube.com/watch?v=vCjwZAXcaRM
しかし、口笛の名曲となると真っ先に思い出すのは
NHK「みんななかよし」のテーマ曲。
演奏もさることながら、歌詞がいい。
「口笛吹いて空き地へ行った
知らない子がやってきて 遊ばないかと笑って言った」
これってほんと、口笛の何たるかをよく表している。
[4950] パレスサイクリング 2014-07-01 (Tue)日曜に神保町で昼を食べようと平日のように丸ノ内線で東京駅まで来て
皇居の周りを歩いていると
本格的なスポーツサイクルで走っている人たちを何人も見かけた。
通行止めになっているのだろう、車が走ってなくて自転車専用となっている。
そういえば何週間か前にも見たなー。
いいなあと眺めながら歩いていたら
交差点で通行止めしている大型トレーラーの横壁に無料で自転車貸し出しますとあった。
あっと思うが、サンダルで来てて鞄もリュックではなくて手に持つタイプ。
利用を諦める。うーん、残念だ。
というか走ってる人たちは皆、ピッチリしたスパッツを履いて鍛えられた腿を披露して、
流線型のゴーグルのようなサングラス。
ビュンビュンと風のようにスピードを出している。
短パンにヨレッとしたTシャツだとちょっと恥ずかしかったかも。
しかもひとりでのんびりとペダルを漕いでると。
調べてみると「パレスサイクリング」というイベントが
6月・7月の毎週日曜日に開催されていた。
皇居の周りを走るからなのか、それとも目印として「パレスホテル」の脇を通るからなのか。
http://goo.gl/QJjSCe
皇居を一周できるのではなく、
ルートは「祝田橋〜平川門往復約3km」とのこと。
日比谷公園から竹橋までか。
何回か往復して汗だくにあった後で
御茶ノ水の「江戸遊」か水道橋の「ラクーア」で温泉に入って、
その後でビールを飲んだら最高だろうなー。
代々木公園や駒沢公園のサイクリングロードでもいいか。
ロケタッチに「東京都内サイクリングコースまとめ」があった。
http://tou.ch/guide/637/
あ、東京近郊ならこのサイトが詳しい。「BIKE PLUS」
http://bike-plus.com/pleasure/course/index.html
[4949] 6/23-6/29 2014-06-30 (Mon)6/23(月)
悩ましかった状態が良い方向に向かっていた。
引き続き、フォローする。
最悪の場合を考えていたら昨晩目が覚めたときに眠れなくなっていた。
昼は別件で講評を書いて送る。
昼、打ち合わせが長引いて近くに最近できた蕎麦の店「げんない」へ。
カツ丼と温かい蕎麦のセット。カツ丼は肉が硬くて、タレが甘くて今ひとつ。
この日の仕事は来月のチーム内勉強会と新人向け勉強会の準備がメイン。
案外やることが多い。
帰ってきて21花:師範評価レポート最後のふたりを書き終える。
22時過ぎ。疲れきってウィスキー水割りとキムチ冷奴。
午前1時前に眠る。
今更ながら、Sarah McLachlan を聞いてみる。なかなかいい。
2枚目の「Solace」の国内盤を先週JAINIS2で安く購入した。
その他のアルバムを集めたくなる。
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6/24(火)
昼から雨。雷も鳴った。雹が降ったところもあるらしい。
今月久しぶりに大戸屋。
四元豚と野菜の蒸し鍋定食とかぼちゃコロッケ。
昼休みにJAINIS2へ。Sarah McLachlan「Surfacing」を
いっぱいになったポイントカードと引き換える。
夜、回転寿司を食べに行こうという話になり、
KITTE の「根室花まる」に行ってみるがここだけ行列。
まあまた次の機会にするかと同じ階のらーめんダイニング「ばいこうけん」へ。
まずはビールを飲みながら軽くつまむ。
「昆布と野菜の漬けもの 雪わさびがけ」「小えびのアヒージョ」「鶏皮揚げ」
その後味噌ラーメン。なかなかおいしかった。
下の階の「マルノウチリーディングスタイル」を覗いて帰る。
見る本皆欲しくなるが、我慢する。
「BIRTHDAY BUNKO」という企画の棚に誕生日366日分、
その日に生まれた作家の文庫がオリジナルのカバーに包まれて棚いっぱいに並んでいた。
1月1日は高橋源一郎だった。
調べてみるとミシマ社が手がけていた。
帰ってきて、明日はコロンビア戦を見ようと早く寝る。23時半。
---
6/25(水)
4:45起きでコロンビア戦を観る。
PKで先制され、前半終了間際のロスタイムで本田から岡崎のヘディングで追いつく。
裏ではギリシャも勝っていて、
この瞬間は日本の決勝トーナメント進出がかなり引き寄せられていた。
ひたすらに前を向いてがむしゃらにゴールを目指すよい試合展開だった。
(なぜこれが前の2戦でできなかったのか)
後半は主力メンバーを投入したコロンビアに大差を付けられる。
うーむ。現実に引き戻される。
終わっていつもより15分ほど遅く家を出る。
早起きしたので丸ノ内線の中で寝てたら乗り過ごして淡路町まで行っていた。
昼、大戸屋のスタンプカードがいっぱいになって
味噌カツ煮定食に引き換える。
腹が減って夕方、セブンイレブンの彩りサラダボウルとサンドイッチ。
帰ってきて数週間ぶりに対談本の手直しへ。章タイトルをつけたりする。
ウィスキーの水割りを飲みながら溜まっていた新聞を読む。
午前0時半に眠る。
夜はかなり気温が下がって布団をかぶる。
このところずーっと進まなかった
「アナと雪の女王:Free Fall」ステージ45がようやくクリア。
46が一発OKで、47でまたはまる。
---
6/26(木)
昼、後輩たちと小川町の「肉家焼肉 ゑびす本廛」へ。
和牛ランプステーキ重 1,000円に温玉乗せ 100円。
この店はなかなかいいかもしれない。
後輩たちの食べた鉄板焼きの定食や
「茨城県産 常陸牛 本気カルビ」の焼き肉がうまそうだった。
昼、先週末のオフィス大掃除で不要になった書籍の山を
紐で結わえて束にする。それを隣のオフィスに運ぶ。
このところの経費削減で今後は
インサートカップを自前で調達しなければならなくなったと聞く。
僕ら開発業者だけかと思ったら
お客さんのオフィス全体でそういう方針になっていた。
近くのダイソーでバラで買うか、amazonで一気に大量に買うか。
午後、昨年度後半
コールセンターにヒアリングしながら作成した業務フローを
内部展開する勉強会。
1時間喋り倒したら疲れて、その次の打ち合わせは思いっきり寝てしまった。
鼾をかきかけて目を覚ます。
夜、聞き書きで本郷へ。終わってパスタの店へ。
明日は健康診断でアルコールを控える。
午前0時半に眠る。
---
6/27(金)
午後、健康診断で八重洲へ。終わってフジヤへ。
雨の中神田経由で歩いて神保町に戻ってくる。
夜、八重洲へ。寿司リベンジ。
「沼津 魚がし鮨」という店に入る。
セットの「紫陽花だより」というのを頼んだら
中トロ、するめいかウニソース和え、カツオ香味オイル、
うなぎ山芋のせ、トロいわし炙り、豪華でなかなかうまい。
静岡の店だったので桜海老と生しらすの刺し身も。
帰ってきてぼんやり過ごす。
たまった新聞を読んで、CDの解説を読んで。
例の件、悩ましいことになりかけるが、
どうにかひとつ落ち着いたようだ。
---
6/28(土)
9時起き。教室にメールを送る。このところ思うこと。
雨の中外に出る。床屋がいっぱい。丸ノ内線で東京駅まで。
神保町まで歩いて、「神保家」というラーメン屋へ。
その名の通り家系のラーメン。外国人のバイトがつくるような。
チェーン店ではないけどこの手の店、よく見かける。
無骨フォント系とでも言うか。最近できた「荻窪商店」もそう。
豚骨しおのスペシャル。玉ねぎと生姜を入れて食べる。
汁講の誘いを受けて下北沢へ。B&Bのあと、フィクショネス。
本をたくさん買ってしまう…
豪徳寺の本編に向かう前に僕はそこで別れて帰ってくる。
図書館に寄って福島関係の本を借りる。
床屋へ。髪を切っている間ずっと寝てる。
タウンセブンの惣菜屋で買った餃子や唐揚げでビール。
ウディ・アレン監督の『ミッドナイト・イン・パリ』を観る。
1920年のパリにタイムスリップするという話がウディ・アレンらしくない?
とこれまで食指動かなかったんだけど、途中から思いがけない展開へ。
しっかり、うならされた。
それにしてもシェイクスピア・アンド・カンパニイ書店ってまだあるんですね。
1時からブラジル対チリの試合を見る。かなりいい試合だった。
もはや別物。同じサッカーとは思えない。
しなやかで生命力に満ち溢れ。DNAの奥底にサッカーが刻み込まれてる。
チリもなかなか強かった。もしかしたら勝つかも? と思いながら見ていた。
1−1で延長戦。さすがに起きていられず。午前3時半。
大塚英志『キャラクター小説の作り方』を読み始める。
スニーカー文庫だったりTRPGだったり入り口がオタクっぽくて手に取りにくいけど、
なかなかいいことを書いている。とても勉強になる。
いかにしてリアルに書くかというときに、
それが現実の世界に向かうか、
アニメなどのフィクションの世界に向かうか。
Tim Ries 「Stones Project」の続編を聞く。
ストーンズのカヴァー企画はこれがやっぱ一番いいね。
---
6/29(日)
ブラジルはPKで勝っていたようだ。
10時起き。チームラウンジで師範代の質問に答える。
近くの中学校にて区長と区議会補欠選挙の投票。
快晴。久しぶりに暑い。
今日もまた神保町へ。燻製カレーの店に行ってみるが休み。
「海南鶏飯」が開いていた。混んでいた。
汐留の方の店に入ったことがある。
やはりここの蒸鶏はうまいですね。
タイガービールの生があった。
帰ってきてクリーニング屋。
中途半端に入れ替えていた長袖のシャツをしまって半袖のシャツへ。
届いて組み立てていなかったCDラック、ようやく手をつける。
などなどしているうちに夕方。ゲリラ豪雨で近くに雷が落ちる。
一雨過ぎて、もう一雨来る。
洗濯の間にロフトで昼寝。
起き上がって暗くなってきた頃、母から電話。
夜、青森からもらってきた馬肉の燻製と魚肉ソーセージ。
ウィスキーの水割り。
スティーヴ・マックイーン監督の『SHAME』を観る。
よくわからないんだけど、なんか最後まで見てしまうという類の映画。
『それでも夜は明ける』の監督。
新聞を読んで過ごして午前0時半に眠る。
[4948] Q体 2014-06-29 (Sun)赤に青に緑、白、黄色。今朝はやけに多いな。
今までで最大級のが東京湾上空に浮かんでるとニュースでやってた。
ぶつかったらどれぐらいの爆発になるんだろ。
誘導するのにヘリが何十台も出動したり、すごいことになっていた。
あ、あー、赤と青が近づいてる。
赤はバスよりも大きいけど、青は小熊ぐらいだろうか。
…ぶつかる。
私は屋上の柵から手を離し、とっさにコンクリートの床に伏せた。
この世界が一瞬だけ真っ白くなって赤が視界を覆う。
その中に青が水玉のように混ざっている。
不思議なことに音はしない。むしろ静けさに包まれる。
この世の音という音を皆吸い込んでしまうかのように。
そんなとき決まって耳がキーンとする。私は遅れて耳を押さえる。
たぶん客観的に時間を計ると数秒も経っていないのだろう。
耳が慣れてきて立ち上がる。サッとスカートの埃を払う。
柵に戻ろうとすると反対端に男の子がひとり先にもたれているのに気づいた。
さっきからいたのだろうか? そんなはずはない。
それより、衝突の瞬間もそのあともあんなふうにじっと見つめていたのだろうか。
とても小柄で、小学生と言っても通じるみたいだ。
同じ学年の子だということは分かっている。
私みたいに時々授業をサボってこの屋上で見かける。
口もきかないのだとか。本当だろうか。
「ねえ、ライター持ってない?」
私は鞄の中から煙草を探すふりをする。
「吸わないか」
彼は私が近づいても振り向きもせず、そのまま空の向こうを眺めていた。
その先に緑と白と黄色のQ体が浮かんでいる。
彼が右手の指を伸ばして緑を捉えると、左にツーと動かした。
それに合わせて緑のがスーッと動いた。
白のすぐ側に寄った。
彼は左手を伸ばす。
「ちょっと! ちょっと待って!」
私はその手を押さえた。
その時初めて、彼が私のことを見た。
不思議そうな顔つきをしている。なんで? と言いたげだ。
「もしかしてさっきの衝突も君が?」
彼は頷いたりはしなかった。何も言わずにプイと前を向いた。
私は彼の左手を押さえたままだった。
「なんでそんなことができるの?」
彼は何も言わなかった。黙って背を向けて屋上から去っていった。
ドアを開けたまま。
私はひとり取り残されて彼が動かした緑のQ体を眺めた。
まんまるの風船に短い尻尾がついている。
世界中の空に漂っている。
宇宙から来たとか。監視されてるとか。
私はなんとなくそんなふうには思わないけど。
それにしても彼は誰なんだろう?
他の人は彼の秘密を知っているのだろうか?
鐘が鳴る。授業が終わった。
次のは出るか。私もまたドアをくぐって階段を下りていった。
(続く)
[4947] B&B → フィクショネス 2014-06-28 (Sat)雨、予定のない土曜日。
床屋に行くもいっぱいでそのままフラッと丸ノ内線に乗って本を読む。
東京駅で下りて神保町まで雨の中を歩いて行く。
ラーメンを食べる。帰り道、汁講(編集学校のオフ会)に来ませんか?
とお誘いがあって、自分の担当教室のところではなかったけど、顔を出すことにした。
ランチのあと、下北沢の「B&B」から合流する。
今日は15時から『片岡義男 ×大竹昭子×川ア大助』というイベントが開催とのことで
その準備でテーブルが片付けられ、椅子が並べられていた。
前期29破では突破(卒業)ならず、今期30破で再挑戦という方に再会。
前期の汁講で2次会が合同となって、その時たまたま隣り合わせて映画の話をした。
書棚を眺めていると欲しいものばかり、
しかし1冊と買いだすとキリがなくなるからやめにした。
メモだけ取っておいた。読みたい、買うだろう、という順。
星野博美『コンニャク屋漂流記』
柳家小三治『ま・く・ら』
トーマス・ベルンハルト『私のもらった文学賞』(発売ほやほや)
開高健『地球はグラスのふちを回る』
町山智浩、 柳下毅『ベスト・オブ・映画欠席裁判』
『20世紀エディトリアル・オデッセイ』(僕の周りでも評価が高い)
リディア・デイヴィス『ほとんど記憶のない女』
多和田葉子『雪の練習生』
糸井重里『ボールのようなことば。』
ボブ・ディラン『タランチュラ』(片岡義男訳)
中田薫、山崎三郎、中筋純『廃墟本 remix』
水木しげる『完全版水木しげる伝』(上中下)
大槻ケンヂ『40代、職業・ロックミュージシャン』
村山匡一郎、北小路隆志、三浦哲哉、石原陽一郎
『ひきずる映画 ポスト・カタストロフ時代の想像力』
野口孝行『脱北、逃避行』
井上ひさし『完本ベストセラーの戦後史』
大野晋『日本人の神』
植田正治『植田正治 小さな伝記』
K.M.ワイランド、シカ・マッケンジー『アウトラインから書く小説入門』
渋谷直角『直角主義』
Chim↑Pom『エリイはいつも気持ち悪い エリイ写真集』
清水アリカ『清水アリカ全集』
マキヒロチ『いつかティファニーで朝食を』
イベントが近づいてきて店内混みだす。
「B&B」を出て、次は近くの「フィクショネス」へ。
http://www.ficciones.jp/
ここ、7/22(火)にて閉店とのこと。
作家の藤谷治という方が店主で、恥ずかしながら知らなかった。
店に入るとすぐ出てきた。アクの強そうな方。小説家ってそういうものか。
40歳で作家になって、50歳になった今一区切りで小説に専念するのだという。
今、最後の売り尽くしなのだろう。
元々のスペースを本棚で狭く区切って、
そこに売れ残って色褪せた文庫や写真集などが並んでいた。
せっかくなのでここではたくさん買った。
いつか読もうと思って買わずじまいだったものを。
本田靖春『誘拐』
高橋源一郎『ジョン・レノン対火星人』
奥泉光『グランド・ミステリー』(上下)
カミュ『最初の人間』
ジェイムズ・エルロイ『ビッグ・ノーウェア』(上下)
リチャード・ブローティガン『アメリカの鱒釣り』
ノーマン・メイラー『マリリン その実像と死』
ヴェネディクト・エロフェーエフ『ヴァルプルギスの夜、あるいは石像の跫音』
(修論がこの人だったのですが、邦訳が出てたんですね)
小説なんて椅子に座っていればすぐ書けるという。
最初の一行さえ出てくれば、簡単だと。
それが思いつかなければ「馬」と書く。なにか始まるだろう。
書き終えたら冒頭に戻ってその「馬」を消せばいい。
あるいは「彼は殴られた」とか。なぜ殴られた? とそこから転がっていく。
引率する師範代が今、皆で3,000字で主人公が成長する話をテーマに書いていると話すと、
そんなの無理だと驚く。300枚は普通必要だろう。
私だってそのテーマで書いた時はそれぐらい必要になった。
以前、B&Bのイベントで、即興でお題が出て40分で書くというのがあった。
その時のテーマは饅頭と鼻水だったという。
そのようなものでないと、短い分量で書けない。
うーん、そういうものだろうか。
ひとついいことを言っていた。
「世の中には楽な仕事というものはない。だけど好きな仕事というものはある」
それと、今日が6/28だと確認すると、今から100年前にサラエボの事件があったのだと。
そこから第一次世界大戦が始まった。今日から21世紀だ。
そんなことをさらっと言う。それがかっこよかった。
同人誌の委託販売も行っていて、
驚いたことに僕が関わっていた『一片雲』も並んでいた。
2冊売れ残っていた。10冊置いてもらったはずで、8冊が売れたことになるのか。
懐かしい再会。表紙に僕の名前があった。
もう10年以上前のことだ。
ライブハウスの下がカフェとなっていて、
その3,000字で主人公が成長する話の書き方のコツについてビールを飲みながら質疑応答する。
聞かれたらなんでも答えられたし、なんでもアドバイスできたけど、
先ほどの店主のような言葉の重みはないのであった。
下北沢で別れて、僕はひとり帰ってくる。
[4946] 健康診断 '2014 2014-06-27 (Fri)午後、年に一度の健康診断。
今回から朝イチではなく午後イチになって、
いつもの八重洲にある検診センターへ。
早く着きすぎて一番乗りになる。
ヤエチカをブラブラして暇をつぶした後に戻って検診へ。
恐る恐る体重を測ったらなんと昨年より1kg痩せていた。
年末年始のピーク時からは3kgも。
ふー。さらに太ってるんじゃないかと怖くてこの半年、体重計に乗れなかった。
最近もはや自分が痩せていってる自覚がなかなかもてないんですね。
腹と脇腹の肉がたるんでて。これが40代ってやつか。
やっぱ春先から夜は極力冷奴にしたのが効いてるのかな。
世の中では炭水化物を取らないダイエットの是非が語られてますが、
昼は食べるが夜は食べないぐらいのがちょうどいいのかもしれない。
…なんて自己流で考えだすのが危険か。
なんにせよ冷奴は当面続けよう。
視力は1.5のまま変わらず。
昨年眼科に通ったから目の疲れもない。
血圧もちょうどいいと言われた。
あとは血液検査の数値か。
コレステロールはどれだけ増減したのか。
この辺り基準が緩くなったとニュースで見たけどどうなったのか。
健康診断が終わって14時半。
日本橋を渡る頃から大雨。
コンビニでビニール傘を買う。
この時間で雨なら空いてるかと天丼の「金子半之助」に行ってみるが、
軒下にギュッと押し込むように行列ができていた。かなわず。
天ぷらの方が最近できたんだよなと神田方面に歩いて行くが見当たらず。
目的もなしに歩いているとすぐ見つかるのに。不思議なもんです。
行列がなかったのかなあ。だったらなおさら食べてみたかった。
カレースタンド「フジヤ」に入ってみる。
ランチは終わっていて、客はなし。仕込みの途中だった。
ビーフカレーを食べる。インドカレーとはなってるけど
欧風カレーでも和風カレーでもないからインドと名乗っているかのような。
長年作り続けるうちに独特な存在感となったか。
雨の中を歩いて神保町に帰ってくる。
そしてまた仕事。なんかもう一週間が終わっている。
午後休でもよかったか。
検診センターの待合室ではNHKかなんかの番組に原田美枝子が出ていた。
黒澤明監督からは『乱』に出演した頃、「絶対整形するなよ」と助言を受けたという。
若い頃から仲の良かった松田優作は社交辞令一切なしで本当のことしか言わず怖かったと。
それが石橋凌との結婚式では司会を自ら引き受けてくれた。
ゴチャゴチャ言う奴は俺のところに文句に来いと。
記者会見にも同席して睨みを効かせた。
その原田美枝子に娘が生まれたとき、松田優作は「殺すなよ」と言ったという。